海外留学情報

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2016年10月31日作成

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スペイン

生活お役立ち情報

『スペイン留学情報』は平成25年度JASSO海外高等教育機関調査をもとに、2016年10月時点で更新した情報です。ビザに関する最新情報については日本国内の大使館・総領事館、また学校情報に関するものは留学を希望する学校など各機関に直接確認してください。なお、例示している学校については単なる一例に過ぎず、当機構の推奨という趣旨はありません。

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  • 学生寮
    学生寮の費用は立地やサービス、個室・2人部屋などの違いによって変わります。寮には一般的に共同キッチンやラウンジなどの共用スペース、自習室などがあり、インターネット接続(Wi-Fi等)は共用スペースのみで各部屋に備わっていない場合があります。食事、清掃、洗濯、シーツ類交換などのサービスの有無は寮によって異なります。

    スペインにはコレヒオ・マヨール(Colegio Mayor)と呼ばれる学生寮があります。中世以来の歴史があり、18世紀まではコレヒオ・マヨールで大学の講義が行われていました。現在も一般の学生寮と異なり、単なる居住施設ではなく、高等教育を補完する様々な文化活動が行われており、海外からの留学生や研究者、教授も滞在する交流の場になっています。

コレヒオ・マヨールは特定の大学に所属しています。所属大学に登録していること、一定の学業成績を収めていることなどを受け入れ条件とする寮や、寮の責任者による面接が行われる寮もあります。一方で、所属大学外の学生を受け入れる場合もあります。詳しい条件は、それぞれのコレヒオ・マヨールのウェブサイトで確認してください。
門限などの規則も寮によって異なります。
Study in Spainのウェブサイトには、スペインの学生寮やコレヒオ・マヨールの検索機能があります。同様にマドリード州政府教育庁のウェブサイトでも検索が可能です。
多くの大学が住居に関する情報を提供しています。学生寮やコレヒオ・マヨールの入寮に際しては、原則として各自が希望する寮に直接連絡をとって手続きを行います。詳細は各寮に直接確認してください。
学生寮の検索や入寮の申込みが行える学生寮専門のウェブサイトもあります。RESA(Residencia Universitaria:学生寮サービスを提供するグループ)は各地の大学と協定を結び、入寮希望者を受け付けています。
1学年(9月~6月)を通しての通年滞在以外に、1か月、3か月、半年などの短期滞在、会議やセミナー出席などによる日割りまたは週単位の滞在、夏季(7~8月)滞在などの予約も可能です。寮の受入れ基準は特になく、通常は申込み順となりますが、寮によっては成績や収入などを基準とすることがあります。

RESAグループ【スペイン語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

  • ホームステイ
    ホームステイ先を紹介している教育機関もあります。詳細は各教育機関の留学生アドバイザー・カウンセラーなどに問い合わせてください。また、一人暮らしの高齢者が自宅に学生を住まわせることを希望するケースもあり、単なる間貸しでない異世代間の共同生活プログラムとして推進される場合もあります。
    ホームステイについては「留学体験レポート」に掲載があるので参照してください。
     
  • アパート
    スペインでは複数の学生が賃貸アパートをシェアして住むことがよくあります。賃料は居住地によって差があります。アパートはウェブサイトで検索するか、キャンパス内の掲示板で賃貸広告を見て仲介業者に連絡する流れが一般的です。
    以下は、仲介業者のウェブサイトです。スペイン国内のアパートが検索できます。
悪質な仲介業者も存在するため 、留学を希望する大学の留学生アドバイザーや外国人留学生向けに住居探しの支援をする公的機関に相談した上で契約するなど慎重な行動をとることが必要です。 
以下は州政府による住宅情報サイトです。

マドリード州政府 教育庁の大学情報センター(住宅情報)【スペイン語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

カタルーニャ州政府 BCU(Barcelona Centre Universitari)【スペイン語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

Barcelona Centre Universitari(BCU)は、国際的な大学都市バルセロナを目指してカタルーニャ州政府、バルセロナ市役所、バルセロナ市および周辺の大学などの協力で1997年に設立された団体で、外国人留学生を対象に情報提供や住宅探しの支援をしています。
 

【住居にかかる費用】
  • コレヒオ・マヨール
    マドリードのColegio Mayor Alcala(男子寮)とバルセロナのColegio Mayor Bonaigua(女子寮)の例を挙げます。

