A. 渡航前の人を主な対象として日本で募集が行われるものと、すでに留学中の人を主な対象として現地の学校、研究所や団体が募集するものがあります。
  • 各奨学金ごとに、留学先国・地域、学歴、年齢、成績、語学力、専攻など、出願条件が細かく決められています。
  • 一般的に、語学留学より大学留学、大学留学より大学院留学、というように、在学段階が高くなるほど応募できる奨学金は増えますが、いずれの場合も応募者は多く、狭き門といえます。国の機関の教育ローンや銀行の教育ローンも視野に入れてください。
(1) 日本で募集される奨学金:日本学生支援機構の第二種奨学金(海外)などを除き、多くが給付型(返還不要)で、基本的には渡航前の人が対象です。
日本学生支援機構の 「海外留学のための奨学金」や「海外留学奨学金パンフレット」に、 日本学生支援機構、外国政府等、地方自治体、民間団体の奨学金情報が掲載されています。

(2) 海外で募集される奨学金
留学先の学校の奨学金(授業料減免なども含む)と、現地の研究所や民間の団体による奨学金があります。成績優秀者に与えられるものと、経済状況に応じて与えられるものがありますが、自国の学生や発展途上国からの留学生が優先される可能性があります。
これらについては、留学希望先の学校に直接問い合わせてみましょう。
A. 留学開始時期の1年以上前に応募を締め切る奨学金もあります。
  • それぞれの奨学金ごとに募集時期は異なりますが、留学希望先校から正式な入学許可を得てからの出願では間に合わないことが少なくありません。
  • 留学準備を始める段階で、自分に応募資格がある奨学金とその申請スケジュールを確認しておきましょう。
A. 出願予定の奨学金の目的と出願条件を把握し、必要な準備をしましょう。
  • ほとんどの奨学金が、日本の学校での成績や、語学力テストの成績の提出を求めてきます。留学に向けて学力をつけ、語学力を高めることが、奨学金を得ることにもつながります。
  • また、奨学金の設立趣旨・目的に合った内容で提出書類を作成しましょう。「海外留学奨学金パンフレットのご利用にあたって」も参考にしてみてください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。