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2017年4月更新

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スペイン語

スペイン語研修の手引き

1. はじめに
この手引きは、スペイン、メキシコ、その他ラテンアメリカ諸国でのスペイン語研修を希望する方々のために書かれたものです。
各情報・データは作成時〔2017年4月〕における一般的な状況で、学校・地域により、また、時期により異なる場合もありますので、最新・個別の情報については、必ず各関係機関でご確認ください。
なお、この手引きの中で、いくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまで一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
※費用のレート計算は外国為替情報ページ(例: http://jp.reuters.com/investing/currencies)で参照できます。
レートは常に変動していますのでご注意ください。
  スペイン メキシコ
学校の種類 (1)大学付属語学コース
(2)その他の語学学校
(1)大学付属語学コース
(2)その他の語学学校
在学期間 (1)2週間~
(2)1週間~
(1)2週間~
(2)1週間~
プログラム・コース時期 学校・コース・季節などにより異なる
(1)例:グラナダ大学付属
Centro de lenguas modernas
 原則として毎月初旬開始(2週間コース、3週間コース、4週間コースとも)
(2)例:Don Quijote
 毎週月曜開始(集中コース)
学校・コース・季節などにより異なる
(1)例:グアダラハーラ大学付属
 CEPE(Colegio de Espanol y Cultura Mexicana)
通常、2週間コースは隔週月曜開始、4週間コースは月1回月曜開始
 (2)例:IMAC Spanish Language Programs
毎週月曜日開始
申し込み条件 学校・コースにより異なるが、年齢や学歴の限定をしている場合あり 学校・コースにより異なるが、年齢を限定している場合あり
必要な語学力 特になし
(ただし、コースによっては中級以上)   
特になし
(ただし、コースによっては中級以上)
申し込み方法 一般的な出願書類(願書、支払証明書、滞在申請書など)を郵送またはオンラインで提出する 一般的な出願書類(願書、支払証明書、滞在申請書など)を郵送またはオンラインで提出する
申し込み期限 学校・コース・季節などにより異なる 学校・コース・季節などにより異なる
入国・滞在手続き 90日以内の滞在はビザ不要
91日以上の滞在は学生ビザを申請
語学研修機関先・期間によって異なる
授業料 (1)例:グラナダ大学付属
Centro de lenguas modernas
集中コース(2017-2018年)
40時間(2週間)=440ユーロ
(2)例:Don Quijote
マドリード校、集中コース(2017年)
25レッスン(1レッスン=55分)/週
1~4週間=215ユーロ/週
(1)例:グアダラハーラ大学付属
 CEPE(Colegio de Espanol y Cultura Mexicana)
集中コース(2017年)
50時間(2週間)=500ドル
 (2)例:IMAC Spanish Language Programs
通常コース
60時間(2週間)=400ドル
生活費 住む地域や生活スタイルにより異なる
【生活費】
家賃を含めて900~1,000ユーロ/月
【家賃】
例:Erasmo(マドリード、学生寮1人部屋、キッチン付き、2016-17年の場合)
516ユーロ~/月
住む地域や生活スタイルにより異なる
【家賃】
例:メキシコシティ、1人部屋アパート(家具付き)
2,800~4,000メキシコペソ/月
滞在先の種類 ホームステイ、学生寮、アパート、ホテルなど ホームステイ、アパート、Posadas(ホテル)など
参考資料:
3. スペイン語研修の目的
スペイン語を学ぶ目的は、「スペインでフラメンコを習う、メキシコで遺跡調査をするなどの目的を達成するのに必要」「スペイン語を使って仕事をしたい」「スペイン語圏の大学や大学院で学ぶために語学を習得したい(注)」などさまざまでしょう。具体的な留学計画を立てるにあたり、まずは「自分がスペイン語留学を通して何を得たいか」をよく考えてみましょう。

(注)スペイン語語学能力を証明する検定試験には、スペイン教育・文化・スポーツ省認定のDELE(Diplomas de Espanol como Lengua Extranjera)があります。

セルバンテス文化センター DELEについて ※リンク先を新しいウインドウで表示

4. 語学学校の種類・コース
スペインとメキシコの語学学校の種類とコースについて紹介します。
<スペイン>
スペインでスペイン語を勉強する機関は以下の3種類に大別できます。

(1)大学(公立/私立)付属コース
スペイン語の習得に重点をおいた一般スペイン語、集中スペイン語、ビジネススペイン語、検定試験対策などのコースのほかに、スペイン美術史、文学、地理、歴史などを合わせて学ぶ講座なども受講できます。
一般スペイン語コースは通常、初心者から受講可能です。現地でレベル分けテストを受け、その結果でクラスが振り分けられます。一方、ビジネススペイン語など一部のコースは、中・上級以上のスペイン語能力が要求されることが多いです。コースの開始時期、研修期間は大学によってさまざまです。

