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2008年3月作成

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オランダ

アンケート(修士2)

倉持 壮 さん
(2008年2月アンケート記入)
留学先について
学校名:Universiteit Utrecht
専攻:Sustainable Development: Track Energy and Resources
課程:修士
留学期間:2004年9月~2006年8月
留学前の状況
なぜオランダに留学しようと思いましたか?なぜ他の英語圏の国ではなくオランダを選びましたか?
京都議定書作成の過程で、ユトレヒト大学の研究グループがEU内における温暖化ガス排出削減目標割当ての設定に関して多大な貢献をしていて、自分も将来気候変動政策の形成に関わっていきたいと思っていたからです。ユトレヒト大学での修士課程は全て英語で行われました。
留学を思い立ってから実際に現地に出発するまでどのくらいの準備期間が必要でしたか?
学部4年の6月に留学を決意したので、ちょうど1年くらいです。
日本でオランダ語または英語をどのようにして勉強しましたか?どの勉強方法が一番効果的だったと思いますか?
オランダ語は修士課程において不要だったので、現地入りするまでは何も勉強しませんでした。英語はかつてアメリカに住んでいたので入学に関してはほぼ問題なかったです。英語はとにかく使いまくることが上達への一番の近道だと思います。
どのようにしてオランダや学校の情報を得ましたか?
全てインターネットでの検索でした。大学の国際交流部からも色々資料をもらいました(特に留学体験談など)。
学校へは何語で、どんな手段(E-mail、ファックス、電話)で連絡を取りましたか?
全てメールでした。特に問題なかったです。
出願:出願時にどのような書類をどこに提出しましたか?
出願はホームページに書かれていた宛先に提出しました。提出した書類は以下の通りです。
TOEFLスコア
学部の成績証明書
高校の成績証明書
推薦文2通
自己推薦文(Motivation letter)1通
出願から許可書をもらうまでは約3ヶ月くらいでした。
現地の入学試験とその内容を教えて下さい。
現地で入学試験は受けず、全て書類審査でした。ただ修士前の専門があまりかけ離れている場合は特定のコースを履修する条件付入学の場合もあるようです。
どのような滞在許可をどのようにして取得しましたか?申請時に提出を求められた書類、申請料、申請から取得までかかった日数を教えて下さい。
入国後、オランダで取得しました。
大学が全てアレンジしてくれたので楽でした。銀行の残高証明書と翻訳された戸籍謄本は必要だったと思います。初年度は300ユーロ近くかかりましたが、2年目(延長)は50ユーロくらいでした。
オランダの移民局は仕事がのんびりしているので、私の場合は滞在許可証をもらうまで半年以上かかりました(ただし申請中は合法的に滞在できます)。普通は3ヶ月くらいです。
保険・医療・予防接種について教えて下さい。
保険は現地に留学生対象のものがあり、日本で入るよりはるかに安いです(450ユーロ程度)。
特別は予防接種などはしませんでした。
学校生活
授業の内容について教えて下さい。教授・先生の教え方や授業内容に満足していましたか?
修士1年目は論文は書かず、コースのみでした。ただし講義時間は短く、残りの時間は課題およびレポート作成に充てられました。またグループワークが多いのが特徴的でした。教え方は日本の大学の教員より上手な印象を受けました。英語のレベルも大概満足のいくものでした。
修士論文に関しては全て学生の自主性に任されています。指導教官(になるかもしれない人)は色々ネタになりそうなものを提供はしてくれますが、あれしろこれしろと言うことは絶対言いません。そのため自分でうまく計画しないと修士を2年で終わらせられない可能性もあります。ちなみにオランダ人学生はのんびりしているので、たいてい2年半から3年で修士号を取ります。
授業の予習・復習の内容やかけていた時間を教えて下さい。日本で学んだ語学力は充分でしたか?
学部での分野と違っていたこともあって、1年目は予習にかなり時間をかけました。会話に関しては問題なかったですが、レポート作成は苦労しました。
授業以外に勉強する際、どんな場所を利用しますか。学校の施設(図書館、コンピュータールーム、カフェテリアなど)は充実していましたか?
図書館、一般学生用コンピュータルームか学科の学生部屋です。一般学生用のパソコンは数が少ないので朝から陣取り合戦になったりしてます。学科の学生部屋は修士論文を書いている学生のみが使うことができます。ただしこれは学科によります。
図書館はとても大きいので自習に最適ですが、ここでもパソコンが少ないです。
試験はどのように行われますか?試験対策はどのようにしていますか?
試験は口頭試問、筆記試験(持ち込み可・不可両方)、課題のみなど、様々です。修士レベルなのでクラスメートみんなで試験対策というようなことはしませんでしたが、数人で集まって一緒に勉強したりしました。
プレゼンテーションスキルやレポート(エッセイ)作成の際の文法チェックなどの語学サポートは大学で用意されていますか?もしない場合、どのように対応していますか?
