海外留学情報

国・地域から調べる

2015年12月更新

ここから本文内の内容です

オランダ

留学の準備

最新の学校情報については、留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。

オランダ地図

オランダへの留学を考える場合、次のようなパターンが主なものといえるでしょう。
  • オランダ語(あるいは英語)を学ぶための語学留学
  • オランダの大学で学位の取得を目指す大学留学
  • 学位の取得は考えずに、大学で1年程度学ぶ交換留学

このうち大学留学は、学部課程で学士号取得を目指すものと、大学院課程で修士号または博士号取得を目指すものとに分かれます。「奨学金の支給対象となる」「英語で授業が行われるプログラムが多い」といった理由から、修士課程やMBA留学を選択する人もいます。また、交換留学も、大学間の取り決めなどにより、留学生の受け入れ態勢が整っているため、主要な留学形態となっています。
このほか、建築学や芸術など、クリエイティブな専門分野をオランダで学びたいと考えて留学する人もいます。

留学生が外国語としてオランダ語を学ぶコースは、大学付属の語学センター、私立の語学学校、地域密着型の成人教育機関、地域教育センターなどで提供されています。
語学教育機関の種類

大学付属語学コース

多くの大学では、語学センターなどにおいて外国語としてオランダ語(Nederlands als Vreemde Taal = Dutch as a foreign language)のコースを提供しています。これらのコースは、各校に在学中または入学前の留学生を主な対象としています。大学進学目的ではなく、オランダ語を学びたい学生の受講も受け付ける場合があります。コースは初心者から上級者向けまで、レベル別になっています。上級者向けのコースに通い、NT2と呼ばれる公的試験に合格すると、大学入学レベルのオランダ語力があると認められます。

私立語学学校

私立の語学学校はオランダに数多く存在します。大学付属語学コースと同様、コースはレベル別になっています。これらのコースは、大学で必要な語学力を学ぶ場というよりは、オランダで生活またはビジネスをする上で必要な語学力を身につけるということを主な目的として設置されています。私立の語学学校の場合、プライベートレッスンなど少人数で授業を行うコースもあります。

成人教育機関(volksuniversiteit)

成人教育機関とは、地域密着型の教育機関です。ここでは、さまざまな講義や課外活動と同時に、オランダへの移民を対象にしたオランダ語コースが開講されています。移民以外の受講を受け付ける機関もあります。オランダには、この成人教育機関が約100集まった協会BNVU(De Bond van Nederlandse Volksuniversiteiten = Association of Dutch Volksuniversiteiten)があり、そのウェブサイトではオランダ語コースを提供している機関の検索が可能です。

地域教育訓練センター(Regionaal Opleidingen Centrum = ROC)

地域教育訓センターとは、職業・専門的な後期中等教育とともに成人一般教育、成人職業教育を行う地域密着型の教育機関です。社会生活および個人生活を充実させることを目的に、第2言語としてのオランダ語のコースを成人一般教育の一環として提供しています。

Regionaal Opleidingen Centrum(ROC) ※リンク先を新しいウインドウで表示

留学手続き
出願のスケジュールは、学校やコースによって大きく異なります。開講3ヶ月前程度に申し込みを締め切るものや、定員が埋まるまで受け付けるものなど、締切の設定はさまざまです。入国手続きに必要な時間も考えて、予定を立てる必要があります。

必要書類

  • 申込書(application form)
  • 授業料の支払い領収書

申込書の取り寄せ方法

申込書は、学校のウェブサイトからPDF形式のファイルなどをダウンロードできることが多く、さらにオンラインで申し込みや支払いまで済ませられる学校もあります。ウェブサイトに用意された申込用のフォームに直接書き込む場合もあります。

出願の流れ

コース内容やサービスをよく確認、検討します。申し込むコースを決めたら、学校の指示に従って出願します。一般的な出願方法として、学校の公式ウェブサイトの申込用フォームに記入、ダウンロードあるいは取り寄せた申請書を郵送やFAX送信します。また、出願と同時に授業料の支払いを指示してくることもあります。支払い方法は、クレジットカードのオンライン決済や銀行からの電子送金、国際郵便為替を用いての支払いなどがあります。入学許可が下りてから支払うこともあるため、学校の指示通りに手続きを進めます。 出願手続きが完了すると、学校からその旨を通知するメール、あるいは入学許可書が送られてきます。 

