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2015年3月更新

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スウェーデン

留学の準備

留学の種類
スウェーデンへ留学する場合は、通常以下の方法があります。

大学・大学院への交換留学生


日本の大学と交換留学協定を結んでいる大学、または大学院への留学が最もオーソドックスな方法です。
交換留学は特別な留学プログラムがあり、学士課程は1学期以上1年以内、修士課程は、2年間で120ECTS(単位)を取得するプログラムと1年間で60ECTS(単位)を取得するプログラムがあります。
スウェーデンの高等教育機関は、英語での授業プログラムが多く、全てのプログラムを英語で行う大学もあるので、日本人にとっては留学しやすい環境といえるでしょう。交換留学制度はスウェーデンと日本の大学間の相互協定に基づいて行われる制度であるため、留学生には様々なサービスが用意されています。詳しくは大学・大学院への留学を参照してください。
交換留学協定のない日本の大学に在籍者、交換留学協定先以外の大学へ留学希望者、そして既卒者は、留学先の選択をはじめ留学手続等のすべてを個人で行う必要があります。スウェーデンでは、交換留学プログラムに参加せず、個人で入学申請を行う留学生をフリームーバー(Free Mover)と呼びます。
大学によっては、交換留学生以外の留学生の学士課程への入学を認めていない場合もあります。フリームーバー(Free Mover)として留学を希望する場合は、まずはじめに、志望大学に受け入れ有無の確認を取るようにしましょう。
大学院への留学は、交換留学よりも個人で申請する方法が一般的です。日本からも大学院への留学生が多く、なかでも芸術系大学の修士課程でデザインなどの実技を習得するために半年から1年間の短期留学をする場合が多いです。
希望する留学先への出願は、スウェーデン全体で統一された大学出願窓口であるUniversityadmissions.seというサイトを通じて行います。詳しくは 大学・大学院への留学を参照してください。 

Universityadmissions.se ※リンク先を新しいウインドウで表示

語学留学

スウェーデン語を学ぶ目的で留学する場合には、大学付属語学プログラム、成人教育機関であり、生涯学習の場を提供しているFolkuniversitetet、Studieframjandet、Medborgarskolanのスウェーデン語講座、サマースクール、その他の語学学校という選択肢があります。なかでもFolkuniversitetetはスウェーデン独特の成人教育機関で全国に40ヶ所以上あり、スウェーデン語を含めて約40言語20ヶ国語のコースを揃えています。特にスウェーデン語講座は広く一般の入学が可能で、期間も居住許可の必要がない3ヶ月以内のところが多いです。全くの初心者から医学用語を学ぶ医師対象の専門コースまであり、非常に充実しています。
それぞれ、開講時期、費用、留学条件が異なります。詳しくは 語学留学Folkuniversitetet(生涯教育機関) をご覧ください。 
留学生
2010年までは、留学生も含めたすべての学生に対し、大学の学費を無償としてきましたが、2011年より、学士課程および修士課程の留学生からは授業料を徴収することになりました(博士課程は引き続き無償)。その結果、2010年に132,000人いた留学生は、2011年には15,000人へと激減しました。EU圏外からの学生も、2010年の7,600人から2011年は1,600人、2012年は1,700人と大幅に減少しています。
スウェーデンに大学は約50校あります。15世紀には既に大学が生まれ、以来学問と科学技術の発展に寄与してきました。

スウェーデンの大学生たち

スウェーデンの大学の特徴は、自主独立を維持しながら、緊密に産業界と協力していることにあります。心臓のペースメーカーやコンピューターのマウスなどは、これらの産学共同の結果生まれました。

英語で行われるプログラムが多数あり、学士課程で約100、修士では900以上のプログラムが英語にて提供されています。授業形式は教授から学生への一方通行ではなく、両者は互いに議論し、意見をぶつけ合うほど学生は評価されます。自由な雰囲気のなかで切磋琢磨できるでしょう。

なお、学士課程を第一サイクル(First Cycle)、修士課程を第二サイクル(Second Cycle)、そして博士課程を第三サイクル(Third Cycle)と呼ぶことがあります。

