海外留学情報

目的から調べる

2019年3月作成

ここから本文内の内容です

ドイツ 大学・大学院留学ガイド

•    各情報・データは更新時(2019年3月)における一般的な状況です。教育機関、地域、あるいは時期により異なる場合がありますので、最新・個別の情報については必ず各機関にご確認ください。
•    この手引きの中ではいくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまでも一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
•    ウムラウト記号は、該当の母音後にeを入れることで代替しています。
留学概要
学校の種類 総合大学106校
教育大学6校
神学大学17校
芸術大学・音楽大学53校
専門大学 241校
在学期間 学士課程:3~4年
修士課程:1~2年
博士課程:2~5年
※その他ディプローム、マギスター、国家資格などの学位あり
学年度 2学期制
夏学期:4~9月
冬学期:10~3月
応募資格 学士課程:ドイツの大学入学資格(HZB)が認められること
修士課程:学士号の取得
博士課程:修士号か相当する学位の取得
必要な語学力 十分なドイツ語運用能力
出願・選考方法 書類選考 ※専攻により入学試験あり
出願期限 冬学期:7月15日 夏学期:1月15日
入国・滞在手続き 日本のパスポートがあれば入国にビザは不要。ただし、90日以上滞在する場合は、入国後に現地で滞在許可を申請する。
授業料 学士課程:州により異なるが、国立大学は原則無料
修士課程及び博士課程:州や大学により異なる
生活費 約800ユーロ/月
滞在先の種類 学生寮、フラットシェア(WG)、アパートなど

費用のレート計算は、外国為替情報ページで確認してください。 ロイター外国為替レート>ユーロ ※リンク先を新しいウインドウで表示

  • 総合大学 universities(英) Universitaeten(独) 106校
  • 教育大学 universities of education(英) Paedagogische Hochshulen(独) 6校
  • 神学大学 theological colleges(英) Theologische Hochschulen(独) 17校
  • 芸術大学・音楽大学 art and music colleges(英) Kunst- und Musikhochshulen(独) 53校
  • 専門大学(応用科学大学) universities of applied sciences: UAS(英) Fachhochschulen(独) 241校
ドイツには、学術研究が中心の総合大学の他に、神学、教育、芸術などの専門に特化した大学や、実践に近い技術や経験が学べる専門大学など、400校以上の高等教育機関があります。大学の約60%は国立、約30%が私立、約10%が教会立です。
ドイツは、アメリカ・イギリスに次いで3番目に人気の留学先で、2013/2014年度の全新入生の6分の1が海外からの留学生でした。
1999年のボローニャ宣言とそれに基づくボローニャプロセスにより、大学改革が進められました。現在は、学士課程(3~4年)、修士課程(1~2年)、博士課程(2~5)が一般的な学位です。この他に、ドイツ独自のディプローム(Diplom)、マギスター(Magister)が残っている場合や、医師、薬剤師、弁護⼠、教師などの国家資格(Staatsexamen)への合格をもって修了する学科もあります。
 
2学期制
夏学期:4~9月
冬学期:10~3月
 <学士課程> 
ドイツの学士課程入学には、「大学入学資格」(HZB:Hochschulzugangsberechtigung)という、学歴上の条件があります。ただし、芸術系の大学では、卓越した芸術性を示せば大学入学資格が無くても入学できる場合もあるので、希望する大学に問い合わせてください。

1.    日本の高校を卒業した場合
日本の高校を卒業し、センター試験を受験して62%以上の成績をおさめた学科および関連学科に出願できます※。ただし、高校のすべての学年で数学、理科(1科目)、外国語(1科目)、国語を履修している必要があります。

2.    日本の短大を卒業した場合
短⼤での専攻と同じ学科に出願できます
※出願資格を認められている専攻とは異なる専攻への入学を希望する場合や、大学側から出願要件を満たさないと判断された場合には、⼤学⼊学準備課程(Studienkolleg)でその分野の授業を受けて、⼤学⼊学資格試験 (Feststellungspruefung)に合格する必要があります。

3.    日本の大学の学部課程で1年間以上を修了した場合
大学での専攻と同じか関連した学科に出願できます。ただし、1年で35単位以上取得していることなどの条件があります。
※出願資格を認められている専攻とは異なる専攻への入学を希望する場合や、大学側から出願要件を満たさないと判断された場合には、⼤学⼊学準備課程(Studienkolleg)でその分野の授業を受けて、⼤学⼊学資格試験 (Feststellungspruefung)に合格する必要があります。

4.    大学の学部課程を卒業して学士号取得している場合
全ての学科に出願できます。
 <修士課程> 
同じ専攻分野または関連の専攻分野において優秀な成績で学士号を取得していることが必要です。
 <博士課程> 
優秀な成績でドイツの修士号に準ずる学位取得していることなどが条件となります。
【ドイツ語】
ドイツの大学では基本的にドイツ語で授業が行われるため、授業を理解して課題に取り組めるだけの十分なドイツ語力が必要です。