    Colegio Mayor Alcala
    年間の費用は約10,000ユーロです。食事、清掃、シーツ類交換のサービスは含まれますが、洗濯は月極めの使用料を払って業者に委託するか、寮に備え付けの有料の洗濯機・乾燥機を使用して自分で行います。

    Colegio Mayor Bonaigua
    8か月以上の滞在の場合、約760ユーロ/月。8か月未満の短期滞在は約800ユーロ/月。食事、清掃、シーツ類交換のサービスが含まれます。年間を通していつでも入寮の申込みができます。
     

Colegio Mayor Alcala【スペイン語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

Colegio Mayor Bonaigua【スペイン語、カタルーニャ語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

  • その他の学生寮
    RESAグループ(前述)の2つの寮の例を挙げます。

    Residencia Erasmo
    1人部屋(個別・共同キッチン付):約520ユーロ~/月
    2人部屋(キッチン付):約360ユーロ~/月
    *寮費は滞在期間によって変動

    月額費用は電話回線、インターネット接続、TVアンテナ、ラウンジ等共用スペース、付加価値税(10%)を含む。その他、水道料金、温水料金、電気料金がかかります。オプションとして下記のサービスがあります。
    *清掃、シーツ類交換、食事、駐車場

    新規入寮希望者はオンライン申込みに際して前金を支払わなければなりません。入寮が決まった場合は保証金として月額費用の2か月分を支払います。
     
    Residencia La Ciutadella
    1人部屋(個別・共同キッチン付):約430ユーロ~/月
    2人部屋(キッチン付):約320ユーロ~/月
    *寮費は滞在期間によって変動

    月額費用は電話回線、インターネット接続、TVアンテナ、ラウンジ等共用スペース、付加価値税(10%)を含む。その他、水道料金、電気料金がかかります。オプションとして下記のサービスがあります。
    *清掃、シーツ類交換、駐車場

    新規入寮希望者はオンライン申込みに際して、入寮期間に応じて前金を支払わなければなりません。入寮が決まった場合は保証金として月額費用の2か月分を支払います。

    外国人留学生の場合、オンライン申込み費用、および保証金の支払いは銀行送金で行います。スペイン到着後に銀行口座を開設した上で、月額費用を支払います。
     

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  • ホームステイ
    マドリード州政府教育庁の大学情報センターによると、マドリードのホームステイの費用は概ね200~400ユーロ/月ですが、800ユーロ/月以上の高額なケースもあります。語学学校では多くの場合、ホームステイ先を留学生に紹介しています。私立語学学校Enforexの例を挙げると、マドリードおよびバルセロナのホームステイにかかる費用は1人部屋約230ユーロ(朝食付)~280ユーロ(3食付)/月、2人部屋約200ユーロ(朝食付)~250ユーロ(3食付)/月です。

  • アパート
    スペインの不動産ウェブサイトPisos.comは、3か月毎にアパートの賃料に関する調査を実施しています。2016年6月の調査報告によると 、スペインの平均的な賃貸アパートは112㎡、賃料は629ユーロ/月となっています。これは全国平均ですが、マドリードやバルセロナのような大都市の賃料はこれをはるかに上回ります。

    他の学生とのシェアを考える場合は、平米数だけでなく部屋数も考慮することが重要です。
    マドリードでは寝室が1つの場合の平均賃料が約750ユーロ/月、2つなら約930ユーロ/月、3つなら約950ユーロ/月、4つなら約1,850ユーロ/月です。
    バルセロナでは1寝室で賃料が約860ユーロ/月、2寝室で約890ユーロ/月、3寝室で約1,000ユーロ/月、4寝室で約1,380ユーロ/月です。
  • 付加価値税
    スペインでは財・サービスともに付加価値税(IVA)がかかります。一般的な税率は21%ですが、一部の食品や衛生用品、交通機関、ホテル・飲食業は10%、パン、牛乳、卵、野菜などの食品や本、新聞雑誌、医薬品などは4%の軽減税率が適用されています。
     
  • 銀行
    スペイン国内で外国人居住者として銀行口座を開設するときは、外国人身分証明番号(Numero de Identidad de Extranjero:NIE)が必要です。まだNIEを取得していない非居住者は、警察署で非居住者証明を発行してもらった上でパスポートと一緒に銀行窓口に提出します。銀行での手続きは有料の場合があります。

