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2006年12月作成、2007年7月27日更新

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フィリピン

アンケート(学部1)

野崎 真美 さん
学部留学
(2006年11月アンケート記入)
留学先について
【学部】
学校名:De La Salle University, Interdisciplinary Business 専攻
留学期間:2004年1月(開始) ~ 2008年9月(修了予定)
留学の動機
なぜフィリピンに留学しようと思いましたか?
フィリピノ語取得を目的としていない場合(英語を学ぶ、英語で学ぶ)、なぜ他の英語圏の国ではなくフィリピンを選びましたか?

当初は、アメリカ留学を目指していましたが、学費・生活費などが非常に高く、他の英語圏の国を探し始めたことがフィリピンをみつけたきっかけでした。
フィリピンを選んだ理由:
1)英語圏
2) 物価(授業料が安い)
3) 日本から近い(同じアジア)
私費留学なので、低予算で留学できることが一番の決め手でした。
留学前の準備期間
フィリピン留学を思い立ってから実際にフィリピンに出発するまで、どのくらいの準備期間が必要でしたか?
思い立ってからフィリピンに来るまでの期間は2ヶ月でした。
「とにかく行ってみよう」と言う気持ちが強かったですし、
高校時代から留学を決めていたので、貯金も少しはあったことが、大きな後押しになりました。
フィリピンに来て、まずは自分の目で学校や、生活環境を確かめ、必要なものを少しずつリストアップしました。そして一度日本に帰国して、ビザ取得に必要な書類、生活雑貨などをそろえました。
英語、フィリピノ語の勉強方法
日本で英語、フィリピノ語をどのようにして勉強しましたか?どの勉強方法が一番効果的だったと思いますか?
「英会話教室」に通ったり、「英語の学習本」を買ったりして独学で英語を勉強していましたが、日本にいる間は、正直なところ英語力はまったく伸びませんでした。
やはり、フィリピンに来て「必要に迫られて」英語を話すようになってから、徐々に会話力、単語力が伸びました。
どうしても日本で英語の勉強をするとするならば、私は「映画鑑賞」をお勧めします。
まったく知らない映画を英語で観るのではなく、何度も観た「お気に入りの映画」を英語で観ると、「あぁ、こういう表現を使うのか」と、納得しながら勉強ができます。
さらに、大学の授業の実践としては、中学生レベルの数学や歴史の「英語版」を読んだり、機会があればレッスンをうけたりすると良く理解できるので、授業も面白く感じます。
チンプンカンプンの、何の興味も無い会話や分野から英語を始めるのではなく、
自分の知っている分野、得意分野から英語を使っていけば、語彙力が増えて英語を身近に感じるようになると思います。
情報収集方法
どのようにして情報を得ましたか?
 情報はすべて、自分で直接現地に行って、見て聞いてきたものばかりです。
フィリピンは日本の様にシステムがしっかり定着している施設が少なく、最悪の場合は「人によって、言っていることが違う」という状況が起きます。
なので、私は、直接電話するなり、行くなりして、自分の聞きたいことを聞いてくることが、遠いようで、一番近道だと思います。
どうしても日本で情報収集しなければならない場合、私ならフィリピン大使館に通うでしょう。もし大使館の敷居が高いと感じるなら、「フィリピン観光省」に行きます。専門の職員とコミュニケーションをはかりながら、フィリピンの大学や生活環境を聞くことが、日本で得ることができる一番の「生の声」だと思います。
外務省や観光省に勤務しているフィリピン人スタッフは、常識的に話ができるので、頻繁にコンタクトを取るようにすれば、とても心強い存在になってくれると思います。
現地の学校への問い合せ
学校へは何(メール、ファックス、電話)で連絡を取りましたか?その際に困ったことはありましたか?それをどのように解決しましたか?
電話での対応は、フィリピンは決して良いとは言えません。
「遅い、いい加減、冷たい」と言う人が多いです。
英語がしどろもどろなら、尚更です。
直接現地に行くか、フィリピン人の友達や、英語が堪能な人に頼んで、電話してもらうほうがいいと思います。
出願・入学資格
出願時にどのような書類を提出しましたか?書類を準備する上で苦労したことはありましたか?それをどのように解決しましたか?
