このページには、海外留学の際に利用される語学・学力テスト(主として試験実施機関へのリンク)を掲載しています。テストの種類や形態など、詳しくはそれぞれのウェブサイトなどでご確認ください。
特殊文字や記号は省略あるいはアルファベットに置き換えています。

各言語の語学テストは下の言語名のリンクから確認できます。
英語中国語韓国語ドイツ語フランス語イタリア語スペイン語オランダ語
【TOEFL iBT®】
世界160ヵ国12,500以上の大学・教育機関がスコアを認めている、約2時間の英語能力試験です。海外の大学で必要な英語スキルがどれくらい身についているかを評価できます。
<国内問い合わせ先>
 ETS Japan TOEFLテスト日本事務局〔日本語〕
(参考)英語圏の大学基準スコア TOEFLテスト日本事務局[日本語]

【IELTS:International English Language Testing System】
英語圏(主に英国・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド、他欧州各国)の大学などへの留学希望者の英語力を評価する試験です。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションからなり、英語圏以外の学校が、出願者の英語力を測るために受験を要求する場合もあります。
【DET: Duolingo English Test】
近年導入されたオンラインで受けられる英語検定試験です。
2020年にコロナ禍の影響でTOEFLやIELTSが受けられない学生のために実施している国・地域もあります。
主に英語圏の大学入学に使用できるが、大学によるため最新情報については各大学のHPを必ず確認してください。

Duolingo English Test 〔日本語〕
受験者の方>テスト利用団体 よりDETスコア提出可能な学校が検索できる。


【PTE Academic:Pearson Test of English Academic】
英語を主要言語として使用している大学・大学院などへの留学希望者が英語力を証明するためのコンピュータテスト。スピーキング&ライティング、リーディング、リスニングの3セクションからなります。英国、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、アイルランドにある何千もの教育機関から認定されています。

Pearson PTE〔英語〕


【英検(実用英語技能検定)】
海外留学にも使える日本人向けの英語技能を測定する語学試験。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の四技能を、筆記・リスニング・スピーキングのテストで測定し合否を判定します。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの大学などや高校の一部で、留学時の英語力証明資格として認められています。

公益財団法人 日本英語検定協会の「英検で海外留学」ページ 〔日本語〕
英検を認める海外の学校の一覧あり。


【iTEP:International Test of English Proficiency】
インターネットベースで文法・リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの能力を包括的に査定できる英語検定テスト。アメリカ国内を中心に700校以上の大学、400校以上の高校がiTEPを認定しています(2024年8月現在)。

iTEPジャパン 〔日本語〕
提携大学・大学院のリストの一覧あり。

 

【HSK (漢語水平考試)】
中国政府公認の中国語能力検定試験。中国の大学へ留学する際に中国語能力の証明として使用できる。1~6級があり、6級が最高級。6割以上のスコアが合格基準となっている。口語試験(HSKK)は、初級、中級、高級のいずれかを受験する。欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)に合うよう設計されている。

【TOCFL(華語文能力測験)】
台湾の大学へ留学する際に公的に中国語能力の証明として使用できる。入門基礎級、進階高階級、流利精通級の3レベルがあり、各レベルはさらに2階級に分かれ、入門級、基礎級、進階級、高階級、流利級、精通級の6階級となっている。欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)に合うよう設計されている。

台湾華語(中国語)能力検定試験 - TOCFL公式サイト〔日本語〕
日本台湾教育センター〔日本語・中国語〕

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。

 

【TOPIK(韓国語能力試験)】

韓国の大学など高等教育機関への留学希望者を対象とした韓国政府公認の韓国語能力検定試験。韓国の大学へ留学する際に韓国語能力の証明として使用できる。TOPIK I(初級)とTOPIK II(中・上級)の試験があり、TOPIK Iは1~2級に、TOPIK IIは3~6級に取得点数により認定される。
【TestDaF:Test Deutsch als Fremdsprache】
主にドイツの高等教育機関への留学希望者を対象としたドイツ語能力試験。読解、聴解、筆記、口述の4項目を能力別に評価するもので、欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)のB2からC1のレベルに相当する。全ての項目の評価がレベル4以上であれば、ドイツにある高等教育機関への入学に必要な語学力を有すると認められる。ゲーテ・インスティトゥートや大学等で受験可能。


【ゲーテ・ドイツ語検定試験(Goethe-Zertifikat)】
ドイツの公的な文化機関であるゲーテ・インスティトゥート(Goethe Institut)が行っている語学試験。欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)のA1からC2のレベルまであり、大学の求めるレベル(B2~C2)に合格していれば、ドイツ語試験が免除される。東京と大阪のゲーテ・インスティトゥートで受験可能。


