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2017年11月更新

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インド

生活お役立ち情報

このページは2013年3月時点の一般的な情報を中心に構成され、一部内容を更新しています。最新の情報は、ビザについては日本国内の大使館・総領事館に、学校情報は留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。本文中で紹介している学校は、当機構がこれらの学校を特にお勧めしているという趣旨ではありません。

インドには、多種多様な宗教および民族が存在します。また、地域によって習慣、風土、言語、衣服、食事などが異なります。多文化環境により摩擦が発生していることも事実です。インドで生活する際には、相手の宗教、出身地、習慣などに十分配慮して付き合っていくことが大切です。

ホストファミリーや友人と日本料理パーティー

留学生が居住できる住居には、主に学生寮、ペイイング・ゲスト(PG)ハウス(下宿)およびアパートメントなどがあります。

  • 学生寮
一般にキャンパス内にあります。多くの場合、キッチン、インターネット、テレビルームなどが設置されており、学生生活を送るために必要な設備が整っています。学生寮は、留学生とインド人学生が部屋や設備をシェアする大学と、留学生向けの寮を備えている大学があります。寮費、部屋の広さ、食事の有無、申込み方法は学校ごとに異なり、全寮制の学校もあれば学生寮を設けていない学校もあります。渡航前に寮の部屋を確保できるのかなど、詳しくは留学を希望する機関に問い合わせる必要があります。

学生寮の例
University of Delhi(デリー大学)
留学生向けの寮として、International Students HouseとInternational Students House for Womenがあります。International Students Houseは大学院生が対象です。International Students House for Womenは、女性の学部生と大学院生が入居できます。学生寮用の申請書に必要事項を記入して、申請料(100~150ルピー)を添えて申し込みます。面接による審査などを経て、選ばれた学生が入寮します。

Jawaharlal Nehru University (JNU)(ジャワハルラール・ネルー大学)
9つの女性寮を含む17の寮に約4,800人の学生が滞在可能です。各学生寮には食堂や共同テレビルーム、ゲームやスポーツの設備もあります。キャンパス内にマーケット、理髪店、医療機関、郵便局、書店、銀行、ATMなどがあり、大学の敷地内で日常生活に必要なほとんどの用事を済ませることができます。

Savitribai Phule Pune University (プネ大学)
キャンパス内に留学生向けの男子寮と女子寮があります。また、キャンパス内に、カフェテリア、キオスク、スポーツ設備、医療機関、銀行、郵便局などがあり、プネ市内の主な場所にシャトルバスが走っています。
  • ペイイング・ゲスト(PG)ハウス(下宿)
多くが家具付きで、食事の用意なども含まれています。日本から渡航してそのまま生活できます。
  • アパートメント
留学先教育機関がアパートメントの斡旋をするケースは少なく、地元の不動産業者などから探すのが一般的です。住居の契約は一年以上の前払いを要求される場合が多く、家具、電気製品、ガス台などは基本的に設置されていません。ガスは一部の都市ガスがある地域を除き、プロパンガスがほとんどです。

スーパーマーケットの食料品売場(デリー)

  • 生活費用
生活費は、留学先の地域や生活スタイルによって異なります。一般的には月に200米ドル以内で生活できます(住居費を除く)。インドの四大都市(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ)の中心部とベンガルールは、他の地域に比べて相対的に生活費が上がります。ICCR(インド文化関係評議会)は、留学生がインド到着時に少なくとも50,000ルピーを当面の生活費として持っていることを勧めています。

<食費>
キャンパス内の食堂を利用するか、自炊するか、外食するかで大きく変わります。キャンパス内の食堂は安価に利用できます。学生寮などにキッチンがある場合は、自炊すれば節約できます。外食する場合、ストリートにある屋台などであれば安く済みますが、衛生的にあまりお勧めできません。ショッピングモールなどのレストランで食べると日本で外食するより高く感じることがあります。

