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2017年8月更新

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留学シミュレーション

ドイツ留学シミュレーション

ドイツの写真

留学準備から出発までの流れを、一問一答形式でたどってみましょう。
Q1 ドイツの大学に留学したいのですが、何から始めたらいいでしょう?
1.まず基本情報を調べる
ドイツの教育制度や留学方法など、基本的な情報を調べることから始めましょう。この項目では、その調べ方について簡単に紹介します。
当サイト内の「ドイツ留学情報:留学の手引き」に基本的な情報をコンパクトにまとめてあるので、読んでみてください。
また、準備の段取りは、留学ガイドブック『私がつくる海外留学』第3章「留学実現までのステップ」を参照してください。
奨学金の申請を考えている場合、留学準備の早い段階で自分が該当する奨学金を探し始める必要があります。一般的に、募集は年に1回だけ実施される場合が多いため、申し込み時期を逃すと次回の募集まで、もう1年待たなくてはなりません。当サイト内の「海外留学のための奨学金」を参考にして、計画的に準備を進めていきましょう。奨学金の条件検索が可能な「奨学金検索サイト」も活用してください。
2.次に学校を探す
ドイツ学術交流会(DAAD)のページで、希望する学位(学士号、ディプロム号、修士号など)、専攻分野、大学の所在地などを入力すると、条件にあった学校を検索することができます。
候補が絞り込めたら、各大学の入学条件など、時間をかけて調べていきましょう。大学のウェブサイトの見方は、ドイツ大学ウェブサイト見本を参考にしてください。
英語で授業を行うインターナショナル・プログラム(International Programme)というコースもあります。ドイツ学術交流会(DAAD)の学校検索ページで、教授言語(Course Language)を“English”に選択することで検索できます。 
Q2 語学コースに行きたいときは、どうやって調べればいいですか?
まず、どのような時期に、どのような機関に行きたいのかをじっくり考えましょう。
  • 夏休みを利用して大学のサマーコースに参加したい
    ドイツ学術交流会(DAAD)のドイツ語・短期コースのページでサマーコースを検索してみましょう。問い合わせ先、期間、授業料、住居手配の有無などの情報が掲載されています。ドイツ語のほか、政治や経済、工学など専門分野のコースもあります。
    サマーコースの宿舎は、基本的に大学が寮を手配してくれます。留学を決めたら早めに申し込みましょう。
  • ドイツ文化センター(Goethe-Insitut)語学学校で開設されているコースに参加したい
    ドイツの公的な文化機関であるドイツ文化センター(Goethe-Insitut)では、語学留学の問い合わせ・申し込みをすることができます。ボン、ベルリン、ミュンヘン、ドレスデンなどドイツ国内の12都市にあり、年間を通して開講される集中コース(2、4、8週間)、検定試験の準備コースやサマーコースなどがあります。
  • 上記以外の語学学校で開設されているコースに参加したい
    FaDaFという教育団体のウェブサイトから調べることができます。語学研修機関がFaDaFに加盟するためには、授業内容や教師について一定の水準が求められますので、加盟しているということは、安心して通える語学学校だといえます。さらに詳しい情報は、当サイト内の「ドイツ語研修の手引き」を参照してください。
Q3 出願や入学はいつ頃ですか?
ドイツの大学は、夏学期と冬学期の2学期(Semester/ゼメスター)に分かれています。
10月から始まる冬学期に入学することが多く、その場合の出願締切りは通常6月末~7月半ばです。また、4月から始まる夏学期の入学なら、締切りは11月末~1月半ばが一般的です。
ただし、大学やプログラムによっては通常と締切りが異なることもあるので、必ず大学に問い合わせて確認しましょう。
Q4 出願のときに必要な書類は何ですか?
必要書類は大学、分野によって異なります。まず、志望大学の募集要項を確認しましょう。
一般的には、入学願書、高校または大学の卒業証明書・成績証明書、語学能力試験の証明書などです。
  • 入学願書:多くの場合、学校のウェブサイトからダウンロードできます。
  • 高校・大学の成績証明書や卒業証明書:
    出身校・在籍校に、英語で発行してもらいましょう。英語で受理されることが多いですが、ドイツ語で求められることもあります。その場合は、大使館が認定している翻訳事務所で訳してもらい、大使館で認証を受けます。
  • その他:
    履歴書(CV)、志望動機書、語学能力証明書、推薦状、研究計画書などを求められることがあります。
  • 芸術専攻の場合:
    芸術の分野では、入学希望者の芸術的才能を審査するために、適正テスト(Eignungsprufung)が行われることがあります。
    美術分野では、事前にポートフォリオ(ドイツ語でMappe:マッペ)を提出するのが一般的です。

    音楽分野では、実技試験での演奏プログラム・曲目を出願時に提出することが多くあります。
出願書類は希望の大学に直接送るか、uni-assist(ウニ・アシスト:ドイツ全国の大学の出願書類を審査する機関)を経由して送ります。どちらに送るのかは各大学のサイトに書かれています。
送付には国際郵便または国際宅配便などを使うのが一般的です。書類は必ずコピーや送付記録を取っておきましょう。
Q5 語学能力証明書には、どういうものがありますか?
日本国内で受験できる主なドイツ語の語学能力試験は以下の通りです。
  • TestDaF(Test Deutsch als Fremdsprache)
  • Goethe-Zertifikat
  • OeSD(Oesterreichisches Sprachdiplom Deutsch)
詳しくは「主な語学・学力テスト情報」をご確認ください。