【OeSD:Oesterreichisches Sprachdiplom Deutsch】
オーストリア政府公認のドイツ語検定試験。欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)のA1からC2までのレベルがある。オーストリアを始めとしたドイツ語圏の大学において、入学に必要な語学能力の証明書として認められている。札幌、東京、名古屋、福岡で受験可能。

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。
【DELF:Diplome d'etudes en langue Francaise】

【DALF:Diplome approfondi de langue Francaise】

フランス国民教育省が認定するフランス語資格試験。DELF/DALFともに、欧州言語共通参照枠(CEFR)に基づいた6段階のレベルになっています。また、DELF B2またはDALFの取得者は、フランスの大学の学部1年目にDAPの手続きを通して申請する際に言語能力のテストが免除されます。

【TCF:Test de Connaissance du Francais】
フランス国民教育省が認定するフランス語検定試験。現地の大学へ出願する際に公式にフランス語力を証明できます。得点により受験者のレベルを欧州言語共通参照枠(CEFR)の6段階で判断します。フランス政府給費留学生の出願には、DELF/DALFの合格証、もしくはTCFのスコアの証明書の提出が必要となります。対象は16歳以上。

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。
イタリア政府認定のイタリア語検定試験のうち、下記の3種類の試験が日本国内で受験可能です。どの試験も、欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)のA1からC2までのレベルがあり、B2以上の合格認定証を提出すれば、大学・音楽院・美術学院の入学試験でイタリア語試験が免除されます。

【CILS:Certificazione di Italiano come Lingua Straniera】
シエナ外国人大学が発行する認定証。イタリア文化会館にて受験可能。

【CELI:Certificati di Lingua Italiana】
ペルージャ外国人大学が発行する認定証。

【PLIDA:Progetto Lingua Italiana Dante Alighieri】
ダンテ・アリギエーリ協会が発行する認定証。受験するには、ダンテ・アリギエーリ協会に入会する必要がある。

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。
【DELE:Diplomas de Espanol como Lengua Extranjera】
スペイン教育・職業訓練省公認のスペイン語力判定テスト。試験科目は読解、聞き取り、文章表現、口頭試験の4つ。レベルは欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)に対応してA1からC2に分かれています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められ、国内各都市で受験できます。
 
インスティトゥト・セルバンテスExamenes〔スペイン語〕
インスティトゥト・セルバンテス東京〔日本語・スペイン語〕
Home>スペイン語検定>DELE

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。
【オランダ語公式検定試験(CNaVT)】
外国語としてのオランダ語能力を測る試験。非営利機関CNaVT(Certificaat Nederlands als Vreemde Taal = Certificate of Dutch as a Foreign Language)がオランダ政府の助成を受けて実施しています。世界各地のオランダ語教育関係機関で毎年1回、5月上旬に行われます。試験は「聞き取り」「読解と作文」そして「口述試験」の3つが総合的に判断され合否が決まり、日常会話レベルからオランダ語教育者を目指すレベルまで数段階に分かれているので、自分の目的にあったレベルを受験するようにしましょう。試験の結果はスコアではなく合否によって判定されます。
 ※アーツフランダースジャパンが解散し、ベルギー大使館での試験は実施されていません。

【NT2:Nederlands als tweede taal】
外国語としてのオランダ語能力を測る国家試験。試験はProgramma I とProgramma IIに分かれています。Programma Iは、オランダで仕事を探す人や上級中等教育中等職業訓練学校(MBO)への進学を目指す人のための試験で、欧州言語共通参照枠(CEFR)(※下部リンク参照)のB1レベルに相当します。WO機関やHBO機関の大学などへの進学を目指すにはProgramma IIを受験すること。この試験の合格者のみを受け入れ対象としている大学などもあります。試験ではオランダ語の4技能(読む / 聞く / 書く / 話す)が測定され、CEFRのB2レベルに相当します。

※欧州言語共通参照枠(CEFR)についてはこちらをご参照ください。

【SAT:Scholastic Assessment Test】
アメリカの大学に入学するための共通試験。日本でも各地のインターナショナルスクールなどで実施されています。

【ACT:American College Test】
主にアメリカの大学入学希望者を対象とした学力テスト。英語、数学、長文読解、理科、そしてオプションの小論文(ライティング)からなります。

【GMAT:Graduate Management Admission Test】
主にアメリカやカナダのビジネススクール(経営大学院)入学希望者を対象とした学力テスト。分析作文、総合推理、数学、英語の4科目からなる。東京、大阪、福岡で受験できる。

【GRE:Graduate Record Examinations】
大学院入学希望者を対象とした学力試験。General Test (英語、数学、分析作文)とSubject Test(3種の科目別テスト)の2種類があります。東京と大阪の試験会場で受験できるほか、自宅受験も可能です。

【LSAT:Law School Admission Test】
アメリカやカナダのロースクール(法科大学院)(J.D.プログラム)への入学に際して要求される学力テスト。長文読解、分析、論理、小論文からなります。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。