<物品・サービス税(GST)>
2017年7月より、物品・サービス税(GST)が導入され、それまで多岐にわたっていたインドの間接税が統一されました。GSTの税率は5~28%と物品により異なる税率が適用されています。また、野菜・果物・牛乳などの基礎的食品は、従来どおり非課税です。

<チップ>
一般的にチップの習慣はありません。高級ホテルでは荷物一個につき10ルピー、レストランでは料金の5~10%をチップとして支払いますが、請求書に含まれている場合もあるので、確認しましょう。
  • 銀行
インド国内で、当座預金(Current Account)と預貯金(Savings Account)のルピー口座開設が可能です。口座の開設には住所証明が必要です。銀行によってはインターネットバンキングに対応しており、ウェブ上で口座の利用明細を確認できます。
なお、銀行口座の閉鎖にはかなり時間がかかるため(数週間かかることもあります)、余裕をもって手続きを進める必要があります。
最近はATMが多く設置されており、海外利用が可能な日本の銀行口座のキャッシュカードでルピーを引き出すこともできます。ただし、レートが加算されたり、現地ATM利用手数料が加わることもあるため、現金の交換レートよりかなり割高になることがあります。また、1日の引き出し限度額も決められているので、サービス内容を各銀行のホームページなどで十分確認した上で利用してください。
  • 送金
海外から米ドルや円などが送金された場合、インド側で受け取る銀行が、送金された日本円および米ドルをその銀行の為替レートでルピーに換算した上で、ルピー口座に入金します。
  • 両替
インドで物品・サービスを購入するためにはルピーが必要です。米ドルおよび日本円などの外貨は一部のホテルや空港を除いてほとんど使用できません。米ドル・日本円ともに現金からルピーへの換金が可能です。銀行、ホテル、街中の両替商で両替できますが、パスポートの提示が求められます。地方都市では米ドルの両替は可能でも日本円の両替は難しい場合もあります。
また、インド滞在中は常に小銭を用意しておくことをお勧めします。特に個人商店などは小銭を用意していないことが多く、お釣りをもらえないことがあります
  • クレジットカード
ホテルなどでは、Visa、Masterなどほとんどのクレジットカードが使用可能です。日本で取得したものを持参すればよいでしょう。インドに到着後、クレジットカードを作成することも可能です。
なお、スキミング対策や情報管理には日本以上に注意が必要です。カードでの支払い時と決済後には明細書を確認してください。

アグラの市街地の一角

  • 飲料水
ミネラルウォーターの購入をお勧めします。ペットボトルの開栓の際には、密閉が確かであったか確認するようにしましょう。水道水を利用する場合は、浄水器で濾過したものをさらに沸騰させてから飲用する方がよいでしょう。
  • 食料品
野菜・果物などは豊富に出回っていますが、調理の際に十分火を通してください。また、野菜は農薬や肥料などが残っていることがあるので、入念な水洗いや消毒が必要です。醤油・味噌などの日本食材を取り扱う店も一部あります。
  • 外食事情
近年、大都市にはホテル以外にも利用しやすいレストラン、カフェやファストフードのチェーン店などが数多くあります。ただし、レストランなどの氷は水道水を利用していることがありますので、注意してください。

中央Canteenの入り口(Jamia Millia Islamia)

インドでの生活の一般事情については、独立行政法人国際協力機構(JICA)の国別生活情報、ならびに「お役立ちリンク集」に掲載されているインド各地の日本人会ホームページの「生活の手引き」を参照してください。