高校の成績証明書
1. 高校に行って英語版の成績証明書をもらいます。
2. 日本の外務省に待って行き、「その証明書は高校が正式に発行したもの」という認証をもらいます。
  * この時、出身校が外務省に「高校の校印」を外務省に登録していないと この認証が外務省から出ないので、あらかじめ学校に問い合わせる必要があります。
登録してない場合は、登録してもらうように学校に頼みます。
3. 外務省で認められた成績証明書をフィリピン大使館に持って行き、認証( レッドリボンという「認証リボン」をつけてもらう)してもらいます。
戸籍抄本
1. 役所で「英語版の戸籍抄本」を出してもらいます。
*役所が英語版で出してくれない場合は以下の方法が考えられます。
 1. 日本語版の戸籍抄本を翻訳してもらう(翻訳専門の会社をみつける)
 2. 英訳された戸籍抄本を「公証人役場」に持って行き、公証印をもらう。
2. フィリピン大使館に持って行き、認証してもらいます。
高校からの推薦状(2名分)
これは、「何の問題も無く高校を卒業した」証明で、
高校の担任の先生や、校長先生から英語で推薦状を書いてもらいます。
二人からの推薦状(各一通ずつ)です。
保証人の証明
いわゆる、「私は問題なく学費払えます」という証明です。
私は後見人もなく、私費留学だったので、フィリピンの銀行で口座を開き、
100万円くらい(必要金額は学校によって違う)の口座証明を銀行から出してもらい、学校に提出しました。
無犯罪証明書・警察証明書 (ポリスクリアランス)
犯罪歴が無いという証明です。
1. 日本にあるフィリピン大使館に行き、
「私はフィリピンの○×大学を受けたいので、ポリスクリアランスが必要です。申請書をください」と頼むと、フィリピン政府から日本の警察に宛てて、「無犯罪証明を発行してください」という趣旨の用紙をもらいます。
2. それを持って、各都道府県の警察本部に行き、証明書を出してもらいます。
以上が、私が用意した書類です。これを全て英語で説明されて、
「用意できたら持ってきてね」と現地で言われて、泣きそうになりましたが、頑張りました。
日本に帰って、1ヶ月ほどかけて、全てそろえました。
フィリピン大使館、日本の外務省に何度電話し通ったか、分かりません・・・。
なので、最低でも、フィリピンの大学に出願する際は、
2ヶ月は余裕を持ってのぞまないと、受験すらできなくなります。
これだけそろえるために、8万円くらいかかります。交通費も必要です。
みんな、クタクタになりながら乗り越える壁です。
フィリピンにいる間に、しつこいくらい「本当にこの書類がいるのね?これだけそろえたらいいのね?」と確認しないと、せっかく日本で書類をそろえてフィリピンに帰って来ても、
大学から「え?この書類も必要よ。日本に帰って取ってきて」
と言われます。
くれぐれも、事前の確認を忘れてはいけません。
現地で入学試験を受けましたか?どのような教科の試験を受けましたか?
入試は英語、数学、理科、エッセイでした。
ビザの取得(日本での取得と現地での状況):
日本で、フィリピン入国前に取得したビザの種類は何でしたか?申請時に提出を求められた書類はどのようなものがありましたか?申請料はいくらでしたか?申請から取得までどのくらいの日数がかかりましたか?
初めてフィリピンに来たときは、観光ビザで入りました。
2週間ほどのビザですが、ビザが切れる1週間ほど前にフィリピンの入国管理局に行き、
ビザの延長をしてもらいます。
1回目は8千円、2回目は5千円くらいで、少しずつ安くなります。
1~2週間ほどで、延長できます。
現地の移民局で学生ビザ、Special Study Permit を取得・資格変更した場合、どのような書類を提出しましたか?学校は手伝ってくれましたか?申請料はいくらでしたか?申請から取得までどのくらいの日数がかかりましたか?