インターナショナルオフィス

オランダの公用語はオランダ語ですが、高等教育機関では英語で授業を行うプログラムが多数あり、これがオランダの教育の特徴の一つとなっています。
オランダの高等教育機関に留学するには滞在許可が必要となります。滞在許可を申請するには、Code of Conduct(留学生受け入れに関する条例)と呼ばれる条例に署名した教育機関のものでなければなりません。滞在許可の申請は、教育機関が行います。希望するプログラムが署名機関かどうかは、Code of Conductのウェブサイトで確認することができます。

高等教育機関の種類
オランダの高等教育は、WO(Wetenschappelijk Onderwijs)と呼ばれる学術的な教育及び研究を重視するUniversiteit/Research University(研究大学)と、HBO (Hoger Beroepsonderwijs)という、より実践的な高等職業教育を行う教育機関であるHogescholen/University of Applied Sciencesの二元システムになっています。

<オランダの二元教育システム>
WO(Wetenschappelijk Onderwijs)機関= Universiteit/Research University(研究大学)
HBO(Hoger Beroepsonderwijs)機関= Hogescholen/University of Applied Sciences(実践的な高等職業教育を行う大学)

WO機関とHBO機関では、入学条件、プログラムの内容および機関、授与される学位が異なるため、募集要項などをよく確認しましょう。
高等教育はこの他に、留学生のために設置されたInstelling Voor Internationaal Onderwijs /Institute for International Education(国際教育機関)があります。

留学生受け入れ事情
オランダの高等教育機関では、完全に英語で授業を行う学位取得プログラムや短期コースがヨーロッパ各国中最多の合計1,700以上も提供されています。英語による授業の充実度は、オランダの教育の特徴になっています。特に、修士課程では英語によるプログラムが充実しています。
近年、オランダ語によるプログラムで学ぶ留学生の数は年々増える傾向にあります。オランダ語によるプログラムは、公的機関であるIB-Groepのウェブサイトで検索が可能です。

IB-Groep(Informatie Beheer Groep) ※リンク先を新しいウインドウで表示

学位・修業期間
高等教育機関で取得可能な主な学位は、学士号、修士号、博士号です。学士プログラムと修士プログラムはWO、HBO両タイプの機関で提供されています。博士プログラムはWO機関でのみ提供されます。国際教育機関では、主に修士プログラムと博士プログラムが提供されています。
履修期間は、高等教育・研究法(Higher Education and Research Act = WHW)という法律により、単位数を用いて規定されます。 ヨーロッパ単位互換制度(ECTS = European Credit Transfer System)を元に、1ECTSは、講義、ゼミ、個人授業(tutorial)、ラボ実習、自習など28時間の学習から成り、60ECTSが1年間フルタイムの学習を意味します。学年度は9月1日に始まり、翌年の8月31日までです。

ヨーロッパ単位互換制度(ECTS = European Credit Transfer System) ※リンク先を新しいウインドウで表示

学士プログラム(Bachelor)

大学建物

WO機関(Research University)
アカデミックな教育プログラムが中心です。学士号を得るには、3年間で180ECTSを取得する必要があり、卒業論文の提出を求められることもあります。また、主専攻だけでなく副専攻も学ばなければならない場合があります。WO機関の学士プログラムで授与される学位は、Bachelor of Arts(BA)またはBachelor of Science(BSc)です。

HBO機関(University of Applied Sciences)
特定のキャリアを目指し、WO機関よりも実践重視の教育が行われます。学士号を得るには4年間で240ECTSを取得する必要があります。HBO機関の学士プログラムの1年目は“propedeuse”と呼ばれ、専攻を学ぶ上で必須となる導入科目を履修します。1年目の終わりに“propaedeutic examination”と呼ばれる試験があり、2年目以降の学習に進めるかどうかが決まります。プログラム内容は、講義、セミナー、プロジェクト、独習に加えて、3年目にはインターンシップや企業研修の機会が設けられ、4年目には最終プロジェクトまたは卒業論文に取り組みます。HBO機関の学士プログラムで授与される学位は、Bachelor of Engineering(B. Eng)、Bachelor of Nursing(B. Nursing)のようにBachelor(略称B.)とともに学んだ分野が示されます。
このほか、WO、HBOのどちらの機関のプログラムでも修了すると、工学や農学、環境学を専攻した場合はingenieur(WOの略称ir.、HBOの略称ing.)、そのほかの専攻の場合はbaccalaureus(略称bc.)という2002年以前に用いられていた肩書を名乗ることもできます。