 
  • インド渡航前の準備と滞在中の注意
「手続きについて」の渡航準備に、予防接種など重要な渡航前の準備について記載していますので、参考にしてください。
また、滞在中の健康・医療に関する情報源として、厚生労働省検疫所FORTH、外務省の世界の医療事情、在インド日本国大使館の医務室よりを確認してください。現地の医療機関情報も見ることができます。
  • 食料・飲料の摂取と病気の予防
<食事の際の注意>
健康に留学生活を送るために、最も注意すべき点は飲み物と食べ物です。生水の飲用および不衛生なレストラン・屋台における飲食は避けることをお勧めします。特に加熱調理されていない食品に十分注意してください。
インド料理はスパイスが効いて辛い上、油も多く使用されているので、慣れない胃腸に負担が大きく下痢をしやすくなります。暑いインドでの下痢は脱水になりやすいので、水分補給を心がけてください。
A型肝炎、E型肝炎、ランブル鞭毛虫(ジアルジア)、腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、コレラなどは経口感染のリスクが大きいので、予防のために生ものは口にせず、ミネラルウォーターの利用、外食時は衛生的な店を選ぶことを心がけてください。また、食事前や外出から戻った後は、石鹸を使用して十分に手を洗うことも大事です。

<日常生活における病気の予防>
飲食だけでなく、川での水遊びや水泳も経口感染の原因になるので注意が必要です。
雨期には日本脳炎が、雨期後の9~11月頃の蚊が増える時期には、デング熱・マラリア・チクングニヤ熱などの昆虫媒介感染症が流行します。蚊の繁殖環境をつくらない、網戸を設置する、虫よけの薬剤を使用する、長袖の服を着るなどの十分な防蚊対策を心がけてください。高熱が出たらすぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
また、暑い時期のインドは脱水症状および熱中症になりやすいので、こまめに水分を補給して、外出の際はできるだけ帽子をかぶるようにしてください。

インド料理(プネー)

  • インドの医療事情
<医療機関>
国立病院、私立病院、個人クリニックなど各種の医療機関があります。大きな病院は外国人専用窓口を設けているところもあります。
国立病院は診療費が無料または安価ですが、常に混雑しており、また衛生面の問題があります。一方、私立病院は清潔で設備が整っており、概ね適切な医療が期待できます。ただし、私立病院の医療費は決して安くありませんので、必ず海外旅行傷害保険などに加入しておいてください。また、受診の際の注意事項としては、過剰と思われる医療を受けないよう、治療に対する疑問や要求はその都度申し出ることです。 

医療機関ではほぼ日本語が通じず、英語またはヒンディー語で意思疎通する必要があります。日本人が主に利用する医療機関の医師のほとんどは、欧米での留学・研修経験があり英語が通じますが、サービス面で日本のような水準を期待することは難しいでしょう。また、最新の医療機器を備えた病院や高度先進医療を行える病院はごく一部しかありません。
なお、初診の際は原則として登録料が必要です。専門医を受診する場合、基本的に電話などで事前予約が必要です。入院する際は数万ルピーの前払い金(デポジット)の支払いを要求されることがあり、部屋の種類によって室料や診察料金が異なります。現地医療機関の情報は、外務省の世界の医療事情ならびに在インド日本国大使館の医務室よりから確認できます。
<救急医療>
緊急の場合、救急医療を行っている医療機関の救急番号に直接電話して病院から救急車を派遣してもらうか、自ら病院に行かなければなりません。インドの救急医療体制は未だ十分に整備されていないのが現状です。夜中や休日の緊急事態に備えて、どの医療機関にどのようにアクセスするかをあらかじめ確認することが必須です。一般的な救急番号(102番)で救急車を呼ぶと、公立の病院に搬送される可能性があるので、お勧めしません。
  • 医薬品と衛生用品
インドでは、薬は医師の処方箋を院内または街中の薬局(Chemist)に持参し購入します。処方箋がない場合も一般的な風邪薬や解熱鎮痛剤などは購入可能です。しかし有効成分の量が日本と異なり、日本から渡航する多くの人が、効き目が強いと感じるようです。副作用にも注意が必要です。日本で常備または服用している薬があれば持参したほうがよいでしょう。
衛生用品については、品質にこだわらない限りほとんどの品が現地で調達可能です。
  • インドの治安状況
インドは国家間・民族間・宗教間の対立による暴動などが治まらず、治安は悪化の傾向にあります。
また、都市部は人口集中、失業者の増加、貧富の差の拡大などを背景として、犯罪発生件数が増加傾向にあります。詐欺、窃盗、強盗、強姦などの犯罪が多発しており、十分な注意が必要です。夜間の一人歩きは危険です。また、交通事情も全般的に劣悪であることから、交通事故に遭わないように十分な注意が必要です。
  • 防犯対策
日常生活においても、テロの標的になるような危険な場所や不特定多数の人が集まる場所は、できるだけ近づかない方がよいでしょう。不審物に注意し、周囲の状況に常に注意を払う必要があります。治安・防犯対策については、事前に外務省海外安全ホームページを参照することをお勧めします。「安全の手引」をクリックすると、現地日本国大使館・総領事館が発行している「在留邦人向け安全の手引き」を見ることができます。また、市販のインド旅行者向けガイドブックには、治安と防犯について様々な情報やアイデアを掲載していますが、内容にはかなりのばらつきがあります。利用者自身の責任で内容を判断・利用することを十分に理解した上で参照してください。

