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2015年3月更新

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スウェーデン

生活お役立ち情報

スウェーデンで住まいを見つけることは、簡単ではありません。日本にいる間からいろいろな情報を集めて、早めに準備を始めてください。
特に、首都のストックホルムや大学都市のウプサラ、ルンド、大都会のヨーテボリ、マルメなどは他と比べて学生の数が部屋の数より多いので、より早く住居探しをする必要があります。
ただし、地下鉄やバスで10分ほど学校から離れただけで、状況が変わることもありますので、学校の近辺にこだわらず、検討する範囲を広げてみるのも一考かもしれません。
スウェーデンは緯度的に、日本のはるか北、カムチャツカ半島とほぼ同じ位置にあります。
日本人からすれば冬は非常に寒いと感じるでしょう。
スウェーデンでは住居を快適にするために行政も市民もさまざまな努力をしています。
外が寒くても、一歩屋内に入ればきわめて快適です。戸外がマイナス20度でも、家の中ではスウェーデン人はTシャツ一枚で暮らしていることも珍しくなく、留学生用の寮や学生用のアパートも例外ではありません。
住居の探し方

交換留学生

ウメオ大学学生寮

日本の大学と協定を結んでいるスウェーデンの大学へ交換留学生として派遣される場合は、大学の国際関係担当部署、学生組合などが、住居も含めて留学生活に必要な情報や知識を教えてくれます。

私費留学生

学生組合(Student Union)
スウェーデンの学生組合は全国的な組織で、各大学に例外なく存在します。留学生を含めて、学生が支障なく勉学に専念し、豊かな学生生活を送れるよう多彩な活動をしています。
学期ごとに約50-350スウェーデンクローナの組合費が必要ですが、以下のメリットを考えると学生組合には加入した方が良いでしょう。
各大学のウェブサイトから学生組合にアクセスすれば、そこから住居探しに役立つ情報が得られます。学生組合に加入すると、例えば、ストックホルム大学学生組合(Stockholms Universitets Studentkar)のウェブサイトは、[Benefit]の欄に組合員に対する住居情報があり、そこからストックホルム学生住居協会(SSSB: Stiftelsen Stockholms Studentbostader)にアクセスできます。
SSSBは学生が運営する財団で、ストックホルム市内全域で約8,000件の物件情報を管理しています。上記のサイト上で空室待ちの登録をしておけば、空室情報が入手できます。
学生組合に頼らず民間の不動産屋から探す方法もありますが、その場合でも大学の国際部のスタッフに相談しましょう。組合員であれば、その町の事情に詳しい学生組合の相談員にアドバイスをもらうこともできるでしょう。

ストックホルム大学学生組合(Stockholms Universitets Studentkar) ※リンク先を新しいウインドウで表示

地方大学、Folkuniversitetet (生涯教育機関)

学生寮室内

ヨーテボリ大学など地方の大学の中には地方自治体と協力しながら、留学生の住宅問題の解決に努めているところもあります。
建前上、大学は私費留学生の住居の斡旋はしないことにはなっていますが、各大学の国際部や留学生部は相談に来る留学生に対して、どうしたらよいか、どこにコンタクトしたらよいかなど最低限の情報を提供してくれます。これらの留学生窓口に相談することも解決方法のひとつです。

