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2017年11月更新

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オランダ

留学の準備

最新の学校情報については、留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。

オランダ地図

オランダ留学の主なタイプ
  • オランダ語あるいは英語を学ぶための語学留学
  • 学士号、修士号、博士号などの学位取得を目指す高等教育機関への留学
  • 学位の取得は目的とせず、大学で1年程度学ぶ交換留学建築や芸術などの専門分野を学ぶための留学

オランダは学生の10人に1人が留学生という環境です。112,000人以上の留学生が留学先として選ぶ理由は、完全に英語で授業を行う講義の数が約2,000もあり、ヨーロッパ各国中で特に多いこと(オランダ人の95%が英語を話します)や、英語圏よりもリーズナブルな授業料と生活費が比較的安いことなどが挙げられます。英語による授業の充実は、オランダ教育の特徴になっています。
近年、オランダ語によるプログラムで学ぶ留学生の数も年々増える傾向にあります。
また、日本人留学生が支給対象となる奨学金が多数あります。
 

留学生が外国語としてオランダ語あるいは英語を学ぶコースは、大学付属の語学センター、私立の語学学校、地域密着型の成人教育機関、地域教育センターなどで提供されています。
語学教育機関の種類

大学付属語学センター

多くの大学では、語学センターなどにおいて外国語としてオランダ語(Nederlands als Vreemde Taal = Dutch as a foreign language)のコースを提供しています。これらのコースは、各校に在学中または入学前の留学生を主な対象としています。大学進学目的ではなく、オランダ語を学びたい学生の受講も受け付ける場合があります。コースは初心者から上級者向けまで、レベル別になっています。上級者向けのコースに通い、NT2と呼ばれる公的試験に合格すると、高等教育機関に入学できるレベルのオランダ語力があると認められます。

私立語学学校

私立の語学学校は数多く存在します。大学付属語学センターと同様、コースはレベル別になっています。これらのコースは、大学で必要な語学力を学ぶ場というよりは、オランダで生活またはビジネスをする上で必要な語学力を身につけるということを主な目的として設置されています。プライベートレッスンなど少人数で授業を行うコースもあります。

成人教育機関(volksuniversiteit)

Volksuniversiteitは、地域密着型の成人教育機関です。ここではオランダ語をはじめ30以上の言語のコースやワークショップが開講されています。中には、英語で受けられるコースもあります。Volksuniversiteit.nlのウェブサイト内からは学校や各コースの検索が可能です。

Volksuniversiteit.nl〔オランダ語・一部英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

地域教育訓練センター(ROC:Regionaal Opleidingen Centrum)

ROCとは、職業・専門的な後期中等教育とともに成人一般教育、成人職業教育を行う地域密着型の教育機関です。社会生活および個人生活を充実させることを目的に、第二言語としてのオランダ語のコースを成人一般教育の一環として提供しています。

ROC:Regionaal Opleidingen Centrum〔オランダ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

留学手続き
出願のスケジュールは、学校やコースによって大きく異なります。開講の数ヶ月前程度に申し込みを締め切るコースもあれば、定員が埋まるまで受け付けるコースもあります。入国手続きに必要な時間も考えて、出願する学校のスケジュールに合わせた予定を立てる必要があります。

出願方法

まず、コース内容やサービスをよく確認し、検討します。申し込むコースを決めたら、学校の指示に従って出願します。最近は、オンライン上で申し込みを行うところも増えています。授業料については、出願と同時に支払いを支持される場合もあれば、入学許可がおりてから支払う場合もあるため、学校の指示通りに手続きを進めましょう。 出願手続きが完了すると、学校からその旨を通知するメール、あるいは入学許可書が送られてきます。

インターナショナルオフィス

オランダの高等教育は、WO(Wetenschappelijk Onderwijs)と呼ばれる学術的な研究を重視する教育と、HBO(Hoger Beroepsonderwijs)という実践的な高等職業教育の二元システムです。詳しくは当サイト内の「教育制度」を参照ください。

教育制度〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

<二元システム>
・WO機関: Universiteit
=Research University (研究志向の強い大学)

・HBO機関: Hogescholen(ホーヘスホール)
=University of Applied Sciences
(実践的な高等職業教育を行う大学)