修士プログラム(Master)

学校外観

WO機関(Research University)
学士プログラムより専門的な内容に関し、高い研究スキルを身につける教育が行われます。学位を得るために履修すべき単位数は、専攻やプログラムによって決まり、1、1.5、2年でそれぞれ60、90、120ECTSを取得します。工学や農学、数学、自然科学においては120ECTSが必要になります。医学、薬学、獣医学などに関しては3年間で180ECTSの取得が必要です。また、学位の取得には修士論文の執筆も必要です。
WO機関の修士プログラムで授与される学位は、Master of Arts(MA)またはMaster of Science(MSc)です。どちらの学位になるかは、専攻内容によります。修了者は、工学や農学、環境学を専攻した場合はingenieur(略称ir.)、法学専攻の場合はmeester(略称mr.)、そのほかの専攻の場合はdoctorandus(略称drs.)の肩書を名乗ることができます。

HBO機関(University of Applied Sciences)
職業的な能力が重視され、ほとんどのプログラムは応用研究の指導に焦点が当てられます。学位を得るために履修すべき単位数は、専攻やプログラムによって決まり、1年もしくは2年間で60~120ECTSです。授与される学位は、Master of Social Work(MSW)のように学んだ分野が示されます。

博士プログラム(Doctor)

博士号は、アカデミックな学位の最高位になります。オランダでは、WO機関が博士号を授与する権利を持っています。
博士号を得るまでの過程はプロモーション(promotie = promotion)と呼ばれます。大学のフルタイム教授がプロモーターとなり、学生はその指導の下で、フルタイム4年にわたり研究を続けます。博士号は研究学位であることから、独自の研究に基づく論文を書き、これを公の場で発表しなければなりません。博士号を得ると、doctor(略称はDr.)の肩書が使えるようになります。
博士号候補者の多くは、学位取得までリサーチアシスタント(RA)、ティーチングアシスタント(TA)などとして働くことができます。
高等教育で学べること
オランダでは、学ぶ者の個性や考えを尊重する教育が行われています。伝統的に、学習の重点は問題をいかに解決するかに置かれ、実践的な問題を自力で分析・解決できるよう訓練を受けます。学生は教授と双方向のやり取りをしながら、新たな知識を得て、さらにそれを応用して意見の幅や創造力を広げていきます。プログラムは、レポート、特定の問題を分析・解決するためのグループ活動、インターンシップを通じての経験及び、ラボでの実験で構成されています。自分の力で問題を解くことが重視されるため、自習も重要な学習要素となります。

授業風景

WO機関では、経済学、行動科学・社会科学、自然科学、法学、医学、工学・テクノロジー、言語学・文化学などの分野を学ぶことができます。また、大学によっては、複数の学問にまたがって学ぶことが可能です。

オランダの修士プログラムで定評のある分野のひとつに経営学があり、MBAプログラムが有名な大学もあります。

HBO機関では、WO機関より実践指向が強く、農学、経済学、健康管理学、美術などのキャリア教育を提供しています。

 

<学べる分野>
WO機関(Research University) ※学術色が強い
・経済学 ・行動科学 ・社会科学 ・自然科学 ・法学 ・医学 ・工学 ・テクノロジー ・農学 ・言語学 
・文化学等

 HBO機関(University of Applied Sciences) ※より実践的
・工学 ・農学 ・経済学 ・健康管理学 ・環境科学 ・美術 ・デザイン等
留学生の入学条件
留学生の受け入れ条件は、教育機関やプログラムにより異なります。希望する学校、プログラムへ直接問い合わせましょう。

学士プログラム(Bachelor)