私の修士プログラムではプレゼンテーションとレポート作成に関する講座がありました。またConsultancy projectというコースの中でそれらは一通り指導を受けました。他には大学付属の語学学校でコースを取ることができます。
学校全体やクラスで、留学生の割合はどのくらいでしたか?留学生の中で、日本人の割合はどのくらいでしたか?
留学生の割合は3分の1くらいで(10/30)、日本人は私のみでした。
クラス外のどのような活動に参加されましたか?
特に参加しませんでした。
現地の学生とどのようにして交流を深めることができましたか?
あまり交流はありませんでした。オランダ人と真の友人になるのは至難の業です。
基本的にオランダ人学生は週末は実家に帰ってしまうし、あまり留学生に興味がないし、アポなしで何か行動するということをしない気質なので、なかなか難しいです。
日本人留学生とどのように接していましたか?
特に日本人留学生で群がるということはありませんでしたが、ポスドクの方や他の修士・博士課程の学生と1ヶ月に一度くらいは飲んだり食べたりしました。
他国の留学生や指導教官とどのように接していましたか?
ほとんど留学生としか付き合っていませんでした。個人的には特に大変だった思い出はありませんが、中には文化・習慣の違いなどで苦労している人もいるようです。
修士論文に関しては全て学生の自主性に任されているので、教官が色々面倒見てくれるだろうと思っていると痛い目に遭うかもしれません。
日本で得ていた情報と食い違っていたところはありましたか?
特にありません。
宿泊施設
到着後初め宿泊施設を教えて下さい。 どのようにして宿泊施設を探しましたか?
大学がアパートをアレンジしてくれました。
宿泊施設に関するトラブルやその解決方法を教えて下さい。
留学生コミュニティでは同様のトラブルに巻き込まれた他の留学生の話などが口コミで行き渡っているので、それらを参考に対処しました。
普段、どこで食事をしていましたか?現地の食事・食材で苦労したことはありましたか?
昼は学食で食べていますが、高いのとあまりバラエティがないゆえ、弁当を持ってくる人が多いです。
ユトレヒトには日本食品店はないですが、アジア食料品店(toko)で多くのものが手に入ります。
留学費用・お金の送金方法・管理方法などについて
学費及び学校に支払った諸経費はいくらでしたか?またどのような支払方法が 便利でしたか?
年間4,500ユーロでした(ただし今は8,500~10,000ユーロに増額)。確か自動引き落としだったと思います。
学費以外の生活費(住居費、食費、光熱費、教養・娯楽費など)は、1か月または留学期間全体でだいたいどのくらい必要でしたか?
家賃は250~600ユーロ(光熱費込み。学生アパートの場合は大抵込みです)で、食費は200ユーロくらいです。私は月300ユーロのアパートに住んでいて、毎月約700ユーロくらいの支出でした。
お金の管理方法と日本からの送金について教えて下さい。
Citibankの口座を開いたので、そこからオランダの銀行口座に送ってもらっていました。
現地で病院に行ったことはありますか?大学内の医務室や付属病院で医療サービスを受けることは可能でしたか?
大学に医務室はありません。付属病院はありますが、大学関係者が何らかのメリットを受けられることはないようです。全てホームドクターを通さなければなりません。
学校内・学校外で問題があったとき、誰に相談しましたか?住居などについて支援を受けられるような学生互助会(自治会)などはありましたか?
Student service centre やinternational relations officeなどがあったので、事情に応じて使い分けていました。特に滞在許可申請で問題があったときはinternational relations officeが直接電話してくれて、書類なども全てアレンジしてくれました。
現地の危険地帯情報をどのようにして収集しましたか?また、現地での防犯対策を教えて下さい。
盗難などを含む犯罪に巻き込まれた経験はありましたか?また、その対処方法を教えて下さい。

基本的にとても安全ですが、空き巣はちらほら地区によって起こります。また自転車は2重、3重にロックしないと簡単に盗まれるので注意です。
パソコン、携帯電話、インターネット(接続について)などの現地での利用はどうでしたか?
全く問題ないです。携帯電話は滞在許可証がなくてもプリペイドがすぐに買えます。
帰国後
帰国後の進路について教えて下さい。
ユトレヒト大学博士課程研究員
あなたの留学経験は現在の仕事・学業にどのようにいかされていますか?
修士で学んだことが丸ごと生かされていると思います。
後輩へのアドバイス
これまでの留学準備と留学生活を振り返って、「日本にいる間にしておけば良かった」 と思うことはありますか?
英語力は上げられるだけ上げておくとよいと思います。TOEFL等のテスト対策だけでなく、リスニング、ライティングなどより実践的なトレーニングがよいと思います。
また自転車には本当にお世話になるので、パンクくらい自分で直せるととても助かると思いますよ!
留学生活を送る際に、これだけは気をつけておいて欲しい、とこれから留学を考える後輩に伝えたいことはありますか?
外食しすぎると破産しますよ(外食は本当に高いです)!

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