留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

キプロスは、地中海の中で、シチリアとサルディーニャに次いで3番目に大きな島です。欧州、アジア、アフリカの十字路にあたり、キプロスはこれら三大陸の橋渡しをする役割を果たしています。キプロスの主な産業は観光、金融、工芸品輸出、海運およびその他サービス業です。キプロスは自由で開放的な市場経済を有しています。近年、経済が徐々に近代的発展を遂げ、ダイナミックなサービス業・工業・農業が生まれるとともに先進的な物理的・社会的インフラが整いました。首都はニコシア(レフコシア)です。キプロスは快適な地中海性気候に恵まれています。乾燥した夏が5月中旬から10月中旬まで長く続き、年間を通して陽光が降り注ぎます。
キプロスは1960年に独立を果たしましたが、1974年7月にトルコが北キプロスに侵攻し、以来、国土の37% が占領されています。2004年5月にキプロスは欧州連合(EU)に加盟し、EU の最東端かつ最南端の国となりました。また2008年1月にユーロを導入しました。キプロスの公用語はギリシャ語とトルコ語ですが、英語も広く使われています。

キプロスの高等教育制度は、ボローニャ・プロセスが定める欧州高等教育圏に沿って形成されており、高等教育は、国公立・私立の高等教育機関により提供されています。 
 
第一サイクル:4年/240ECTS Ptychio or Bachelo

第二サイクル:1~2年/90-120ECTS Magister Artium / Scientiae or Masters

第三サイクル:3~8年 Doctorate

"キプロスの高等教育( Higher Education in Cyprus)英語版PDFが以下のウェブサイトからダウンロード可能。

キプロスの古い道

キプロスには、3つの国公立大学、9つの私立大学、40以上の公立・私立高等教育機関があります。
大学情報に関しては、キプロス共和国教育スポーツ青年省のウェブサイトにて、大学の一覧が確認できます。

キプロスの大学は秋学期(9、10月~12、1月)、春学期(1月~5、6月)の2学期制です。
国立大学ではギリシャ語のみのプログラムが多く、私立大学では多くの英語プログラムが提供されています。

留学ためにはビザの取得が必要ですが、大学のウェブサイトに取得方法の案内があります。

大学の学費が大学や専攻によって異なります。
約6500~10000ユーロ/年程度で、EU圏外の学生とEU圏内の学生で別の学費が設定されている大学もあります。

参考)
キプロス大学(国立)
フレデリック大学(私立)

1ヶ月の生活費は宿泊費を含めてだいたい700~1000ユーロです。

参考)
Study  Cyprus
キプロス工科大学(国立):リモサール(キプロス第二の都市)
 
キプロス政府の奨学金は、「キプロス政府公式サイト」でご覧になれます。また、キプロスの公的・民間高等教育機関も随時奨学金を給付しています。募集はそれぞれのウェブサイトで行っています。

(一部転載: Study in Europe 欧州留学ガイド 2019.5 )
(写真転載元: www.visitcyprus.biz)

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