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2017年7月作成

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台湾

留学の準備

最新の情報については、ビザや渡航後の在留手続きは日本国内の大使館・総領事館や現地の入国管理事務所に、学校情報は留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。なお、当機構がこれらの学校を特におすすめしているという主旨ではありません。

台湾で学ぶ留学生

言語訓練

※本サイトでは、日本国籍だけを持つ日本人学生向けの留学情報を掲載しています。

2015~2016年度に大学と大学付属語学コースに在学している留学生総数は11万182人で、そのうち日本人留学生は6,319人です(留学生数上位3か国は、1位マレーシア14,946人、2位日本、3位インドネシア4,394人)。公立大学、私立大学とも大学付属の語学学校があります。また、台湾の多くの大学が外国人学生枠を設けており、書類審査などの比較的簡単な審査で正規コースに入学することができます。
  • Study in Taiwan〔英語など〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台湾教育部が発信する留学生向け台湾教育情報。台湾の高等教育機関・奨学金、中国語を学べる語学学校、生活費や住まいに関するページなど、留学に役立つ情報が掲載されている。
  • 日本台湾教育センター>留学台湾〔中国語・日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台湾留学の情報冊子が日本語のPDFでダウンロードできる。大学・大学院正規課程は「台湾留学A to Z」、語学コースは「台湾で中国語を学ぶー学習華語到台湾」を参照。

台湾教育制度の基礎知識

台湾の教育制度は、就学前教育である幼稚園から始まります。初等教育が国民小学の6年間、中等教育が国民中学の3年間で、合わせて9年間が義務教育です。国民中学卒業後は、高級中学(3年間)もしくは高級職業学校(3年間)を経て、高等教育機関である大学、技術学院、専科学校に進学します。6・3・3制は日本の教育制度と同じです。

大学の学士課程は一般的に4年、歯学部と医学部は6年です。修士課程と博士課程は最短で2年ですが、専攻内容とそのほかの条件で就学年数は変わります。ほとんどの高等教育機関が、秋学期と春学期の二学期制を採用しています。

台湾の中国語能力試験(TOCFL)

台湾にはTOCFL:Test of Chinese as a Foreign Language(華語文能力測験)と呼ばれる中国語能力試験があります。

試験は入門基礎レベル(A1-A2)、中上級レベル(B1-B2)、超級レベル(C1-C2)の3レベルから選択できます。試験応募者は、自身の言語能力を踏まえて受験レベルを選択してください。成績はレベル1(A1)~レベル6(C2)の6段階に分かれます。

TOCFLは台湾の教育機関への入学申請時、また奨学金の申請時に、中国語能力を証明する書類として認められます。日本での受験も可能です。

語学学校

台湾には数多くの大学付属語学センターがあります。大学付属ではありますが、年少者の留学を受け入れるなど、多様なコースを提供しているのが特徴です。

ここでは一例として、台北市の国立台湾師範大学国語教学中心を紹介します。実際の出願にあたっては、最新の情報を大学のウェブサイトや担当事務所に直接確認してください。

  • 国立台湾師範大学国語教学中心
台湾で中国語を教える最大の教育機関。一学期が3か月間で、4学期制となっている。通常学期の他に、7月から8月にかけて夏期コースが開講されている。
クラスは9レベルに分かれており、1~4が初級、5~8が中級、9が上級。入学時のレベルチェックテストによりクラス分けされる。普通クラス(6~10人)、集中クラス(6~8人)、個人レッスン(1対1)により、受講時間数と学費が異なる。1か月未満の短期留学の場合は、個人レッスンのみ受講できる。
語学コースのみだけでなく、中国武術、中国茶道、彫刻、二胡、中国画、切り絵、太極拳、中華料理、中国書道、台湾語などを学べる文化クラスが開講されている。
国立台湾師範大学国語教学中心 入学の手順
授業料(台湾ドル/NTD)(2017年度)
  授業数/週 一学期(3か月) サマーコース(2か月)
集中クラス 15 36,000元 24,000元
普通クラス 10 26,400元 17,600元
個人レッスン 10 84,000元 56,000元
※個人レッスンは週の授業数を2~10時間で選択でき、費用がそれぞれ異なります。
※留学期間が一か月に満たない短期留学で個人レッスンを受講する留学生、ならびに3か月の留学期間で個人レッスンの授業数が週10時間に満たない留学生には、ビザ申請に必要な書類は発行されません。
その他の費用(台湾ドル/NTD 2017年度)
登録費 1,000元
保険 3か月 270元
2か月 180元
教材費 学期ごと 約1,000元

