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2007年6月15日更新

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韓国

アンケート(学部3)

朝日 のり子さん
(2006年3月アンケート記入)
留学先について
【学部】
学校名:延世大学校 生活科学大学 食品栄養専攻
留学期間:2005年3月~2007年2月
【語学】
学校名:延世大学校語学堂
留学期間:2004年3月~2005年2月
受講レベル:2級~5級
留学の動機
なぜ韓国に留学しようと思いましたか?
私と韓国との出会いは、あるテレビドラマでした。2002年2月に放送された、日韓合作ドラマ「フレンズ」です。
意識したわけではなく、何気なく見たドラマでした。
しかし、そこに私の人生を変える出会いがあったのです。
もともと栄養学を専門にしていた私は、ドラマ中に出てくる韓国料理にあっという間にひきつけられてしまったのです。
色とりどりの料理・副食の多さ等、その全てが私には新鮮に映りました。
それからの私は、韓国の食文化を知るために色々な資料を探しましたが、
当時韓流というものもまだありませんでしたし、韓国について知るにはその情報量は十分ではありませんでした。
そこで私は、だったら直接韓国に行って、自分の目で学んでくればいい、そう思い留学を決意しました。
韓国語の勉強方法
日本で韓国語をどのようにして勉強しましたか?どの勉強方法が一番効果的だったと思いますか?
初めは独学が続きました。
しかし、やはり独学では限界があるため、半年後に市が提供していた韓国語教室に通い始めました。
そこで3カ月だけ学び、韓国へ留学となりました。
韓国での語学研修について、日本で勉強する場合と比較して、よい点と悪い点はなんですか?
私が通っていた延世大学校の語学堂は、午前9時~午後1時までの授業が月曜日から金曜日までありました。
ですから、まず時間的に日本で学ぶよりは相当集中して勉強することが出来ました。
また、語学堂には他にも多くの国の人々が韓国語を勉強しに来ています。
授業が終わった後にも、彼らとの会話で韓国語を使うことが出来るので、実力アップにつながります。
また、この出会いは人生の宝物となります。
少し残念な点としては、せっかく韓国に来てまで勉強しているのに、
日本から来た方が多いため思ったよりは韓国語を使わずに生活できてしまうことです。
特に延世大学校には日本から来た方が多いと聞きます。
なので、授業の間の休み時間は、ここはどこの国?と思うほど日本語が飛び交っていました。
短い時間で徹底的に韓国語をマスターしようと思う方には、少し不利かもしれません。
情報収集方法
どのようにして情報を得ましたか?
語学堂に関しては、インターネットでみつけたあっせん会社を通じて情報収集をし手続きも行いました。
ここでは、ビザを作る時に必要となる現地の保証人の世話までしてくれますので、
あまり心配することはありませんでした。
また大学の学部入学に関しては、自分が韓国にいたこともあったので、
直接大学の事務所に出向き、色々な情報を得ました。
韓国語でのやりとりになるので、聞き間違い等も多く、何度となく足を運びました。
韓国語能力
出願時に韓国語能力は要求されましたか?
(ア) 要求された場合:どのくらいのレベルをどのような形で(面接、韓国語能力試験など)提示しましたか?

大学・学部の場合、一般的に語学堂4級を終了したら、大学または大学院等に入学しても大丈夫だ、というように言われているようです。
延世大学校の場合、大学に入学後、留学生は語学堂で韓国語の試験を受けます。その結果、だいたい4級以上の実力がなければ、学部に通いながら語学堂へ通うことを命じられます。
(イ) 要求されなかった場合: 入学後に語学試験・語学研修を受けた場合、正規の授業を受けられるまで、どのくらいの期間がかかりましたか?
語学堂の場合、出願時に語学能力を要求されることはありません。
出願後、語学堂で試験を受けた結果によって、当てはまる級に振り分けられていきます。
全く何も分からない状態で1級から始める人もいれば、かなりのレベルで5・6級から始める人まで様々です。
学校生活
韓国人学生とどのようにして交流を深めていきましたか?大変だったことはありましたか?
韓国語が出来るといっても100%ではありませんし、
実際に韓国人学生の輪に入っていくのは簡単ではありませんでした。
しかし、臆病になって引っ込んでいては誰も声をかけてくれません。
そこで、私はなるべく積極的に自分の方から話しかけるようにしました。
すると、意外にも向こうも留学生ということで私に興味を持っていてくれていたという例もありました。
一度、友達になれば、韓国の学生はとても親切で、外国での大学生活になれない私をサポートしてくれました。
そのお礼ではありませんが、お世話になった時には、家で日本食をご馳走したりするようにしています。
大変だったことは、やはり言葉の壁です。
韓国の学生と1対1で話している時は、分からない言葉があれば聞き返せますが、
何人かのグループで居る時にはそうもいきません。
すると、だんだん会話に入るタイミングを失ってしまうのです。
日本での在籍学科、専門等について
日本では臨床栄養学科を卒業しました。

生活科学大学食品栄養専攻の授業内容について (実習等があればそのことについて )

生活科学大学食品栄養専攻学科では、文字の通り、食品学・栄養学等を基礎に、
微生物学や科学の分野についても勉強します。
中には実習を伴う科目もあります。
その中でも私にとって、とても新鮮だった実習が「食品開発の実際と応用」という科目での実習です。
韓国食を中心に調理実習を行いました。
キムチから始まり、韓国の伝統茶・家庭料理まで、多種多様なものを作りました。
私にとっては、授業でありながら韓国の文化体験になったのです。
また、同科目の課題で、韓国食の自由開発を行いました。
これは、基本は韓国食ですが、そこへ自分たちのアイデアを取り入れて、
今までにはない韓国食メニューを作るというものでした。
ここで、私は日本食と韓国食を混ぜたメニューを作り、実際に作って試食することで、
韓国の人たちからも日本食を見直す機会になったという言葉をいただきました。
また同時に、やはり他国の料理が外国で受け入れられるためには、その国の料理にも
合わせるというアレンジも必要なんだと感じました。
韓国の食文化に興味をもち留学に来た私ですが、大学ではそれ以上のことを学んでいる気がします。
人生の経験としても、今体験していることは後から必ず自分の助けになると思っています。
大変で辛い時も多い留学生活ですが、自分で選んだ以上は最後までやり遂げたいと思います。
後輩へのアドバイス
留学準備と留学生活を振り返って、「日本にいる間にしておけば良かった」と思うことはありますか?
私は、韓国について歴史的・文化的な勉強をあまりくわしくしない状態で留学してしまいました。
そのため、韓国に来てからカルチャーショックを受けることも多かったように思います。
また、それは日本についても同じでした。
韓国に来て、様々な国の友達と話している中で、私がいかに日本についても無知なのかを知らされました。
日本に居る時には気づきませんでしたが、日本はアメリカに続く経済大国として世界の注目を集めていることを韓国に来て初めて知りました。
自分の国についても話す機会が多くなると思うので、こちらも少し勉強してこられるとより良いのではないかと思います。

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