在学期間:
学士課程 2年または3年
修士課程 1年または2年
博士課程 4年
学期は2学期制:
秋学期 8月下旬~1月中旬
春学期 1月中旬~6月

スウェーデンの大学は、universitet (university)とhogskola (university college)の2つに分類されます。universitet (university)では、学士課程、修士課程、博士課程を学ぶことができます。hogskola (university college)では学士課程と修士課程のみの提供となっており、一部の例外を除き博士号を取得することはできません。
学位課程や単位の取得、出願方法など、全体的な制度はどの大学でもほぼ同じです。各大学の概要は「学校情報」を参照してください。
学士課程への留学

カロリンスカ大学のキャンパス

スウェーデンの大学の学部への留学は交換留学が最も一般的な方法です。
しかし、交換留学プログラムに参加せず、個人で入学申請を行うフリームーバー(Free Mover)と呼ばれる留学方法もあります。(フリームーバーについては、「大学・大学院への個人留学」を参照)

英語での授業を履修希望の場合は、TOEFLやIELTSなどの英語能力を示す国際的なテストの成績を、スウェーデン語での授業を履修希望の場合は、スウェーデン語の能力を証明書するテストTISUS( Test i svenska for universitets)の結果を提出する必要があります。

この二つの留学制度をもう少し詳しく見てみましょう。

スウェーデンの大学と交換協定、または類似の協定を結んでいる日本の大学に在籍する学生は、交換留学制度を利用できます。
スウェーデおよびと日本の大学組織が支援するシステムであるため、留学生には教育プログラムが用意され、履修単位の認定、学生寮の提供、空港への出迎え、歓迎会といった特典を受けることができます。
自分の大学がスウェーデンの大学と交換留学制度の協定を結んでいるかどうかは、大学アンケートを参照するほか、自分の大学の担当部局に相談、もしくはウェブサイトから検索してください。
なお、スウェーデン語、英語で授業が行われるコースについては、スウェーデンの全大学の入学・留学情報のデータベースUniversityadmissions.seで確認できます。留学資格および学内選考については、在籍する大学の規定に従ってください。 

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個人留学(フリームーバー)としての学士課程留学

学部留学でフリームーバー(Free Mover)を受け入れる大学は、Study in Swedenのprogramme databaseより検索できます。(フリームーバー(Free Mover)については、「大学・大学院への個人留学」を参照)
主な入学条件としては、日本の高校を卒業、または卒業見込みであること、十分な英語力(TOEFL iBTで90点以上、IELTS6.5以上など)を保持していることが必要です。入学条件は大学、学部によって異なるため、志望校に確認してください。高校在籍時に特定の科目で優秀な成績を収めていることや、スウェーデンと同等の大学入学資格が求められる場合もあります。

Study in Sweden ※リンク先を新しいウインドウで表示

修士課程への留学
スウェーデンの大学の修士課程への留学は、交換留学、個人留学を問わず広く門戸が開かれているので、日本の学生にとっては入学しやすいコースと言えます。英語で行われる授業科目は多数あり、Study in Swedenのprogramme databaseより検索できます。
入学条件は、学士課程を卒業していること、および、英語力の証明(TOEFL iBTで90点以上、IELTS6.5以上など)が必要です。求められる条件は専攻分野によって異なるため、志望校に確認しましょう。

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修士課程留学の概要

<入学資格>
修士課程と同専攻分野(または類似分野)の学士号を取得し、志望校が要求する語学力を満たしていることが条件です。大学やプログラムによっては独自の入学条件を課す場合があるので注意しましょう。スウェーデンの学士課程は3年間で、日本の学士課程4年間に相当します。単位の関係で、日本の学士課程を3年間修了しても、修士課程への入学資格にはなりません。
なお、大学を卒業前で卒業見込みの学生、または同程度の学生でも、入学資格があると認められる場合があります。その場合には卒業見込証明書を入手し、志望大学の学期が始まる前に送付する必要があります。詳細は、希望大学の担当部署へ直接確認してください。 
修士課程への交換留学の場合は「交換留学生としての学士課程留学」とほぼ同じことが当てはまりますので、参照してください。
<語学能力>
英語で授業が行われるプログラムに入学する場合には、次のような英語力判定テストのスコアを取得し、その証明書を提出しなければなりません。スコアの目安は次の通りです。
TOEFLスコア
575以上(PBT、ペーパーテスト版)
90以上(iBT、インターネットテスト版)
IELTSスコア
6.5以上
スウェーデン語で授業が行われる場合は、高校卒業レベルのスウェーデン語能力が必要です。通常その能力を判定する大学入学のためのスウェーデン語試験TISUS(Test i svenska for universitets)に合格することが条件になります。
<授業料>

