海外留学情報

目的から調べる

2015年5月更新

ここから本文内の内容です

スペイン語

スペイン語研修の手引き

1. はじめに
この手引きは、スペイン、メキシコ、その他ラテンアメリカ諸国でのスペイン語研修を希望する方々のために書かれたものです。
各情報・データは作成時〔2013年7月〕における一般的な状況で、学校・地域により、また、時期により異なる場合もありますので、最新・個別の情報については、必ず教育機関およびこの資料の中でご紹介している「9.その他の情報>国内の公的な情報提供機関(大使館など)」でご確認ください。
なお、この手引きの中で、いくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまで一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
※別資料「国・地域別海外留学情報ページ(スペイン)」、「スペイン 大学留学の手引き」も適宜ご覧ください。

スペイン語研修の手引き:印刷用(PDF:243KB) ※PDFファイルを新しいウインドウで表示

※費用のレート計算は外国為替情報ページ(例: http://jp.reuters.com/investing/currencies)で参照できます。
レートは常に変動していますのでご注意ください。
  スペイン メキシコ
学校の種類 (1)大学付属語学コース
(2)その他の語学学校
(1)大学付属語学コース
(2)その他の語学学校
在学期間 (1)2週間~
(2)1週間~
(1)2週間~
(2)1週間~
プログラム・コース時期 学校・コース・季節などにより異なる
(1)例:Universidad de Granada
 原則として毎月初旬開始(2週間コース、3週間コース、4週間コースとも)
(2)例:Don Quijote
 毎週月曜開始(集中コース)
学校・コース・季節などにより異なる
(1)例:Universidad de Guadalajara
 (CEPE Guadalajara)
 集中コースは毎月開講
(2)例:Instituto Cultural Oaxaca
 月曜日開始
申し込み条件 学校・コースにより異なるが、年齢や学歴の限定をしている場合あり 学校・コースにより異なるが、年齢を限定している場合あり
必要な語学力 特になし
(ただし、コースによっては中級以上)   
特になし
(ただし、コースによっては中級以上)
申し込み方法 一般的な出願書類
「6.留学手続き・スケジュール」参照)
を郵送またはオンラインで提出する
一般的な出願書類
「6.留学手続き・スケジュール」参照)
を郵送またはオンラインで提出する
申し込み期限 学校・コース・季節などにより異なる 学校・コース・季節などにより異なる
入国・滞在手続き 90日以内の滞在はビザ不要
91日以上の滞在は学生ビザを申請
「6.留学手続き・スケジュール」参照)
語学研修機関先・期間によって異なる
「6.留学手続き・スケジュール」参照)
授業料 参考となる例を以下の学校のサイトからご覧ください。
(1)例:Universidad de Granada
(2)例:Don Quijote
「7.授業料・滞在費用」参照)
参考となる例を以下の学校のサイトからご覧ください。
(1)例:Colegio de Espanol y Cultura Mexicana / Universidad de Guadalajara
(2)例:Instituto Cultural Oaxaca
「7.授業料・滞在費用」参照)
生活費 住む地域や生活スタイルにより異なる
(「5.学校選択のポイント」参照)
住む地域や生活スタイルにより異なる
滞在先の種類 ホームステイ、学生寮、アパート、ホテルなど ホームステイ、アパート、Posadas(ホテル)など
参考資料:
3. スペイン語研修の目的
スペイン語を学ぶ目的としては、「スペインでフラメンコを習う、メキシコで遺跡調査をするなどの目的を達成するのに必要」、「スペイン語を使って仕事をしたい」、「スペイン語圏の大学や大学院で学ぶために語学を習得したい(注)」などさまざまあるでしょう。一度、「自分がスペイン語留学を通して何を希望するのか」を考えてみることで、具体的な留学計画を立ててみてはいかがでしょう。
(注)スペイン語語学能力を証明する検定試験として「Diplomas de Español como Lengua Extranjera:DELE(Instituto Cervantes:セルバンテス文化センター主催スペイン文部省認定スペイン語検定試験)があります。詳細情報は「9.その他の情報>国内の公的な情報提供機関」で確認してください。
4. 語学学校の種類・コース
スペイン語研修ができる語学学校は大きく分けて次の通りです。
  • 大学付属の語学プログラム
  • 民間の語学学校