日本でも受験可能なドイツ語検定試験TestDaFの全ての分野でのTDN4の合格証かゲーテ・インスティトゥートのドイツ語試験の証明書Goethe Zertifikat C2(※CEFR)などを提出できれば、ドイツ語試験が免除になります。芸術系の大学では語学要件が低く設定されているなど、大学と専攻によって必要となるレベル、認められる検定の種類が異なります。
ドイツ語力が大学の求めるレベルに達していなくても出願することはできますが、その場合、入学許可がおりた後に各大学の実施するドイツ語試験であるDSH(Deutsche Sprachpruefung fuer den Hochschulzugang)を現地で受験し、規定のレベルの評価を得る必要があります。専攻にもよりますが、一般的にDSH-2が合格ラインです。

多くの大学で、入学許可証を持つ外国人留学生のためのDSH準備コースを開講しています。DSH準備コースの受講条件や開講クラス、受講料などは大学によって異なります。例えばケルン大学のDSH準備コースは、B2.2/C1レベル※の2クラスのみが開講されていて、受講料は500ユーロ/学期ですが、ライプチヒ大学のDSH準備コースはB1レベル以上(もしくは500時間のドイツ語授業の受講)で受講可能ですが、受講料は2300ユーロです。詳細はそれぞれの希望の大学に問い合わせてください。
 
また、多くの大学は協定留学などのプログラム留学生向けに独自のドイツ語のコースを設けています。プログラム留学生のドイツ語コースの開講クラス、受講料などはDSH準備コースとは異なります。例えばベルリン自由大学ではA2レベル(※CEFR)から開講され、受講料が無料です。
 
【英語】
英語で学ぶ課程では、英語能力の証明書が要求されます。

DAAD>International Programmes in Germany 〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 課程・専攻・教授言語を指定して、プログラムを検索できます。

 出願方法 
外国人留学生がドイツの大学に出願する場合、学部・学科によって提出先が異なります。希望の大学に直接出願するのか、事前審査機関や中央学籍分配機関に願書を提出するのかは入学を希望する大学に確認してください。

留学を希望する大学が申請書類の事前審査を委託している場合、uni-assistにオンラインで書類を提出すると、不備の有無を確認した上で志望大学に転送されます。

願書の提出締め切りは、冬学期入学希望で7月15日、夏学期入学希望で1月15日です。

uni-assist 〔英語、ドイツ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

<国立大学の学士課程へ出願する際に一般的に必要とされる書類>
•    大学入学資格(HZB)を証明する書類
•    科目や成績の概要
•    これまでに受けた高等教育の証明書
•    証明写真
•    パスポートのコピー
•    言語能力の証明書
注意:ドイツ語または英語以外で書かれた書類には、公的認証(アポスティーユ※)が必要です。
 選考方法 
合否は、一般に書類選考によって判断されますが、医学部などの志望者数の多い学科では入学制限が行われます。また、芸術やスポーツなどの一部の専攻では、実技試験が行われます。
留学の準備は、約1年半前から始めることをお勧めします。特に、出願に際して試験が課せられる専攻への出願には課題対策の時間が必要になります。例えば、美術専攻の場合はオリジナル作品の制作、音楽専攻の場合は実技課題の準備に十分な時間をとるようにしましょう。

入国・滞在手続き

日本のパスポートを持っていれば、入国後90日以内の滞在にビザは不要です。ただし、ドイツを含むシェンゲン協定国を出国する日より3ヶ月以上パスポートの残存期間が必要です。

ドイツに90日以上滞在する場合は、ドイツに入国後、90日の有効期限内に、滞在許可の取得手続きを完了する必要があります。その場合、まずは入国後1-2週間以内に住民登録を行ってください。

留学生が滞在許可を申請するには、入学許可証などとともに、留学費用を負担できることを証明する財政証明が必要となります。必要な金額は、現在のところ約年間8000ユーロです。

ロイター外国為替レート>ユーロ ※リンク先を新しいウインドウで表示

 授業料 
ドイツでは、国立大学の授業料は州の政府によって定められていますが、国立大学の学士課程やディプローム課程には一般的に授業料はかかりません。ただし、およそ300ユーロ/学期の共済費がかかります。一部の大学は、非EU圏出身の留学生に対し1学期あたり1500ユーロの授業料を要求しています。また、私立大学も高額の授業料が必要になることがあります。修士課程や博士課程などに進学する場合は、授業料がかかる場合があります。その他、例えば二つ目の専攻を学ぶ学生や、聴講生からも授業料が徴収されます。
 生活費 
約800ユーロ/月
内訳:
家賃160-350ユーロ/月
健康保険65ユーロ/月
携帯電話など10-30ユーロ/月
学生食堂の食事1回 1.50-3ユーロ
コーヒー1杯 1-3ユーロ
パン1つ 1-3ユーロ
映画のチケット 4-12ユーロ
※これに加えて、学期ごとの大学の共済費を支払います。額は大学によって異なります。
学生の主な滞在先は、学生寮、フラットシェア(WG:Wohngemeinschaft)、賃貸アパートなどです。
ドイツ人の学生に一般的なのは、学生同士のフラットシェア(WG)で、一人でアパートを借りるよりも家賃を低く抑えられます。自分の個室があり、キッチンやバスは共同で、家族のように賑やかに生活することができます。フラットメイトの募集は、インターネットや大学の張り紙などで探します。
家賃が最も安く、キャンパスまでの距離が近いため、留学生に人気があるのは、学生寮です。部屋数に限りがあるので、入寮を希望する場合は留学が決まったら早めに申し込みましょう。

DAAD student residence hall database〔英語、ドイツ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

(2019年2月作成:禁無断転載)

このページの先頭へ戻る