ルンド大学校舎

修士課程の授業料については、2011年秋学期からEU・EEA加盟国以外からの留学生に対しては、授業料が有償化されました。金額は各大学が独自に決めており、学科によっても異なります。
詳細は「授業料」を参照してください。

修士課程への出願

修士課程に留学するには、次の4つの段階を踏まなければなりません。
ステップ1.履修科目の選択
英語で授業が行われる科目は900以上あります。そこで留学志願者は、その中から自分が学習したい選考科目を選択します。選考科目はstudy in swedenのサイトより検索できます。
ステップ2.願書の提出 (2014、2015年度)
スウェーデンの大学の修士課程に出願する場合には、全国統一の出願受付窓口となっているサイトを利用しなければなりません。Universityadmissions.seがその窓口です。
履修したい科目について詳しく知りたい場合には、それぞれの大学のウェブサイトを参照してください。
出願締切日は、通常、秋学期に始まるプログラムがその年の1月15日締切、春学期開始は8月15日締切です。
ただし、芸術系の大学などでは、独自の出願締切日や手続きを設けている場合があるので注意が必要です。

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ステップ3.入学許可
申請したデータは各大学に送られ、その大学で記載事項のチェックを行います。 次に、入学要件を満たしていると認められれば、選考結果を経て志願者に結果がメールで届きます。
ステップ4.ビザと滞在許可証
ビザと滞在許可証については、「手続きについて」を参照してください。
博士課程への留学
通常スウェーデンの大学の博士課程に留学する場合には、スウェーデンの大学と交換協定を結んでいる日本の大学の博士課程に在籍していることが条件になります。
協定外の大学の場合には、留学・滞在費用を全額、個人で負担できる場合にのみ受け入れの対象になります。
博士課程の場合には、各大学ともスウェーデン語の能力について特に基準は設けてありませんが、科目によってはスウェーデン語ができることが望ましい場合もあります。

スウェーデンの博士課程の特徴

ウメオ大学の大学院生

博士課程には次の二通りのコースがあります。

<Doctoral >Degree(博士号)>

いわゆる通常の博士号、Ph.D.(Doctor of Philosophy)のことで、所属の大学院にて最低限4年間フルタイムで学習・研究し240ECTSを取得しなければなりません。

<Licentiate Degree(上級修士)>

日本にはないスウェーデン独特の学位です。Licentiateを目指す学生は、修士号を取得後に大学院にて2年間フルタイムで学習・研究し120ECTSを取る必要があります。Licentiateを取得後、さらに研究を続けて博士号を取る人もいます。
この制度は、より高度の能力を有する人材を求めつつ、博士では能力が過剰すぎる(overqualified)とするスウェーデン企業の要望に応えるものです。

博士課程への留学

< 入学資格・語学能力>
士課程では、専攻分野によって受入れ条件が異なることが多いので、まず大学の担当部署に直接問い合わせましょう。
スウェーデンの大学の博士課程に留学する場合には、通常は修士号を取得しておく必要があります。日本からの留学では、英語で授業が行われているスウェーデンの大学院で修士号を取得しておくと、博士課程に進学する上で有利になります。
スウェーデンの博士課程の学生には給与が支払われるので、スウェーデン人の間でも博士課程への入学はきわめて競争が激しく、スウェーデンの修士号を持たない留学生が博士課程に留学することが難しいためです。
なお、どのような場合でも英語能力は必須です。スウェーデン語能力について特に基準を設けている大学はありませんが、実際はスウェーデン語で行われる講義やゼミも多いのでスウェーデン語が出来れば選択肢が広がります。
外国人留学生に対してスウェーデン語コースを用意している大学付属語学センターやスウェーデン語講座を開催している成人教育機関であるFolkuniversitetet、 Studieframjandet、Medborgarskolanなどもあるので、博士課程に並行して授業を受けることができます。詳しくは「語学留学」をご覧ください。
このほか入学の条件として、奨学金や給付金を受給する場合を除いて、留学期間中の生活費を負担できることを証明する必要があります。