外務省海外安全ホームページ インド〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

プネー大学のビジネスセンター

  • 電話
<国内電話>  国内主要都市に直接ダイヤルできます。

<国際電話>  
ISD(国際電話)が住居の電話に備えられている場合、直接ダイヤルできます。また、街中のISD表示のある電話でかけることも可能です。携帯電話の普及にともない、固定電話加入者は減少傾向にあります。

<携帯電話>  
携帯電話加入者数は10億人を超え(2015年)、「インドではトイレの数よりも携帯電話の数のほうが多い」と言われています。大手通信会社は、Bharti Airtel、Vodafone India、Idea Cellularなどです。留学体験談でも紹介していますが、日本人留学生の中には現地で携帯電話を購入する人もいます。
  • スマートフォン
インドでもスマートフォンの利用者数は急増しています。しかし、留学体験談にあるように、日本から持参したデバイスが使えないといったケースもあるようです。
  • インターネット
数多くのプロバイダーがあり、様々な利用形態、料金形態から自分に合ったものを選ぶことができます。
最近は多くの学生寮でWi-Fiが利用できます。ただし、インドのインターネット回線状況はデリーなど大都市部では比較的安定しているものの、停電なども頻繁に起こるため、日本と比べ劣ります。

オートリキシャから見る幹線道路(デリー)

インドの主要な交通手段としてタクシー、オートリキシャー、鉄道、メトロなどがあります。
  • タクシー・オートリキシャー
タクシーにはメーターが備え付けられていますが、多くの場合、乗る前に値段を交渉する必要があります。電話やインターネットで無線タクシーを呼び出すことも可能です。
三輪車であるオートリキシャーは安定が悪いためあまり安全とはいえません。他に交通手段がない場合を除いて、利用は勧められません。
  • 鉄道
都市間を旅行する際に便利ですが、安全上の問題があります。夜行寝台列車内など、逃げ場が特に少ない環境では盗難、置き引き、強姦などが発生しやすいので注意が必要です。
  • メトロ(地下鉄)
デリー中心部と郊外、近郊のノイダやグルガオンを結んでいます。車両や駅は新しく、便利、快適で格安な交通手段です。夜間を除いて全般的に安全であり、女性専用車両も設けられています。
なお、インドは車の運転マナーが大変悪く、交通事故が頻繁に起きています。道を歩く際も車に気を付けてください。
  • 道を歩く際の注意
インドは日本と同じ左側通行ですが、車の運転マナーが大変悪く、交通事故が頻繁に起きています。道を歩く際も車に気を付けてください。
インドでアルバイトおよび就職する際は就労ビザ(Employment Visa)の取得が必要です。学生ビザ、研究者ビザで働くことはできません。インターンシップが目的の学生には、学生ビザ(Student Visa)が発給されます。
就労ビザを取得する条件として、原則、年額25,000米ドル以上の収入を確保することが必要です。就労ビザの発給には様々な条件がありますので、詳細はインド出入国管理局ホームページで確認してください。

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