留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2012年度の調査をもとに、2019年9月時点で更新した情報です。特殊文字や記号は省略しています。
  • インドは膨大な数の非識字人口を抱える一方で、数多くの優秀な人材を世界に輩出しており、高度な水準の教育機関も数多く存在します。
     
  • インドの教育行政は、連邦・州・地区の3つの行政レベルで実施されています。教育機関は、教育課程、設置・運営母体、認定機関により区分されます。就学年数は初等教育と前期中等教育が合わせて10年、それに続く後期中等教育は2年ですが、州により学校制度が異なります。
     
  • 人材開発省高等教育局のAll India Survey on Higher Educationによれば、18~23歳の人口に占める高等教育就学率は25.8パーセントです。(2017~2018年度。非通学プログラムを含む)

インド教育図

  • 就学前教育
    幼稚園は3歳から5歳が対象になりますが、義務教育ではありません。就学前教育を受ける児童が増えており、現在はさまざまなタイプの幼稚園があります。
  • 初等教育(1~8年生)
    6~14歳までに受ける初等教育は義務教育です。前期5年(初等学校)、後期3年(上級初等学校)に分かれています。
  • 中等教育(9~12年生)
    14~18歳の学生は、前期2年(中等学校)、後期2年(上級中等学校)からなる中等教育を受けることができます。
  • 高等教育(大学・カレッジ・大学院など)
    18歳以上で上級中等学校を修了した学生(12年間の教育を受けた学生)が、高等教育機関に進学できます。
    大学は専攻によって、必要な在籍年数が異なります。一般的なコースは学士課程が3年です。学士号を取得した学生は修士課程に、修士号を取得した学生はM.Phil課程(※)および博士課程に進めます。
    医学部は学士課程(M.B.B.S.)が5年、大学院(M.D./M.S.)が1年以上です。
    工学部は学士課程(B.E./B.Tech.)が4年、大学院(M.Tech.)が1年以上です。

    (※)M.Phil課程
    修士課程修了後に進学する博士課程との間にある1年のコース。論文の提出義務がある。準博士課程とも訳される。

インドの公園

最近の傾向
  • 初・中等教育機関の変化と高等教育
    幼・小・中・高の一貫教育を行う私立学校(パブリックスクール)が増えており、主として英語による教育が行われています。これに対して、政府学校(ガバメントスクール)は各課程において原則ヒンディー語で授業を実施しています。そのため、パブリックスクールの教育を受けない場合、入学後の授業が英語で行われる高等教育を受けることが困難な場合もあります。
  • 高等教育機関の急増
    高等教育機関数は2000年代から特に増加しましたが、インドの高等教育機関で最も数が多いのは、私立の小規模なカレッジです。カレッジの約60パーセントは農村部に立地し、3分の1のカレッジは単一のプログラムのみ提供していて、約65%は在校生が500人以下という小さな規模で運営されています。
  • 現地学生の専攻
    IT人材大国のイメージが強いインドですが、学士課程レベルでは人文社会科学分野を専攻している学生が約36%で最も多く、サイエンスが約17%、工学と商学がそれぞれ約14%と続きます。修士課程レベルでは社会科学分野を専攻している学生が最も多く、次に多い専攻が経営学です。博士課程レベルではサイエンスを専攻している学生が最も多くなり、工学が続きます。
外国人留学生を受け入れるインドの主な教育機関として、語学学校、大学・大学院などの高等教育機関、インドの芸術および舞踊、伝統医学を学べる教育機関などが挙げられます。

日本の在籍校や奨学金支給団体などを通じて手続きを行う留学の場合を除き、留学するまでの一連の作業は、原則個人で行わなければなりません。 日本でインドに関する研究を行っている、あるいはインドの現地語を学習している場合は、研究や学習と並行して、教員などの関係者を通じて教育機関の情報を集めることも可能でしょう。

英語、情報通信技術、経営学などを学ぶ留学の場合、他国とは異なるインドの教育制度や教育機関についての予備知識を確実に得ることが大切です。「体験レポート」のページには、個人で留学を実現させた方の体験談も掲載していますので、参考にしてください。
奨学金については、このページの「留学生のための奨学金制度」の項を参照してください。

インドの大学

Kendriya Hindi Sansthanアグラ校の校舎内

インドでは、現地語と英語を学ぶことができます。
現地語を学びたい場合は、大学の文学・言語学系の学部が設置している語学コースに入学する方法と、語学学校に入学する方法があります。インドで学べる現地語の例として、ヒンディー語、ベンガル語、タミル語、テルグ語、パンジャブ語、マラーティー語、ウルドゥー語、サンスクリット語、グジャラート語などがあります。 
現地語
大学
文学・言語学系の学部が設置している語学コースです。語学コースは原則として学歴や年齢の制限を設けていませんが、主な教授言語は英語ですので、授業についていける英語力が必要です。