博士課程への出願

スウェーデンのすべての大学では、博士課程の学生・研究生に対して、政府から毎月約 2,300~2,600スウェーデンクローナの給与が支給されるので、研究に専念できる代わりに、そのポジションを得るための大変厳しい競争があります。この給付対象者は国籍を問わないため、日本を含む留学生であっても、選考に合格すれば同様に給与が支給されます。
博士課程に空席ができると、大学のウェブサイトにその情報が掲載されます。その公募情報に従い、各自で担当部門にコンタクトし、応募書類を直接その部門に送付することになります。必ず推薦状が必要です。
応募の締切日が定期的に決まっている大学もありますが、欠員が出るたびに締切日が変更されることもあります。
合否は学部委員会(Faculty Board)が審査しますが、専攻テーマに合致した指導教授を早く見つけて、その教授と連絡を密にしておくことが大切なのは、どこの国でも同じです。
自分に適した指導教授を探すには、各大学のウェブサイトに教授名、専攻分野、教授の主要論文、およびメールアドレスが必ず公表されているので参照すると良いでしょう。
スウェーデンの大学の単位制度
スウェーデンの大学での 単位(ECTS)制度は1年間で60ECTS、2年間で120ECTSを取得するシステムです。1週間の授業が1.5単位です。1学期は20週間なので、1学期の取得単位は30ECTSになります。1年間(2学期)で60ECTSです。
スウェーデンの大学では、通常一つの同じ科目を1週間連続して学び、5週間で終わりテストに合格すると7.5ECTSが授与されます。その後、次の科目の授業に移ります。
単位の取り方には色々な組み合わせ方があるので、希望する大学に確認しましょう。
大学の学士課程又は修士課程に留学する場合の出願は、スウェーデン全体でオンラインに統一されていて、すべてこのUniversityadmissions.seを通じて行います。
大学の通信教育も同じです。なお、博士課程に留学を希望する場合、必要な情報はUniversityadmissions.seから集められますが、出願は希望する大学院に直接行ってください。

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出願の手順

学士課程と修士課程への出願手順はほとんど同じですので、ここでは留学希望者の多い修士課程の手続きを中心に紹介します。

ヨーテボリ大学図書館

<ユーザーアカウントの設定>
留学志願者は入学願書提出前に、Universityadmissions.seにて、ユーザーアカウントを作成する必要があります。このユーザーアカウントは、志願者と志願者の個人情報をつなげる大切なデータになります。特に生年月日の記入には注意してください。そのデータが滞在許可証のもとになり、あとからの変更はできません。

メールアドレスの記入にも万全の注意を払ってください。すべての連絡と通知はメールを通じて行われます。

ユーザーアカウントは一度設定すればその後もシステムに保存され、再出願する場合にも有効です。

<出願書類>
  • Universityadmissions.seのサイトからオンラインで出願手続きを済ませた後、次の書類を提出しなければなりません。
  • カバーシート(アカウント作成後、所定の画面にログインして入手)
  • 学部卒業証明書または卒業見込み証明書
  • 履修学科と取得単位・成績に関する証明書(新しい順に記載されていると良い)
  • 英語能力テストの結果証明書
  • パスポートのコピー(個人データを記載した部分と写真が貼られた部分)
※これらの書類は上からこの順番に重ね、ホッチキス、クリップ等は使用せず、封筒に入れて、カバーシートに記載されている宛先に送付してください。
※送付する書類は1セットのみです。
※希望する大学が、論文やエッセイなど特別な資料の提出を要求している場合には、その送付方法に従い直接大学に送付します。
※推薦文などは要求されていない限り添付する必要はありません。
※志願者が属する大学や公的機関が発行する全ての公文書には、公印または署名が必要です。公印または署名のない提出書類は無効となります。