これは、入学する語学学校によって違います。
手数料を払うと全面的に手続きをしてくれる学校と、そうでない学校があります。
事前に、自分が入学したい学校に問い合わせをして、手続きに必要な書類や金額を聞いておいたほうがいいと思います。
基本的に、日本で準備してくる書類は無いですが、戸籍抄本を取得しておくと便利です。
それほど高いものではないです。1万円もしないと思います。
保険・医療・予防接種
日本でどのような保険(種類、適用範囲)に入っていましたか?保険料はいくら払いましたか?日本でどのような予防接種を受けましたか?
保険は父親のクレジットカードについている保険に、一緒にいれてもらいました。
私は受けていませんが、狂犬病の予防接種は受けたほうがよいかもしれません。
フィリピンは、ケガや病気をした際に、病院にかかると莫大な医療費がかかります。
保険に入っていれば、日本大使館も何かと助けてくれますが、保険に入ってないと、何もできません。
少々高くても絶対に保険には入っていたほうがいいです。
学校生活
学校生活:1週間の大体の生活パターンを教えてください。
月曜日(午前):8~2時頃まで大学で授業(昼食は大学内で食べる)。
      (午後): 帰宅して、3~5時までは昼寝。
      (夜) :学校の宿題とテスト勉強。
      パソコンでメールチェックをして、お風呂に入る。
      12~1時には、なるべく寝るようにしている。
火曜日(午前):10~3時まで学校。
      (午後):4時頃には、渋滞が始まり、タクシーがつかまらないので、急いで帰宅。
      (夜) :夕食の後6~7時はフィリピノ語のニュースを観る。
       宿題や勉強。
       パソコンでメールチェックをして、お風呂に入る。
       12~1時には寝る。
 
水曜日(午前):8~12時半まで授業。
      (午後):12時半~2時までは大学全体が「No Class」になるので、
       インターナショナル留学生会のミーティングをしたり、友達とランチをする。
       4時頃まで学校に残り、図書館で調べ物をしたり、教授に質問をしに行ったりする。
      (夜) :帰宅して、夕食の後はフィリピノ語のニュースを観る
       勉強して、1時には寝る。
木曜日(午前):10~3時まで学校。
      (午後):4時頃には、渋滞が始まり、タクシーがつかまらないので、急いで帰宅。
      (夜) :夕食の後6~7時はフィリピノ語のニュースを観る。
       宿題や勉強。パソコンでメールチェックをして、お風呂に入る。
       12~1時には寝る。
金曜日(午前):8~2時頃まで大学で授業(昼食は大学内で食べる)。
      (午後):翌週に向けて図書館に行ったり、友達と学校内でテスト勉強をする。
       5時頃から友達と夕食を食べに、学校を離れる。
      (夜) :友達と夕食。イベントがあるときはライブに行ったり、映画を観たりして、一切勉強はしない。
土曜日(午前):10時くらいから起きて朝食。
      (午後):部屋の掃除をして、1週間分の買い物にスーパーへ行く。
      (夜) :勉強。
日曜日(午前):10時くらいから起きてエステに行く。
      (午後):昼食を友達と食べて、遊びに出かける。
      (夜) :5時には帰宅してネイルケアをする。
       大河ドラマを見て、家族と電話して、テレビを見て寝る。
現地の授業と日本の学校(大学)の授業の進め方に違いはありますか?教授・先生の教え方や授業内容に満足していますか?
とにかく、現地の生徒は自分の意見をどんどん発言します。
学生は皆、教授ともコミュニケーションをとり、自分の答えが間違っていようが、あっていようがお構いなしに、意見を活発に発言します。
最初のうちは構えてしまいましたが、最近は私も発言するようになりました。
「日本人は英語が話せない」と言うイメージが強いので、教授にあらかじめ「私は英語がまだうまくないので、授業についていけない時もあると思いますが、よろしくお願いします」
と、伝えておくと、ほとんどの先生は気にかけてくれます。
非常にフレンドリーな国民性なので、授業は楽しいです。
クラスメートも、基本的な事を質問しても、みんな優しく教えてくれます。
授業の準備はどのようにしていますか?予習・復習にどの程度時間をかけますか?