語学学校
政府が運営する学校、私立学校などがあります。例えば、インド政府が運営するヒンディー語教育機関Kendriya Hindi Sansthan(Central Institute of Hindi)は、アグラ校とデリー校で留学生を受け入れています。インド政府奨学金を受けて留学する場合、受け入れ校はアグラ校のみです。「学校情報」にアグラ校を掲載しています。
英語
一例として、インドで毎年多くの学生を受け入れている英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュカウンシル(チェンナイ校、ニューデリー校、ハイデラバード校、コルカタ校、ムンバイ校、プネ校など)があります。「学校情報」にブリティッシュカウンシル・ニューデリー校を掲載しています。
高等教育機関の種類と仕組み
  • インドの高等教育機関は、大学(University)、カレッジ(Collage)、独立教育機関(Stand-Alone Institutions)に分けられます。
     
  • 大学には、国立大学(Central University)、州立大学(State University)、準大学(Deemed University)、重点研究機関(Institution of National Importance)、その他大学に相当する機関があります。
     
  • 学年度は、多くの大学で6~7月に始まり、4~5月に終わります。各大学のウェブサイトに学事暦(Academic Calendar)が掲載されていますので、留学を希望する大学のウェブサイトを確認してください。

インドの大学生

大学(University)
  • 国立大学(Central University)は、連邦政府が管轄する大学で45校あります(2017~2018年度)。「学校情報」に国立大学の例として、デリーにあるデリー大学(University of Delhi)、ジャワハルラール・ネルー大学(Jawaharlal Nehru University)、ジャミア・ミリア・イスラミア大学(Jamia Millia Islamia)を掲載しています。
  • 州立大学(State University)は、州政府が管轄する高等教育機関です。公立(State Public University)と私立(State Private University)があります。「学校情報」に、州立大学の例として、ジャームナガルにあるグジャラートアユルヴェーダ大学(Gujarat Ayurved University)、チェンナイにあるマドラス大学(University of Madras)、プネにあるプネ大学(Savitribai Phule Pune University)を掲載しています。
  • 準大学(Deemed University)は、当初は大学(University)ではなかった機関が、連邦政府から学術的・教育的に高い水準をもつと認定され、人材開発省の認可を受け、University Grants Commission(UGC)によって大学の資格を与えられた高等教育機関です。準大学には、政府立校(Deemed University-Government)、政府から財政補助を受けている私立校(Deemed University-Government Aided)と私立校(Deemed University-Private)があります。「学校情報」に、準大学の例として、プネにあるシンビオシス国際大学(Symbiosis International University)と、アーメダバードにあるインド経営大学院アーメダバード校(Indian Institute of Management, Ahmedabad)を掲載しています。
  • 重点研究機関(Institution of National Importance)は、国家的重要性をもつ研究機関として連邦政府に認定された、インド工科大学(Indian Institute of Technology)や全インド医科大学(All India Institute of Medical Sciences)などの重点教育機関です。「学校情報」に、重点研究機関の例として、デリーにあるインド工科大学デリー校(Indian Institute of Technology, Delhi)を掲載しています。
Affiliating UniversityとUnitary University
大学(University)はAffiliating UniversityとUnitary Universityの2種類に分かれています。
Affiliating University
Affiliating Universityは、大学院や研究所のある中央キャンパスと、その傘下にある学部レベルの教育を中心としたカレッジ(College)から構成される大学(University)です。Affiliating Universityは、カレッジの教育内容・学校運営を監督する責任があり、試験の実施と学位授与を行います。そのため、カレッジを卒業しても、Affiliating Universityの卒業生となります。Affiliating Universityの例として、デリー大学(University of Delhi)があります。また、芸術分野の留学先に挙げたCollege of Fine Arts, Karnataka Chitrakala Parishathは、ベンガルール中央大学(Bangalore Central University)をAffiliating Universityとしたカレッジです。
Unitary University
Affiliating Universityに対して、カレッジをもたないUniversityのことをUnitary Universityと呼び、例として、デリーにキャンパスがあるジャワハルラール・ネルー大学(Jawaharlal Nehru University)があります。ジャワハルラール・ネルー大学に附属カレッジはなく、大学は研究科(School)から構成されています。私立大学はUnitary Universityであることが規定されています。
カレッジ(College)
Affiliating Universityの傘下には、膨大な数のカレッジが存在します。2017~2018年度ではAffiliating Universityが285校、その傘下に39,050のカレッジが存在しています。カレッジはあらゆる専攻を設けており、学士課程(日本の学部レベル)の教育を中心に行っています。カレッジの65%は私立、22%が公立、13%が政府から出資を受けている私立で、私立校が最も多くなっています。
独立教育機関(Stand-Alone Institution)
大学(University)、カレッジ(College)の範囲に入らない、ディプロマ課程、ポストグラデュエイト・ディプロマ課程を提供する高等教育機関を、独立教育機関(Stand-Alone Institution)と呼びます。例として、ポストグラデュエイト・ディプロマを提供するマネジメントコース、看護師養成学校、教員養成学校、ポリテクニクなどの教育機関が挙げられます。