王立工科大学-KTH

※提出書類は日本語のオリジナルのほか、英語、ドイツ語、フランス語、またはスウェーデン語の訳文を添付する必要があります。訳文は個人で訳したものではなく、公的機関、例えば所属の大学等が訳し、発行したものでなければなりません。
※TOEFLの成績はEducational Testing Service (ETS)から直接以下の事務局へ締切日までに送付されるよう、受験前にETSに申請してください(機関コード:Sweden3477を明示すること)。IELTSの場合は、成績のコピーを事務局へご自分で送付して下さい。
University Admissions in Swedenが出願書類を審査し、書類の不備がないか、また書類が真正であるかどうかを確認します。もし、不正な記載事項があれば入学できないことがあるので注意しましょう。

<締切日>
書類の提出期限および選考の日程は、学部課程、修士課程などによって異なるので、Universityadmissions.seにて確認してください。下記に一例を示します。
例)2014年秋学期修士課程へ入学の場合2013年10月17日
・入学願書の締切
2014年 1月15日
・添付書類の郵送締切
2014年 2月 3日
出願料支払い締切
2014年 2月 3日
・入学許可通知
2014年 3月27日(選考結果の通知:1回目)
2014年 4月10日(通知に対する回答締切)
2014年4月25日(選考結果の通知:2回目)
<選考について>
1回目の選考結果が届き入学の意志がある場合は、期限までに回答しなければ入学資格を失います。
2回目の選考は、1回目の選考に対する志願者からの回答に基づいて実施されます。
なお、修士課程はほとんどが秋学期スタートで、春学期に始まるコースは非常に限られています。

出願上の注意

  • 願書は1通のみ
学士課程・修士課程留学を問わず、願書は1学期につき1通だけです。
出願書類が事務局に登録されたかどうかは、所定の画面にログインして確認できます。

  • 添付書類
願書には後述の必要書類を添付しなければなりません。願書と書類は志願した大学のスタッフが審査します。添付書類はワンセットだけで、それ以上送る必要はありません。

  • 受付審査
出願書類に不備がないかどうかのチェックは、通常6週間以内で終わります。
クリップ、ホッチキス等は 審査の妨げになるので、使わないようにしてください。

  • 選考結果の通知
3月中旬以降、出願者にオンラインで通知が届きます。この通知は入学許可証としてオンラインサイトのPDFでプリントすることができ、滞在許可証の申請の際には公式の書類として利用が可能です。許可証が別途郵送されることはありません。
  • 質問がある場合
アカウント作成や出願手続き、選考通知に関すること以外は、直接大学側に質問してください。
  • 出願料
出願料として900スウェーデンクローナの支払いが必要です。
スウェーデン語を勉強できる機関としては、大学のスウェーデン語講座、folkuniversitetet、民間の語学学校、及びサマーコースがあります。語学留学のみを目的として3ヶ月以上滞在し、滞在許可を得ることは原則としてできないので注意しましょう。大学のスウェーデン語コースに入っても、取得単位には加算されません。なお、初級コース以外はSwedish Instituteの奨学金の対象になります。
スウェーデン語の学習到達レベルには以下の指標が使われます。これは欧州言語共通参照枠組みと呼ばれ、EU諸国で統一して用いられているものです。
スウェーデン語の学習到達レベル
A1 全くの初心者
A2 初歩的な単語とフレーズを用いて簡単な会話ができる。
B1 得意な分野の話題について会話が出来、意見を述べることができる。
B2 複雑な話題について会話ができ、自分の専門分野の説明ができ、スウェーデン人と会話ができる。
C1 スウェーデン語の書物を読むことができ、ほとんど自由に会話ができる。
C2 細かいニュアンスが理解でき、読むことも聞くこともできる。
出典:ヨーテボリ大学
サマーコース
スウェーデンの大学は6月初めから8月末まで夏休みに入ります。この期間を利用して、外国人を対象にしたスウェーデン語のサマースクールが各地で開かれます。各地のサマースクールの内容は似ていますので、ここでは代表的なものを紹介します。

