海外留学情報

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2017年2月6日作成

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イタリアに音楽や美術を習いに行く

このページは平成27年度の調査をもとに、2017年1月時点で更新した情報です。ビザに関する最新情報については日本国内の大使館・総領事館、また学校情報に関するものは留学を希望する学校など各機関に直接確認してください。なお、例示している学校については単なる一例に過ぎず、当機構の推奨という趣旨はありません。

生活お役立ち情報

1.住居

学生寮

大学が寮を提供しているのは中規模以上の都市のみで、ほとんどの寮が男女別に別れています。特定の大学の学生のみ入寮を許可している寮もありますが、必ずしもその限りではありません。海外からの留学生を積極的に受け入れている寮もあります。ただし、学生数に対して寮や部屋数が少ないため、毎年居住者を選定し、成績のよい学生から順に入寮させる場合もあります。中北部イタリアだと1年の寮費は12,000〜15,000ユーロが平均的ですが、保護者の収入に応じて幅を持たせている寮もあります。物価の安い南イタリアでは、1年の寮費は5,400〜6,500ユーロとなっています(保護者の収入による)。1人部屋と2人部屋では値段が異なり、キッチン、バストイレは共同使用となっています。寮によっては、朝食、昼食、夕食、スナックやランドリーサービス、部屋の掃除などのサービスを提供するところもあります。

アパート

イタリア人の学生でもアパート探しに苦労しているのが現状です。学生が個別に新聞や賃貸情報を見て探すか、学生同士の口コミ、または大学の学生掲示板に貼られるアパートの空き部屋情報をチェックしながら探すことになります。
一般的なアパートの賃貸契約は4+4年の8年で、短期契約はあまり好まれません。ですから短期留学生の方は日本にいる間にインターネットなどを利用してルームシェアに対応したアパートを探し、早めに部屋を押さえておくとよいでしょう。また、短期契約には知人の紹介も有効です。
提携しているアパートを学校で紹介してくれる場合もありますが、価格は若干高めに設定されていることが多いです。通常は3〜5部屋あるアパートを大家が学生向けに貸し出しており、学生はキッチンや居間を共有しながら家族のように生活することになります。女子学生は女子専用のアパートを借りることがほとんどです。
家賃はミラノ、フィレンツェ、ローマなどで1部屋を借りると、350〜500ユーロ/月となっており(光熱費別)、イタリアの物価からすると高額です。大都市ほど学生数が多いので物件も多いですが、賃貸料金は高くなっています。
なお、ワンルームのアパートの場合は、日本でいうような一人暮らし向けのワンルームというのはあまり存在せず、寝室にキッチンや小さな居間がついていることが多いため、1ヶ月の賃貸は1,000〜1,500ユーロ程度と見ておくとよいです。

Study in Italy イタリア政府に認可された学生寮リスト【英語、イタリア語など】

楽器練習が可能な部屋を探すのはかなり大変です。防音施工された(Insonorizzato)部屋をキーワードに検索すると何件もヒットしますが、必ずしも音楽家向けの防音施工ではありません。楽器を使えるか否かは、楽器練習をする時間帯や周りの住民によるところが大きいでしょう。
短期滞在の場合、現地に行ってから住居を探すのは現実的ではありません。通常、学校やサマーコースなどの主催者がアパート、ホームステイ、ホテルを紹介してくれますので、それらも検討に入れながら、日本から住居を決めていくことをおすすめします。

生活情報

イタリアはヨーロッパの中でも比較的物価や税金が高い国です。イタリアで学生生活を送るには、生活費として1か月最低1,100ユーロ程度は必要です。北部イタリアの都市ほど、物価が高い傾向にあります。
Study in Italyのウェブサイトで平均的な物価が確認できます。

