留学には大きな費用がかかるもの。奨学金を上手に活用しよう。
自分が受け取れる奨学金を早めに知っておくことをおすすめします。

2021年9月に開催された日米豪印首脳会合において、4か国の首脳レベルの合意により日米豪印フェローシップの創設が発表されました。このフェローシップは日米豪印4か国の科学、技術、工学及び数学分野(STEM分野)における優れた学生が米国の大学院で修士号ないし博士号取得を目指すにあたり奨学金を支給するものです。
このフェローシップの運営・管理は、2023年12月に、米国のシュミット財団から国際教育研究所(IIE)に移管され、今般、第3期生の募集が始まりました。前回から東南アジア10カ国の学生にも門戸が開放されております。
 

(2025年1月16日現在、ウェブサイトに掲載されている主な情報です。情報は随時更新予定。)
 フェローシップの詳細については、日米豪印フェローシップウェブサイト(下部のFAQ(よくある質問)に個別の記載があります。)を確認してください。

①日米豪印、または東南アジア10か国の国籍者ないし永住権保持者
②2025年8月までにSTEM分野の学士号またはそれに相当する学位を取得している者
③学部レベルで優秀な学業成績を修めていること
④大学院進学希望者は、2025-2026年度開始予定の米国を拠点とする大学の対象となるSTEM大学院プログラムに出願済みであること
⑤現在、米国の修士課程または博士課程に在籍している場合は、2025-2026年度の全期間、対象となるSTEM大学院課程にフルタイムで在籍していなければならない
 ただし、医学博士、獣医学博士、歯学博士、臨床心理学博士、看護学修士などの臨床医療学位プログラムや経営学修士(MBA)や経営分析学修士などのビジネス学位は対象外。

①学業費用として奨学金2万ドルを支給。
②STEM、政府、社会で活躍する優秀な人材との関係構築の機会を提供。

①オンラインによる申請。
②申請者情報(履歴書)、小論文3本、推薦状3通(うち2通は申請者の学力を説明できる教授からのものが必要、残り1通は仕事関係者又は他の学識経験者からで可)等を提出。(応募書類は全て英語)

①書類選考、②専門家審査、③パネル面接(最終)を実施

①STEM分野での優秀な学業成績
②STEMによる社会貢献への情熱
③好奇心、思いやり、誠実さ
④主体性
⑤革新性と創造性

応募締切:2025年3月3日午後23時59分(米国東部時間)

日米豪印フェローシップ ウェブサイト(英語、日本語):www.quadfellowship.org
照会先: quadfellowshipinfo【@】iie.org
    ※メールを送る際は@の前後の【  】を取ってご利用ください。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。