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2016 年4月更新

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中国語

中国語研修の手引き

はじめに
この手引きは、中国での中国語研修を希望する方々のために書かれたものです。各情報・データは作成時における一般的な状況です。実際の状況は、教育機関、地域、あるいは時期によって異なる場合があるため、最新の情報については、各機関及び各学校のウェブサイトを必ず確認してください。

なお、この手引きの中で、例としていくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまで一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
 
留学概要
 
学校の種類 大学付属語学コース
在学期間 大学の学期に準じる。
短期コースもあり。大学によっては、随時入学可能
コース 長期コース:大学の学期(二学期制)に準じる(多くが1学期以上)
短期コース:各大学が個別に設定(4週間~1学期)
コース時期 長期コース時期:秋学期 9月~翌年1月、春学期 2月~7月
短期コース時期:主に夏期(7月~9月)と春期(2月~3月)
出願期限 学校・コースにより異なる。
※一般的に、長期コースはコース開始の約3ヶ月前まで、短期コースは約8週間前までに出願。
中国語研修で成果をあげるには
中国語を現地で学ぶ目的は、中国語レベルを上げることだと思いますが、自分のレベルを確認したい、進学希望の大学が語学力を証明する書類の提出を求めている、留学後の就職に有利といった理由から多くの人が留学中に語学試験を受験しています。中国語語学試験ではHSK(漢語水平考試)がよく知られています。目標とする級やスコアに到達することを目的にすると語学研修の成果も出やすいでしょう。HSKについての詳細は、お役立ちリンクの中国語試験情報をご参照ください。
 

お役立ちリンク 中国語試験情報 ※リンク先を新しいウインドウで表示

語学コースの種類
留学先は、外国人留学生を受け入れることのできる高等教育機関となります。そのため、語学研修プログラムも大学の秋学期(9月~翌年1月)と春学期(3月~7月)にあわせた学期制が一般的です。短期コースは、大学ごとに異なった日程で行われています。
学校選択のポイント
実り多い語学留学にするには、自分の目的と条件にできるだけ見合った学校を選ぶことが重要です。
書籍やインターネットで日本語による学校情報を得ることもできますが、必ず学校のウェブサイトなどで詳細を確認し、比較・検討をしていきましょう。
選択にあたって留意すべき点を、以下項目別にいくつか挙げます。
 

地域

中国は、地域によって気候や文化が大きく異なります。冬季の気温は南北で差が激しく、例えば1月の平均気温は、南の広州市と北のハルピン市の間で35℃の開きがあります。
風習や文化も56の民族で構成されるため多種多様です。沿岸部と内陸部では経済格差も大きく、物価や生活スタイルも異なってくるでしょう。

クラス編成

一般的には、入学後のクラス分けテストにより、各自のレベルに合ったクラスに振り分けられます。レベル別クラスの数は、留学生数の多い学校ほど多く細かく分けられています。
コースの内容やクラスのレベルが自分の希望に合わないと感じた場合は、その旨を伝えてクラス変更をしてもらうと良いでしょう。

週間授業時間数

授業時間は学校やコースにより様々ですので、各自の希望に合った学校やコースを選ぶと良いでしょう。通常のコースで週20時間程度です。

コース内容

基本的には、文法、読み、書き、会話が中心です。大学によって異なりますが、文学、書道、経済、建築、法律、漢方医学、鍼灸、芸術、武術、HSK対策などの授業が選択できるようになっています。また、都市部では、現地の語学学校でも中国語や中国文化に関するクラスを開講しています。

授業料

期間、コース内容により異なりますが、一般的に内陸部の地方都市にある学校の方が沿岸部の大都市に比べて授業料は2~5割くらい安い傾向にあります。

宿泊先

宿泊先は大学の留学生寮になります。学外に居住する場合は、大学の許可を得た後、居住地区を管轄する公安機関で臨時居住登録手続きを行う必要があります。

応募資格

一般的には18歳~60歳の年齢制限がありますが、年齢の上限や下限は学校やコースによって異なります。コースによっては高校卒業相当の学歴も求められます。初心者コースであれば、中国語のレベルは問われません。
留学手続きの流れ
下記の「留学タイムスケジュール」を参考に、留学計画を立て、準備をしていきましょう。
色々な学校や地域をじっくり比較検討するためにも留学開始時期の半年くらい前から計画を立て、情報収集を始めていきましょう。
行きたい学校がいくつか絞られてきたら、ウェブサイトに載っていない詳細や最新情報について留学生担当窓口にE-mailなどで質問してみても良いでしょう。中国語に自信がなければ、学校との連絡は英語でも可能ですし、中には日本語の話せる担当者がいる場合もあります。
 