    非居住者証明を発行する警察署は国家警察のウェブサイトで探すことができます。

    国家警察ウェブサイト(各地の警察署案内)【スペイン語】

    開設できる口座の種類は、主にCuenta Corriente(当座預金口座)とCuenta de Ahorro(貯蓄預金口座)ですが、外国人留学生が開設する場合、いずれもあまり大きな違いはありません。スペインの金融機関は銀行(Banco)のほかに、カハ(Caja)と呼ばれるものがあります。カハはカトリック教会の互助運動に由来しますが、現在はほぼ銀行と同じと考えて差し支えありません。
    金融機関の支店やキャッシュコーナーの数は多く、ほとんどのキャッシュコーナーは24時間利用できますが、公道に面して設置されているATMも多く、利用に際しては十分な注意が必要です。特に人気のないところや夜間の利用は避ける方が無難です。
    なお、日本で開設した銀行口座の海外利用が可能なキャッシュカード(国際キャッシュカード)を利用してスペインのATMからユーロを引き出すことも可能です。国際キャッシュカードを使って、PLUS(VISAが運営)やCirrus(MasterCardが運営)のマークがあるATMから現地通貨を引き出すことができます。
    ATMを検索できるウェブサイトをVISAおよびMasterCardが開設しています。
  • 送金
    日本からスペインへの送金は、外国送金を扱う銀行および郵便局で行います。手数料は金融機関によって様々です。詳細は各金融機関で確認してください。
     
  • クレジットカード
    一般的に使用できるカードはVISAとMasterです。決済端末がある店舗であれば、ほぼどこでも使えます。一方、JCB、Diners、AmericanExpressは店舗により使用できないことがあります。
    学費の支払いにクレジットカードが使用できる場合もあります。詳細は留学する機関に確認してください。
     
  • 医療保険
    留学・研究査証(ビザ)申請時には、海外旅行保険の証明書が必要となります。駐日スペイン大使館は、保険の証明書について以下のように掲載しています。
    「海外旅行保険。滞在中の傷害・疾病に備えての医療費及び日本への一時帰国をカバーするという記載内容の保険に加入している証明書(英文あるいはスペイン文)。希望滞在期間をカバーしていること。保険会社の押印なきものは無効。(クレジットカードに含まれているものは不可)。原本とコピー1部。」

駐日スペイン大使館 査証について ※リンク先を新しいウインドウで表示

  スペイン政府観光局のウェブサイトには予防接種について以下の記載があります。
「スペインへ旅行する際、必要な予防接種はありません。しかし、自然との触れ合いが多い環境に身を置く場合などは他の国同様、破傷風ワクチンの接種を推奨するとともに、その他の勧奨接種を受けられていく事が望ましいです。
スペイン当局は、国際保健規則による検疫伝染病に罹患していないことを証明するため、場合によっては健康診断を求めることがあります。」
 
医療制度は公的医療制度と民間医療制度に分けられますが、公的医療制度は基本的に留学生は対象となりません。民間の医療機関は総合病院を含めて多数あり、マドリード、バルセロナなど主要都市には日本語・英語を話せる医師のいる病院もあります。学生ビザを取得してスペインに入国する留学生の場合、留学保険や海外旅行保険を契約するため、民間の医療制度を利用することになります。
大学や語学学校によっては学内に保健センターや病院が完備されているところもあります。詳しくは「スペインの学校情報」を参照してください。
スペインの医療事情について、下記のウェブサイトを参照してください。

在スペイン日本国大使館 生活事情-医療事情 ※リンク先を新しいウインドウで表示

  • 医薬品
    薬は医師の処方箋により薬局(Farmacia)で購入します。風邪薬、解熱鎮痛剤、ビタミン剤など、処方箋なしで購入できるものもあります。
事件・事故に巻き込まれた場合の連絡先
国家警察(大都市) 091 市警察 092
治安警察 062 緊急全般(警察、消防、救急の共通番号。必要に応じた部署へ繋がる) 112
消防署 080 救急車 061
 
クレジットカードの紛失・盗難にあった場合は、各種クレジットカード会社の案内に従ってください。
パスポートについては盗難等の被害に備え、在スペイン日本国大使館の安全情報を参照してください。
 

二人PC

  • 国際電話
    スペインからは00+通話先の国番号で国際電話をかけることができます。なお、海外からスペインに電話する場合は、スペインの国番号34に続き、電話番号を市外局番からすべてダイヤルしてください。
     
  • パーソナルコンピュータ(PC)
    多くの教育機関に学生用のパソコンルームがありますが、日本語を使用できるPCが限られているので、日本から持参する方がよいでしょう。詳しくは「留学体験レポート」を参照してください。