入学条件

学士課程

オランダの教育システムにおいて、WO機関の学士課程で学ぶには、6年間のVWO(Voorbereidend Wetenschappelijk Onderwijs:大学進学準備学校)を修了していることが条件です。HBO機関で1年目(60ECTS)を終えた学生も入学資格を持ちます。
HBO機関の学士課程で学ぶには、VWO、あるいは5年間のHAVO(Hoger Algemeen Voortgezet Onderwijs:高等職業教育機関準備学校)を修了する必要があります。また、所定の条件を満たしたうえで、MBO(Middelbaar beroepsonderwijs:上級中等教育中等職業訓練学校)のディプロマを持っている場合も出願が可能です。
日本から留学する場合、高校の卒業証明書がHAVOディプロマに相当します。詳しくは文末のリンク(Education system Japan)を見てください。同等と認められる資格を持っていない場合は、入学試験を受け、語学力(英語またはオランダ語)、特定の科目に関する学力を示すことで入学が認められる場合もあります。芸術専攻のように、学校がその他の条件(実技など)を設ける場合もあります。大学で履修済みの科目がある留学生は、履修済みの一部の単位が認められ、編入扱いで受け入れられる場合もあります。また、希望するプログラムの入学資格を満たしていない場合(オランダ語力や英語力が不足しているなど)、条件付き入学として入国が許可されることがあります。その場合は、1年間の大学進学準備コースに入ることができます。その後、試験に合格すると正式に入学が許可されます。ただし、準備コースの延長はできません。
プログラムによっては、1年次の受け入れに定員(numerus fixus)を設けている場合もあります。

Education system Japan〔英語〕※PDF ※リンク先を新しいウインドウで表示


修士課程

大学建物

日本から留学する場合、学士号または同等の資格を取得していることが必要です。金融学、芸術学、健康管理学、不動産学、神学などの専攻では、学士課程から直接進学するのではなく、関連分野での就業経験が求められることがあります。
HBO機関で学士号を取得した学生が、WO機関の修士課程に入学するためには、追加の条件をクリアしなければならないこともあります。また、定員数が決まっている専攻もあります。

博士課程

博士号を取得する博士課程は、WO機関のみで提供され、修士号を取得していることが最低条件です。また、英語で論文を執筆するため、十分な英語力が必要です。その他にもいくつかの条件が大学ごとに設定されます。また、独自の研究を進められる能力があることを、これまでの論文執筆や研究計画を遂行した経験で示す必要もあります。

必要とされる語学力
オランダ語で授業を行うプログラムの場合は、オランダ語を修得していることが必須条件です。大学の中には、入学条件として留学生にオランダ語の試験を受けることを求める場合があります。また、大学にオランダ語能力を証明する書類として、オランダ語公式検定試験(CNaVT)やNT2の結果を提出することも可能です。
英語で授業を行うプログラムの場合は、一定の英語力が必要です。一般的にIELTS、TOEFLのスコアを求められます。スコアの目安はそれぞれ次の通りです。
  • IELTS:6.0以上
  • TOEFL:iBT 79-80
留学生受け入れに関する条例:Code of Conduct
Code of Conductは、留学生を受け入れるオランダの高等教育機関が必ず署名する条例です。この条例に署名している高等教育機関でなければ、留学生を募集することはできません。各機関は、この条例に署名することによって、留学生に提供する教育プログラムの質やサービス内容などを保証しています。また、滞在許可取得の補助や住居の提供などの各種相談支援サービスの内容とそれにかかる費用などの情報を英語、プログラムの教授言語、もしくは留学生の母語によって提供することになっています。
EU圏以外から高等教育機関に留学する場合、この条例に署名していない機関のプログラムに登録すると滞在許可の申請ができないので注意しましょう。署名している機関かどうかはCode of Conductのウェブサイトで確かめることができます。

Code of Conduct〔英語・オランダ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

資格認定

留学生が自国で取得した卒業資格のオランダでの評価は、Nuffic(The Dutch organisation for internationalisation in education:オランダ高等教育国際協力機構)が定めていますので、ウェブサイトにて確認しましょう。
学費
学部や条件に加え、学生の出身国が、EU(European Union)やEEA(European Economic Area)の圏内か圏外かによって学費は異なります。圏外学生(Non-EU/EEA students)は学費が高めです。日本から留学する場合は、圏外学生の学費を参照します。授業料のほか、出願料や登録料なども確認しましょう。EU圏外からの留学生の授業料は各大学が決めることができます。大学によっては、独自に国のグループ分けを行い、細かい学費設定を行っているところもあるので、志望校のサイトで必ず確認するようにしましょう。
英語で授業を行うプログラムの費用は、Nufficが運営するStudy in Hollandのサイト内から調べられます。

Study in Holland〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 Home > Study options > Find study programmes