(2)私立語学学校
一般スペイン語コース、集中コース、検定試験準備コース、個人コースなどがあり、1週間単位で申し込むことができます。必要な語学力や応募資格は特にありません。一般に私立の語学学校は都市に集中していて、少人数制を採用しています。

(3)公立語学学校 (EOI: Escuela Oficial de Idiomas)
スペイン教育・文化・スポーツ省の管轄下にある語学学校で、外国人対象のスペイン語コースがあるほか、地域住民が多言語を学ぶための外国語研修機関です。外国人を含む一般住民を対象とした学校であるため、手続きは通常現地で行います。したがって日本から直接、公立語学学校に留学するのは難しいと考えられます。入学を希望する場合は、事前に各学校に必ず問い合わせをしてください。

<メキシコ>
メキシコでスペイン語が勉強できる機関は以下の2種類に大別できます。

(1)大学(国立/公立/私立)付属コース
一般スペイン語や集中スペイン語などのスペイン語のみを学ぶコースのほか、メキシコおよびラテンアメリカの文学、文化、芸術、歴史、政治、経済なども同時に学ぶコースなどがあります。後者のコースでは、中・上級のスペイン語力を前提にしている場合があります。
年に数回開始時期を設けているほか、夏期講座なども提供しています。大学によっては締切りが早いところもあります。詳細は各大学に直接問い合わせてください。

(2)私立語学学校
学校によって差異はありますが通常、一般スペイン語コース、集中スペイン語コース、プライベートコースなどが開講されています。期間は受講者のニーズに応じて1週間から選べます。必要な語学力や応募資格は特にありません。

<その他のラテンアメリカ諸国>
国によっては、大学付属コースや語学学校などの情報の入手が難しいのが現状です。留学計画を進めていくにあたっての留意点として、国や留学期間によって学生ビザが必要か、ビザの発給が可能な公的に認定されている学校かなどを確認することが大切です。ビザについては留学を希望する国の駐日大使館で、学校の認定の有無は学校や現地教育省などのウェブサイトで確認できます。
以下のポイントを参考に、自分が希望する条件を定めたうえで優先順位をつけて学校を選んでいきましょう。はじめから1校だけに絞らず、複数の学校を比較、検討をすることをおすすめします。疑問点や不明な点があれば、E-mail、FAXなどで学校に直接問い合わせてみましょう。
  1. 留学する国・地域
    スペインや中南米など広い地域で話されているスペイン語は、国や地方によって特色があります。たとえば、スペインの公用語はスペイン語(カスティーリャ語:castellano)ですが、バルセロナ、タラゴナ、レリダ、ヘロナの4県から成るカタルーニャ地方ではカタルーニャ語(catalan)が、ビスカヤ、ギプスコア、アラバの3県から成るバスク地方ではバスク語(vasco)が、ルゴ、オレンセ、ポンテペドラ、ラ・コルーニャの4県からなるガリシア地方ではガリシア語(gallego)が、それぞれの自治体の公用語として使用されています。
    中南米では、ブラジル以外のほとんどの国でスペイン語が話されており、高地(山地)と低地(海岸)のスペイン語に大別できます。中でもメキシコの場合は、メキシコ全土で60種類以上もの方言が存在すると言われるほど変化に富んでおり、mexicanismo(メヒカニスモ)と呼ばれるメキシコ独特の語彙や言い回しもあります。さらに、気候や文化的な条件にもそれぞれ特徴があります。したがって、コースの内容だけでなく、どの国のどの地方で学びたいのかを明確にしていくことも大切です。
     
  2. 入学条件・時期
    一定の語学レベルを求める、年齢の下限を定めている、中・上級者対象のコースを提供している、など学校によってさまざまな条件があります。入学時期は、学校やコースの期間によって変わるので、希望するコースの入学時期や申し込みの締切りなどを早めに確認しましょう。
     
  3. クラス編成
    現地の学校にて、コース開始前にレベル分けテストが実施されます。1クラスの学生数はレベルやコースによって異なります。以下は、レベル定義の一例です。
    ・Principiante(入門):初心者向けコース
    ・Elemental(初級):簡単な日常会話ができるレベル
    ・Intermedio(中級):正しい文法に基づいた作文や会話ができるレベル
    ・Avanzado(上級):新聞などを読みこなせ、テレビのニュースが理解できるレベル
     
  4. カリキュラム
    期間や1日の授業時間数は、学校やコースによってさまざまです。通常のスペイン語コースは、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングを総合的に学べるカリキュラムですが、発音や会話練習、語学検定やビジネススペイン語のクラスなど、学習者のニーズに沿ったコースもあります。各自の目的や語学能力に合ったカリキュラムを選びましょう。
     