大学によるのかもしれませんが、私の大学は「宿題とレポートとテスト」の量が膨大です。
授業が終わった後に、先生に「明日の授業内容」を聞いて予習しておかないと、授業中に「置いてきぼり」にされます。
とにかくテストが多く、私は6教科取っているので、週に2回は何かしらテストがあり、さらにレポートも重なり、毎日5時間は勉強しています。
授業以外に勉強する際、どんな場所(自室、図書室、寮自習室、カフェテリアなど)を利用しますか?
ほとんど自宅で勉強します。学校では、コンサバトリーと呼ばれる、学生のフリースペースで勉強しています。図書館は、入館する際に、荷物をフロントに預けないといけない(教科書を盗まないように)ことが面倒なので行きません。
外のカフェで勉強しようと試みた時期もありましたが、客の会話が気になって、全然集中できないのでやめました。
試験はどのように行われますか?試験対策はどのようにしていますか?
中間や期末試験以外に、小テストが1学期ごとに8回ほどあります。
この小テストは、先生によって出し方も、問題も違います。
コースにもよりますが、エッセイのテストが多いです。
テスト前は、クラスメートと勉強して、分からないところは先生に聞きに行きます。
先輩や、以前同じ教授のクラスを取っていた生徒から、過去問題をもらって参考にしています。
現地の生徒の中には「一夜漬け」をして、出来る人もいますが、私は 各テスト対策として6時間くらいは勉強時間が必要です。
期末試験は、学部が作るので、教授に関わらず、全員同じ試験問題です。
教科によっては、試験の代わりにレポートを提出する時もあります。
プレゼンテーションスキルやレポート(エッセイ)作成の際の文法チェックなどの語学 サポートは大学で用意されていますか?もしない場合、どのように対応していますか?
1年生の時に履修する一般教養のクラスの中に「英語1、2、3」があり、そこでエッセイや、プレゼンテーションのスキルが学べます。
学校の施設(図書館、コンピュータールーム、カフェテリアなど)は充実していますか?
私の大学は比較的充実しています。
フィリピンで一番綺麗な大学だと言われているので、廊下もピカピカで、空調設備も万全です。
大学の「来学期の授業申し込み」もオンラインでできます。
学校全体やクラスで、留学生の割合はどのくらいですか?留学生の中で、日本人の割合はどのくらいですか?
授業が全て英語ということもあって留学生が多いですが、日本人は少ないです。
韓国人と中国人が各100人以上います。日本人は、5人程度です。
その他、インド、イギリス、パキスタン、イラン、アフリカ、ロシア、ドイツ、フランス、アメリカからの留学生がいます。
クラス外の活動(クラブ、サークルなど)に参加していますか?どのような活動をしていますか?
外国人留学生同士のサークルというのを去年作りました。
異文化交流をはじめ、各国の文化や宗教の違いを尊重して、
学校の校則に反する服装等も、学校と良く話し合った上で、
免除してもらうように、話し合いの場を作っています。
他には、日本(語)に興味を持つ人達が集まるサークルがあり、時々ミーティングに参加したり、イベントの手伝いをしたりしています。
フィリピン人学生とどのようにして交流を深めていますか?大変だと思うことはありますか?
やはり、いくらフィリピンの人たちが英語を話せると言っても、学校の外ではフィリピノ語を話します。
なので、現地の言葉がある程度話せないと、友達と深く付き合って行くことは、難しいと感じています。
日本人留学生とどのように接していますか?大変だと思うことはありますか?
日本人留学生自体が少ないので、繋がりは大事にしていますし、交流もあります。
自分と同じように、フィリピンで勉強している日本人留学生とのネットコミュニティーによる交流を通して、情報交換も少しずつしています。
他国の留学生とどのように接していますか?大変だと思うことはありますか?