出願方法

図書館

オンライン出願システムstudielinkが導入されています。高等教育機関へ出願する際は、まず、studielinkにアカウントを作成します。ただ、留学生の出願については独自の方法をとっている機関もあるので、必ず、自分の希望する教育機関の出願方法を確認しましょう。
留学中の住まいの手配を大学に依頼する予定の学生や奨学金を申し込む予定の学生は、早めの行動を心がけたほうがよいでしょう。なお、出願のスケジュールは、studielinkを介した場合と教育機関に直接出願する場合によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

Studielink〔英語・オランダ語・ドイツ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

必要書類

出願に必要な書類は、教育機関やプログラムによって異なります。以下に、直接大学に出願する場合の提出書類の一例を示します。
例:ライデン大学 学士課程の場合
  • 卒業証明書および成績証明書
  • CV(Curriculum vitae)(履歴書)
  • 志望動機書
  • 語学能力の証明書
  • パスポートのコピー
※専攻によっては、追加書類が必要になる場合があります。
※MBAプログラムでは、経営学プログラムの進学適性試験GMAT(Graduate Management Admission Test)もしくはGRE(Graduate Record Examination)のスコアの提出を求められる場合があります。
※修士・博士課程では、推薦状やこれまで書いた論文の要約、発行した出版物のリストなどを補助書類として要求される場合があります。
※出願料がかかります。

書類の作成・取り寄せ方法

多くの場合、願書は各教育機関のウェブサイトからダウンロードできます。この他、卒業証明書や成績証明書は在籍・卒業校にて作成してもらいます。使用言語は学校の規定に従います。

出願の注意点

まず、入学条件を確認しましょう。学校のウェブサイトなどを見て、自分の学歴や成績、経歴で出願できるかどうかを確認します。出願や入学条件に関する情報は、“Information for International Students”“Admissions”“How to Apply”などのページを探しましょう。留学生用の情報は、EU圏内と圏外によって異なるので、注意してください。
交換・派遣留学とは、日本の大学と交換留学協定を結んでいる大学、または大学院へ留学する方法で、学士号や修士号などの学位を取得しないプログラムです。履修期間は最長1年間程度です。プログラムで使用される言語はオランダ語もしくは英語になるため、受講するには高い語学力が必要です。一部の大学では、オランダ語の学力が足りない留学生に対して語学コースも提供しています。
交換留学プログラムについては、在籍大学に問い合わせてください。
奨学金についての詳細は直接該当機関に問い合わせてください。

日本学生支援機構の奨学金

貸与型と給付型、短期留学向けと学位取得希望者向けなどの種類があります。詳細は以下リンクにて確認できます。

海外留学のための奨学金〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

その他の奨学金

その他、オランダ留学に際して申請できる奨学金や助成金は以下のサイトより検索できます。

Study in Holland〔英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 Study in Holland>Home>scholarship>Find a scholarship
目的(研究もしくは学習)、学歴、専攻、国籍など自分に合った奨学金を検索できる。

当機構では、日本で募集される各種奨学金の概要をまとめた『海外留学奨学金パンフレット』を毎年1回発行しており、当サイト上にも掲載しています。掲載データは『海外留学奨学金検索サイト』にて検索することもできます。

オランダ語公式検定試験(CNaVT)

外国語としてのオランダ語能力を測る試験です。試験名でもある「非営利機関CNaVT(Certificaat Nederlands als Vreemde Taal = Certificate of Dutch as a Foreign Language)」がオランダ政府の助成を受けて実施しています。世界各地のオランダ語教育関係機関で毎年1回試験が行われます。日本では、フランダースセンターが唯一この試験を主催しています。試験は「聞き取り」「読解と作文」そして「口述試験」の3つが総合的に判断され合否が決まります。日常会話レベルからオランダ語教育者を目指すレベルまで数段階に分かれているので、自分の目的にあったレベルを受験しましょう。試験の結果はスコアではなく合否によって判定されます。
外国語としてのオランダ語能力を測る国家試験です。試験はProgramma I とProgramma IIに分かれています。Programma Iは、オランダで仕事を探す人、もしくは上級中等教育中等職業訓練学校(MBO)への進学を目指す人のための試験です。WO機関やHBO機関などの高等教育機関への進学を目指すにはProgramma IIを受験しましょう。試験ではオランダ語の4技能(reading / listening / writing / speaking)が測定されます。

NT2〔英語・オランダ語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

英語試験
主な英語の語学力テストについては、以下のリンクを参照してください。

主な語学・学力テスト情報〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示

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