大学助成委員会(UGC:University Grants Commission)[英語・ヒンディー語]インドの高等教育の促進、教育機関の認定を行う政府機関。正式に認定されたUniversityのリストを確認することができる。

チェンナイの大学

高等教育機関数
人材開発省高等教育局(Ministry of Human Resource Development Department of Higher Education)によれば、インドには903の大学(University)、39,050のカレッジ(College)、10,011の独立教育機関(Stand-Alone Institution)が存在します(2017~2018年度)。
留学生数
  • 高等教育機関における留学生数は、2015~2016年には、45,424人でしたが、2017~2018年には46,144人と増加しています。166か国からの留学生のうち、近隣ネパールからの留学生が最も多く、その他は、中央アジア、南アジア、およびアフリカなどからの留学生が多数を占めます。
     
  • 留学生の約77%が学士課程、約15%が修士課程に在籍しています。
     
  • インド大学協会(Association of Indian Universities:AIU)が行った調査によると、2014~2015年度にAIU加盟大学に在籍する日本人留学生は54人でした。(学士課程、修士課程、博士課程、その他を含む)。
留学生の多い大学
インド大学協会(AIU)の統計によれば、非通学プログラムなどを除くフルタイムの課程に限ると、プネ大学(Savitribai Phule Pune University)が最も多くの留学生を受け入れており、1,900人近い留学生が在籍しています。他に留学生が多い大学として、ラジブ・ガンジー健康科学大学(Rajiv Gandhi University of Health Sciences)、オスマニア大学(Osmania University)、マニパル大学(Manipal University)などが挙げられます。 また、デリー大学(University of Delhi)には日本人留学生を含む1,100人以上の留学生が在籍しています。

インドの大学

学士課程(Undergraduate Course)
  • 修業年限と出願資格
学士課程入学に際し、日本人留学生に要求される条件は、12年間の学校教育を修了して高等学校を卒業していることです。入学の年齢制限は、専門性が高いコースを除いて原則設けられていません。
なお、インドの大学では、ほとんどの授業・試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が求められます。デリー大学は、出願の際にTOEFLあるいはIELTSのスコア提出が必要です。最も多くの留学生が在籍しているプネ大学は、非英語圏からの全ての留学生に、英語能力テスト(English Proficiency Test)への参加を求めており、規定の成績に達しない場合は、補習コースへの参加が必要になります。
  • 出願手続き・入試制度
一般的に入学申請はオンラインで行います。入学申請に必要な、高校の卒業証明書、パスポートのコピー、財政能力証明書、英語試験成績書などの書類(全て英文)をオンラインでアップロードしますが、入学する際には原本の提出が必要です。必要な成績基準や出願手続きは教育機関ごとに異なるので、詳しくは留学を希望する教育機関に直接問い合わせてください。
  • 入試制度:専門コース(工学・医学など)の場合
国内学生に関しては原則として中等教育修了試験の成績と合わせて、各専門分野やカレッジごとに独自の入試が課せられます。外国人留学生に対する入試の詳細は、留学を希望する高等教育機関に直接問い合わせてください。
大学院(修士課程・M.Phil課程・博士課程)
  • 修業年限と出願資格
一般的な大学院の修業年限は、修士課程(P.G.Univ.)が2年、M.Phil課程(M.Phil.)が1年、博士課程(Ph.D.)が3年です。教育機関、専攻により修業年限は異なります。
大学院入学に際し、日本人留学生に要求される条件は、12年間の学校教育を修了して高等学校を卒業したうえで、修士課程の場合は学士号、M.Phil課程および博士課程の場合は修士号を取得していることとされています。入学の年齢制限は、専門性が高いコースを除いて原則設けられていません。
なお、インドの大学院のほとんどの授業および試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が必要です。
交換・協定留学とは、日本の大学とインドの大学が締結する協定により、大学相互で学生の派遣・受入れを行い、双方の学生を決められた期間在籍させるプログラムです。派遣のみのプログラムも存在します。交換・派遣留学生としてインドの大学へ留学する場合、留学先は、学生が在籍する日本の大学、あるいは学部間で協定を結んでいるインドの大学に限られます。どこの大学と協定を結んでいるか、在籍する大学で確認してください。
体験レポート」には交換留学した方の体験談も掲載していますので、参考にしてください。
国内の大学に在籍中、交換・協定留学制度を利用せず休学して私費で留学することもできます。詳しくは、「日本の大学での手続き」を参照してください。