そのほか、ヨーテボリでの家探しには以下のウェブサイトを利用すると便利です。
  • boplats ※リンク先を新しいウインドウで表示 Boplatsとはスウェーデン語で住居のことです。
  • SGS studentbostader ※リンク先を新しいウインドウで表示 Bostaderとはスウェーデン語でアパートのことです。
各大学の学生組合も前述のストックホルム大学学生組合と同様の留学生向けサービスを行っているので、学生組合と大学窓口に相談しながら家探しを進めるとよいでしょう。それぞれの学生組合には、その大学のウェブサイトからアクセスできます。
アパート
留学生用アパートの家賃は地域によって異なります。一般的には、2500~6500スウェーデンクローナ/月かかります。
ウプサラ、ルンド、ストックホルム、ヨーテボリなどの歴史ある大学都市では、学生数に対し住宅の数が少ないため、割高になります。逆に、小規模都市では安く借りることができるでしょう。
通常、家賃には、電気代、暖房代、水道代、共用洗濯機代、その他共用設備の利用代、インターネット代、テレビ代が含まれます。各部屋にはベッド、引出し付き机、椅子、本棚、照明が備わっていますが、シーツ、タオル、台所用品、電球は個人負担です。
個人で揃える手間を省きたい場合、アパートによっては、一式をパッケージとしてリースしていることもあるので確認してください。
アパートで利用されるインターネットは、University Internet Network に接続されているか、無線LANが備わっているので、コンピューターの利用に際して特別な手続きなどは必要ありません。
( ※スウェーデンの大学では教員、事務局と学生との連絡はほとんどインターネットとメールで行います。宿題も論文の提出もメールです。インターネットが使えなければ学生生活が送れません。ですから、学生用のアパートはその辺を考慮して、通常はUniversity Internet Networkを接続し、便宜を図っています。学生側もインターネットにアクセスできないアパートには入居しません。)
スウェーデン市民に付与される個人識別番号(personnummer)を持たない外国人が医療機関で受診すると、非常に高額の医療費を請求されます。
そのため、基本的には海外での事故、病気をカバーする保険には渡航前に加入しておくことをお勧めします。

交流パーティ/出典:ウメオ大学パンフレット

滞在が1年未満の留学生
1年未満の居住許可を取得している場合には、地方税務署に登録することが出来ません。税務署に登録できなければ、スウェーデン人と同じ費用で医療機関を利用することもできません。この場合には、各自で何らかの保険にあらかじめ加入しておく必要があります。

滞在が1年以上の留学生
1年以上の居住許可を取得している留学生は、スウェーデンに到着後できる限り早く、居住地を管轄する税務署で住民登録をしてください。登録をすると個人識別番号が与えられ、それによってスウェーデン医療保険制度への加入資格が与えられ、スウェーデン国内においては、スウェーデン人同様の医療サービスが受けられます。
ただし、この医療保険はスウェーデンへの渡航中、またはスウェーデン国外での傷害や病気はカバーしていませんので、別途個人で旅行保険に加入する必要があります。

医療サービス
病気にかかったら、まず、所属大学の学生組合ヘルスセンターの医師に相談しましょう。
あるいは地域の「初期医療クリニック:Vardcentralen」に行って病状を説明します。この地域クリニックは現地の電話帳の「ブルーページ」に掲載されています。必ず事前に予約を入れる必要があります。初診料として 150~200スウェーデンクローナがかかります。

スウェーデン芸術大学

歯痛の場合には、地域の公共デンタル・クリニック:Folktandvardenに行きます。緊急の場合には、当直医に診てもらいます。この場合も、まずは大学の学生組合に相談してみてください。
このほか、ストックホルム学生健康ユニット(Studenthalsan i Stockholm)が健康や精神面のカウンセリングに当たっています(電話または面談方式)。詳細はウェブサイトを参照してください。
授業中、通学中の事故と傷害に関しては、スウェーデンの法律でスウェーデンに留学中の学生はすべて国籍、留学期間を問わず、国による学生向け傷害保険の対象になっています。
なお、スウェーデンへの入国前に、何らかの予防接種をする必要はありません。

ストックホルム学生健康ユニット(Studenthalsan i Stockholm) ※リンク先を新しいウインドウで表示

救急車など
112が救急車要請の電話番号です。ちなみに、警察も消防も同じ112です。
日本からの送金
スウェーデンはユーロ圏には加盟していないため、現地での通貨はローカルなスウェーデンクローナ(SEKまたはKr)です。

ストックホルム経済大学

スウェーデンに日本から送金する方法は色々ありますが、以下の方法が一般的です。

1.ゆうちょ銀行
スウェーデンクローナではなく、ユーロ建てで送金します。
2.新生銀行 Goレミット
日本のATMから海外送金ができます。
3.シティバンク
国際間送金のサービスが整っています。
4.東京三菱UFJ銀行
スウェーデンクローナの取り扱いがあります。
5.楽天
円建てでスウェーデンへ送金し、現地で両替することができます。
その他にも、日本の銀行発行のVISAデビットカードや新生銀行のパワーフレックス口座などが発行している国際キャッシュカードは、現地のATMにて現地通貨を日本の銀行口座より引き出すことができます。ただし、利用ごとに事務手数料とATM手数料がかかる場合があります。