主な語学・学力テスト情報>ドイツ語 ※リンク先を新しいウインドウで表示

その他、ドイツの大学に願書を提出し、大学から指示された場合には、DSH(Deutsche Sprachpruefung fuer den Hochschulzugang)を受験します。これは、大学入学志願者用のドイツ語試験で、各大学で独自に実施されています。不合格、合格(DSH 1、DSH 2、DSH 3)という4段階の評価があり、多くの場合DSH 2以上で大学入学が認められます。
 
なお、英語能力の証明書が必要な場合は、TOEFLやIELTSなどのスコアを提出するのが一般的で、学科で必要な試験や点数がそれぞれ指定されています。
詳しくは「主な語学・学力テスト情報」をご確認ください。

主な語学・学力テスト情報>英語 ※リンク先を新しいウインドウで表示

Q6 授業料や生活費はどのくらいですか?
ドイツの公立大学の授業料は各州政府が定めています。
多くが無料ですが例外もあります。例えば、バーテン=ヴェルク州では、2017年度冬学期より非EU圏からの留学生に1,500ユーロ/ゼメスターの授業料を課すことになりました。
学士課程の専攻と異なる修士課程に進む場合は、10,000ユーロ/ゼメスターの授業料を課されることがあります。聴講生も有料となります。
また、私立大学や特別なプログラムでは授業料はさらに高いことが多いです。大学のウェブサイトで確認しましょう。
なお、授業料が無料であっても、登録料、学生互助会費などを含む共済費(約300ユーロ/ゼメスター)を請求されることが一般的です。
 
生活費は、約650~840ユーロ/月が目安です。
もちろん、住む町、居住環境、生活の仕方(自炊か外食か)によっても変わります。
Q7 留学の場合、滞在先にはどのようなものがありますか?
サマーコースに参加する場合は大学側が寮を手配してくれることが多いですが、その他の留学の場合、大学側が住居を提供するのではなく、学生自身が部屋を探す必要があります。大学寮以外の滞在先を検討することもあるでしょう。
ここでは3つのタイプの住居を紹介します。以下を参考にして、自分にあった部屋を探してみましょう。
一般的な家賃は、フラットシェアで約280ユーロ/月、学生寮で約300ユーロ/月、民間アパートでは約360ユーロ/月です。
  • WG(Wohngemeinshaft:フラットシェア、共同住居)
    民間のアパートを複数の学生たちでシェアし、それぞれ個室を持ちながら、キッチンやバスルームをシェアする形式の住居です。家賃は条件により異なりますが、約280ユーロ/月が目安。WGは学生に大変人気があり、部屋を見つけるのに時間がかかることがあるので注意が必要です。各大学の留学生課、大学の掲示板、インターネットで情報を確認できます。
  • Wohnheim(学生寮)
    学生寮は各地域にある学生互助会(Studentenwerk)によって運営されていて、申し込みにあたっては、サービスパックを購入して部屋を確保します。大学によっては、健康保険や共済費、公共交通機関の回数券などがついているサービスパックを用意しています。部屋は家具付きで、家賃にはテレビ受信料やインターネット使用料も含まれていることが多いです。費用は約300ユーロ/月が目安ですが、サービスパックは1ゼメスター(6か月)分で購入することがほとんどです。1ゼメスター分の費用は、約1,300~2,400ユーロと、町や寮によって幅があります。
    学生寮に関する情報は、学生互助会(Studentenwerk)から調べることができます。
  • 民間のアパート
    広いスペースで静かにくつろぎたい場合は、一人でアパートを借りるという方法もありますが、上記のWGや学生寮に比べて家賃は高く、入居時に日本でいう敷金のような保証金を支払う必要があります。
    DAAD東京が、民間のアパートの情報を検索できるウェブサイトをまとめていますので、参考にしてください。

     
​どのタイプを選ぶにしても、できるだけ早く探し始めることが大切です!!冬学期から学生生活を始めるならば、夏から探すことがお勧めです。
Q8 入学が決まったら、何をすればいいですか?
パスポートの申請、航空券の手配、保険への加入、クレジットカードの用意、外貨への換金などは欠かせません。ここでは他に必要な手続きを紹介します。
  • 90日以内の滞在の場合:
    滞在先の外国人局で「滞在許可」を申請します。ビザ申請は必要ありません。
  • 90日を超えて滞在する場合:
    日本国籍であればビザの申請は不要です。まず、ドイツに入国後、1~2週間以内に居住地を管轄する住民登録局に住民届けを提出し、次に、90日の有効期限に間に合うように、外国人局で長期滞在許可を申請します。
申請に必要な書類は、学校の入学許可書、財政能力証明書(奨学金の証明書や銀行の預金残高証明書)など、10点以上あります。
預金残高の目安は約8,700ユーロですが、事前に必ず駐日ドイツ大使館に問い合わせてください。
なお、申請手続きの書類や方法は州によって異なる場合があり、また変更される可能性があるので、駐日ドイツ大使館のウェブサイトで確認をしてから申請を行ってください。

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Viel Erfolg!成功を祈ります。

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