留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

語学学校 私費留学

最新の情報については、 ビザについては日本国内の大使館・総領事館に、学校情報は留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。
K.K.さん
都市名:マニラ
学校名:デラサール大学/デラサール大学付属語学学校
専攻名:Liberal Arts
留学期間:2014年9月~2014年12月(デラサール大学)/2015年1月~2015年2月(デラサール大学付属語学学校)
留学形態:私費留学
留学の動機
なぜフィリピンに留学しようと思いましたか?他国との比較、決め手になったことなどお答えください。
大学間提携が結ばれている大学の中で、授業が英語で留学費用も抑えることの出来るアジアの国から選んだ。
留学前の準備期間、言語の勉強方法
留学を思い立ってから実際に現地へ出発するまで何か月くらいの準備期間が必要でしたか?
約5ヶ月。私の場合、フィリピンではなくタイの大学への留学を途中まで進めていたが、クーデターの影響で中止になりそれからフィリピンに変更したので、フィリピン留学のための準備期間は、約2ヶ月。
 
準備期間中にいちばん大変だったこと、時間は十分だったかをお答えください。
情報収集が一番大変だった。デラサール大学に私の大学から留学した人が誰もいなかったので、双方の大学センターに何度も問い合せて留学に必要な要件を確認する必要があった。その為、2ヶ月という時間は短かった。
 
留学前に英語またはタガログ語などの現地語をどのように勉強しましたか?語学試験は受験しましたか?
留学のための試験等はなく、タガログ語も必要ではなかったので、主に英会話の勉強をした。
 
語学学習において、どんな勉強方法が一番効果的だと思いますか?
洋画やアメリカのドラマを字幕を使って繰り返し見る。
情報収集方法
どのようにしてフィリピン留学について情報収集しましたか?
インターネットと現地大学に問い合わせ。
現地学校への問い合わせ
学校へはどのような手段で連絡を取りましたか?また、具体的な質問内容を差支えない範囲で教えてください。
現地大学のウェブサイトを見るとメールアドレスが載っていたので、そこから問い合わせた。内容は、実際に留学するための要件と留学中の滞在先など。

連絡の際に困ったことはありましたか?
ウェブサイトにはいくつか連絡先があったが、返ってこないものも多かった。
出願
出願時に提出した書類と、提出方法を具体的に教えてください。
願書・推薦状・健康診断書・日本で在籍している大学の入学許可証・成績証明書。提出方法は、現地持参で。
 
出願から正式な入学許可書を受け取るまでに苦労したことはありましたか?それをどのように解決しましたか?
出願した後の授業の選択で、何が選択出来てそれがどういう授業なのか、事前に調べていたものと違っていたので全くわからなかった。しかし、デラサールには、International Center(IC)という場所があり、留学生の手助けをしてくれる。そこで授業を選択することが出来た。
ビザ・居住の許可等の取得
(JASSO注:手続き上の必要書類等は当該地における当時のもので、申請にあたっては、自己の責任において最新の情報を確認する必要があります。)

留学にあたり取得したビザ(査証)の種類を教えてください。また、申請から取得までにかかった時間も教えてください。
事前に取得しなかった。
 
ビザ(査証)の取得にはどのような書類や手続きが必要でしたか?気をつけた点も教えてください。
最初の30日間はビザは必要なく、それ以降は、イミグレーションに行き最大2ヶ月(初回は1ヶ月)のビザ延長をする。
 
SSPの取得にはどのような書類や手続きが必要でしたか?気をつけた点も教えてください。
学校に一任した。
学費、生活費、お金の送金・管理方法等
留学中にかかった学費(+諸経費)の総額はおよそいくらでしたか?どのような支払方法が便利でしたか?
約25万円
 
学費以外の生活費(住居費、食費、光熱費、教養・娯楽費など)の、1か月平均額または留学期間全体の金額、及び内訳を教えてください。
約8万円
 
お金をどのように管理していましたか?現地で銀行口座を作った場合、どのような手続きをしましたか?
家で保管していた。
健康管理
どのような保険に入っていましたか?留学先校など現地で保険の指定はありましたか?
指定はなかったので、自分で留学用の保険を選んで入った。
 
現地の医療サービスを受けましたか?またその場合、気をつけるべき点があれば教えてください。
ドラッグストアがあり、時々利用した。特に気をつける点はないと思う。
学校生活
日本の授業に比べて異なる点、フィリピンらしいと思う特徴、受講した感想を教えてください。
英語とタガログ語が混じる。日本人に好意的!
また、語学学校は入学する際にテストを受けてクラス分けを行うので、自分に適した授業レベルになる。人数が少人数なので、発言する機会も多い。
費用は高くなるが、一対一の授業も可能。
大学では、英語が前提にあって何かを学ぶことが目的であるが、語学学校には、(当たり前であるが)英語を学べるという良さがある。英語力を伸ばしたい人にとって、語学学校はおすすめ。
 
予習・復習での工夫や苦労した点があれば教えてください。
予習が膨大な授業があるので、それをとったらがんばるしかない。あと、授業で友達を作ると助けてくれる。
復習は、先生のよって異なるが、そこまで多くはない。
 
