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2014年3月作成

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スペイン

体験レポート09

最新の情報については、 ビザについては日本国内の大使館・総領事館に、学校情報は留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。
M.T.さん(20代女性)
都市名:バレンシア
学校名:Costa de Valencia
留学期間:2013年6月~2013年9月
留学形態:私費留学
留学の動機
なぜスペインに留学しようと思いましたか?他国との比較、決め手になったことなどお答えください。
恩師が治安、環境を考えスペインを薦めてくださったこと、また、友人が滞在しており、緊急事態に備えられると考えたことがスペインに決めたきっかけでした。
また、日本人が少なく、あたたかく過ごしやすい程よい田舎の土地を考え、バレンシアを選びました。
留学前の準備期間、言語の勉強方法
留学を思い立ってから実際に現地へ出発するまで何か月くらいの準備期間が必要でしたか?
留学を考え始めたのは留学の10か月前でしたが、実際に行動を開始したのは出発の4か月前でした。間の6か月間は、両親の説得、スペイン語の勉強など、周囲の環境を整えることに努めました。
準備期間中にいちばん大変だったこと、時間は十分だったかをお答えください。
大学からの支援は一切受けられなかったので、自分ですべて準備をしなければならず、それが一番苦労しました。留学支援センターを紹介してもらい、場所や学校探しをご支援いただきました。手数料などはかかりましたが、そこにお願いして正解でした。また、アベノミクスが原因で留学費用が1.5倍近く上がってしまい、手続き前でしたが半年の予定だった留学期間を3か月ほどにしなければならなかったことが、ショックでした。
4か月では少しぎりぎりでした。支払期限や提出期限が短く、熟考する時間が余りありませんでした。変更の可能性などを考えると、半年見ておいたほうがいいと思います。
留学前にスペイン語または英語をどのように勉強しましたか?語学試験は受験しましたか?
大学の恩師にお願いして、マンツーマンで文法の復習と会話練習をしました。それまでの私のスペイン語の知識は、大学必修第二外国語基礎のみでしたが、週1~2のレッスンを半年ほど続け、復習と会話の心構えが出来ました。語学試験に関しては、スペイン語検定4級とDELE A2を受験しました。
語学学習において、どんな勉強方法が一番効果的だと思いますか?
とにかくしゃべることです。ひとりで勉強していても、口に出す。スペイン人になりきって、リスニングで聞こえてきた会話をそれっぽく発音してみる。すると、発音や文章のリズムがつかみやすく、記憶しやすいと思います。
情報収集方法
どのようにしてスペイン留学について情報収集しましたか?
語学教員、留学支援センター、インターネット、友人
現地学校への問い合わせ
学校へはどのような手段で連絡を取りましたか?また、具体的な質問内容を差支えない範囲で教えてください。
私が選んだ語学学校では、授業料や滞在費用が現地現金での受け渡し指定だったのですが、そこの留学支援センターを通すと振込みが可能だったため、安全性と確実性を考え、留学支援センターにすべてお願いしました。
連絡の際に困ったことはありましたか?
特にありません。
出願について
出願時に提出した書類と、提出方法を具体的に教えてください。
願書のみ、支援センターで手書き提出しました。
出願から正式な許可書を受け取るまでに苦労したことはありましたか?それをどのように解決しましたか?
留学支援センターにお願いしたので、苦労はありませんでした。
入学試験
入学試験を受けましたか?またその教科や内容を教えてください。
現地で初回の授業前に、マークシート型のレベルわけテストがあり、テスト後、一人の教員から会話面接を含めた説明がありました。
ビザ・居住の許可等の取得
ビザの取得にはどのような書類や手続きが必要でしたか?気をつけた点も教えてください。
3か月以内の滞在でしたので、特に不要でした。
学費、生活費、お金の送金・管理方法等
留学中にかかった学費(+諸経費)の総額はおよそいくらでしたか?どのような支払方法が便利でしたか?
