海外留学情報

目的から調べる

2018年2月更新

ここから本文内の内容です

フィンランド 大学・大学院留学ガイド

  • 各情報・データは更新時(2018年2月)における一般的な状況です。教育機関、地域、あるいは時期により異なる場合がありますので、最新・個別の情報については必ず各機関にご確認ください。
  • このガイドの中ではいくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまでも一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
  • 特殊文字や記号は省略しています。
留学概要
 
学校の種類 (1)大学(総合大学、単科大学) 14校
(2)専門(応用科学)大学(ポリテクニック) 24校
在学期間 (1)学士3年(医学部6年、歯学部5.5年)、修士2年、上級修士2年、博士4年
(2)専門大学学士3.5~4.5年、専門大学修士1~1.5年
学年度 (1)(2)2学期制 秋学期:8・9~12月、春学期:1~5月
出願資格 (1)(2)学士課程: 高校卒業程度かつ大学入学資格を取得した者
(1)(2)修士課程:同分野の学士課程(相当)修了 ※専門大学(応用科学)大学(ポリテクニック)は、さらに最低3年の職業経験が必要
(1)博士課程:修士課程修了
必要な語学力 教授言語(フィンランド語またはスウェーデン語、もしくは英語)の十分な言語力
書類選考と現地での入学試験(主に学士課程)が一般的
出願日程
学士課程:1月(秋入学)、9月(春入学)
修士課程:大学 11月下旬・12月初旬~1月中下旬、専門(応用科学)大学(ポリテクニック) 3月 ※大学により異なる場合があるので要確認
日本国籍保持者はビザ不要
3か月以上滞在する場合は滞在許可が必要
授業料 EU圏外からの留学生:
教授言語がフィンランド語の学士課程、修士課程:無料
教授言語が英語の学士課程と修士課程:約4,000~20,000ユーロ/年
博士課程:教授言語に関係なく無料
生活費 約700~900ユーロ/月
学生用シェアハウスのシングルルーム約160~380ユーロ/月
アパート 約450~700ユーロ/月(ヘルシンキの場合)
※費用のレート計算は、外国為替情報ページで確認してください。
フィンランドでは、16歳で義務教育を終えた後、高等学校あるいは職業学校での3年間の就学を経て、大学や 専門(応用科学)大学(ポリテクニック)などの高等教育機関へ進学します。
各大学は独自の方法で学生を選考しており、一般的に出願者のこれまでの成績と入学試験の結果で決定します。
2学期制で、秋学期は8・9~12月、春学期1~5月です。
フィンランド語とスウェーデン語が公用語であるため、この2か国語での試験やレポート、論文の提出が認められています。2か国語で講義を進めていく学校と、主にスウェーデン語で授業を実施する学校があります。また、英語のみで学位を取得できるプログラムもあります。
フィンランドは、英語で学位を取得できるプログラムの提供に力を入れており、400以上のプログラムが英語で受講できます。特に、専門(応用科学)大学(ポリテクニック)では英語のみで学位を取得できる学科が多数あります。数は少ないですが、大学でも英語のみで講義を行うプログラムがあります。
修士課程においても、多くのプログラムが英語で行われています。博士号取得については、英語での論文提出が可能という大学もあります。
英語で学位を取得できるプログラムはStudyinfo.fiより検索できます。また、専門(応用科学)大学(ポリテクニック)は、FINNIPより詳しい情報を得ることができます。

種類

●総合大学、単科大学
Yliopisto(フィンランド語) / Universitet (スウェーデン語)/University(英語)
 
●専門(応用科学)大学(ポリテクニック)
Ammattikorkeakoulu, AMK(フィンランド語) / Yrkeshogskola, YH(スウェーデン語)/University of Applied Sciences, UAS(英語)
大学(総合大学、単科大学)が14校、実践的な職業教育に重点を置く専門(応用科学)大学(ポリテクニック)が24校、そして専門(応用科学)大学(ポリテクニック)と同レベルの教育を行う警察学校があります。
大学がアカデミックな教育に力を入れているのに対し、専門(応用科学)大学(ポリテクニック)は専門的な職業教育に重点を置き、教育省から認可を受けた学位プログラムを提供しています。
大学は、Study in Finlandより探すことができます。

Study in Finland > Where to study〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

