留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

大学・大学院・短期大学・専門学校 個人手配

R・Mさん(20代女性)

R・Mさん

学校名:サンウェイ大学(Sunway University)
都市名:クアラルンプール
専攻名:経営学
留学期間:2014年4月~2018年7月卒業予定
使用言語・授業言語:主に英語、その他にマレー語、北京語を話せると不自由は全くしません
取得資格・学位:Diploma in Business Administration
在籍課程:経営学部準学士課程
留学形態:個人手配(自分で手続き)
留学に至った動機
高校生の時から英語圏への留学に憧れがあり、両親から海外の大学であれば学費を出してあげると言われたことがきっかけです。
留学先としてマレーシアと学んだ(学んでいる)学校を選んだ理由
マレーシアに来る前は国名さえも知りませんでしたが、できるだけ日本からのフライト時間が短く、緊急時にすぐ帰国できるようにと言われてマレーシアへの留学を決めました。在学中のサンウェイ大学はマレーシアで名の知れたサンウェイグループの一部です。大学内に寮が併設されており、サンウェイグループ所有のショッピングモールには専用の連絡通路(キャノピーウォーク)を使って徒歩で行くことができ、そのほかにもテーマパーク、総合病院、ホテルなど学校近辺で事足りるようでしたのでサンウェイ大学にしました。サンウェイ大学のウェブサイトを見ている時に直接メールを送ってみるとすぐに丁寧な返事が返ってきたことも理由の一つです。
留学前の準備・情報収集方法や持っていって便利だったものや不要だったもの等
胃薬は必須です。薬は薬局で手頃に買えますが何かあった時に手元にあると安心です。インスタントのお味噌汁など簡易な食事も持っていくと現地のご飯で胃が疲れた時に自分で食べたり、ちょっとしたプレゼントとして外国人に渡すのも喜ばれます。あまり高価な衣類等を持って来ることは個人的におすすめしません。日本よりも水が綺麗ではなく、洗濯をして黄ばんでしまったり布が傷んだりすることがあるためです。
留学前・留学中の語学学習方法
留学前には気休めとして英会話教室に通い日本人講師と外国人講師の方に半々の割合で英語を教えてもらいました。それと同時に英検の勉強も続けていました。
留学期間最初の8か月間は大学付属の英語コースで勉強しました。英語コース終了後、学部入学まで2か月あったのでフィリピンにて引き続き2か月間英語の勉強をしました。現在は、経営学の勉強をしているなかで知らないビジネス向けの単語や法律用語などを知ることが多いです。
現地学校への問い合わせ、出願、入学試験(奨学金・減免等利用した場合:応募に際し準備したもの、留意したこと、利用した感想等)
入学に関する手続きは全て大学の留学生専門の部署の方と英語でメールのやり取りをして進めました。選考は高校の成績に基づいてされています。
ビザ、居住の許可等の取得
学生ビザの取得は現地到着後となりますが、日本のマレーシア大使館でシングルエントリービザの取得が義務付けられています。私の場合は大学の留学生専門の部署の方を通してマレーシア移民局からビザ取得に際する承認レターを発行してもらってから日本のマレーシア大使館に行き、シングルエントリービザを取得した後、マレーシアに入国しました。その後、大学の留学生専門の部署へ行き、パスポートを提出して学生ビザを取得しました。
学費、生活費、お金の送金・管理方法等
学費は年間約60万円です。私は準学士なのですが、学士になると少し金額が上がると思います。これでもマレーシアでは高い方です。
お金はシティバンクの口座に両親から送金してもらっています。現地の口座も持っていますが、送金してもらう際の手数料がシティバンクに比べて高いです。
健康管理(保険、医療、予防接種、健康診断)
保険はマレーシアのEMGS(Education Malaysia Global Services)が義務付けているもののみに加入しています。医療費は総合病院に行くと高いですが、クリニックと呼ばれる小さな町の医院がたくさんあるので、ちょっとした風邪等はそちらで十分です。健康診断はマレーシア入国前にビザの取得で要求されますのでその時に60項目くらいのメディカルチェックを受けました。薬局でも症状を伝えれば病院に行かずとも適切な薬を処方してくれます。
学校生活(授業の様子、外国人・日本人の割合、その国の学生との交流等)
授業は1科目につき2種類あり、大勢で先生の講義を受けるレクチャーと、少人数で主に学生の発言で授業が進行するチュートリアルです。そのほかにも学部によっては実技のプラクティカルと呼ばれる授業があります。サンウェイ大学は現地人からすると学費が高めなので裕福なチャイニーズ系の学生が大半です。他には、中東、韓国、中国、モルディブ、ウクライナなど、様々な国籍の学生がいます。外国人は比較的躊躇せずにたくさん発言しています。私の所属する学部には現在、私を含め3人の日本人が在籍しており、他の学部に比べると少ないです。マレーシアには親日の方がたくさんいるので友達は作りやすいです。お互いの母国語を教えあったりすることも多々あります。
授業以外の活動
私は所属していませんが、クアラルンプールの日本人が集まって就職に関する情報を交換したり日本の文化に触れることのできる様々なイベントを催している団体があります。その他にも、バドミントンや水泳、合唱などのクラブに所属している日本人もいます。私は個人的にドイツ語の学習のため近所の語学学校に通ったりしています。比較的、様々な言語を日本と比べて安価な授業料で学習できます。
食事・住居