GLOSSA のクラス

場所:ウプサラ市(ストックホルムから北へ40km)。

内容(2013、5年の例)
・GLOSSAとウプサラ国際サマーセッション(Uppsala International Summer Session: UISS)が代表的で、6月中旬から8月中旬まで開講します。レッスンは週4~5日で、期間はGLOSSAが3週間、UISSは2、3、6、9週間のコースがあります。
・対象は、スウェーデン語を学習したことのないA1クラスからC2クラスまで各レベルがあります。入学前に能力別のクラス分けのためにスウェーデン語テストがあります。1クラスは大体14~15名です。 
・授業はスウェーデン語で行いますが、必要に応じて英語を使います。 
・クラスによっては、スウェーデンの社会、歴史、文化を学習するために校外やストックホルムに出かける課外授業がプログラムに含まれることがあります。

入学と費用:
3週間 9,200スウェーデンクローナ
※授業料、教材費等を含む。宿泊費を除く

9週間 45,800スウェーデンクローナ
6週間 31,800スウェーデンクローナ
3週間 16,900スウェーデンクローナ
2週間 11,800スウェーデンクローナ 
※授業料、宿泊費含む
・入学の手続きは各校のウェブサイトを通じて行います。 
宿泊施設:
希望者には学校が学生寮を用意します。基本的には、各部屋シングルベッド、テレビ、シャワー、トイレ付でキッチンは共同です。
問合せと入学申し込み先(最新のコースの詳細はウェブサイトでご確認ください)
  • Glossa ※リンク先を新しいウインドウで表示
  • UISS ※リンク先を新しいウインドウで表示
Folkuniversitetet(生涯学習機関)のコース
Folkuniversitetetとは、スウェーデン国民に幅広く教育の機会を与える成人教育機関で、生涯学習の場でもあります。 
Folkuniversitetetはストックホルム大学、ウプサラ大学、ヨーテボリ大学、ルンド大学及びウメオ大学の5つの総合大学と連携する5つの拠点校と地方校があり、地方校の数はスウェーデン全体で40以上に上ります。授業科目は社会、文化、芸術、技能、スポーツ、語学など非常に多岐にわたります。 
Folkuniversitetetの特徴は、外国人を対象にしたスウェーデン語講座をはじめ、留学生にも広く開かれていることです。 
ここでは、ストックホルムにあるFolkuniversitetetのスウェーデン語講座を例にして概要を紹介します。 

ヨーテボリ大学

場所:ストックホルム市

目標:読み、書き、話し、聞く能力を磨くことによって、オールラウンドな会話能力を身につけることを目標にしています。

コース:午前中のコース、午後のコース、夜間コースなど、受講生の都合に合わせて様々なコースがあります。
レベルも初心者向けのA1から上級者向けのC1まで、6つのレベルがあります。
・総合コースは、週5日4週間のコースとなっており、60レッスンを4週間で行います。
・開講時期は基本的に通年です。

入学手続きと費用:
・入学は学校のウェブサイトにある連絡先にメールかファックス、または郵便で直接申請します。
・授業料は週5日、4週間のコースで約5,225スウェーデンクローナです。
宿泊施設:
・宿泊施設は学校側では用意できません。しかし、どこにコンタクトしたらよいかなどの情報は提供してくれますので、学校側に相談してみてください。

大学付属のスウェーデン語講座

初心者向けに全学期出席しなければならないフルタイムのスウェーデン語講座を設けている大学と、パートタイムの講座を開講している大学があります。

スウェーデン語講座を開講している大学(2014年現在)

<フルタイム>
次の3大学がフルタイムのスウェーデン語講座を開講しています。
大学 講座
Linkoping University Qualifying Course in Swedish
Lund University the Study Abroad Swedish Language Programme
Malardalen University Scandinavian Studies