学位
大学/専門(応用科学)大学(ポリテクニック)で取得できる学位
●学士号: Kandidaatti(フィンランド語)/Kandidat(スウェーデン語)
●修士号: Maisteri(フィンランド語)/Magister(スウェーデン語)
※専門(応用科学)大学(ポリテクニック)で取得できるのは、専門大学学士号と専門大学修士
大学のみで取得できる学位
●上級修士号:lisensiaatti(フィンランド語)/licentiat(スウェーデン語)
●博士号: Tohtori(フィンランド語)/Doktor(スウェーデン語
大学
学士:3年 (必須単位180ECTS)
修士:2年 (必須単位120ECTS)
上級修士:2年(必要単位 60ECTS)
博士:4年以上(必須単位160ECTS)
専門(応用科学)大学(ポリテクニック)
専門大学学士:3.5~4.5年で取得(必須単位:210~270ECTS)※専攻により異なる
専門大学修士:1~1.5年(必須単位:60~90ECTS)
留学の種類
交換留学
フィンランドへの留学は、協定関係にある外国の大学からの交換留学プログラムの学生として数か月~1年間の受け入れが一般的です。この場合は学位の取得はできませんが、学位取得課程の講義を履修することが可能な場合があります。
フリームーバー
日本の在籍校が交換留学協定を結んでいない大学へ、個人で申し込み手続きを行い留学する方法があります。この形態での留学生はフリームーバーと呼ばれ、通常、大学で約1年間学ぶことができます。
正規留学
学士課程
外国人留学生の入学資格・条件に関しては各大学が独自の選考基準を持っているので、できるだけ早くから志望校の情報を集めるようにしましょう。一般的には、高校の卒業証明書が必要です。
通常、書類選考の後、現地で入学試験が行われ、最終的な合否が決定されます。
修士課程
修士課程で専攻を希望する分野と同じ、または関連する分野の学士号を取得していることが条件です。専門(応用科学)大学(ポリテクニック)の場合は、職業技術に関する高い専門性を持った講義や実習があるため、学士号取得に加え、関連分野で3年以上の職務経験が必要です。
上級修士課程
博士課程の前の学位で、2年間で学位が取得できます。
博士課程
大学でのみ提供されています。専門(応用科学)大学(ポリテクニック)では取得できません。
原則として、希望する研究分野と同じ、または類似分野の修士課程修了、もしくは同等の資格を取得していることが条件です。今までの専攻と志望研究分野が異なったとしても、それに関する知識があると認められれば入学が許可される場合もあるので研究室に直接問い合わせてみると良いでしょう。
その他
サマースクール
大学が夏にサマースクールとして、公開講座を提供しています。学位の取得はできませんが、参加資格が修士号取得者以上のコースなどもあり、専門性のある講座を受講することも可能です。ここで取得した単位が大学の単位と同等に扱われるプログラムもあります。サマースクールは、Study in Finlandのサイト内より検索できます。

Study in Finland > Other possibilities > Summer Schools〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

教授言語の十分な言語能力(フィンランド語もしくはスウェーデン語、あるいは英語)が要求されます。入学前の準備コースはないため、入学までにある程度の語学力を身に着けておく必要があります。

英語でのプログラムを希望する場合は、大学や学部によって、IELTS6.0以上、TOEFLiBT80以上など独自の基準を設けているので、志望校のウェブサイトで確認しましょう。ただし、専門(応用科学)大学(ポリテクニック)の学士課程の場合、入学試験があるため、必ずしもIELTSとTOEFLのスコアが必要でない場合もあります。
できるかぎり早い時期から、志望大学のウェブサイトを確認し、情報を集めるようにしましょう。不明な点や不安なことがある場合は、志望大学へメールなどで問い合わせるようにしましょう。
協定関係にある大学へ交換留学生として留学する場合には、在籍校の担当部署に確認してください。

学士・修士課程の出願締め切りは、教授言語やコースによって異なるので、必ず志望先の出願方法およびスケジュールを確認しましょう。一般的な提出期限は、英語プログラムが1月、フィンランド語もしくはスウェーデン語プログラムが3月です。また、交換留学の場合は、出願日程が異なるので注意しましょう。なお、博士課程への出願は締め切り日を特に設けていない場合があるので、志望する研究室に直接問い合わせてください。必要書類の作成言語は、学校の指示に従って準備しましょう。
日本国籍保持者は、ビザ不要ですが(※パスポートの有効残存期限が3か月以上あることなどの条件あり)、3か月以上フィンランドに滞在する場合、滞在許可(Residence Permit)を取得しなければなりません。
滞在許可の申請は、指紋による生体認証付在留許可カード(バイオメトリクス在留許可)作成に指紋採取を行うため、申請者本人が駐日フィンランド大使館領事部へ出向く必要がありますが、事前にフィンランド移民局(MAAHANMUTTOVIRASTO, Finnish Immigration Service)のサイトより、オンライン申請を行うことができます。

詳細については各ウェブサイトにて最新の情報を入手してください。

ロイター外国為替レート>ユーロ ※リンク先を新しいウインドウで表示

フィンランド語もしくはスウェーデン語で履修する学士課程と修士課程は授業料が無料です。博士課程においては、教授言語に関係なく無料です。
教授言語が英語の学士課程と修士課程は、4,000~20,000ユーロ/年の学費がかかります。
このほか、大学の学生は学生自治会(Student Union)に加盟する必要があり、年会費は80~100ユーロです。専門(応用科学)大学にも、学生自治会がありますが、強制加入ではありません。
EU圏外からの留学生の授業料及び奨学金については、下記リンクをご参照ください。
約700~900ユーロ/月です。ヘルシンキなどの大都市は郊外に比べて生活費が高めになります。

Study in Finland > Practical Matters > Cost of living〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

志望大学に確認するのが一番ですが、正規留学生や交換留学生は、学生住宅財団(Student housing foundations)にあっせんしてもらうこともできます。 SOA-The Finnish Associations of Student Housing Organisations-(Finnish Student Housing)のサイト内に、学生住宅財団のリストがあります 。また、学生自治会(Student Union)などを通して探すことができる場合もあるので、問い合わせてみるのも良いでしょう。
住居費は、場所や広さなどによって異なりますが、学生用シェアハウスのシングルルームの相場は、約160~380ユーロ/月です。
また、学生用住居に比べ若干割高にはなりますが、一般のアパートなどを自分で探す方法もあるので、興味があれば、以下のInfopankkiやHousinganywhere.comなどを参考にしてください。アパートの相場は、ヘルシンキの場合で約450~700ユーロです。

奨学金

関連ウェブサイト

(2018年2月改訂:禁無断転載)

このページの先頭へ戻る