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2015年4月更新

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インド

生活お役立ち情報

この「インド留学情報ページ」は、2013年3月時点の一般的な情報を中心に構成しています。ビザについては日本国内の大使館・総領事館に、学校情報は留学を希望する学校に、最新の情報を直接確認してください。また、本文中で紹介している学校情報については、当機構がこれらの学校を特におすすめしているという趣旨ではありません。

グジャラート料理(ジャームナガル)

インドには、多種多様な宗教および民族が存在します。また、地域によって習慣、風土、言語、衣服、食事などが異なります。多文化環境により摩擦が発生していることも事実です。インドで生活する際には、相手の宗教、出身地、習慣などに十分配慮して付き合っていくことが大切です。

ホストファミリーや友人と日本料理パーティー

留学生が居住できる住居の種別には、主に学生寮、ペイイング・ゲスト(PG)ハウスおよびアパートメントなどがあります。

・学生寮
一般にキャンパス内にあります。多くの場合、キッチン、インターネット、テレビルームなどが設置されており、学生生活を送るために必要な設備が整っています。学生寮では、外国人留学生とインド人の学生が部屋や設備をシェアすることが多いです。寮費、部屋の広さ、食事の有無、申込み方法は学校ごとに異なり、全寮制の学校もあれば学生寮を設けていない学校もあります。詳しくは留学を希望する機関や、寮が作成しているウェブサイトなどで確認する必要があります。

(学生寮の一例)
University of Delhi(デリー大学)
キャンパス内にある寮は月額3,000ルピーから6,000ルピー。授業料・滞在費などを含めて学生寮を利用する場合は毎月約6,000ルピー程度。寮のウェブサイトから学生寮用の申請書をダウンロードの上、必要事項を記入して申し込む。
JNU(ジャワハルラール・ネルー大学)
基本的に全寮制で、16の寮に合計4,000人の学生が滞在可能。各学生寮には食堂や共同テレビルーム、ゲームやスポーツの設備もある。キャンパス内にマーケット、理髪店、医療機関、郵便局、書店、銀行、ATMなどもあり、大学の敷地内で日常生活に必要なほとんどの用事を済ませることができる。
University of Madras(マドラス大学)
キャンパスごとに男女別の学生寮がある。大学のウェブサイトに各キャンパスにある学生寮の連絡先など詳しい情報が記載されている。
・ペイイング・ゲスト(PG)ハウス
インド人家庭の家の一部屋を借ります。多くが家具付きで、食事の用意なども含まれています。日本から渡航してそのまま生活できます。

・アパートメント
留学先教育機関がアパートメントの斡旋をするケースは少なく、地元の不動産業者などから探す場合が一般的です。家具、電気製品、ガス台などは基本的に設置されていません。ガスは一部の都市ガスがある地域を除き、プロパンガスがほとんどです(注1)。

スーパーマーケットの食料品売場(デリー)

・生活費用
学費を含めた生活費は、留学先の地域によって異なりますが、一般的に月額100~150米ドル程度です。(注2)インドの四大都市(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ)の中心部とバンガロールは、他の地域に比べて相対的に生活費が上がります。

<食費>
キャンパス内の食堂を利用するか、自炊するか、外食するかで大きく変わります。キャンパス内の食堂は一食50ルピー程度から利用できます。
学生寮などにキッチンがある場合は、自炊すれば節約できます。
外食する場合、ストリートにある屋台などであれば安く済みますが、衛生的にあまりお勧めできません。ショッピングモールなどのレストランで食べると日本で外食するより高く感じることがあります。

<付加価値税(VAT)とサービス税(ST)>

買い物の際には付加価値税(VAT)が課税されます。税率は物品によって異なります。また、いくつかの例外を除き、サービスの購入には、サービス税(ST)が課税されます。
・銀行
インド国内で、当座預金(Current Account)と預貯金(Savings Account)のルピー口座の開設が可能です。口座の開設には住所証明が必要です。銀行によってはインターネットバンキングにも対応しており、ウェブ上で口座の利用明細を確認できます。
なお、銀行口座の閉鎖にはかなり時間がかかるため(数週間かかることもあります)、余裕をもって手続きを進める必要があります(注1)。
最近はATMが多く設置されており、海外利用が可能な日本の銀行口座のキャッシュカードでルピーを引き出すことも可能です。ただし、1回の引き出しに限度額があります(注1)。
・送金
海外から米ドルや円などが送金された場合、インド側で受け取る銀行が、送金された日本円および米ドルをその銀行の為替レートでルピーに換算した上で、ルピー口座に入金します(注1)。