入学金35ユーロ、授業料はIntensiveコース12週で1585ユーロでした。
支払いは、留学支援センターを通じて事前振込みでした。
学費以外の生活費(住居費、食費、光熱費、教養・娯楽費など)の、1か月平均額または留学期間全体の金額を教えてください。
ホームステイ2週間(朝夕2食付)で350ユーロ、シェアフラット(同語学学校他生徒とのルームシェア、個室、食事なし)10週間で1100ユーロ、計1450ユーロは授業料とともに事前に支払い済みでした。
それ以外の費用(ホームステイ以外の食費、娯楽費、電車賃等)で月6万円程度です。
学費、生活費をどのように捻出しましたか?
アルバイトで事前に貯めた自費で3割、両親から残りを借りました。
お金をどのように管理していましたか?現地で銀行口座を作った場合、どのような手続きをしましたか?
キャッシュパスポートというプリペイドカードのようなカードを作りました。これは事前に日本で日本円で入金しても、現地のATMでお金を下ろす際に現地紙幣に換金されてくるというものです。また、残金が不足したら日本で家族から入金してもらえたので、大金を持ち歩くことがなく、大変便利でした。
日本からの送金が必要な際、どのように送金してもらいましたか?
上記参照
健康管理
どのような保険(タイプ・金額など)に入っていましたか?留学先校など現地で保険の指定はありましたか?
保険はAIUの留学保険に入っていました。3か月で6万円弱だったと思われます。
日本またはスペインで予防接種・健康診断を受けた場合、その内容をお教えください。
麻疹・風疹を受けたことがなかったので、念のため、予防接種をしました。
現地の医療サービス(大学・現地の病院・クリニック等の利用、薬や衛生用品の利用)を受けましたか?またその場合、気をつけるべき点があれば教えてください。
受けていません。
学校生活
日本の授業に比べて異なる点、スペインらしいと思う特徴、受講した感想を教えてください。
さまざまなアクティビティがあり、それらが文化を学ぶというものでしたが、サルサを踊ったり教員たちも混ざってFiestaをしてお酒を飲んだり、といった点でスペインのいい意味でのゆるさ、自由さを感じました。本授業に関しては、周囲がよく発言をしていた点で日本人との大きな差を感じました。
予習・復習での工夫や苦労した点があれば教えてください。
ヨーロッパ周辺の国から来ている学生たちは、母国語に似た単語や文法を持っており飲み込みが早かったので、授業内でわからなかった単語や表現の復習が大変でした。また、耳が慣れるまでは早い言葉についていけず、なにが分からないのかすら分からなかったため、復習の際にとにかく声を出して感覚をつかむようにしました。
学校の施設(図書館・PC・カフェなど)は充実していましたか?
PCやwi-fiには困りませんでした。図書館、カフェは学内にはありませんでしたが、近くにカフェはたくさんあり、休み時間のたびに友人や教員とお茶していました。
学校全体やクラスで、現地の学生・外国人留学生・日本人留学生の割合、学生の年齢層はどのようでしたか?
日本人は3か月通して私一人でした。(そのような環境を選んだため)学内はドイツ人が6割、イタリア人が1割、残りが欧州人でした。アメリカ人は少なく、アジア人は韓国人が3人程度、中国人が3人程度だったと思われます。
現地の学生・外国人留学生と交流できましたか?その方法(授業・課外活動・寮生活等)や大変だったことがあれば教えてください。
現地の学生との交流はありませんでした。語学学校だったので周囲は外国人留学生ばかりで、常に彼らと行動し、ルームメイトとも仲良くしていました。ただルームメイトに関しては、ひとり風変わりなドイツ人男性にやたらと気に入られてしまい、距離のとり方に苦労しました。
日本人留学生との交流、スペインや他の外国からの学生との交流はできましたか?大変だったことはありましたか?
ランゲージエクスチェンジをしている団体を語学学校教員から紹介してもらい、参加していたので、週に1回、他の語学学校の日本人留学生や、日本語を学ぶスペイン人とカフェで両言語で会話を楽しみました。学校の行事とかぶり、なかなか参加できないこともありましたが、楽しく、生のスペイン語を感じることもでき、大変有意義な時間でした。
指導教官とのやり取りでよかったこと、大変だったことはありましたか?