  • 公立の語学学校
また、語学プログラムは入門から上級まで各種クラスが用意されています。
例として、下記にてスペインとメキシコの語学学校の種類とコースについて紹介します。
<スペイン>
スペインでスペイン語を勉強する機関は以下の3種類に大別できます。
(1)大学(公立/私立)付属プログラム
スペイン語に重点をおいたコースとしては、通常、一般スペイン語、集中スペイン語、ビジネススペイン語、検定試験対策などのコースが挙げられ、さらにスペイン美術史、文学、地理、歴史などを合わせて学ぶ講座なども受講できます。
一般スペイン語コースは通常、初心者から受け入れます。現地でレベル分けテストを受け、その結果でクラスが振り分けられます。一方、ビジネススペイン語など一部のコースは、中・上級以上のスペイン語能力が要求されることが多いです。コースの開始時期、研修期間は大学によってさまざまです。
(2)私立語学学校
一般スペイン語コース、集中コース、検定試験準備コース、個人コースなどがあり、1週間単位で申し込むこともできます。必要な語学力や応募資格は特にありません。一般に私立の語学学校は都市に集中していて、少人数制を採用している学校が多いです。
(3)公立語学学校 (EOI: Escuela Oficial de Idiomas)
スペイン文部省(Ministerio de Educación, Cultura y Deporte:教育・文化・スポーツ省) の管轄下にある語学学校で、外国人対象のスペイン語コースがあるほか、地域住民が多言語を学ぶ外国語研修機関です。外国人を含む地域および一般住民を対象とした学校であるため、手続きは通常現地で行います。したがって、公立語学学校に留学するのは難しいと考えられます。事前に各学校に必ず問い合わせをしてください。
<メキシコ>
メキシコでスペイン語が勉強できる機関は以下の2種類に大別できます。
(1)大学(国立/公立/私立)付属コース
外国人のためのコースとして、一般スペイン語や集中スペイン語などのスペイン語のみを学ぶコースの他、メキシコおよびラテンアメリカの文学、文化、芸術、歴史、政治、経済なども同時に学ぶコースなどがあります。後者のコースでは、中級・上級のスペイン語力を前提にしている場合があります。
年に数回開始時期を設けていたり、夏期講座なども提供したりしています。大学によっては締切りが早いところもあります。詳細は各大学に直接問い合わせてください。
(2)私立語学学校
各学校が独自に設定しているため、コースは学校によっても異なりますが、基本的には一般スペイン語コース、集中スペイン語コース、個人コースなどが開講されています。期間は1週間からと受講者のニーズに応じて選べます。必要な語学力や応募資格は特にありません。
<その他のラテンアメリカ諸国>
その他のラテンアメリカの国々については、大学付属コースや語学学校などの情報の入手が難しいのが現状です。留学計画を進めていくにあたっての留意点として、国や留学期間によって学生ビザが必要か、公的に認定されているビザの発給が可能な学校なのかを確認することが大切です。ビザについては留学を希望する国の駐日大使館で、学校の認定の有無は学校や現地教育省などのウェブサイトで確認できます。
語学留学をするにあたり、以下のポイントを参考に、自分が希望する条件を定めてみて、優先順位をつけて学校を選んでいきましょう。1校だけに限らず、複数の学校を比較、検討をするとよいでしょう。疑問点や不明な点があれば、E-mail、FAXなどで学校に直接問い合わせてみましょう。
  1. 留学する国・地域
    スペイン語と一口に言っても、スペインや中南米などで広く話されている言語であり、各国で、あるいは同じ国の中でも地方ごとに異なります。たとえば、スペインの公用語はスペイン語(カスティーリャ語・castellano)であり、教室ではこのカスティーリャ語が教えられますが、バルセロナ、タラゴナ、レリダ、ヘロナの4県から成るカタルーニャ地方ではカタルーニャ語(catalan)が、ビスカヤ、ギプスコア、アラバの3県から成るバスク地方ではバスク語(vasco)が、ルゴ、オレンセ、ポンテペドラ、ラ・コルーニャの4県からなるガリシア地方ではガリシア語(gallego)が、それぞれの地方自治共同体の公用語として使用されています。
    また、中南米では、ブラジル以外のほとんどの国でスペイン語が話されており、高地(山地)と低地(海岸)のスペイン語に大別できます。中でもメキシコの場合は、メキシコ全土で60種類以上もの方言が存在すると言われるほど変化に富んでおり、mexicanismo(メヒカニスモ)と呼ばれるメキシコ独特の語彙・言い回しもあります。さらに、気候や文化的な条件にもそれぞれ特徴があります。したがって、コースの内容によってだけでなく、どの国で、どの地方で学びたいのかを明確にしていくことも大切でしょう。