お互い、「外国人」として苦労や、様々なフィリピンでの経験を共有して、アドバイスしたり、助け合ったりしています。
比較的苦労が多い国なので、結束は固くなります。
文化の違いで、時には意見が分かれますが、
「ケンカはせず、議論」という言葉を大切にしているので、みんな仲良く付き合っていけます。
日本で得ていた情報と食い違っていたところはありますか?
日本では「危険な国」と言われ続けていましたが、
私は一度も危険な目にあったことありません。むしろ、快適です。
危険な地域はもちろんありますが、そこを避けて生活し、夜はむやみに出歩かないなど注意を払っていれば、危険ではありません。
日本でも言えると思いますが、危険な目に会う人は、その人本人の不注意さが原因であることが多いと思っています。
宿泊施設
フィリピン到着後初めに選んだ宿泊施設(大学寮、ホームステイ、アパートなど)は何でしたか?どのようにして宿泊施設を探しましたか?
父親が所有するコンドミニアムがあったので、当初からそこに住んでいます。
トラブル(賃貸契約、同居人との文化の違いなどから生じた誤解やいさかいなど)はありましたか?その際、どのように対処しましたか?
排水溝が詰まったり、トイレの水が流れなかったりした時は、管理室に連絡しましたが、直しに来てくれたのが2日後でした。
保障も、それなりにあるのでしょうが、基本的には、「自分の家の問題は、自分で解決」です。
「日本だったら・・・」と考えるのを止めてから、全てスムーズに行くようになりました。
現地の食事事情
普段、どこ(自炊、学校の食堂、レストランなど)で食事をしますか?現地の食事・食材で苦労したことはありますか?日本の食材を手に入れることはできますか?
日本食材店は近所に3件くらいありますし、日本食レストランも多いです。
しかし、値段が他のレストランと比べると3倍くらい違うので、あまり利用しません。
普段は、学校のカフェでランチを食べて、夜は簡単な自炊をします。
食べ物は安いので、あまり苦労はありません。
水だけは、ミネラルウォーターを買って飲んでいます。
留学費用・お金の送金方法・管理方法など
学費(+その他学校に支払った諸経費)はいくらですか?
学費は1学期8~10万円です。
ビザの延長や、その他の書類などは年間6万円ほどです。
学費以外の生活費(住居費、食費、光熱費、教養・娯楽費など)は、1ヶ月だいたいどのくらい必要ですか?
1ヶ月3~4万円です。
私は住居費を支払う必要が無いので、このくらいで済んでいます。
お金をどのように管理していますか?日本からの送金が必要な際、どのように送金してもらいますか?
お金を送金してもらったことはありません。
お金は銀行に預けており、必要な時に必要なだけ引き落とします。
家にはあまり大金は置かないようにしています。
医療
現地で病院に行ったことはありますか?大学内の医務室や付属病院で医療サービスを受けることは可能ですか?
大学内に「保健室」があり、一般的な薬は処方してくれます。
現地の病院は一度だけ行きました。A級といわれる病院にもかかわらず、衛生状態が良いとは思えませんでした。
日本人会にクリニックがあるので、軽い病気なら、少々高くても私はそちらに行きます。
現地での各種相談先
学校内・学校外で問題があった時、誰に相談していますか?
現地に長く住んでらっしゃる方や、旅行会社などに相談をします。
「現地の事は、現地の人が一番知っている」と思っていましたが、そうでもないようです。
外国人として、様々な問題が起きたときは、他の外国人留学生に相談したほうが、皆同じ様な経験をしているので、アドバイスがもらえます。
治安
現地の危険地帯情報をどのようにして収集しましたか?現地でどのような防犯対策をしていますか?盗難などを含む犯罪に巻き込まれたこと(または聞いたことは)はありますか?その際どのように対処しました(と聞きました)か?