インドの大学

インドに留学を希望する日本人の間で関心の高い分野として、芸術・舞踊・伝統医学などがあります。
以下にそれぞれの分野の代表的な教育機関を紹介しますが、最新情報は各教育機関のウェブサイトを必ずご確認ください。
芸術
芸術の教育機関の一例として、ベンガルールにあるCollege of Fine Arts, Karnataka Chitrakala Parishathがあります。ベンガルール中央大学(Bangalore Central University)傘下のカレッジです。
絵画、彫刻、グラフィック・アート、応用美術、美術史、陶芸、アニメーションなどを専門的に学ぶことができるため、インド国内外で人気の高い学校です。学士課程(BVA)が4年(最初の1年は大学進学準備コース)、修士課程(MVA)が2年、ポストグラデュエイト・ディプロマ課程(PG Diploma)が2年です。リサーチセンターに所属する博士課程(Ph.D.)の入学試験はベンガルール中央大学(Bangalore Central University)で実施されます。このほか、絵画の6か月短期コース、アニメーションの1年コースを開講しています。
留学生の入学資格
12年間の学校教育を修了していることが条件です。修士課程への入学は、学士課程を一定の成績以上で卒業している必要があります。人材開発省とインド文化関係評議会(ICCR)による認定を受けた後、学校長と入学審査委員会が最終的に入学を許可します。
必要とされる語学力
ほとんどの授業および試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が必要です。
舞踊
  • インド舞踊学校2
  • インド舞踊学校1
インド古典舞踊と古典音楽を学べる教育機関の一例として、チェンナイにあるKalakshetraがあります。
南インドの古典舞踊であるバラタナーティヤムを専門的に学ぶことができます。Diploma in Bharatanatyam、Diploma in Carnatic Music、Diploma in Visual Artsは全て4年制です。古典舞踊と古典音楽には、2年間のポストディプロマ(Post Diploma)コースがあります。ビジュアルアートは1年間のコース(Certificate Course)を設置しています。
留学生の入学資格と出願方法
12年間の学校教育を修了していることが条件です。海外から出願する留学生の場合、Kalakshetraで学ぶ動機および音楽・ダンス・芸術における経験などをアピールする自己紹介のCV、DVDと最終学歴証明書を添えて願書を提出します。審査結果はメールで送られます。
必要とされる語学力
ほとんどの授業および試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が必要です。
伝統医学(アーユルヴェーダ)

Gujarat Ayurved Universityの外観

伝統医学系の教育機関の一例として、ジャームナガルにあるGujarat Ayurved Universityがあります。
この州立大学では、インド国内外で人気が高いインドの伝統医学であるアーユルヴェーダを学ぶことができます。
留学生向けのコースとして、1年間のインターンシップを含む5年半の学士課程(Bachelor of Ayurvedic Medicine and Surgery)と、12週間のIntroductory Course in Ayurvedaがあります。留学生受け入れ枠はそれぞれのコースで10人です。5年半の学士課程は7月に始まります。12週間のコースは11月から1月にかけて実施されます。

留学生の入学資格
5年半の学士課程の場合、12年間の学校教育を修了していることが条件です。また、物理、化学、生物学を学んだ経験が必須です。入学には17歳から45歳までの年齢制限があります。
12週間のIntroductory Course in Ayurvedaに年齢制限はありませんが、医学専門知識のある方、生物科学など医学関連の学位を持つ方が対象です。

必要とされる語学力
ほとんどの授業および試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が必要です。
  • インド英語について
インドで勉強・生活するには、必ずしも現地語を習得する必要はなく、日本の学校教育で教えられるアメリカ式(またはイギリス式)の英語の運用能力があれば十分ですが、インドで一般的に話されている英語は、イギリス式英語にヒンディー語をはじめとするインドの現地語が混ざった「ヒングリッシュ」と呼ばれるインド式英語です。そのため、英語を学ぶための語学学校に留学する場合を除き、アメリカ式・イギリス式の英語を身につけることを想定してインドへ渡航すると、インドで日常話されている英語は、予想していたものとは全く異なる可能性が高いことに留意してください。
  • 語学試験
インドの教育機関に留学する際、基本的に現地語の語学試験はありません。ただし、ほとんどの授業および試験は英語で行われるので、授業についていける英語力が必要です。TOEFLなど英語能力試験のスコアが入学要件に含まれている場合は、願書申請と共にスコアを提出します。
インド政府奨学金の詳細はページ下部 「この国の外国政府等奨学金を見る」 をご参照ください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。