留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

大学・大学院・短期大学・専門学校 奨学金留学

留学先国・地域:ベルギー・ルーヴェン
学校名:ルーヴェン・カトリック大学
専攻名:デジタル人文学
留学期間:2025年9月~2026年7月
留学形態:修士課程(日本の大学院とのダブルディグリー)
奨学金名:JASSO給付型「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」

Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。
大学にダブルディグリープログラムが整備されており、大学院留学を経験した先輩がいて憧れをもちました。学部時に1年間の交換留学を経験しましたが、さらなる挑戦をしたいと思って大学院の学位取得留学を決意しました。

Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。
私の専攻分野であるコーパス言語学という分野で先進的な研究をしているベルギーのルーヴェン・カトリック大学を留学先に選びました。1年間で修士号を取得可能であること、学費が高すぎないこと、ヨーロッパの多様な言語に興味があったことも理由です。

Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか。
はじめは、大学院留学について就職面や金銭面の不安があったようで、どちらかといえば否定的でした。しかし、私が今後どのような人生を歩みたいのか説明し、最終的には私の夢を応援してくれました。

Q. 留学にあたってどのような準備を行いましたか。留学を思い立ってから、情報収集・学校選定・出願・ビザ申請など、それぞれの準備について教えてください。
大学院留学を決めた後、さまざまな大学の修士課程プログラムを調べて自分の興味に合うものを探しました。その後、大学出願と奨学金出願を並行しておこないました。それぞれの出願にあたっては、過去の体験談が掲載されたブログ記事などを大いに参考にしました。また、大学の先生・友人などから書類の添削もしてもらいました。合格後は、ビザ申請・家探しなどを行いました。
Q. 入学や学生登録の手続き、ビザの手続きなどはどのように行いましたか。
ビザ申請は予約をとるのが難しく、こまめにベルギー大使館のウェブサイトを訪れて、できるだけ早い日程で予約をとれるように努力しました(キャンセルが出て近い日程が空くことがあります)。提出書類についてはウェブサイトを確認して不足がないようにしました。申請は東京でのみ可能なので、新幹線で行く必要があったのが大変でした。ビザ関連はできるだけ早く準備を始めることを推奨します。

Q. 留学中の住まいはどのように探しましたか。
大学の寮は抽選制で入ることができませんでした。大学が運営している学生用の賃貸情報サイトを利用し、複数の不動産会社にメールを送りました。そのうち1つから空きがあるという返事があり、無事契約をすることができました。私が利用した不動産会社はやり取りを英語でおこなってくれました(契約書はオランダ語でしたが、英語版の翻訳をリクエストしたところ送ってもらえました)。

Q. 語学学習はどのように行っていましたか。
大学内での使用言語である英語については、出願に必要なスコアの獲得を含めて留学前に英語学習をしました。現地語のオランダ語についてはほぼ未学習でしたが、現地で初級オランダ語集中コースを1か月間受講しました。

Q. 留学(あっせん)サービスなどは利用しましたか。
利用していません。

Q. 留学にはどのくらい費用がかかりましたか。留学の資金調達はどのように行いましたか。
約150万円の学費と生活費等を合わせて、1年間で約400万円かかりました。そのうち約300万円は給付型奨学金でまかないました。不足分は家族からの支援を受けたり、これまでのアルバイトの貯金を使ったりして対応しました。

Q. 留学中の学校生活はどうでしたか。日本の学校との違いや、海外の学校だからこそ苦労すること、学校生活での楽しみなどを教えてください。
私の通っていた大学では、授業の出席は重視されず成績の大部分は試験で決まります。そのため、試験期間中はかなりストレスがかかりました。勉強は大変でしたが、美しい図書館を見てモチベーションを高めて頑張っていました。

Q. 学校外の生活はどうでしたか。寮などでの生活や休日の過ごし方、町の治安などについても教えてください。
休日は国際交流団体のボランティアをしたり、日本人で集まって日本食を作ったりしていました。また、ヨーロッパ留学の魅力は、気軽に国境を越えた旅行ができることです。さまざまな国を訪れ、文化に触れました。留学先のルーヴェンは学生街のため、治安は良いほうで、夜中に出歩くこともできます。ただし、首都のブリュッセルなど他の都市に行く際は、スリや詐欺の被害にあわないように注意するべきです。

Q. 留学中の生活で大変だったことを教えてください。また、それをどのように克服、対応しましたか。
慣れない土地で体調を崩したときが大変でした。はじめは日本から持ってきた薬で対応しましたが、それがなくなった後は現地の薬局で薬を買って服用しました。体調を崩した際は無理せずゆっくり休むことが大事だと思います。

Q. アルバイトやインターンなどの活動はしていましたか。
3日間日本文化体験イベントの手伝いをしたことを除けば、アルバイトは特にしていません。

Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか。留学前と比べて成長した面はありますか。
留学を通じてチャンスを見つけて主体的に行動できるようになったと感じます。大学内で日本文化体験イベントを企画したり、ドイツで開かれた研究会の研究発表をしたり、さまざまなことに挑戦できました。海外で修士論文を執筆し、修士号を取得できたことは自信につながりました。

Q. 留学後の進路について教えてください。
日本の大学院修士課程に戻り、もう1つの修士号を取得してダブルディグリープログラムを修了する予定です。その後は、日本で就職したいと考えていますが、将来的には海外でのキャリアにも関心があります。

Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
海外留学は計画性・主体性・好奇心が求められる大変だけれどもエキサイティングな経験です。ぜひ一歩踏み出して新しい自分を見つけてください!

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。