<パートタイム>
次の8大学がパートタイムのスウェーデン語講座を開講しています。
大学 講座
Karlstad University Courses in swedish language
Linnaeus University Beginners' Swedish
Lulea University of Technology Swedish for Beginners
  Swedish for International Students
Lund University Swedish Language Courses for Exchange Students
Malardalen University Swedish for Foreign Students
Umea University Swedish for International Students
University of Gothenburg Swedish courses for exchange students
Uppsala University Basic Swedish
  Swedish for Academics
Folkuniversitetet(生涯教育機関)への留学
スウェーデンでは、教育とは生涯教育を意味します。正規の学校教育だけではなく、職業教育、成人教育、障害者教育、余暇教育など人間の一生に関わるステージで学ぶ機会が用意されています。次の図はその制度を図式化(英語表記)したものです。

スウェーデン教育庁の図

出典:スウェーデン教育庁Skolverket
図の左側は、正規の教育制度として、就学前の保育園(pre-school)から始まり、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院と続くラインです。それに並行して図の右側では成人教育、職業教育、障害者教育という正規の教育ラインを補完する形のいろいろな学校の制度を示しています。左のラインから右のラインへ移ることも、又その逆も可能で、いつでも個人の事情と意思に従って行き来ができます。
このようにスウェーデンの教育制度は、正規教育だけの単線ではなく、種々の教育機会を与える複線が基礎になっています。その中核を成すのがFolkhogskola(フォルケホイスコーレ)とFolkuniversitetet(生涯教育機関)です。
ここでは、外国人にも広く開放されている、Folkuniversitetetを紹介します。

Folkuniversitetet(生涯教育機関)の概要

Folkuniversitetetはスウェーデン独特のシステムで、ストックホルムに本部を置き、ストックホルム大学、ウプサラ大学、ヨーテボリ大学、ルンド大学及びウメオ大学の5つの国立大学と連携しており、これらの大学がある都市が地方支部になります。その下にスウェーデン全体で40以上の 地方校があります。
大学との連携により、大学教授や研究者による講義やセミナーのほか、最先端の研究開発の状況といった、大学レベルの授業を受けることもできます。この他、学校によって、スウェーデン語講座、ダンス、音楽、陶芸や織物など趣味と実益を兼ねたクラスもあります。全体では6000以上のコースがあり年間14万人が受講しています。
Folkuniversitetetは中央政府、県、市から財政的な支援を受けていますが、地方のカラーを生かしながら各校が独自のプログラムを用意し、自主的に運営されています。

プログラムの紹介

ウメオ国民大学

1. 語学
Folkuniversitetetには約40ヶ国語の語学コースがあります。スウェーデウメオの場合は通常初級~上級クラスがあり、医学留学生やビジネス留学生のための専門的なクラスもあります。大学への留学生や移民がスウェーデン語を学習する学校として、大きな役割を果たしています。また、Folkuniversitetetはケンブリッジ英語検定の実施機関として認定されており、他の多くの言語に関しても、国際検定機構(International Certificate Conference)からヨーロッパ言語資格(European Language Certificates)の試験実施機関として認められています。

スウェーデン語コースの詳細は「語学留学」を参照してください。

2. 芸術
学校によりダンス、写真、美術、デザイン、織物、陶器、音楽、演劇、メディアなど幅広い芸術分野のプログラムがあります。芸術系の専門教育のプログラムは、美術系、音楽系、演劇系の大学と連携して「プロ養成校」としての役割も果たしています。
3. 文化
美術史、演劇理論、民族学、環境理論などの講義やセミナーが数多くあります。また、スウェーデンの文化にとどまらず、世界各国の文化を学べるプログラムもあります。
4. 科学
大学教授や研究者を講師として、最新の科学技術や研究成果を学ぶことができます。講義は講師からの一方通行ではなく、受講生を交えた議論も行われ、科学技術を広く普及する役割も担っています。
5. コンピューター(情報科学)
Folkuniversitetetでは、コンピューターの実務に関する基礎知識から専門家養成まで幅広いコースがあり、ヨーロッパ・コンピューター資格(ECDL: European Computer Driving Licence)の認定校になっています。
6. 経済と法律
ストックホルムやウプサラなどでは経済やマーケティング、法律に関するプログラムがあります。特に法学とビジネス経済学のプログラムでは大学と同等の授業が行われ、取得単位を大学の単位に加算することができます。
7. マスメディア
メディア関係、マーケティング、情報科学、グラフィックデザインなどのプログラムがあり、専門的な知識の習得を目指して、実務に役立つ授業と実習が行われています。