(参考)Visaデビットカード ※リンク先を新しいウインドウで表示

銀行口座の開設
留学生が現地で銀行口座を開設するには、一般的に以下のものが必要です。
  • 住民登録番号(personnummer)
  • パスポート
  • 大学からの入学許可証(在学期間が記載されているもの)/学生証
  • スウェーデンでの住所
必要書類については、銀行や支店によって異なる場合もあるので、必ず確認するようにしましょう。
また、口座の開設に関しては、まず、学生組合に相談されることを勧めます。(大学と提携している銀行もあるため)
クレジットカード
スウェーデンで生活するには、クレジットカードを持っていないと非常に不便です。
大手クレジットカードには一種の身分証明の役割もあります。空港から市内に行くにもクレジットカードしか受付けないバスもあります。
その代わりクレジットカードがあれば基本的にあらゆる支払いが可能で、スウェーデン人はコンビニで100円の支払いにもクレジットカードを使います。
また、現地のATMからクレジットカードで現金を引き出すことも可能す。 ただし、この場合は、クレジットカード会社からの借り入れとなるので、金利がかかります。

キャンパスの仲間たち

スウェーデンの携帯電話はSIMカード方式で、SIMカードを取り替えるだけでどんな会社の携帯電話も使えます。

日本で購入した携帯電話、スマートフォンを海外で使用することもできますが、国際ローミング料金が高額のため、事前に機種、手続き、料金等をよく確認しましょう。なお、プリペイド式携帯電話であれば、現地にて容易に購入できます。

インターネットの普及は進んでいます。どこの大学でもコンピュータルームが充実し、無線LANが使用できます。
大学の構内をはじめ、学生寮でも学生用の民間アパートでも無線LANが備わり、特別の手続きをしなくても利用できるようになっています。ちなみにスカイプやマウスはスウェーデン人の発明です。

一般的な外食費は、以下の通りです。
ランチ 大学付近 55~70スウェーデンクローナ
カフェ、レストラン 65~95スウェーデンクローナ
ディナー 飲み物含まず 100~150スウェーデンクローナ
ビール、ワイン1杯 60スウェーデンクローナ
student unionsやnationsでは、これよりリーズナブルな価格にて提供しています。
また、どの大学でも学生組合が電子レンジを用意しているので、学生は持参した食事をそこで温めて食べることができます。
EU加盟国が28ヶ国に増えてから、スウェーデンでも新鮮で多様な食材が安く手に入るようになり、食生活が豊かになりました。
全国に、COOPやICA(イーカ)、LIDL(リドル)などの大手スーパーチェーンがあり、自炊する学生には便利です。
ただし、24時間営業のスーパーやコンビニはなく、大体夜10時で閉店してしまいます。スーパーやコンビニでも支払いはクレジットカードが主流です。
ビール以外の酒類は国営の酒店、「System Bolaget(システム・ボラシェット)」でしか買うことができず、購入時には自分のIDカードを提示しなければなりません。
ビールはコンビニ、スーパーで自由に買うことができます。法的に飲酒は18歳以上となっていますが、都市によっては20歳あるいは23歳以上としている所もあります。
地域の「熱・電力供給会社」から温水が住宅やビルに集中して配管される暖房方式なので、1年中どこでも快適です。
真冬でも家のなかでは、Tシャツ1枚で過ごすスウェーデン人が少なくありません。外に出るときは、その上に防寒用のコートを着て、室内でまたすぐTシャツになれるよう工夫しています。夏でも夜は寒くなることが多いので、日本から防寒用コート、セーター、帽子は持って行くようにしましょう。
役所でも会社でもネクタイに背広というスタイルは少ないです。特に大学では教授はもとより著名な学者もラフな格好をしています。よほど特別なパーティなどを除き、日常ではさほど衣服に神経を使う必要はないでしょう。
一方、冬場の靴には十分注意を払ってください。街中の歩道もアイスバーンになるため、現地の人でもよく転びます。
転んで怪我をしないように、自分にあった、転ばないような靴底のついたものを用意して行ってください。冬場に向けて登山靴を履く習慣をつけるのも良いでしょう。また、現地にてスパイク付きのスノーブーツを購入することもできます。

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