オランダの教育システムにおいて、WO機関の学士プログラムで学ぶには、6年間の大学進学準備教育(Voorbereidend Wetenschappelijk Onderwijs = VWO)を修了していることが条件です。HBO機関で1年目(60ECTS)を終えた学生も入学資格を持ちます。HBO機関で提供される学士プログラムで学ぶには、5年間の上級一般中等教育(Hoger Algemeen Voortgezet Onderwijs = HAVO)を修了する必要があります。
日本から留学する場合、高校の卒業証明証がHAVO diplomaに相当します。詳しくはCountry module Japan(以下リンク)を見てください。同等と認められる資格を持っていない場合は、入学試験を受け、語学力(英語またはオランダ語)、特定の科目に関する学力を示すことで入学が認められる場合もあります。芸術専攻のように、学校がその他の条件(実技など)を設ける場合もあります。大学で履修済みの科目がある留学生は、履修済みの一部の単位が認められ、編入扱いで受け入れられる場合もあります。また、希望するプログラムの入学資格を満たしていない場合(オランダ語力や英語力が不足している等)、条件付き入学(conditional admission)として入国が許可されることがあります。その場合は、1年間の大学進学準備コース(preparatory year)に入ることができます。その後、試験に合格すると正式に入学が許可されます。ただし、準備コースの延長はできません。
期間は、HBO機関が提供する学士プログラムは4年、WO機関では3年となっています。
*プログラムによっては、1年次の受け入れに定員(numerus fixus)を設けている場合もあります。

Country module Japan ※リンク先を新しいウインドウで表示

修士プログラム(Master)

受付付近

日本から留学する場合、学士号または同等の資格を取得していることが必要です。金融学、芸術学、健康管理学、不動産学、神学などの専攻では、学士プログラムから直接進学するのではなく、関連分野での就業経験が求められることがあります。HBO機関で学士号を取得した場合は、WO機関の修士プログラムに入学するために、進学準備コース(bridging course)を修了するなど、追加の条件をクリアしなければなりません。また、定員数が決まっている専攻もあります。

HBO機関が提供する修士プログラムは1~4年で、WO機関は、1~3年です。(修士プログラム参照)

博士プログラム(Doctor)

博士号を取得する博士課程は、WO機関のみで提供され、修士号を取得していることが最低条件です。また、英語で論文を執筆するため、十分な英語力が必要です。その他にもいくつかの条件が大学ごとに設定されます。また、独自の研究を進められる能力があることを、これまでの論文執筆や研究計画を遂行した経験で示す必要もあります。

必要とされる語学力

オランダ語で授業を行うプログラムの場合は、オランダ語を修得していることが必須条件です。大学の中には、入学条件として留学生にオランダ語の試験を受けることを求める場合があります。また、大学にオランダ語能力を証明する書類として、オランダ語公式検定試験(CNaVT)やNT2の結果を提出することも可能です。
英語で授業を行うプログラムの場合は、一定の英語力が必要です。IELTS、TOEFLのスコアが認められることが多く、スコアの目安はそれぞれ次の通りです。
・IELTS:6.0以上
・TOEFL:iBT 79-80
語学試験に関する情報は、語学試験の項目からご覧ください。
Code of Conductは、オランダの高等教育機関で留学生を受け入れる機関が必ず署名する条例です。署名した機関は、自ら提供するプログラムに関して、認定状況、守るべき教育の質の基準、その質を保証するために学内で行っていること、プログラムの内容、出願条件、教授言語、各種費用などを、信頼できる情報としてわかりやすく留学生に適宜提供することになります。また、提供される情報は、英語もしくはプログラムで用いられる言語、または留学生の母語によるものでなければなりません。各教育機関は、ビザや滞在許可の取得、オリエンテーション、学生カウンセリングなどに関してどのようなサービスをいくらで留学生に提供するのかも、明確に示さなければなりません。EU圏以外からオランダの高等教育機関に留学する場合、この条例に署名していない機関のプログラムに登録すると滞在許可申請ができないので注意しましょう。署名している機関かどうかはCode of Conductのウェブサイトで確かめることができます。

Code of Conduct ※リンク先を新しいウインドウで表示

資格認定
留学生が自国で取得した卒業資格のオランダでの評価は、Nuffic(Netherlands Organisation for International Cooperation in Higher Education:オランダ高等教育国際協力機構)が定めていますので、Nufficのサイトにて確認しましょう。
成績制度
中間試験(tentamen)により、学生の知識、理解度、技能が測られます。成績制度はここ数十年大きな変更がありません。尺度(scale)は1(very poor)から10(outstanding)までです。 合格最低ラインは6です。8(Good)が非常に良い評価となり、9(Very good)以上が与えられることは稀で、ごく僅かな優秀な学生にしか与えられません。また、1~3が使われることもほとんどありません。成績が5と6の間の場合は、5.5で端数を繰り上げ、5.5は合格、5.4は不合格となります。成績は当該学部の試験委員会が決定します。
オランダの評価
評価 意味
10 Outstanding*
9 Very good*
8 Good
7 More than satisfactory
6 Satisfactory
5 Almost satisfactory
4 Unsatisfactory
3 Very unsatisfactory
2 Poor*
1 Very poor*
*1~3の評価はほとんどなく、9と10が与えられることもごく稀である。