・両替
インドで物品・サービスを購入するためにはルピーが必要です。米ドルおよび日本円などの外貨は一部のホテルや空港を除いてほとんど使用できません。ドル・円ともに現金やトラベラーズ・チェック(T/C)からルピーへの換金が可能です。銀行、ホテル、街中の両替商で両替できますが、その際パスポートの提示が求められます(注1)。地方都市では米ドルの両替は可能でも日本円の両替は難しい場合もあります。
また、インド滞在中は常に小銭を用意しておくことをお勧めします。(注2)特に個人商店などは小銭を用意していないことが多く、お釣りをもらえない場合があります。
・クレジットカード
ホテル等では、VISA、MasterCardなどほとんどの国際クレジットカードが使用可能ですので、日本で取得したものを持参すればよいでしょう。インドに到着後、クレジットカードを作成することも可能です。
なお、スキミング対策や情報管理には日本以上に注意が必要です。カードでの支払い時と決済後には明細書を確認することをお勧めします(注1)。

・チップ
高級ホテルやレストランではサービスに対して個人の判断でチップを支払いますが、請求書に含まれている場合もあります(注1)。

アグラの市街地の一角

<飲料水>
ミネラルウォーターの購入をお勧めします。水道水を利用する場合は、濾過したものをさらに沸騰させてから飲用する方がよいでしょう。

<食料品>
野菜・果物などは豊富に出回っていますが、調理の際には十分に火を通してください。また、野菜は農薬や肥料などが残っていることがあるので、入念な水洗いや消毒が必要です(注1)。醤油・味噌などの日本食材は取り扱う店も一部あります(注1)。
寮で食事をする場合、寮の規定により持ち込みができない食材があります。また、自炊禁止の寮もあります。

<外食事情>
近年、大都市にはホテル以外にも利用しやすいレストランやカフェ、ファーストフードのチェーン店などが数多くあります(注1)。ただし、レストラン等での氷は水道水を利用していることがありますので、注意してください。

中央Canteenの入り口(Jamia Millia Islamia)

インドでの食生活の一般事情については、国際協力機構(JICA)のインドの生活情報のページ(PDFファイルにリンクします)が詳しいので、参照してください。

・インド渡航前の準備と滞在中の注意
手続きについて3.渡航準備「健康管理」に、予防接種など重要な渡航前の準備について記載していますので、参考にしてください。
また、滞在中の情報源として、厚生労働省検疫所FORTHのインドの国別情報ページおよび在インド日本国大使館の新着情報を随時確認してください。
・食料・飲料の摂取と病気の予防
<食事の際の注意>
健康に留学生活を送るために、最も注意すべき点は飲み物と食べ物です。生水の飲用および不衛生なレストラン・屋台における飲食は避けることをお勧めします。特に加熱調理されていない食品に十分注意してください。

インド料理はスパイスが効いて辛い上、油も多く使用されているので、慣れない胃腸に負担が大きく下痢をしやすくなります。
A型肝炎、E型肝炎、ランブル鞭毛虫(ジアルジア)、腸チフスなどは経口感染のリスクが大きいので、予防のために生ものは口にせず、ミネラルウォーターの利用、外食時は衛生的な店を選ぶことを心がけてください。
また、食事前や外出から戻った後は、石鹸を使用して十分に手を洗うことも大事です。

<日常生活における病気の予防>
飲食だけでなく、川の水遊びや水泳も経口感染の原因になるので注意が必要です(注3)。

雨期の後の、9月から11月頃の蚊が増える時期には、デング熱・マラリア・日本脳炎・チクングニヤ熱などの昆虫媒介感染症が流行します。蚊の繁殖環境をつくらない、網戸を設置する、虫よけの薬剤を使用する、長袖の服を着るなどの十分な防蚊対策を心がけてください。万が一高熱が出たらすぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です(注3)。
また、暑い時期のインドは脱水症状および熱中症になりやすいので、こまめに水分を補給して、外出の際はできるだけ帽子をかぶるようにしてください(注3)。

インド料理(プネー)

・インドの医療事情
<医療機関>
国立病院、私立病院、個人クリニックなど各種の医療機関があります。大きな病院は外国人専用窓口を設けているところもあります。
国立病院は診療費が無料または安価ですが、常に混雑しており、また衛生面の問題があります。一方、私立病院は清潔で設備が整っており、概ね適切な医療が期待できます。ただし、私立病院の医療費は決して安くありませんので、必ず海外旅行傷害保険などに加入しておいてください。また、受診の際の注意事項としては、過剰と思われる医療を受けないよう、治療に対する疑問や要求はその都度申し出ることです(注3)。

医療機関ではほぼ日本語が通じず、英語またはヒンディー語で意思疎通する必要があります。
日本人が主に利用する医療機関の医師のほとんどは、欧米での留学・研修経験があり英語が通じますが、サービス面で日本のような水準を期待することは難しいでしょう(注3)。また、最新の医療機器を備えた病院や高度先進医療を行える病院はごく一部しかありません(注4)。
なお、初診の際は原則として登録料が必要です。専門医を受診する場合、基本的に電話などで事前予約が必要です。入院する際は前払い金(デポジット)の支払いを要求されることがあり、部屋の種類によって室料や診察料金が異なります。医療機関の情報については、外務省のウェブサイト「在外公館医務情報」から確認できます。