少人数制で、教員も友達のような学校だったので、互いの文化を教えあったり、たまには日本語を教えたりと、とにかく笑顔の絶えない授業でした。困ったことはよく話を聞いて解決してくれたり、現地のおすすめスポットを教えてくれたり、本当に教員には恵まれました。
食事
普段はどのように食事をされましたか?現地の食事・飲料水・食材で苦労したこと、気をつけたことはありましたか?
節約のため基本的に自炊でした。野菜が大変安く、魚が豊富で米もあり、料理はさまざまに楽しめました。調味料が日本とは異なり、その点では望む味になるまで試行錯誤しましたが、パスタソースなども豊富なので、特に苦労はありませんでした。また、レトルト食品もさまざまにあるので、料理が苦手な人でも問題ないと思われます。友人と食事に行く際には、バルはもちろん、ケバブやさんや寿司屋、クレープなどいろいろなごはんやさんをめぐりました。水に関しては、水道水は日本人の体に合わないので、飲まないほうがいいと思います。飲料用水が大変安いので私は5Lのタンクで購入し、500mLのペットボトルに入れて持ち歩いていました。
日本の食材を手に入れることはできましたか?日本から持参すると良い食材があれば教えてください。
日本に近しい食材は多くあります。しょうゆなどの調味料や梅干、だしの素などはもしもあっても高いのでもっていったほうがいいと思います。持参して正解だったものは、インスタントの味噌汁、持参せず後悔したのはカップ麺でした。
本当にカップ麺が食べたくなりました!!!!!
住居
留学中、どんな住居に住んでいましたか?(寮・ゲストハウス・アパートなど)その特徴とともにお教えください。
2週間はホームステイで、年配の女性がひとりで暮らすマンションの一室で生活していました。猫と犬が1匹ずついました。個室を借り、合鍵を預かって、朝と夜のご飯をともにしました。大変親切な方でニュースを見ながら解説してくれたり、好みのものを作ってくれたり、彼女の寝室と私の個室が離れていたため、生活時間も私の自由に出来たので、いい環境でした。
ルームシェアでは同じ時期に同学校の他学生とともに、学校が借りたアパート生活していました。学校はいくつかアパートを借りており(場所はばらばらでした)、私の家では1人用の個室が2つ、2人用の個室が1つ、共同バストイレ、キッチン、リビング、ベランダがありました。個室にはベッドと机、クローゼットがありました。
住居を決めた際の基準(周辺環境、家賃等)や、探した方法(学校などからの紹介の有無、口コミ等)を教えてください。
学校が所有するアパートと、学校からの紹介のホームステイ先でした。
条件としては、個室、禁煙を日本から申請時に挙げていました。
住居でトラブルはありましたか?あった場合、どのように対処しましたか?
特にありませんでした。
現地の治安状況・注意したこと等
現地の治安状況についてどのように情報収集しましたか?
恩師の専門がスペイン現代史で、現地の情勢にも詳しかったので、恩師から主な情報は教えていただきました。
治安状況を踏まえて気をつけた点について教えてください。
安全な町でしたが、市街地に出るときにはスリに気をつけ、かばんを小さいものにし、体の前で持つことを心がけました。
犯罪に巻き込まれたことはありましたか?その際どのように対処しましたか?
ひったくりにスマートフォンを盗られかけました。バイクで後ろからスマートフォンをつかまれましたが、決して離しませんでした。とっさのことで何も言葉が出ませんでしたが、どうにか”ayuda me!”(助けて!)と叫ぶと、犯人はスマートフォンを離してくれました。その後周囲のスペイン人たちがたくさん駆け寄ってくれ、抱きしめて「こんなことは珍しい。バレンシアじゃめったにない」となぐさめ、女性二人が家まで送ってくださりました。何もなかったので大丈夫でしたが、バレンシア生活2か月が過ぎ、私自身気が緩んでいたのだと思いました。特に対処はしませんでしたが、道端でスマートフォンは出さないように気をつけました。
通信
通信機器(PC・携帯電話・スマートフォン等)は、日本から持参されましたか?学校や居住施設での利用はいかがでしたか?
