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2017年5月作成

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アルゼンチン

『アルゼンチン留学情報』は平成28年度JASSO海外高等教育機関調査をもとに2017年3月時点で作成した情報です。
※このページでは、スペイン語の特殊文字や記号は、英語のアルファベットに置き換えています。

学事暦、成績パターンなど

  • 学事暦
    アルゼンチンの大学の学事暦は州や大学によって異なります。例えば、ブエノスアイレス大学は2学期制で、1学期目は4月初旬から7月中旬まで、2学期目は8月中旬から11月下旬までです。その他の大学も、概ね3月または4月に開始し、11月または12月に終了することが多いです。
     
  • 編入学や単位互換
    各大学により対応が異なります。編入学や単位互換を希望する場合は、まず最初に希望留学先に確認をしましょう。
  • 成績パターン
    一般的には0-10点の評価を用いていて、4点以上で単位取得となっていますが、大学ごとに成績パターンは異なります。以下はブエノスアイレス大学の例です。

図表1 成績と評価(ブエノスアイレス大学)
成績 評価
10点  秀(Sobresaliente)
8-9点  優(Distinguido)
6-7点  良(Bueno)
4-5点  可(Aprobado)
1-3点  準可(Aplazado)
0点  不可(Preprobado)

入学条件・試験

大学等により求める基準や審査方法は異なりますので、留学希望先のウェブサイトや担当部署への確認をしっかり行う必要があります。

<学部レベル(大学、専門学校)に入学>
専門ディプロマ(Diploma Superior)や学士(Licenciado)課程での学修を目的に、総合大学、単科大学、専門学校に進学する:
  • 入学要件は、中等教育修了資格を取得していること。留学生の場合は、高校卒業証明書などの修了証明書がアルゼンチンの中等教育終了資格と同等であることが正式に認められなければならない。
  • 授業を受けるために必要な最低限のスペイン語能力。
<大学院レベルに入学>
専門学位(Especialista)、修士(Maestro)や博士(Doctorado)課程での学修を目的に、総合大学に進学する:
  • 入学に必要な学歴は、専門学位、修士号の取得目的の場合は学士号、博士号の取得目的の場合は修士号となる。しかし、一部の博士課程では、学士号取得後に入学が可能な場合もある。
  • 海外の大学で取得した学位を提出すればよい。ただし、薬学部、歯学部、看護学部、心理学部、生物化学部等は海外で取得した学位の認証が必要。
  • 授業や研究に必要な最低限のスペイン語能力。

費用について

  1. 学費
    アルゼンチンでは公立の高等教育は無料です。私立の学費は私立間、学部学科間でも異なります。大学によっては、自国の学生と留学生では学費が異なることもあります。以下は学費の例です。※1ペソ=7.38円で換算

    ・パレルモ大学コミュニケーションデザイン学科 年間23,600ペソ(約174,000円)
    ・サルタ・カトリック大学心理学科       年間30,300ペソ(約224,000円)
  1. 生活費
    日本よりも安価ですが、2016年の物価上昇率は32.3パーセントと高く、為替が不安定なため、為替レートを常に気にかけておいたほうが良いでしょう。
    アルゼンチンで最も生活費がかかるとされるブエノスアイレス市での学生の平均は、月額9,800ペソ(約7万円)で、以下は内訳です。

図表2 平均生活費月額(ブエノスアイレス市)
用途 金額(ペソ) 金額(円)
家賃 4,000ペソ 約29,500円
食費 2,500ペソ 約18,500円
教材費 400ペソ 約3,000円
交通費 400ペソ 約3,000円
娯楽費 1,500ペソ 約11,000円
その他 1,000ペソ 約7,500円
※1ペソ=7.38円で換算
  1. 住宅事情
    アルゼンチンの大学は一般的にキャンパス内には寮を完備していませんが、周辺にResidencia Universitariaと呼ばれる学生寮がある場合が多いです。大学は学生寮を含め、近隣の住居探しを支援していますので、相談することをおすすめします。個人で住居を探す場合には、不動産会社や新聞広告の利用、知人からの紹介などの方法があります。契約期間は2年が一般的で、1年未満の契約は断られる場合が多いです。家賃は米ドルでの支払いが多いことにも注意しましょう。契約時に必要な費用は家賃の4~5ヶ月分(敷金1~2ヶ月分、1ヶ月分家賃前払い、契約書作成料、不動産会社手数料、印紙代、等)となっています。
    ブエノスアイレス市については、日本人駐在員などが多く住むレコレータ地区、パレルモ地区、ベルグラーノ地区のアパートの家賃は月額1,500~2,500米ドル程度と高額です。ホームステイをする場合は、月額1,000~1,300ペソ(朝食付き)、コルドバなら950ペソ程度(食事付き)です。
    その他の地域については、一般的にブエノスアイレス市より家賃は低めですが、アパートの数が少なく、一軒家を借りざるを得ない地域もあります。

査証

日本国パスポートを所持している者がアルゼンチンに滞在する場合、90日以内の滞在であれば査証(ビザ)は必要ありませんが、それ以上の期間滞在するのであれば、一時滞在査証(Temporary Resident Visa)を取得する必要があります。
留学生については、留学先の形態(語学、大学、大学院等)により手続きが異なるため、事前に一時滞在査証を日本国内のアルゼンチン共和国大使館に申請するべきなのか、もしくは、渡航後に現地で同査証を申請することが可能なのかなど、各々の状況に応じた手続きについて、最新の情報を駐日アルゼンチン共和国大使館や留学先の大学等に必ず問い合わせてください。
日本国内ではなく現地で申請を行う場合には、日本で用意しなくてはならない書類を忘れずに準備してください。現地での申請手続きは入国後3ヶ月以内に行わなくてはならないため、日本から持参しなかった場合、入手に時間を要し、手続きが間に合わなくなる可能性があります。
<日本で用意するもの> 2017年3月時点
  • 戸籍謄本
  • 犯罪歴証明書
※ 書類はすべて宣誓翻訳(公認の翻訳士による公式な翻訳)のスペイン語訳を添付のうえ、アポスティーユの取得が必要。

外務省ウェブサイト「公印確認・アポスティーユとは」 ※リンク先を新しいウインドウで表示 日本の官公署、自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことで、アポスティーユを取得した書類は、日本にある大使館および領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することができる。

奨学金

日本人を対象としたアルゼンチン政府の奨学金はありませんが、個々の大学が全学生を対象として奨学金を支給している場合があります。留学希望先の大学等に問い合わせをしてみましょう。以下はその例です。
  • ブエノスアイレス大学(Universidad de Buenos Aires)
    “Becas de Doctorado y Mestria”:修士・博士課程の奨学金
    “Convocatoria Becas de Investigacion 2017”:研究分野の奨学金

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