留学タイムスケジュール

留学タイムスケジュール

申し込み
入学したい学校の募集要項に沿って必要書類を準備します。入学申請書を記入後、送付し、申請費用を送金するほか、履歴書、健康診断書、高等学校卒業証明などが求められる場合があります。
上記の各種書類は、中国語または英文で記入するか、もしくは中国語か英語の公証された訳文を添付する必要があります。
入学申請はオンラインで申請するか、希望する大学のウェブサイトから申請書をダウンロードして申請します。
入国・滞在の手続き
X1【長期留学】ビザの申請に必要な証明書類と資料
  • 記入済の《中華人民共和国査証申請表》
  • 申請者の旅券原本とコピー(6ヶ月以上の有効期間、2ページ以上の空白ページが必要)
  • 6ヶ月以内に撮影された証明写真(4㎝×3cm、正面、無帽、無背景、カラー)
  • 日本に長期滞在をしている第三国人は、《在留カード》の原本とコピー
  • 日本に短期で滞在している第三国人は、日本上陸許可の記録のある旅券原本とコピー
  • 中国国内の招聘元発行の通知書原本とコピー
  • 《中国留学人員来華査証通知書(JW202或いはJW201)》の原本とコピー
    ※中国留学人員来華査証通知書《JW201》表は中国政府奨学金の留学生、《JW202》表は、個人や団体を通して留学する場合に発行されます。
    • 注意事項:
      • X1ビザ取得後、中国に入国してから30日以内に滞在地の県以上の地方人民政府公安機関出入境管理機構に居留許可の申請が必要となります。(X2ビザは居留許可申請不要)
      • ビザ申請時における《外国人体格検査記録PHYSICAL EXMINATION RECORD FOR FOREIGNER》の提出は原則不要ですが、中国現地での居留許可申請時には同記録の提出が義務付けられています。日中友好医院或いは国公立病院での受診結果が利用できます。
X2【短期留学】ビザの申請に必要な証明書類と資料
  • 記入済の《中華人民共和国査証申請表》
  • 申請者の旅券原本とコピー(6ヶ月以上の有効期間、2ページ以上の空白ページが必要)
  • 6ヶ月以内に撮影された証明写真(4㎝×3cm、正面、無帽、無背景、カラー)
  • 日本に長期滞在をしている第三国人は、《在留カード》の原本とコピー
  • 日本に短期で滞在している第三国人は、日本上陸許可の記録のある旅券原本とコピー
  • 中国国内の招聘元発行の通知書原本とコピー

用紙のダウンロード: 《査証申請表》や《外国人体格検査記録PHYSICAL EXMINATION RECORD FOR FOREIGNER》各種用紙 ※リンク先を新しいウインドウで表示

※ビザについては、申請先の在日中国大使館・領事館で確認してください。
※費用のレート計算は外国為替情報ページ(例:http://jp.reuters.com/investing/currencies)で参照できます。レートは常に変動していますのでご注意ください。

授業料は大都市と地方都市で差があります。目安として、大都市では長期コースが約10,000元~約13,000元/学期、短期コースは約4,000人民元/4週間、内陸部では長期コースが約5,000~約8,000元/学期、短期コースが約3,000元/4週間です。
学費以外に、申請費用が400~800人民元必要です。

生活費は、滞在地域、各自のライフスタイルなどによって異なります。食費に関しては、学内の食堂を利用する場合と、街に出て頻繁に外食する場合とでは大きな差が出てきます。
住居費については、一般的にどの大学にも留学生宿舎があり、二人部屋で一日12~50人民元程度ですが、都市部では一日100人民元以上の宿舎もあり、大学によって大きく異なります。
例1:北京外国語大学(北京市)
(1) 授業料:3,600人民元/4週、11,150人民元/学期 申請費用400人民元
(2) 住居費:留学生寮 40~300人民元/日

例2:上海外国語大学(上海市)
(1) 授業料:3,700人民元/1ヶ月、9,200人民元/学期、申請費用450人民元
(2) 住居費:留学生寮75~160人民元/日

例3:西安外国語大学(陝西省西安市)
(1) 授業料:2,400人民元/4週間、7,300人民元/学期、申請費用160人民元、登録費用250元
(2) 住居費:留学生寮 35~60人民元/日
現在日本の大学に在籍している方なら、日本の大学に在籍したまま留学することも可能です。大学により制度が少しずつ異なりますが、大きく分けて次のような方法があります。

在籍大学の交換/派遣留学制度を利用する

海外の協定校に1学期~1学年間程度在籍し、語学研修や正規授業を聴講することができます。留学中に取得した単位を帰国後認めてもらえることが多く、制度によっては留学を含めて4年で卒業することも可能です。

休学して留学する

学校を自分で選び、各個人で手続きを行って留学します。協定校以外に個人で留学した場合でも、大学への事前申請により単位が認定されることがあります。学校によっては留学を休学理由として認めないところもありますので、留学方法については在籍校の留学担当課と事前によく相談してください。
語学留学の奨学金は少ないですが、以下のウェブサイトをご参照ください。詳細は直接該当機関に問い合わせてください。
留学開始時期の1年以上前に締め切る奨学金もありますので、早めに情報を収集しましょう。

中国政府奨学金

中国政府奨学金留学生募集要項 ※リンク先を新しいウインドウで表示 中国の大学・大学院進学のための奨学金ですが、大学・大学院合格者は中国語研修期間から奨学金が支給されます。

孔子学院奨学金

孔子学院奨学金ウェブサイト ※リンク先を新しいウインドウで表示 中国語教育、中国語、中国文化などを専攻して学位取得を目指す人や中国語語学研修者を対象。

その他奨学金

公益社団法人日中友好協会 ※リンク先を新しいウインドウで表示 中国語の普通進修生、専門分野の普通進修生、高級進修生の公費留学生(中国政府奨学金生)を派遣。

関連ウェブサイト

中国:お役立ちリンク集 ※リンク先を新しいウインドウで表示

(2016年4月改訂:禁無断転載)

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