留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2020年7月時点で更新した情報です。各情報・データは更新時における一般的な状況です。教育機関、あるいは時期により異なる場合がありますので、最新・個別の情報については必ず各機関にご確認ください。

外国人留学生は、大学が規定する例外の学生を除き、在籍大学の学生医療保険に加入する必要があります。各大学により医療保険の費用は異なります。保険が適用になるのは、大学内の医療機関ならびに大学指定医療機関に受診した場合のみで、保険が適用される医療処置内容には制限があります。 医療水準の高いシンガポールでは、多くの私立病院があり、日本人が経営もしくは日本人医師が常駐する病院があります。そのような私立の医療機関に受診を希望する場合は、海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

シンガポールの生活費は、住居費の占める割合が大きく、住居や生活スタイルで大きく異なります。大学の学生寮に入居できれば住居費は抑えられますが、全ての学生が寮に入居できるわけではありません。寮に入れない場合は、大学近辺で住居を探す必要があります。

シンガポールはMRT・LRT(電車)、バスなどの公共交通が発達しており、割安な学生運賃が設定されています。島内の車両台数を制限するため、自動車の購入は大変高額な一方で、タクシーは手軽に利用できます。タクシーの初乗り運賃は3シンガポールドルからで(車種により異なる)、交通量が多いピークタイムと夜間は割増料金となります。空港、マリーナベイ、セントーサ島など指定の場所から乗車した場合と中心部に乗り入れた場合は、追加料金がかかります。

一例として、シンガポール国立大学(NUS)が想定する学部生の生活費/年(休暇期を除く)をあげます。
  • 住居費(学生寮):2,905~7,140シンガポールドル
  • 食費:894.52~1,776.50 シンガポールドル
  • 個人的な出費:2,200シンガポールドル
  • 国内交通費:800シンガポールドル
  • 教材費:400シンガポールドル

シンガポールは治安の良い国ですが、レストラン、空港、ショッピングセンター、路上などで、スリや置き引きが発生しています。犯罪への処罰は厳しく、麻薬の所持は外国人であろうと厳しい処罰を受けます。また、チューインガム(医療用を除く)の持ち込みが禁止されている、公共物や私有物への落書きで鞭打ち刑を受けるなど、日本とは異なる法律があるので注意が必要です。 禁煙場所での喫煙、ごみのポイ捨て、異臭物を公共交通内に持ち込む、路上で泥酔するなどの行為も謹んでください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。