出典:Study in Holland > Education system > Dutch grading system ※リンク先を新しいウインドウで表示

学費
学費は通常、学生の出身国がEU(European Union)やEEA(European Economic Area)の圏内か圏外かによって額が異なり、圏外学生(Non-EU/EEA students)は学費が高めです。日本から留学する場合は、ウェブサイトなどに書かれた圏外学生の学費を参照します。授業料、出願料、登録料など、費用の内訳、支払方法、支払の締切日などをよく確認してください。大学によっては、独自に国のグループ分けを行い、細かい説明を行っているところもあれば、年齢(例えば30歳未満か30歳以上か)によって学費が異なるところもあるので、大学のウェブサイトは注意深く読むようにしましょう。学費は、学部、条件によって異なるため、志望校のサイトやStudy finderなどで必ず確認するようにしましょう。
また、英語で授業を行うプログラムの費用は、Nufficが運営するStudy in Hollandのサイトで調べられます。
  • Studyfinder ※リンク先を新しいウインドウで表示
  • Study in Holland ※リンク先を新しいウインドウで表示 Home > Study options > Find study programmes
出願・入学手続き方法

図書館

留学中の住まいの手配を大学に依頼する予定の学生や奨学金に申し込む予定の学生は、早めの出願を心がけたほうがよいでしょう。なお、スケジュールは、教育機関やプログラムにより異なりますので、各教育機関の入学事務局に確認してください。

Studielink ※リンク先を新しいウインドウで表示

必要書類

出願に必要な書類は、教育機関やプログラムによって異なります。以下に提出書類の一例を示します。
例:ライデン大学 学士課程の場合
  • 卒業証明書および成績証明書
  • CV(Curriculum vitae)(履歴書)
  • 志望動機書
  • 語学能力の証明書
  • パスポートのコピー
*専攻によっては、追加書類が必要になる場合があります。
*MBAプログラムでは、経営学プログラムの進学適性試験GMAT(Graduate Management Admission Test)のスコアの提出を求められる場合があります。
*修士・博士プログラムでは、推薦状やこれまで書いた論文の要約、発行した出版物のリストなどを補助書類として要求される場合があります。
*出願料(application fee)がかかります。

書類の作成・取り寄せ方法

多くの場合、願書は各教育機関のウェブサイトからダウンロードできます。この他、卒業証明書や成績証明書は在籍・卒業校にて作成してもらいます。使用言語は学校の規定に従います。通常はオランダ語(英語、ドイツ語、フランス語でも可の場合あり)で作成することになります。

出願の注意点

まず、入学条件を確認しましょう。学校のウェブサイトなどを見て、自分の学歴や成績、経歴で入学が認められるかどうかを確認します。出願や入学条件に関する情報は、“Information for International Students”“Admissions”“How to Apply”などのページを探しましょう。また、留学生用の情報もEU圏内と圏外によって異なるので、注意してください。
交換・派遣留学とは、日本の大学と交換留学協定を結んでいる大学、または大学院へ留学する方法で、学士号や修士号などの学位を取得しないプログラムです。履修期間は最長1年間程度です。プログラムで使用される言語はオランダ語もしくは英語になるため、受講するには高い語学力が必要です。一部の大学では、オランダ語の学力が足りない留学生に対して語学コースも提供しています。
交換留学プログラムに申し込むには、まず、在籍大学に問い合わせます。
文部科学省のウェブサイトでは、日本のどの大学がオランダの大学と提携を結んでいるかを確認できます。

文部科学省:海外の大学との大学間交流協定 ※リンク先を新しいウインドウで表示

奨学金についての詳細は直接該当機関に問い合わせてください。
日本学生支援機構の奨学金
貸与型と給付型、短期留学向けと学位取得希望者向けなどの種類があります。詳細は以下リンクにて確認できます。

