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インド
このページは平成24年度の調査をもとに、2019年9月時点で更新した情報です。特殊文字や記号は省略しています。
インドには、多種多様な宗教および民族が存在します。また、地域によって習慣、風土、言語、衣服、食事などが異なります。多文化環境により摩擦が発生していることも事実です。インドで生活する際には、相手の宗教、出身地、習慣などに十分配慮して付き合っていくことが大切です。
インドの今をジェトロが紹介しています。写真が豊富で、活気溢れるインドの現代生活を感じることができます。 日本貿易振興機構(ジェトロ)インドスタイル〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
住居
インドで留学生が居住できる住居には、学生寮(Hostel)、ペイイング・ゲスト・ハウス(PG House:下宿)、アパート(Apartment)などがあります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- 学生寮
学生寮の例
University of Delhi(デリー大学)
北キャンパスと南キャンパスに、ホステルと呼ばれる寮があります。寮により、入居できる学生の優先順位が異なります。留学生が多い寮として、International Students HouseとInternational Students House for Womenがあります。International Students Houseは学部生と大学院生が対象です。International Students House for Womenは、女性の学部生と大学院生が入居できます。寮の申請書に必要事項を記入して、申請料を添えて申し込みます。面接による審査などを経て、選ばれた学生が入寮します。
Jawaharlal Nehru University (JNU)(ジャワハルラール・ネルー大学)
18のホステルと呼ばれる寮があり、滞在可能です。各寮には朝昼夜と食事が提供される食堂、自習室、共同テレビルーム、ゲームやスポーツの設備があります。キャンパス内にマーケット、理髪店、医療機関、郵便局、書店、銀行、ATMなどがあり、大学の敷地内で日常生活に必要なほとんどの用事を済ませることができます。
Savitribai Phule Pune University (プネ大学)
キャンパス内に留学生向けの男子寮と女子寮があり、大学のホームページから入寮を申し込みます。また、キャンパス内に、カフェテリア、スポーツ設備、医療機関、銀行、郵便局などがあり、大学からプネ市内の主要な場所へバスが走っています。
University of Delhi(デリー大学)
北キャンパスと南キャンパスに、ホステルと呼ばれる寮があります。寮により、入居できる学生の優先順位が異なります。留学生が多い寮として、International Students HouseとInternational Students House for Womenがあります。International Students Houseは学部生と大学院生が対象です。International Students House for Womenは、女性の学部生と大学院生が入居できます。寮の申請書に必要事項を記入して、申請料を添えて申し込みます。面接による審査などを経て、選ばれた学生が入寮します。
Jawaharlal Nehru University (JNU)(ジャワハルラール・ネルー大学)
18のホステルと呼ばれる寮があり、滞在可能です。各寮には朝昼夜と食事が提供される食堂、自習室、共同テレビルーム、ゲームやスポーツの設備があります。キャンパス内にマーケット、理髪店、医療機関、郵便局、書店、銀行、ATMなどがあり、大学の敷地内で日常生活に必要なほとんどの用事を済ませることができます。
Savitribai Phule Pune University (プネ大学)
キャンパス内に留学生向けの男子寮と女子寮があり、大学のホームページから入寮を申し込みます。また、キャンパス内に、カフェテリア、スポーツ設備、医療機関、銀行、郵便局などがあり、大学からプネ市内の主要な場所へバスが走っています。
- ペイイング・ゲスト・ハウス (PG House:下宿)
- アパート(Apartment)
生活費
生活費は、留学先の地域や生活スタイルによって異なりますが、一般的には月に200~420米ドル以内で生活できます(住居費を除く)。インドの四大都市(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ)の中心部とベンガルールは、他の地域に比べて相対的に生活費が上がります。ICCR(インド文化関係評議会)は、留学生がインド到着時に少なくとも50,000ルピーを当面の生活費として持っていることを勧めています。