一人PC

  • 携帯電話、スマートフォン
    スペインでは広く普及しており、現地で簡単に入手できます。プリペイド携帯も広く使われています。携帯サービス契約、プリペイド携帯購入、いずれの場合もパスポートなどの本人確認書類が必要です。

    主な携帯電話会社はMovistar、Vodafone、Orange、Yoigoなどですが、他にもCarrefour Movil、Eroski Movil(いずれも大手スーパーマーケットチェーン)、Amenaなどがあります。

スペインではスマートフォンの普及が近年急速に進んでいます。料金は会社によって差がありますが、たとえば大手のMovistarの場合、音声通話とデータ通信の利用枠が最も大きい定額制コースで45ユーロ/月です。

現在使用中の端末を日本から持参する場合、日本の携帯電話会社と契約したまま現地で使用する方法(国際ローミング)と日本から持参した端末に現地で購入したSIMカードを差し込む方法があります。スペインでは端末の購入と携帯電話会社の契約が必ずしも結びついておらず、各人が好きな端末を購入して好きな携帯電話会社と契約するケースもあります。詳しくは日本の携帯電話会社もしくは端末を購入した店舗に確認してください。
  • インターネット
    スペインのインターネットプロバイダはMovistar、Jazztel、Vodafoneなどです。無線LANが普及しており、公共のWi-Fiスポットの他にホテルなど、無料で接続できるところが多くあります。
    なお、近年の財政危機でインターネットや携帯電話の料金不払いが増えたため、プロバイダの多くが契約に際して外国人など一部の顧客に保証金の支払いを求めるケースが出ています。

    【主な料金プラン】
    Movistar
    光ファイバー+固定電話+携帯のパック料金で36~46ユーロ/月(回線料金別)

    Jazztel
    インターネット+固定電話+携帯のパック料金で約12~27ユーロ/月(回線料金別)
バルセロナの地下鉄料金は1回券が2.15ユーロです。1回券も10回券も地下鉄の他、バス、国鉄(Renfe)の近郊線、カタルーニャ州営鉄道と共通で使えます。10回券は移動距離によってゾーンが分けられており、料金も異なります。そのほかにも1か月定期券、3か月定期券などがあります。

バルセロナの地下鉄路線図 ※リンク先を新しいウインドウで表示

バルセロナの地下鉄料金表【英語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

  • バス
    マドリードのバス料金は1回1.50ユーロで、乗車時に購入します。10回券(12.20ユーロ)は地下鉄と共通で使えます。そのほか、1か月定期券などがあります。

    バルセロナの場合、バスのチケットは地下鉄と共通です。
  • 鉄道
    スペインの旧国鉄であるRenfeには、近郊線のCercanias、中距離線のMedia Distancia、長距離線のLarga Distanciaがあります。鉄道路線図、時刻表、料金などはRenfeのウェブサイトで調べることができます。

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  • タクシー
    タクシーは基本的に個人タクシーで、空港や駅、その他のタクシー乗り場で乗車できます。また、流しのタクシーも拾うことができます。サービスは概ね良心的で、チップを要求されることは少ないです。空港や大きな鉄道駅で乗車する場合、空港料金および駅待ち料金が別途かかります。また、夜間料金や休日料金が加算されることもあります。地方の農村部で近隣の町までタクシーで移動するような場合は、最初に料金を聞いておくとよいでしょう。
    タクシーの車体は一般的に白ですが、バルセロナのタクシーは黒と黄色のツートンカラーが特徴です。また、正規のタクシーは許認可を出した市役所の市章をフロントドアに示しています。
    マドリードとバルセロナのタクシー料金は、以下のウェブサイトで確認できます。

マドリードのタクシー料金【スペイン語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

バルセロナのタクシー料金【英語】 ※リンク先を新しいウインドウで表示

長距離の移動手段として鉄道、飛行機の国内便、高速バスがあります。
スペインでは近年Alta Velocidad Espanola(AVE)と呼ばれる高速鉄道網の敷設が急速に進み、マドリード-バルセロナ間の約600kmが約2時間30分(直通の場合)で結ばれるようになりました。但し、料金はマドリード-バルセロナ間往復で200ユーロほどと高めです。
空路は、通常の国内線のほかにマドリード-バルセロナ間に「Puente Aereo(プエンテ・アエレオ)」と呼ばれるイベリア航空のシャトル便があります。
高速バスは安価な長距離移動手段としてよく使われています。
一般に交通機関はいずれも安心して使えますが、深夜に都市内の危険な場所を通る路線バスなどは避けた方がよいでしょう。

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