国立台湾師範大学国語教学中心〔日本語・中国語・英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

大学・大学院

台湾には規模が大きく学部数の多い総合大学が約70校、総合大学よりは小規模で学部数の少ない4年制の技術学院が約90校あります。

総合大学は、公立大学と私立大学がほぼ半数ずつ、技術学院は約2割が公立大学で、約8割が私立大学です。
公立大学と私立大学の学費にそれほど差はありません。

Study in Taiwanのページで、条件別に台湾の大学を検索できます。

Study in Taiwan>Universities of Taiwan〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

台湾で留学生とみなされる要件は台湾教育省が定めています。

留学生とみなされる要件(抜粋)
  1. 外国籍を持ち、入学申請時点で海外華僑として学生の身分を持っていないこと。
  2. 高等学校卒業資格があれば学士課程に、学士号を持っていれば修士課程に、修士号を持っていれば博士課程にそれぞれ入学申請が可能。
    ※台湾にある教育機関から更に別の学位コースに進学する場合、大学院(修士課程・博士課程)への進学を除いて、国内学生と同等の入学申請になります。

ここでは2017年度の【入学手続き】【学費】【寮】【保険】について、国立成功大学(公立/台南市)義守大学(私立/高雄市)の例を紹介します。年度によって日付は変わりますので、実際の出願にあたっては、最新の情報を大学のウェブサイトや担当事務所に直接確認してください。

入学手続き

国立成功大学
必要な書類
  1. 入学申請書(大学のホームページからオンライン登録をして、入学申請書に記入する)
  2. 誓約書(ダウンロード→印刷→サインしたものをスキャンして提出)
  3. 最終学歴証明書
    卒業見込みでまだ証明書が取れない留学生は、学年がわかる学生証のコピーを付ける。
  4. 最終学歴の成績証明書
    ※最終学歴証明書、成績証明書とも台北駐日経済文化代表処から、もしくは台湾外交部が認定している機関から公証を受けている必要がある。中国語か英語でない場合は認証を受けた翻訳を付ける。
  5. 財力証明書
    銀行口座に15万台湾ドル以上の残高が必要。台北駐日経済文化代表処から、もしくは台湾外交部が認定している機関から公証を受けている必要があるが、台湾の銀行が発行した証明書であれば公証を受ける必要はない。名義人が留学生本人でない場合は、留学生と名義人の関係と、留学資金を保証する旨を記載した誓約書を提出する。財力証明書として奨学金受給証明書を提出できる。
  6. 推薦書2通
    申請者はオンラインで推薦者の連絡先を提供する。大学が入学申請システムから推薦者に連絡をして、推薦者がオンラインで推薦書を提出する。
  7. 身分証明書とパスポート。場合によってはそのどちらか。もしあれば、台湾の外国人居留証、非世帯主登録証明、その他の証明書
  8. 学習計画書
    それまでの教育課程、興味ある研究、今後の学習への動機などを内容に入れる。
  9. 自己紹介文(英語もしくは中国語)
  10. 博士課程入学申請者は修士論文もしくは関連する出版物のコピー
  11. 学部・専攻により、中国語による自己紹介文、勤務証明書、英語・中国語の語学能力証明書などの提出が求められることがある。また、学部・専攻によっては筆記試験が課せられる。
  12. 申請料 1,600台湾ドルもしくは60米ドル
    この申請料で2学部に申請が可能。海外から申請の場合は、クレジットカードか銀行からの電子送金で支払う。支払い証明書を入学申請の際に提出する。
申請料の支払いが確認できた後に、大学が入学審査を開始します。入学許可書もしくは不合格通知書は郵送で送られます。

