留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

南アフリカ共和国はアフリカ大陸の南端に位置する国で、土面積は約122万平方キロメートル(日本の約3.2倍)、周囲を大西洋とインド洋に囲まれています。北部はナミビア、ボツワナ、ジンバブウェ、モザンピークと隣接しています。降水量が多く、伝統的に農業が主要な産業となってきました。
首都は目的に応じて3つに分かれており、行政首都がプレトリア、司法首都がブルームフォンテイン、立法首都がケープタウンです。州は9つに分かれています。
人口は5,856万人(2019年、世界銀行)で、公用語は11言語ありますが、主だったものはアフリカーンス語と英語です。
名所は、先住民族の残した岩の壁画や人類化石遺跡群などの世界遺産が多くあるほか、クルーガー国立公園をはじめとする雄大な自然があります。

景色

山

アパルトヘイト時代、教育は主に白人たちのものでしたが、1996年に新憲法が制定されて以降、全ての人に基礎教育を受ける権利が保障されています。

国立大学が25校あり、伝統校・総合校・工科大学の3つに分かれています。学生数はおよそ98万人、留学生はその1割弱です。専攻分野は、地球環境、エネルギー、宇宙科学、生物工学、人文社会学などがあります。
大学の教授言語は複数の言語になっています。ほぼ全ての機関で使われているのは英語です。半数以上でアフリカーンス語が選択できます。また、過半数以上の学校で、その他の公用語が教授言語の選択肢になっています。
学費は大学や専攻分野によって異なりますが、およそ40万円/年となっています。また、大学の寮費はおよそ30万円/年となっています。

日本人が南アフリカ共和国を訪れる際、渡航目的がビジネスミーティングや観光で、なおかつ3カ月以内の滞在であればビザは不要ですが、留学の場合は、滞在期間の長短にかかわらず、ビザを取得する必要があります。
詳しくは、駐日南アフリカ共和国大使館のウェブサイトで確認してください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。