留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

スロベニアは南欧の中部にある国です。西はイタリア、北はオーストリアに接し、南部と東部はクロアチア、北東部はハンガリーと面しています。南西にはアドリア海があります。
アルプス山脈と地中海、パンノニア平原、ディナル・アルプス山脈が出会う場所に位置するスロベニアは、何世紀にもわたり、国内各地方でさまざまな経済活動や生活様式、文化が発展してきました。スロベニアの人口は213万(2025年7月、スロベニア統計局)で、公用語はスロベニア語です。首都リュブリャナは、国内最大の都市であるとともに、政治、行政、経済、教育、文化の中心地となっています。

スロベニアの高等教育は数回の法律上・構造上の改革を経て、急速な制度的発展を遂げ、学生数も大幅に増えました。2004年の高等教育改革では、ボローニャ・プロセスの指針に従った 3サイクル制が導入されました。
■第1サイクル(180~240ECTS、3~4年間)
 学術教育と職業専門教育の二元制度がとられ、第1サイクルの学位が授与されます。
 一部の分野(法律・教育・薬学など)を除き、主に3年制です。
■第2サイクル(60~120ECTS、1~2年間)
 修士課程に当たります。
■第3サイクル(180ECTS、3年間)
 博士課程に当たります。

学年度は10月に始まり、翌年の9月末まで続きます。2学期制がとられ、冬学期は通常10月から1月まで、夏学期は2月から6月半ばまでです。
※ECTS(European Credit Transfer System:ヨーロッパ単位互換制度):
EU諸国の大学では、共通の単位制度ECTSを採用しており、1ECTSは、講義、ゼミ、個人授業(tutorial)、ラボ実習、自習などおよそ28時間の学習から成り、60ECTSが1年間フルタイムの学習を基本的に意味します。

大学、大学学部、芸術アカデミー、専門カレッジなどの高等教育機関があり、あらゆる学問分野を扱っています。

Study  in Slovenia に高等教育機関のリスト掲載されており、それぞれの教育機関、学部のウェブサイトのリンクが紹介されています。
 

スロベニアの高等教育機関はEU圏内出身の学生等とそれ以外の学生で学費が異なります。
正規課程に入学する場合の学費の目安は以下の通りです。
 学士課程:2,000~11,000ユーロ/年
 修士課程:2,000~15,000ユーロ/年
 博士課程:2,000~6,000ユーロ/年
学部の正規課程に進学する場合の学費はおよそ2,000~11,000ユーロ/年です。
大学や専攻、課程によって異なりますので、詳細はそれぞれ留学先のウェブサイトで確認しましょう。
交換留学など、日本の大学在籍中の協定プログラムによって留学する場合は、学費がかかりません。

(一例)
リュブリャナ大学
・経済学・経営学
  学士課程:3,000ユーロ/年
  修士課程:4,000ユーロ/年
・情報工学
  学士課程:5,500ユーロ/年
  修士課程:8,000ユーロ/年
■マリボル大学
・経済学・経営学
  学士課程:2,950ユーロ/年
  修士課程:3,330ユーロ/年
・土木・交通工学・建築学
  学士課程・修士課程:3,500ユーロ/年
留学先の都市や住居形態によって必要な生活費は異なります。
首都であるリュブリャナとプリモルスカはほかの都市と比べて住居費が高い傾向にあります。

学生寮:100~250ユーロ/月
賃貸(シェア):90~250ユーロ/月
賃貸(一人暮らし):120~350ユーロ/月
スロベニアでは、政府による学生向けの食事代補助があります。
オンラインで登録すると利用可能になり、アプリで利用できるレストランや金額を確認することができます。
多くのレストランで補助を受けることができ、1食あたり0~4.90ユーロで提供されます。

スロベニア政府では、二国間協定に基づき外国人学生を支援する奨学金を給付しています。

(一部転載: Study in Europe 欧州留学ガイド 2019.5 )

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。