Study in Italy イタリア都市における1ヶ月の平均的な出費【英語、イタリア語など】

アルバイト

イタリアへ就学目的で滞在する外国人学生は、週に20時間以内(1年で1,040時間以内)ならアルバイトをすることができます。

送金・資金管理

イタリアの生活では、ひったくりや盗難などの危険を考慮して、なるべく現金を持ち歩かない方がよいとされています。クレジットカードが普及しているので、携帯する現金は最低限にしてクレジットカードをうまく利用することをおすすめします。海外でも引き出し可能な銀行のキャッシュカードを日本から用意していくのも便利です。滞在許可書を得ていれば、現地の銀行に口座を開設することも可能です。滞在許可書は申請から受け取りまでに日数がかかることが多々あるため注意が必要です。銀行口座開設時には通常、市役所発行の居住証明書 (Certificato di residenza) が求められます。この証明書の取得には数ヶ月かかるため、短期留学生が口座を開設するのは現実的ではありません。
キャッシュカード以外に、生活基盤が安定するまでの期間に必要なある程度の現金またはトラベラーズチェックを日本からもっていくなどして、資金調達方法を工夫しておくとよいでしょう。

健康保険および医療受診

短期留学者向けの保険には、民間の保険会社が販売する海外旅行保険(留学生保険)などがあります。ビザ申請に際して保険加入証明書が必要な場合は、保険会社に作成を依頼することもできます。
イタリアの国立医療サービス(Servizio Sanitario Nazionale = SSN)に加入すれば、現地住民と同等の医療サービスを受けられます。 治療費・医療費がカバーされるため費用も節減できますが、州によって制度が異なるため、加入費用や必要書類等について事前に調べておくことをおすすめします。通常、居住証明書が求められますので、短期留学生の方には現実的ではありません。
いずれにしても、現地の医療は高額なため、心配な症状についてはできるだけ留学前に日本国内で治療しておくことがすすめられています。

交通

・鉄道
イタリア国内のほぼ全域に渡っているため、移動にはとても便利です。国内の列車運行の9割以上は旧国鉄のトレニタリア(Trenitalia)社で、その他が私鉄列車となります。トレニタリア社のウェブサイトで乗車地、目的地、日付、時間帯を指定して検索すると、列車の発車時刻や料金が確認できます。

トレニタリア社ウェブサイト【英語、イタリア語など】

イタリアでは日常的に列車の発車ホームが変更されます。そのため、駅構内のモニターで最新のホーム番号を確認するようにしましょう。国鉄の駅には改札がありません。駅構内やホームに設置されている自動検札機で、各自で切符に日付を刻印しておく必要があります。刻印がない場合、車掌から罰金を請求されることもあります。

・中長距離バス
地方都市や小さな町、村に行く際にはバスが便利です。州をまたがる路線、小さな村をつなぐ路線、夜行バスなどさまざまな種類の路線があります。

Sita(国鉄グループが運営する大手バス会社)【英語、イタリア語など】

上記のほかにも、大きな街にはメトロ(地下鉄)やトラム(路面電車)や市内バスがあります。キオスクやタバコ屋(Tabacchi)などであらかじめ切符を買ってから乗車します。ミラノやローマはこれらの交通機関が整備されており、利用者も多いです。バスやトラムの運行経路や番号が載っている地図が売られている場合は、入手しておくと大変便利です。地方は都市と比べて交通機関が発達していません。

ATM(ミラノ市内バス、トラム、メトロの会社)【英語、イタリア語】

通信

携帯電話はプリペイド方式で、基本料金がありません。通話料は月額15~30ユーロ程度です。 
日本への航空便は、ハガキも封書(20g)も2.3ユーロです。詳細については、Posta PrioritariaのWEBサイトで確認してください。

Posta Prioritaria【イタリア語】

治安

盗難について注意が必要です。スリの被害にあったときには、警察に盗難手続きを出し、日本のクレジットカード会社に連絡してカード利用を無効にしてもらいます。
地下鉄やトラムでは特にスリに気をつけなければなりません。乗車時にはバッグの口を見せない、リュックは背負わない、荷物を身体の前側に持ってくるなどの注意が必要です。
一方、電車が発達していない地方では、歩行者のバッグを路上でひったくる犯罪が多発しています。バッグは道路側に出さない、高価なものは身に着けずカジュアルな恰好をするといった対策が必要です。
置き引き被害も多発しています。どんなに短い時間であっても、荷物を身体から離さないことが重要です。

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