英語による授業または英語研修に参加した方に伺います。現地語は、授業・リサーチ・日常生活において必要でしたか?
ある程度わかった方がいいが、なくても全く支障はない。
 
授業やレポートにおいて、語学上・学習上のサポートはありましたか?
私はなかったが、友人たちはサポートしてもらう授業があったと聞いた。
 
学校の施設(図書館・Computer Lab・カフェなど)は充実していましたか?
充実していた。
 
学校全体やクラスで、現地の学生・外国人留学生・日本人留学生の割合、学生の年齢層はどのようでしたか?
9割以上が現地学生で、外国人留学生と日本人の割合は8対2くらい。日本人はかなり少ない。年齢層は10代が大半。
語学学校では、スイス、トルコ、UAE、韓国など様々だった。

現地の学生・外国人留学生と交流できましたか?その方法や得られたこと、大変だったことがあれば教えてください。
ICからイベントの招待が届いたり、授業で仲良くなった友達とご飯を食べにいくなど交流は多い。
 
日本人留学生との交流はできましたか?得られたことや大変だったことはありましたか?
日本人留学生同士の仲は非常に良かった。得られたことは、日本に帰っても会うような友人が出来たこと。大変だったことは特になし。
 
指導教官とのやり取りでよかったこと、大変だったことはありましたか?
比較的柔軟にこちらの状況を汲んでくれるのはありがたいと感じた。
食事
普段はどのように食事をされましたか?現地の食事・飲料水・食材で苦労したこと、気をつけたことはありましたか?
家の近くのレストラン・ファーストフード・路上で販売している軽食等。水は、注意していた。食材も生ものはあまり摂らないようにした。スプーンやフォークを使うときは、必ずティッシュで拭いていた。
 
日本の食材を手に入れることはできましたか?日本から持参すると良い食材があれば教えてください。
スーパーに行けば、値段は高いが基本的な調味料などは買うことができる。自分の好きな食べ物やこだわりのある物を持っていけば良いと思う。
住居
留学中、どんな住居に住んでいましたか?その特徴とともに教えてください。
アパート。ユニットバスでシャワーの出が悪かった。Wi-Fiは部屋にはなかった。
 
住居を決めた際の基準や、探した方法を教えてください。
学校のホームページに載っていたドミトリーにした。来るときはそれしか選択肢がなかった。
 
住居でトラブルはありましたか?あった場合、どのように対処しましたか?
なかった。
現地の治安状況・注意したこと等
現地の治安状況についてどのように情報収集しましたか?
悪い。ネットで調べたり、あとは住んでいると何が危険かわかってくる。
 
居住地域の治安状況を教えて下さい。治安状況を踏まえて気をつけた点について教えてください。
ホームレスがたくさんいる。夜は1人で出歩かない方がいい。
 
犯罪に巻き込まれたことはありましたか?その際どのように対処しましたか?
ない。
通信
通信機器(PC・携帯電話・スマートフォン等)は、日本から持参されましたか?学校や居住施設での利用はいかがでしたか?
持参した。日本に比べると通信速度はかなり遅い。学校も朝早くや放課後以外は遅い場合が多い。
 
現地で上記の通信機器やインターネットを利用した際、機器・プロバイダの選択や手続きはどのように行いましたか?
していない。
気候
日本との気候の違いに対して心がけた点を教えてください。
常夏の国なので、留学中ずっと暖かかった。梅雨の時期の雨は、突然激しく降るので気をつけた方がいい。
現地生活状況・各種相談先
現地購入できて役に立ったもの、日常品で重要なものがあれば教えてください。
服は安く買えるが、靴は意外に高い。
 
学校内・学校外で問題があったとき、誰に相談しましたか?
ICが一番いい。
 
住居などについて支援を受けられるような学生互助会(自治会)などはありましたか?その支援を受けましたか?
なし
 
現地の人との文化的摩擦、トラブルの経験や、異文化の中で気をつかった点はありましたか?
なし。
フィリピン人は時間に非常にルーズなので、もし遅刻しても気にしないのが一番。
帰国後の進路/留学と進路との関係
留学前・留学中・留学後のいつ、就職活動をされましたか?
留学前
後輩へのアドバイス
日本にいる間にしておけば良かったことや、留学先にフィリピンを選んで良かったと思うこと、期待とは違ったことなどを踏まえて、これから留学を考えている後輩へのアドバイスをお願いいたします。
英語はたくさん勉強してから来た方がいい。フィリピン人はほとんどの人が英語を喋ることが出来るので、その点で英語力を伸ばしたい人にはフィリピン留学はおすすめ。ただ、円安の影響もあって物価や生活費の部分で割安感はなくなっていると感じる。最後に、アジアが好きだったり、どんな環境でも適応出来る方にフィリピンはおススメです。衛生状況が良くないのが非常に苦手だったり、野菜しか食べられない人にはおススメしません。
留学中の1週間の授業時間割

1ターム目(学部)
時限
3 (14時30分~16時00分) History History
4 (16時15分~17時45分) Global Development Global Development

2ターム目(語学学校)
時限
1 (8時00分~10時00分) Grammar Grammar Grammar Grammar Grammar
2 (10時15分~12時15分) Reading Reading Reading Reading Reading
3 (13時15分~15時15分) conversation conversation conversation conversation conversation

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ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。