<救急医療>
緊急の場合、救急医療を行っている医療機関の救急番号に直接電話して病院から救急車を派遣してもらうか、自ら病院に行かなければなりません(注3)。インドの救急医療体制は未だ十分に整備されていないのが現状です。夜中や休日の緊急事態に備えて、どの医療機関にどのようにアクセスするかをあらかじめ確認することが必須です。
・医薬品と衛生用品
インドでは、薬は医師の処方箋を院内または街中の薬局(Chemist)に持参し購入します。処方箋がない場合も一般的な風邪薬や解熱鎮痛剤などは購入可能です。しかし有効成分の量が日本と異なり、日本から渡航する多くの人が、「効き目が強い」と感じるようです。副作用にも注意が必要です。日本で常備または服用している薬があれば持参したほうがよいでしょう。
衛生用品については、品質にこだわらない限りほとんどの品が調達可能です(注3)。
<インドの治安状況>
インドは国家間・民族間・宗教間の対立による暴動などが治まらず、治安は悪化の傾向にあります。
また、都市部は人口集中、失業者の増加、貧富の差の拡大などを背景として、犯罪発生件数が増加傾向にあります。詐欺、窃盗、強盗、強姦などの犯罪が多発しており、十分な注意が必要です。夜間の一人歩きは危険です。また、交通事情も全般的に劣悪であることから、交通事故に遭わないように十分な注意が必要です。

<防犯対策>
日常生活においても、テロの標的になるような危険な場所や不特定多数の人が集まる場所は、できるだけ近づかない方がよいでしょう。不審物に注意し、周囲の状況に常に注意を払う必要があります。治安・防犯対策については、事前に外務省海外安全ホームページを参照することをお勧めします。また、市販のインド旅行者向けガイドブックには、治安と防犯について様々な情報やアイデアを掲載していますが、内容にはかなりのばらつきがあります。利用者自身の責任で内容を判断・利用することを十分に理解した上で参照してください。

プネー大学のビジネスセンター

電話
<国内電話>  国内主要都市に直接ダイヤルできます。

<国際電話>  
ISD(国際電話)が住居の電話に備えられている場合、直接ダイヤルできます。また、街中のSTD(国内電話)/ISDブースでかけることも可能です。

<携帯電話>  
人口の半数以上に携帯電話が普及しており、「インドではトイレの数よりも携帯電話の数のほうが多い」と言われています。留学体験談でも紹介していますが、日本人留学生の中には現地で携帯電話を購入する人もいます。
インターネット
数多くのプロバイダーがあり、様々な利用形態、料金形態から自分に合ったものを選ぶことができます。
最近は多くの学生寮でWi-Fiが利用できます。ただし、インドのインターネット回線状況はデリーなど大都市部では比較的安定しるものの、停電なども頻繁に起こるため、日本と比べ劣ります。

スマートフォン
インドでもスマートフォンの利用者数は急増しており、2013年初頭時点で約4,000万人と言われ、モバイルインターネットの利用者数がデスクトップによるインターネット利用者数を超えています。しかし、留学体験談では、日本から持参したデバイスが使えないといったケースも紹介しています。

オートリキシャから見る幹線道路(デリー)

インドの主要な交通手段としてオートリキシャ、タクシー、鉄道、メトロなどがあります。

<タクシー・オートリキシャ>
タクシーにはメーターが備え付けられていますが、多くの場合、乗る前に値段を交渉する必要があります。最近は電話やインターネットで無線タクシーを呼び出すことも可能です(注1)。
三輪車のオートリキシャはあまり安全とはいえません。

<鉄道>
都市間を旅行する際に便利ですが、安全上の問題があります(注1)。夜行寝台列車内など、逃げ場が特に少ない環境では盗難、置き引き、強姦などが発生しやすいので注意が必要です。

<メトロ(地下鉄)>
デリー中心部と郊外、近郊のノイダやグルガオンを結んでいます。車両や駅は新しく、便利、快適で格安な交通手段です。夜間を除いて全般的に安全であり、女性専用車両も設けられています(注1)。
なお、インドは車の運転マナーが大変悪く、交通事故が頻繁に起きています。道を歩く際も車に気を付けてください。
インドでアルバイトおよび就職する際は就労ビザ(Employment Visa)の取得が必要です。学生ビザ、研究者ビザでは働くことはできません。
就労ビザを取得する条件として、年額25,000米ドル以上の収入を確保することが必要です。しかし、民族料理(日本料理など)の料理人、語学(英語を除く)の教師、翻訳者、インドにある大使館などの職員はこの年額条件の対象外です。
内務省は、インドでインターンシップのためのビジネス・ビザ取得を希望する場合、原則としてAIESECのスポンサーを受けた学生のみ可能としています。

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