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2015年4月更新

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北欧の言語

北欧諸国:語学研修の手引き(地域共通情報)

はじめに
北欧諸国は地理的に隣接しており、互いの言語を理解し得る国が多いため、まとめて取り扱われることが多いようですが、各国の使用言語や文化、生活習慣は異なります。
ここでは北欧諸国へ留学を希望する方のために、語学留学の概要(プログラム、手続き方法、情報収集の方法など)をまとめてあります。(各情報は作成時(2015年2月)における一般的な状況です。)
実際の状況は、教育機関・地域によって、また、時期によって異なる場合もありますので、必要に応じて学校などにお問い合わせください。
なお、この手引きではいくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまでも一例であり、特にそれらを推薦する趣旨はありません。
北欧への語学研修の目的
語学研修の主な目的としては、「現地の大学や大学院で学ぶために必要だから」、「デザインなどの専門を学びたいから」、「北欧諸国の文化に興味があるから」などが挙げられます。
日本人が北欧諸国の言語を習得することは容易ではありません。留学を実りのあるものにするためには、なぜその国の言葉を学ぶのか、学んだ言語をどう活かしていきたいのかを具体的に考えてみましょう。
語学学校の種類・コース
大学のコース

大学間の交換・派遣留学プログラムに参加する

日本の大学在籍者の場合は、その大学の交換・派遣留学プログラムを利用して北欧の協定校に留学することが多いようです。期間は一般的に1学期~1学年間程度です。プログラム内容は語学研修が中心のもの、正規授業も聴講できるものなど様々です。留学中に取得した単位を帰国後認めてもらえることが多く、制度によっては留学を含めて4年で卒業することも可能です。
交換・派遣留学プログラム受講生が、事前にあるいは留学中に並行して、別の語学プログラム(進学準備コース、通年コース、夏期コースなど)を受けられる場合もあります。

交換・派遣留学プログラム以外により、北欧の大学の語学コースに参加する

交換・派遣留学生等を対象とするものが多いですが、夏季大学やサマーコースなどで、その他の留学生(日本の大学生あるいは社会人)を受け入れる場合もあります。
その他の学校

Forlkhogskola(フォルケホイスコーレ)

寝食を共にして学ぶことを通して人格涵養や社会性を身につけることを目指す、原則として寄宿制の学校です。19世紀半ばにデンマークで始まり、その後、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドにも広まり、国民の間に定着した、伝統ある学校です。半年から1年程度のコースが多く、一般教養に相当するよう科目を中心に様々な授業が用意されています。外国人を対象として、語学のコースや英語で学べるコースを設けている学校もあります。

その他の語学学校・語学コース

「語学学校」のほか、「Folkuniversitetet」(スウェーデン、ノルウェー)や「サマーユニバーシティ」(フィンランド)等でも外国人を対象とした語学コースが提供されています。成人教育(生涯教育)や職業教育を目的とした学校の中に語学のコースがあるケースが多いですが、外国人留学生の受入を主目的にした学校もあります。なお、学校の種類によっては、その学校への留学だけを目的とした滞在許可が得られない場合があることにご留意ください。入国・滞在手続き参照)
入学条件
一般的に、入学選考は書類審査によって行われます。
語学のレベルが初心者でも受け入れる機関は多いのですが、入学前のその言語の既習時間を条件とするところもあります。また、応募対象者を交換留学生や大学入学希望者に限定したプログラムも少なくありません。また、大学入学希望者対象のプログラムの場合、卒業または在籍校の成績を見るところもあります。その他、年齢制限(下限)がある場合もあります。
さらに、授業では英語が使用されることも多いので、TOEFLなどのスコアを要求されていなくても、十分な英語理解力や表現力が求められる傾向にあります。
 
クラス編成
多くの語学コースでは、講座開始前に筆記や口頭によるレベル分けの試験を行います。一般にクラスは初級・中級・上級に分かれていますが、初級レベルを設けていない学校もあります。
カリキュラム
国や学校によって異なりますが、初心者には文法や読み書きの基礎、生活に必要な会話力の養成を目的としたプログラム、大学入学希望者には専門分野の勉強に必要なスキルを学ぶコースや、大学の授業を受けるために必要な語学力を高めるコースなどがあります。

留学タイムスケジュール

プログラム開始の遅くとも3~4か月前には入学の準備や手続きを始めましょう。なお、締め切り前にクラスの定員が満たされた場合、締め切り前であっても募集を終了する学校もあります。また、3か月以上留学する場合は、滞在許可が必要です。滞在許可の申請から取得までに時間がかかることも考慮して、早めの手続きを心がけましょう。
留学タイムスケジュール
学校のウェブサイトなどを参考に候補を何校か選び、必要に応じて資料請求を行います。北欧各国の学校は多くの場合、ウェブサイトやパンフレットを英語でも作成しており、問い合わせや手続きも英語で行うことが可能です。各学校のウェブサイトや学校から送付されてきた資料の内容を比較検討し、学校を決めたら、申し込みに必要な書類を準備します。一般には、以下のものが必要です。
  • 申請書(ウェブサイトからダウンロードできる場合が多い)
  • 財政能力証明書(語学学校の場合、最初に授業料を支払いその領収書を添付の上、別途生活費として本人名義の銀行口座の預金残高証明書(英語)を提出する場合が多い)
  • 申請料(現地で払う場合と、入国前に払う場合がある)
などが挙げられます。これら以外に、卒業・在籍校の成績証明書、在籍証明書を提出する学校や、ウェブサイトからオンラインで出願できる学校もあります。
学校がホームステイ先や寮などを確保してくれる場合もあれば、ユースホステルやアパートについての情報提供を受けて自分で住居を探さなければいけない場合もあります。また、国によっては、滞在許可の申請時に滞在先を確保していることを証明しないといけない場合もありますので、申し込みの際に確認しましょう。
3か月以内の滞在の場合、ビザは不要です。3か月以上滞在する場合は、滞在許可(居住許可)が必要です。申請書類は、駐日の大使館領事部(アイスランドの場合のみ、アイスランド本国の入国管理局)へ提出します。一般的には、以下の書類が必要です。
  • 申請書
  • パスポート(コピー)
  • 入学許可書
  • 申請料
  • 滞在期間中の必要経費の支弁を保証する証明書(預金残高証明書や授業料の支払い証明書など)
留学先によってはその他の書類(滞在先確保の証明書、保険加入証明書など)も提出する場合があります。各国の駐日大使館で確認しましょう。
 
(2014年5月作成:禁無断転載)
 

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