授業形態と授業料

授業形態と授業料は、プログラムによって大きく異なります。スウェーデン語のプログラムについては「語学留学」をご覧ください。

語学コースの課外授業

ここでは、ヨーテボリにあるFolkuniversitetetの英語プログラムの一例を挙げます。

英語コース(週5回)
時間:9時00分-12時30分
授業料:4週間で5,300スウェーデンクローナ

コースによって、期間や授業料は異なりますので、Folkuniversitetetのサイトで確認しましょう。

入学手続き

各Folkuniversitetetへ直接申請します。
Folkuniversitetet本部のサイトの各校の詳細は、スウェーデン語のみとなっています。スウェーデン語が出来ない方は、直接希望校に英語にて問い合わせをしてください。

Folkuniversitetet ※リンク先を新しいウインドウで表示

宿泊その他

3ヶ月以内の滞在の場合には、居住許可は必要ありません。Folkuniversitetetには宿泊施設がありませんが、学校側にメールで相談すれば、提携大学の学生組合または留学生に対する住居斡旋機関を紹介してくれます。次の2機関を参考として挙げておきます。
奨学金についての詳細は直接該当機関に問い合わせてください。

日本学生支援機構の奨学金

海外留学のための奨学金 ※リンク先を新しいウインドウで表示

スウェーデン留学のための奨学金

なお、当機構では、上記の奨学金も含め、日本で募集される各種奨学金の概要をまとめた『海外留学奨学金パンフレット』を毎年1回発行しており、当サイト上にも掲載しています。この掲載データは『海外留学奨学金検索サイト』にて検索することもできます。
大学への留学

大学の授業料有料化

2010年までスウェーデンでは、小学校から大学院までの授業料が税金でまかなわれ、スウェーデン人、外国人を問わず無料でした。しかし2011年秋学期からEU、EEA(欧州経済領域)及びスイス以外からの留学生の授業料は有料となりました(博士課程は除く)。有料化の対象となる留学生は、EU・EEA加盟国以外の国からの私費留学生(Free Mover)に限定されます。日本人でスウェーデンの大学へ私費留学を目指す学生は、その大学に授業料を支払う必要があります。なお、授業料が導入されたのは学士・修士課程で、博士課程では引き続き無料です。 スウェーデンの大学と協定を結んでいる大学からの交換留学生は、従来通り授業料は無料です。また、 2010年から留学を開始してその後も留学を続ける学生、つまり、在籍期間が旧制度と新制度にまたがる学生についても、従来通り授業料は無料です。

学生のグループ学習

また、2008年度に移民法の改正も行われました。スウェーデンの大学で留学期間終了後、就職先が決まっていれば、留学の居住許可を労働許可証に変更できるようになります。外国人に対する労働許可証の発行件数の制限はありません。

2008年度に移民法の改正を行いました。スウェーデンの大学で留学期間が終了した後、就職先が決まっていれば、留学の居住許可を労働許可証に変更できるようになります。外国人に対する労働許可証の発行件数の制限はありません。

チャルマース工科大学

<授業料>

授業料は各大学が決めるため、実際の金額は選択する大学と専攻分野によって異なります。大半の学科では年間80,000~140,000スウェーデンクローナです。各大学のウェブサイトで金額を確認してください。 また、出願料として別途900スウェーデンクローナが必要となります。
渡航前の居住許可証を申請する時点で、授業料を一部支払う必要があります。
授業料の支払いとは別に、スウェーデン移民局の規定により、留学生はスウェーデンでの生活を保障できる生活費として、月7,300スウェーデンクローナを負担できることを、銀行預金残高(英文)などで証明しなければなりません。
スウェーデンでの留学費用の総額としては、専攻分野にもよりますが、今後予定される授業料の1年分から3年分および生活費を準備する必要が見込まれます。生活費は7,300スウェーデンクローナ/月を目安にしてください。

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