  2. 入学条件・時期
    語学レベルの条件がある、年齢の下限を定めている、中級・上級学習者を対象とするコースを提供している、などの学校があります。入学時期は、学校やコースの期間によってさまざまなので、希望するコースの入学時期や申し込みの締切りなどを早めに確認しましょう。
  3. クラス編成
    現地の学校にて、コース開始前にレベル分けテストが実施されます。1クラスの学生数はレベルやコースによって異なります。参考として、レベル定義の一例を以下に挙げます。
    ・Principiante        入門:初心者向けコース
    ・Elemental           初級:簡単な日常会話ができるレベル
    ・Intermedio          中級:正しい文法に基づいた作文や会話ができるレベル
    ・Avanzado           上級:新聞などを読みこなせ、テレビのニュースが理解できるレベル
  4. カリキュラム
    期間設定や1日の授業時間数は学校やコースによってさまざまです。通常のスペイン語コースは、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングを総合的に学べるカリキュラムですが、発音や会話練習、語学検定やビジネススペイン語のクラスなど学習者のニーズに沿ったコースもあります。各自の目的や語学能力に合ったカリキュラムを選びましょう。
  5. 費用:生活費
    留学をする国や地域、学校、期間やコースの種類などによってさまざまです。また、住む地域や住居のタイプ(寮・ホームステイ・アパートなど)、生活スタイルによっても異なります。
    生活費については、「2.留学概要」で掲げた各学校のウェブサイトを参考にしてください。
  6. 宿泊先
    ホームステイ、アパート、寮(大学付属の語学コースの場合に多い)などがあります。住居を探す方法としては、まず通う学校で情報を入手しましょう。積極的に紹介・斡旋してくれる学校もあれば、滞在できるアパートなどのリストを配布するだけというところもあります。学校がホームステイ先を紹介してくれる場合には、ホストファミリーとのトラブルが発生した際に、ホストファミリーの変更を含め、きちんと対応してくれるかを確認しておくことも大切です。
情報収集などの準備は、自分が予定する留学開始時期の6か月前から準備を始めましょう。インターネットやスペイン語留学に関する書籍などで集めた情報をもとに、志望校を何校か絞り込んだら、学校のウェブサイトで確認したり、必要な場合は資料請求をしたりして、学校を比較、検討していきましょう。そして、申し込みに必要な書類と提出締切日も同時に確認しましょう。
  1. 申し込み
    申込書に必要事項を記入し、学校が指定した必要書類(下記参照)を揃えて学校に郵送・FAXします。また、インターネットによるオンラインで申し込みができる場合は、申し込みのフォーマットに記入をして申し込みます。問い合わせをする際や万が一学校に郵送した書類が届かないことを想定して、提出する書類はすべてをコピーしておきましょう。
    ・願書
    ・申請料金や授業料の支払い証明書
    ・学校が宿泊先を手配してくれる場合は、滞在先の申請書など
  2. 入国・滞在の手続き
    入学が認められると語学学校から入学許可書が送られてきます。そこで、必要に応じて、査証(ビザ)等の申請手続きを行います。申請の手続きに関する最新情報や詳細については各国の駐日大使館や領事館にて必ず確認してください。
    下記に例として、スペインあるいはメキシコへ語学留学する場合について説明します。
    <スペイン>
    留学を決めた時点で、91日以上の滞在期間を計画している場合は、必ず駐日スペイン大使館およびスペイン政府観光局で最新のビザの情報を各自で入手してください。
    <メキシコ>
    就学目的(学生)ビザについては、駐日メキシコ大使館で最新のビザの情報を各自で入手してください。
    ・大学付属:180日以内の語学留学であれば、入国地点または航空会社にて最大180日の滞在可能なFMM (Forma Migratoria Multiple:数次入国フォーム)を取得して入国。(外務省海外安全ホームページ:安全対策基礎データより)
    180日以上の場合は査証が必要となるので、駐日メキシコ大使館領事部に問い合わせてください。
    ・私立学校:滞在期間に関係なく、入国地点または航空会社にてFMM (Forma Migratoria Multiple:数次入国フォーム)を取得して入国します。最大滞在可能日数は観光、商談、技術指導、商業撮影の場合は180日ですが、入国時に滞在日数を判断されます。
  3. 留学手続きの流れ
    参考までに、これまで説明してきた手続きの流れをチャートにしました。