  5. 費用:生活費
    留学をする国や地域、学校、期間やコースの種類などによってさまざまです。また、住む地域や住居のタイプ(寮・ホームステイ・アパートなど)、生活スタイルによっても異なります。
    生活費については、「2.留学概要」や「7. 授業料・滞在費用」などを参考にしてください。
     
  6. 宿泊先
    ホームステイ、アパート、寮(大学付属の語学コースの場合に多い)などがあります。住居を探す方法としては、まず入学する学校で情報を入手しましょう。積極的に紹介・斡旋してくれる学校もあれば、滞在できるアパートなどのリストを配布するだけというところもあります。学校がホームステイ先を紹介してくれる場合は、ホストファミリーとのトラブルが発生した際に、ホストファミリーの変更を含め、きちんと対応してくれるかを事前に確認しておくことも大切です。
情報収集などの準備は、自分が予定する留学開始時期の6か月前から始めましょう。インターネットやスペイン語留学に関する書籍などで集めた情報をもとに、志望校を何校か絞り込んだら、学校のウェブサイトで確認したり、必要な場合は資料請求をしたりして、学校を比較、検討していきましょう。その際に、申し込みに必要な書類と提出締切日も同時に確認しましょう。
  1. 申し込み
    申込書に必要事項を記入し、学校が指定した必要書類(下記参照)を揃えて学校に郵送・FAXします。インターネットによるオンラインで申し込みができる場合は、申し込みのフォーマットに記入をして申し込みます。後から問い合わせをする際や、万が一学校に郵送した書類が届かないことを想定して、提出する書類はすべてコピーをとっておきましょう。
    【一般的な必要書類】
    ・願書
    ・申請料金や授業料の支払い証明書
    ・学校が宿泊先を手配してくれる場合は、滞在先の申請書など
     
  2. 入国・滞在の手続き
    入学が認められると語学学校から入学許可書が送られてきます。そこで、必要に応じて、査証(ビザ)などの申請手続きを行います。申請の手続きに関する最新情報や詳細については各国の駐日大使館や領事館にて必ず確認してください。
    下記にスペインとメキシコの例を挙げます。

    <スペイン>
    留学を決めた時点で、91日以上の滞在期間を計画している場合は、必ず駐日スペイン大使館およびスペイン政府観光局で最新のビザの情報を各自で入手してください。

    <メキシコ>
    就学目的(学生)ビザについては、駐日メキシコ大使館で最新のビザの情報を各自で入手してください。
    大学付属:180日以内の語学留学であれば、ビザは不要です。ただし,FMM (FORMA MIGRATORIA MÚLTIPLE(数次入国フォーム))を航空機内等で入手,記入し,入国時に提出する必要があります。(外務省海外安全ホームページ:安全対策基礎データより)
    180日以上の場合は査証が必要となるので、駐日メキシコ大使館領事部に問い合わせてください。
    私立学校:180日以内の語学留学であれば、ビザは不要です。ただし,FMM (FORMA MIGRATORIA MÚLTIPLE(数次入国フォーム))を航空機内等で入手,記入し,入国時に提出する必要があります。
    180日以上の場合は査証が必要ですが、メキシコの教育担当機関「Sistema Educativo Nacional」に登録がない可能性のある教育機関に留学する場合は、領事部に相談してください。

駐日メキシコ大使館 学生一時居住者用査証について ※リンク先を新しいウインドウで表示

 
  1. 留学手続きの流れ
    参考までに、これまで説明してきた手続きの流れをチャートにしました。

     
留学タイムスケジュール

「2. 留学概要」のなかでスペイン、メキシコの例を挙げたので、ここではコロンビアとグアテマラの私立の語学学校の授業料を紹介します。

<コロンビア>
International House Bogota
【集中コース(20時間/週)】(2017年)
・1~4週間=220USドル/週
・5~12週間=200USドル/週
・13~23週間=190USドル/週
・24週以上=180USドル/週

<​グアテマラ>
Ixchel Spanish School
【個人レッスン】(2017年)
・15時間/週=155ドル
・20時間/週=195ドル
・25時間/週=225ドル
・30時間/週=255ドル
(名前)
(住所)
(日) de (月) de (年)
Estimado/a Senor/a:
Tengo interes en los cursos de espanol para extranjeros de su escuela y quisiera recibir mas informacion (preferiblemente en japones y/o ingles).
Deseo empezar mi curso en el mes de (月) de (年) durante
(期間[週間]) semanas.
Dandole las gracias por anticipado, reciba un cordial saludo.
(サイン)
注1:このhtml版では、スペイン語のアクセント記号は省略しています。(アクセント記号を付したものは、以下のPDFファイルでご覧になれます)
注2:できればご自分の住所と氏名をローマ字で書いた用紙を同封するといいでしょう。また、スペイン語がよくわからない場合は英語で書いてもかまいません。

(PDF:146KB) ※PDFファイルを新しいウインドウで表示

<スペイン>
<メキシコ>

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