義守大学
申請時期
春学期(2月)入学:1月初旬まで
秋学期(9月)入学:7月中旬まで

春学期に入学した場合、秋学期にすでに入学している学生と同学年として授業を履修します。

<申請方法>
  1. 大学のホームページから申請します。申請料は無料。
    「ホーム」→「招生資訊」→「外国学生申請入学」→「申請入学資訊」→「○○年秋/春班線上申請」→「Online Application System」
  2. 申請書に入力して保存する。
  3. 入学申請書ならびに誓約書(切結書)を印刷する。
  4. その他の申請書類と一緒に、メール添付か郵送で大学に送る。
    ※入学許可が出る前に、必要であれば専門科目もしくは語学能力の試験が課せられることがある。
  5. 大学が入学審査結果を通知する。
必要な書類
  1. 入学申請書
  2. 誓約書
  3. パスポートもしくは国籍を証明する書類のコピー
  4. 最終学歴証明書
  5. 最終学歴の成績証明書(全ての学期の成績証明書を提出する必要がある)
    ※最終学歴証明書・成績証明書とも、台北駐日経済文化代表処から、もしくは台湾外交部が認定している機関から公証を受けている必要がある。書類が中国語か英語でない場合は、認証を受けた翻訳を付ける。
  6. 財力証明書
    金融機関が過去3か月以内に発行した、4,000米ドル以上もしくは10万台湾ドル以上の残高証明書。口座名義が留学生本人でない場合は、口座名義人の保証書を付ける。本校以外の奨学金を受ける留学生は、奨学金受給証明書を提出する。
  7. このほか、英語で授業を行う学士課程への申請は、英語能力証明書(TOEFL、IELTS、TOEIC、GEPTなど)、大学院への申請は、推薦書、研究計画書(英語もしくは中国語)、自己紹介文(英語もしくは中国語)など、専攻によって異なる申請書類がある。

入学許可書を受けとった後、開講までの流れ
  1. 入学許可書を受け取って一週間以内に大学ホームページ上で登録をする。その際、宿舎の希望、学生証に使用する写真が必要。
  2. 入学許可書とその他必要な書類を持って、台北駐日経済文化代表処でビザを申請する。
  3. 空港への迎えを利用するか、新入生と保護者向けの座談会に出席するかを、ホームページ上で登録する。
  4. ホームページ上で履修登録をする。(学期が始まってから一週間の間は追加履修と履修科目変更が可能)
  5. ホームページの「應用資訊系統」から寮の入寮保証金を支払う。
  6. ここより渡航後
    寮に入居する。
  7. 新入生オリエンテーションに出席する。
    緊急医療授権同意書を提出し、学費、雑費、語学実習費、パソコン実習費、寮費、医療保険費を支払う。この支払いは、渡航前に大学ホームページの「應用資訊系統」で事前に支払うか、オリエンテーションの際に現金で支払うか選択できる。
    ※義守大学では、新入生オリエンテーションの際に、申請料と申請に必要な書類を提出することで、大学が外僑居留証の申請を代行してくれます。申請に必要な書類と申請料は手続きのページを参照してください。
  8. 新入生保護者の座談会に保護者が出席する(希望者のみ)。
  9. 健康診断を受ける。
  10. 開講

学費

国立成功大学(2016/2017年度)
学士課程 学費/学期 30,311元~40,851元
雑費/学期 14,760元~31,040元
修士課程
博士課程
基本学費/学期 34,200元~44,010元
単位費/単位 2,400元
専攻により学費は異なります。
そのほかの雑費
インターネット登録費 1,200元
教材費 外国語学部 1,200元
その他の学部 600元

奨学金を受給する留学生でも、来台後すぐに奨学金が受け取れるわけではありません。奨学金が支給されるまでの生活費、書籍費、雑費などで、8万~10万元(3,000~5,000米ドル)が必要です。
 
義守大学(2016年度)
学費 45,405元~72,500元/学期
授業担当の教授が指定する書籍・教科書 約500~1,000元/冊
観光・ホスピタリティ・調理学専攻の場合 材料費:約5,000~8,000元/学期
実習服装費:約7,500元

国際企業経営学、管理学院管理学修士課程(IMBA)などの専攻は、他学部より学費が高額です。

国立成功大学
国立成功大学には留学生が優先的に入居できる学内の寮があります。基本的には男女別棟で、それぞれ指定の棟に入居します。

学内の寮には、勝利一舎、勝利三舎、勝利四舎、勝利六舎、光復三舎があり、全て3~4人部屋で、個室ならびにファミリー向けの部屋はありません。個室を希望する留学生は、学外にある太子学舎を検討してください。
国立成功大学 留学生向け学内寮(2016/2017年度)
部屋の人数 秋学期
(新入生)
秋学期
(在学生)
春学期 冬休み 夏休み
3人/4人 6,164元~
10,410元
5,850元~
9,873元
5,850元~
9,873元
1,130元~
2,025元
2,260元~
4,050元