行ってはいけない場所は、クラスメートに教わりました。
犯罪に巻き込まれるのは、男性が多いようで、風俗がらみや、夜間の外出などの中で起きた問題は、よく聞きます。
最近では、日本人の男の子が車を購入し、夜間にドライブしていると、警察官に止められて
「車の中をチェックさせろ」と、言われました。
車の中をチェックしていると警察官が、彼には見覚えの無い「薬」を持ち出して、
「なんだこれは?」と聞いてきたそうです。
そのまま、「麻薬取締法」でつかまり、警察に10万円要求されて、
それを支払うと開放してくれたそうです。
このように、警察が「仕組んで」日本人からお金を取るケースが非常に多いと聞いています。
こういったトラブルは日本大使館も「本人の責任」という感じで、対応はしてくれないようです。
治安は、決して良い国ではないですが、しっかりとこの国を理解していれば、防げる問題ばかりです。
フィリピンのことをよく知り、理解し、危険な所は避ける。基本的な事を守れば、快適に暮らせます。
通信関連
パソコン、携帯電話、インターネット(接続について)などの現地での利用はどうですか?
自宅で電話線を利用して、ダイアルアップ形式でインターネットを使っています。
携帯電話は現地で購入して、プリペイドカードを使って使用しています。
帰国後の進路
フィリピン留学を現在の学業・仕事にどのようにいかしたいと考えていますか?
私はフィリピンを「基本的な事を、1から学べる国」だと思っています。
ですから、今まで乗り越えてきた色々な場面を応用して、
私は「どんな職業についてもやっていける」と思います。
せっかくなら、もちろん英語が使える仕事に就きたいので、現地での就職も考えていますが、今は、香港での就職も考えています。香港は英語が話せると、就職の可能性もありますし、フィリピンからも日本からも近く、フィリピン人もたくさん住んでいます。
フィリピン大使館や、日本大使館などで働くことができればいいと思っています。
後輩へのアドバイス
これまでの留学準備と留学生活を振り返って、「日本にいる間にしておけば良かった」と思うことはありますか?
化粧水や美容関連の物(ファンデーション、メイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、乳液、生理用品など)は、日本から持ってきています。
人によれば「オプション」となりえる商品ですが、私は日本の物を使ってます。
私が一番困ったのは、洋服です。
お国が違えば、センスも違います。
特に、少しフォーマルなジャケットや、スカート、スーツなどは、日本から持ってきたほうがいいと思います。
フィリピンで留学生活を送る際に、これだけは気をつけておいて欲しい、とこれからフィリピン留学を考える後輩に伝えたいことはありますか?
特に気をつけるべきことは思いつきません。
でも、フィリピンはとても面白い国にもなるし、とても恐ろしい国にもなる、
「全てその人次第の国」だと伝えたいです。
南国のためか、フィリピンの人達は全てが日本に比べてスローです。
どこに出かけても、日本と同じようなサービスやスピードには出会えないと思います。
時間にも非常にルーズなことが多いようです。
でも、そこでイライラしていてはここでは不幸です。
待つ間に従業員の人達とおしゃべりしてみるくらいでちょうどいいです。
フィリピンの人達は非常に人間的で、陽気です。
笑顔で話しかければ、気軽に(客と従業員と言う壁にとらわれず)話してくれます。
そして、一度仲良くなれば、顔を覚えてくれますし、2回目からは、まるで常連客のように扱ってくれると感じます。
「別にレストランやデパート、入国管理局の窓口の人達がフレンドリーでなくても、ちゃんと早く仕事をしてくれる方がいいに決まっている」と、思う人もいるかもしれません。
でも、そういう感覚でいると、フィリピンに来てもトラブルいっぱいで、
「早く日本に帰りたい」ときっと連呼することになると思います。
いろいろな壁や、困難(と言っても、些細なものばかりだと感じますが)が待っている国です。
でも、それを乗り越えるたびにステップアップできるなら、こんなに成長できる国はありません。
そして、それは「自信と笑顔」に変わるものだと、私は今感じています。
これからフィリピンに留学を希望される方へ、
フィリピンは鏡のような国です。あなたが変われば、全てが変わります。
自分の変化を映してください。面白いです。自分自身の事ですから。

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