駐日メキシコ大使館(ビザ) ※リンク先を新しいウインドウで表示

留学タイムスケジュール

留学タイムスケジュール

以下に国別の費用の例をご紹介します。
<スペイン>

(2) 私立語学学校 Don Quijote ※リンク先を新しいウインドウで表示


<メキシコ>

(1) 大学付属 Universidad de Guadalajara ※リンク先を新しいウインドウで表示

(2) 私立語学学校 Instituto Cultural Oaxaca ※リンク先を新しいウインドウで表示


<その他のラテンアメリカ諸国>
大半のラテンアメリカ諸国ではスペイン語が学べますが、ここでは具体例としてコロンビアの語学学校の費用をご紹介します。

私立語学学校 International House Bogota ※リンク先を新しいウインドウで表示

(名前)
(住所)
(日) de (月) de (年)
Estimado/a Senor/a:
Tengo interes en los cursos de espanol para extranjeros de su escuela y quisiera recibir mas informacion (preferiblemente en japones y/o ingles).
Deseo empezar mi curso en el mes de (月) de (年) durante
(期間[週間]) semanas.
Dandole las gracias por anticipado, reciba un cordial saludo.
(サイン)
注1:このhtml版では、スペイン語のアクセント記号は省略しています。(※スペイン語研修の手引き印刷用ではアクセント記号を付しています。)
注2:できればご自分の住所と氏名をローマ字で書いた用紙を同封するといいでしょう。
     また、スペイン語がよくわからない場合は英語で書いてもいいでしょう。

※スペイン語研修の手引き印刷用(PDF:243KB) ※PDFファイルを新しいウインドウで表示

<スペイン>
国内の公的な情報提供機関
機関名・ウェブサイト(リンク) 所在地 TEL/FAX/E-mail
スペイン大使館 〒106-0032
東京都港区六本木1-3-29
TEL:03-3583-8531/8532
セルバンテス文化センター東京
(スペイン語検定試験情報)
〒102-0085
東京都千代田区六番町2-9
セルバンテスビル
TEL:03-5210-1800
FAX:03-5210-1811
info●cervantes.jp
(メールを送る際は●を@に変更して利用ください。)
<メキシコ>
国内の公的な情報提供機関
機関名・ウェブサイト(リンク) 所在地 TEL/FAX/E-mail
メキシコ合衆国大使館
(領事部)
〒100-0014
東京都千代田区永田町2-15-1
TEL:03-3580-2961
Fax:03-5510-4324
Conjpn●sre.gob.mx
(メールを送る際は●を@に変更して利用ください。)
(2015年5月更新:禁無断転載)

このページの先頭へ戻る