寮費には200元のインターネット費用が含まれます。
各部屋で使用した電気代(エアコン費など)は別途支払う必要があります。
枕・マットレス・シーツ・掛け布団は個人で購入します。

国立成功大学華語中心>宿舎(太子学舎)〔中国語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 学外の学生寮。個室を希望する場合はこちらを参照。

義守大学
留学生は入学許可書を受領後、すぐに入寮の登録をして、必要な諸経費ならびに入寮保証金3,000元を支払う必要があります。入寮保証金3,000元は退寮の際に返金されます。
義守大学寮(2017年度)
  部屋の保証金 寮費 トイレ・
シャワー
大学休暇中
居住の可否
本校3人部屋 3,800元 第一期:22,800元
第二期:19,000元
部屋に付属
本校4人部屋 なし 学期開始2日前から
18週間:10,900元
冷房費は別途支払う
共用 不可

枕、マットレス、掛け布団などは寮の契約業者から購入することができます。(1,200~1,500元)
冬休み・夏休みの寮費は3,800~4,500元です。

保険費

保険費は年度により費用が変わります。ここでは、2017年度の保険費を掲載しています。保険についての詳細は生活お役立ち情報をご参照ください。

国立成功大学
・学生平安保険:100元/年
・国際学生医療保険:500元/月
・全民健康保険:749元/月

義守大学
・学生平安保険:184元/年
・大学提供の医療保険:3,000元/学期
・全民健康保険:749元/月

 
  • 国立成功大学国際事務処〔英語・中国語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台南市にある公立の総合大学。台湾トップ10大学の一校。学生数は約2万人、約2,000人の留学生が在学している。
  • 義守大学国際及両岸事務所>国際学生専区〔中国語・英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 高雄市にある私立の総合大学。所属する義聯グループ事業との産学連携に力を入れている。英語で学位が取得できるコース、中国語と日本語で学位が取得できるコース、中国語で学位が取得できるコースを提供している。

台湾の奨学金

台湾の奨学金は、台湾政府の複数部門が提供しているもの、台湾教育部が提供しているもの、民間組織が提供しているもの、地方自治体が提供しているもの、大学が独自に提供しているものなどがあります。

受給条件、内容、期間はそれぞれの奨学金で異なります。

大学が独自に提供している奨学金については、留学先の教育機関に直接問い合わせてください。
  • 台湾奨学金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台湾政府が支給する奨学金。台湾の大学もしくは大学院に正規留学生として進学する予定の方が対象。(ダブルディグリーの学生と交換留学生は含まない)
  • 教育部華語文奨学金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台湾教育部が支給する奨学金。台湾の教育部が認可した大学付属華語センターで中国語を学習する予定の方が対象。(ダブルディグリーの学生と交換留学生は含まない)
  • 公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会 中華民国扶輪米山会奨学金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 かつて日本のロータリークラブから奨学金を受けた台湾人たちが、日本からの留学生に奨学金を支給。台湾の大学、大学院に正規生として入学する予定の方、すでに台湾の大学、大学院に正規生として在籍している方が対象。
  • 公益財団法人東華教育文化交流財団 私費訪中留学生奨学金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 私費留学生の方が対象。
  • 公益財団法人日本台湾交流協会 若手研究者交流事業〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 日本の大学院に在籍している日本国籍の学生で、台湾の研究機関で研究活動を希望する方、ならびに日本の大学院の指導教官とその学生(大学院生に限る)のグループで、研究活動のために台湾を訪問する方が対象。
  • 財団法人国際合作発展基金会 外籍生奨学金〔中国語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 英語で授業が行われる指定大学の指定コース(2017年度は21大学32コース。学士課程9コース・修士課程21コース・博士課程2コース)に留学する方が対象。奨学金の対象になるコースは、ホームページの「國合會獎學金可申請之學程」から確認してください。
  • 台北市促進国際交流補助金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 台北市指定の中国語教育機関に留学する、台北市と姉妹都市提携を結んでいる都市からの留学生が対象。
    「台北市政府外国人ハンドブック」p64「台北市促進国際交流補助外国人学習中文要点」参照。
  • 高雄市国際学生奨学金〔中国語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 高雄市の大学に留学する自費留学生が対象(ダブルディグリーの学生と交換留学生は含まない)。高雄市と姉妹都市提携を結んでいる都市からの留学生を優先する。

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