どらやき

最初の1年弱は大学の寮に滞在していましたが、現在はコンドミニアムに住んでいます。寮では自炊ができない事が多く、ほとんどの食事を外食で済ませていたため身体の不調が多かったです。現地のご飯は美味しく、約300円でおなか一杯食べることができますが、一人分の量が多く、油っぽいのであまり身体に良い気はしません。自炊をして健康に気をつけるようになったのでよかったと思います。マレーシアのコンドミニアムには大半プールが付いており自由に使えます。その他にも、私が住むコンドミニアムにはサウナ、スチームバス、スカッシュコート、スタディルームもありますが、日本よりも格段に家賃は安いです。
現地の治安状況・注意したこと等
夜は、男女問わず1人で出歩くことはおすすめしません。日本と比較するとスリやレイプも多く、日本と同じ感覚で生活していると痛い目に合います。所持品からは手を離さないことをおすすめします。
通信(電話・インターネット・モバイルなど)
日本でも利用者数が増加しているSIMフリーのスマートフォンを使用しています。前払いでお金をチャージしてチャージした分を使うのがこちらの主流です。日本と同じように月額制で毎月の支払いをして使用することもできます。プリペイドでは、30日間5GBで約1,000円など用途に合わせてプランを選ぶ事ができます。
気候
熱帯気候なため年中暑いです。雨季と乾季があり、雨季はスコールのように一気にたくさんの雨が降ります。乾季は空気がカラッとしていてより暑く感じます。
異文化について(摩擦や発見、現地の学生とどのように交流を深めたかなど)
一番困ったのは時間にルーズな事です。ミーティングの約束をしていても時間通りにみんなが集まることはまずありません。最初はイライラしてしまうことも多かったですがもう慣れてしまいました。現地の方は親日の方が多いので日本人だと伝えるとみんな仲良くしてくれます。
現地での各種相談先
特にありません。
帰国後の進路/留学と進路との関係
日本に帰国するつもりはありません。マレーシア留学終了後はチェコで学位を取得する予定です。
留学前・留学中・留学後の就職活動
就職活動は全くしていません。
後輩へのアドバイス
何事もやってみないとわからないので少しでも気になったらチャレンジしてみてください。
留学中の1週間の授業時間割
時限
1(8時00分~10時00分) マーケティング   IT   マネジメント
2(10時00分~12時00分)   英語 法律    
3(12時00分~14時00分) 法律 IT   マーケティング  
4(14時00分~16時00分) マネジメント     英語  

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。