Pic Cell Wirelessという携帯電話を借り、現地内での通話、メール用にしました。
自分のスマートフォンは常に機内モードで、wi-fi通信のみ利用していました。
気候
日本との気候の違い(暑さ・寒さ・湿度・日照時間等)に対して心がけた点を教えてください。
夏真っ只中で、気温は30度後半でとても暑かったのですが、日本よりカラッとしていてすごしやすかったです。しかし日が強かったので、こまめに日焼け止めは塗るようにしていました。日の出は7時ころ、日の入りは21時ころで、ずーっと日があるような気分でした。さすが太陽の国といった感じです。
現地生活状況・各種相談先
現地購入できて役に立ったもの、日常品で重要なものがあればお教えください。
5Lの飲料水は安く、大変助かりました。
またふじりんごがあったので、おいしくいただきました。シャンプーやボディソープは日本と同じブランドのものがあるので、困ることはありませんでした。
学校内・学校外で問題があったとき、誰に相談しましたか?
教員、友人
現地の人(学生に限らず)との文化的摩擦、トラブルの経験や、異文化の中で気をつかった点はありましたか?
同国同士で固まりやすい風潮にあったので、ドイツ語やフランス語で話されるとまったく理解できず、戸惑うことが多くありました。こまめに「スペイン語で話して!」と言うように心がけました。
帰国後の進路/留学と進路との関係
現在の所属について、差し支えない範囲で教えてください。
4月から広告業営業職として働きます。
留学前・留学中・留学後のいつ、就職活動をされましたか?
留学後、在スペイン大使館・領事館の派遣員試験を受け、その後12月から就職活動を始めました。
日本で就職活動をされましたか?その場合、その内容や留学とのかかわりを差し支えない範囲で教えてください。
一般学生と同様に、リクナビ・マイナビを利用し、スペイン語を利用できる職を探しました。最終的にグローバル化を目指した会社に就職が決まりました。
留学経験は進路決定に影響しましたか?また、留学経験は現在の仕事・学業にどのようにいかされていますか?
大きく影響しました。在スペイン大使館・領事館の派遣員を受ける決意が出来ました。さらに、国際発展を望む企業で、自らの手でスペインや南米といったスペイン語圏への仕事の開拓をしようという意欲にもつながりました。
後輩へのアドバイス
これまでの留学準備と留学生活を振り返って、「日本にいる間にしておけば良かった」と思うことはありますか?
もっともっとリスニングを強化しておけばよかったという点と、単語力を身につけておくべきだったと思いました。また、日本についてたくさん聞かれるので、歴史や文化、特徴的なことを振り返っておくことをお勧めします。(全人口、東京の人口)
留学生活を送る際の注意点と、これから留学を考えている後輩へのアドバイスをお願いいたします。
日本人のいない場所、学校を選ぶことをお勧めします。日本語を話せる環境だと甘えが出てしまうので、学びたい言語のみを話す環境に自分を追い込むことが言語習得の一番の近道だと思います。私は3か月と短い時間でしたが、DELEレベルでいう、A1だった会話レベルからB2まで成長することが出来ました。とにかく笑顔と挨拶で、友達をたくさん作り、できるだけさまざまな人とスペイン語会話を楽しむことで、自分の視野も広がり、何にでも立ち向かう心を得ることが出来ました。また、日本人がひとりだったことから、周囲にすごくかわいがってもらうことが出来、たくさんのかけがえのない友人を得ることが出来ました。現地でスペイン語で留学そのもの、日々の生活を楽しみ、一回りもふた回りも大きく成長してきてください。なにより、あなたが楽しむことが大切です。
留学中の1週間の授業時間割
時限
1(9時00分~10時30分) スペイン語文法  
2(11時00分~12時30分) スペイン語文法  

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