海外留学のための奨学金 ※リンク先を新しいウインドウで表示

その他の奨学金
その他、オランダ留学に際して申請できる奨学金や助成金は以下のようなものがあります。
  • Scholarships administered by Nuffic ※リンク先を新しいウインドウで表示 オランダ高等教育国際機構(Nuffic)が実施する奨学金が掲載されています。
  • 奨学金データベース“Grant Finder” ※リンク先を新しいウインドウで表示 オランダで学ぶための奨学金データベースです。目的(研究もしくは学習)、学歴、専攻、国籍から自分に合った奨学金を検索できます。
  • HSPハウヘンス・プログラム(HSP Huygens programme) ※リンク先を新しいウインドウで表示 オランダ政府の奨学金です。学士号プログラムおよび修士号プログラムで学びたいと考える、世界各国の留学希望者が対象となります。上記のサイトからNufficへオンラインで直接申し込みます。
  • ヘンク・ボットASML-TU/e奨学基金(The Henk Bodt ASML-TU/e scholarship fund) ※リンク先を新しいウインドウで表示 世界的な露光装置製造企業ASML Holding NV社とTechnische Universiteit Eindhovenが共同で提供する奨学金です。修士号プログラムで学びたいと考える、世界各国の留学希望者が対象となります。
  • トビタテ!留学JAPAN ※リンク先を新しいウインドウで表示
なお、当機構では、上記の奨学金も含め、日本で募集される各種奨学金の概要をまとめた『海外留学奨学金パンフレット』を毎年1回発行しており、当サイト上にも掲載しています。この掲載データは『海外留学奨学金検索サイト』にて検索することもできます。
オランダ語試験

オランダ語公式検定試験(CNaVT:Certificaat Nederlands als Vreemde Taal)

外国語としてのオランダ語能力を測る試験です。試験名でもある「非営利機関CNaVT(Certificaat Nederlands als Vreemde Taal = Certificate of Dutch as a Foreign Language)」がオランダ政府の助成を受けて実施し、世界各地のオランダ語教育関係機関で毎年1回試験が行われます。日本でも受験が可能です。オランダ語の総合的な理解力が求められ、試験の結果はスコアではなく合否によって判定されます。次のような分野に分かれ、各レベルに達するとそのレベルの証明書が発行されます。高等教育レベルのプログラムで学びたい場合は、PTHO(高等教育分野)の取得を目指します。
  • Profiel Toeristische en informele Taalvaardigheid (PTIT:一般分野)
  • Profiel Maatschappelijke Taalvaardigheid (PMT:社会分野)
  • Profiel Professionele Taalvaardigheid (PPT:専門的分野)
  • Profiel Academische Taalvaaardigheid (PAT:学術的分野)
  • Profiel Taalvaardigheid Hoger Onderwijs (PTHO:高等教育分野)

フランダースセンター(テストの申込み) ※リンク先を新しいウインドウで表示 フランダースセンター(大阪)にて受験が可能です。

1992年からオランダ政府が行っている外国語としてのオランダ語能力を測る試験です。国家試験委員会(staatsexamencommissie)が開発および運営を担当し、IB-Groepが実施しています。試験は、アムステルダム、ロッテルダムなどオランダ国内6カ所で行われます。NT2-I(Staatsexamen Nederlands als Tweede Taal, Examen I)とNT2-II(Staatsexamen Nederlands als Tweede Taal, Examen II)に分かれていて、前者は職業訓練にかかわり、後者は高等教育への進学に当たって語学力の証明に用いられます。試験ではオランダ語の4技能(reading / listening / writing / speaking)の力が測定されます。

IB-Groep(Informatie Beheer Groep) ※リンク先を新しいウインドウで表示

英語試験
英語を母語としない留学生などを対象とする英語力判定テストとしては、次のようなテストのスコア提出が高等教育機関から求められます。

IELTS(International English Language Testing System)

イギリス英語圏の高等教育機関を中心に、出願の際にスコア提出を求められることが多いテストです。イギリスのUniversity of Cambridge ESOL Examinations、ブリティッシュ・カウンシルなどが共同で開発・管理しています。読む、聞く、話す、書くの各分野の能力がそれぞれ1~9のスコアで示されます。

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)

アメリカの教育団体 ETS(Educational Testing Service)が開発・管理しています。結果はスコアで示されます。読む、聞く、話す、書く、の4技能を総合的に測定します。結果はiBT(インターネット版)の場合10~120のスコアで示されます。

この国の外国政府等奨学金を見る

他の国・地域の留学情報を見る

このページの先頭へ戻る