留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2009年度の調査をもとに、2018年9月時点で更新した情報です。ビザや渡航後の在留手続きについては、日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。

日本国籍保持者は入国ビザ不要です。

滞在が90日以内の場合

日本国籍保持者で、滞在期間が90日以内の場合は、パスポート(旅券)の提示だけで滞在できます。

滞在が91日以上の場合

滞在期間が91日以上の場合には、居住許可(Residence Permit)が必要になります。居住許可の申請は、スウェーデンに入国する前に行わなければなりません。居住許可は原則として大学などの高等教育機関への留学やフルタイムコースの学生に与えられます。

スウェーデン移民庁(Migrationsverket)へオンライン申請します。オンライン申請ができない場合は、大使館への郵送申請も受け付けますが、審査期間が8週間以上かかるので、注意してください。また、オンライン申請の場合も、時期によっては、居住許可申請がおりるまでに日数がかかることがあるので、できるだけ早めに準備するようにしましょう。

申請する際に必要な書類は、留学先が大学などの高等教育機関かその他の学校かによって異なります。スウェーデン移民庁のウェブサイトで、自分の状況に応じた書類を確認しましょう。

居住許可の申請料は、1,000スウェーデンクローナです。オンライン申請の場合は、クレジットカードで支払えます。

また、留学のための居住許可は1年ごとに延長申請を行う必要があります。1年以上留学する場合は、スウェーデン移民庁にオンラインで居住許可延長の申請をして下さい。

詳しくは、駐日スウェーデン大使館やスウェーデン移民庁のウェブサイトにて確認して下さい。

2018年現在、日本からスウェーデンへの直行便はありません。日本からスウェーデンの各都市に入るには、コペンハーゲン(デンマーク)、ヘルシンキ(フィンランド)、アムステルダム(オランダ)、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)などを経由する必要があります。

コペンハーゲンまたはヘルシンキ経由が最も早く到着できるルートで、乗換時間を含めて、日本からストックホルムまでは12~19時間ほどです。
通常は首都ストックホルムのアーランダ国際空港に到着します。

鉄道

アーランダ・エクスプレス(Arlanda Express)
アーランダ国際空港からストックホルム市内にはアーランダ・エクスプレス(Arlanda Express)と呼ばれる新幹線のような電車があります。運賃は高めですが、20分でストックホルム中央駅に行くことができます。チケットは、オンライン、切符売り場などでチケットを買わずに乗車し、車内で買うと、100スウェーデンクローナの追加料金がかかるので注意しましょう。
SL社の郊外列車
アーランダ・セントラル駅を経由するSL社の郊外列車もあります。こちらは割安ですが、本数は少なめです。

空港バス

格安で便利なのは、ストックホルム中央駅に隣接したシティ・ターミナル行き空港バスのエアポート・コーチ(Flygbussarna)です。約10分おきに発車していて、すべてのバスでフリーWi-Fiが使えます。ただし、乗車後に運転手からチケットを買う場合は、支払いはクレジットカードのみで、現金は使えないので注意しましょう。

地下鉄

ストックホルムは地下鉄網が発達しており、7つの路線がストックホルム中央駅を中心に走っています。ただし、到着直後に重い荷物を持ちながら慣れない場所に行くのは大変な上、中央駅は置引きやスリも多いので、気を付けましょう。タクシーを検討するのも良いでしょう。

タクシー

流しのタクシーはないため、タクシー乗り場で乗ります。ストックホルム中央駅は台数も多く、安心して乗ることができます。ストックホルムのタクシーは会社ごとに料金設定が異なるので注意しましょう。車体の後部窓に、運賃が書いてあるステッカーが貼ってあるので、必ず確認してから乗るようにしましょう。ストックホルム空港と市内では、固定料金を設定している会社もあります。また、人数が増えると料金が上がることもあります。通常、料金の端数をチップ代わりに渡します。

 



(2018年9月改訂:禁無断転載)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
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学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。