外国為替レート ルピー ※リンク先を新しいウインドウで表示
- 食費
- 物品・サービス税(GST)
- チップ
- 銀行
なお、銀行口座の開設と閉鎖にはかなり時間がかかるため(数週間かかることもあります)、余裕をもって手続きを進める必要があります。
最近はATMが多く設置されており、海外で利用できる日本の銀行口座のキャッシュカード、デビットカード、プリペイドカードで、現地通貨のルピーを引き出すこともできます。ホテルなどではVisa、Masterなどほとんどのクレジットカードが利用可能です。詳しくは、「お金の管理」ページを参照してください。
- 送金
- 両替
また、インド滞在中は常に小銭を用意しておくことをお勧めします。特に個人商店などは小銭を用意していないことが多く、お釣りをもらえないことがあります。
飲料水・食料品
- 飲料水
- 食料品
- 外食事情
インドでの生活の一般事情については、「リンク集」に掲載されているインド各地の日本人会ホームページの「生活の手引き」を参照してください。
医療
- インド渡航前の準備と滞在中の注意
また、滞在中の健康・医療に関する情報源として、厚生労働省検疫所FORTH、外務省の「世界の医療事情」、在インド日本国大使館の「医務室より」を確認してください。現地で利用できる医療機関の情報を見ることができます。
- 厚生労働省検疫所FORTH 国別情報 インド〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
- 在インド日本国大使館 医務室より〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
- 外務省 世界の医療事情 インド〔日本語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
- インドの医療事情
国立病院は診療費が無料または安価ですが、常に混雑しており、また衛生面の問題があります。一方、都市部の私立病院は清潔で設備が整っており、適切な医療が期待できます。ただし、私立病院の医療費は決して安くありませんので、必ず海外旅行傷害保険に加入しておいてください。また、受診の際の注意事項としては、過剰と思われる医療を受けないよう、治療に対する疑問や要求はその都度申し出ることです。
医療機関ではほぼ日本語は通じず、英語またはヒンディー語で意思疎通する必要があります。日本人が主に利用する医療機関の医師のほとんどは、欧米での留学・研修経験があり英語が通じますが、サービス面で日本のような水準を期待することは難しいでしょう。また、最新の医療機器を備えた病院や高度先進医療を行える病院はごく一部しかありません。
なお、初診の際は原則として登録料が必要です。専門医を受診する場合、基本的に電話などで事前予約が必要です。入院する際は数万ルピーの前払い金(デポジット)の支払いを要求されることがあり、部屋の種類によって室料や診察料金が異なります。
- 救急医療
- 医薬品と衛生用品
衛生用品については、品質にこだわらない限りほとんどの品が現地で調達可能です。
通信
- 携帯電話
- インターネット
最近は多くの学生寮でWi-Fiが利用できます。ただし、インドのインターネット接続状況はデリーなど大都市部では比較的安定しているものの、停電なども頻繁に起こるため、日本と比べ劣ります。
通信アイテムについては、「通信アイテム」を参照してください。
交通
- タクシー
- オートリキシャー
- 鉄道
- メトロ
- バス
なお、インドは日本と同じ左側通行ですが、車の運転マナーが大変悪く、交通事故が頻繁に起きています。道を歩く際も車に十分気を付けてください。
治安・防犯対策
- インドの治安状況
また、都市部は人口集中、失業者の増加、貧富の差の拡大などを背景として、犯罪発生件数が増加傾向にあります。詐欺、窃盗、強盗、強姦などの犯罪が多発しており、十分な注意が必要です。地域によっては夜間の一人歩きは危険です。また、交通事情が全般的に劣悪であることから、交通事故に遭わないよう十分な注意が必要です。
- 防犯対策
市販のインド旅行者向けガイドブックには、治安と防犯について様々な情報やアイデアを掲載していますが、内容にはかなりのばらつきがあります。利用者自身の責任で内容を判断・利用することを十分に理解した上で参照してください。
外務省 海外安全ホームページ インド 〔日本語・英語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示