留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

渡航・滞在

このページは2019年度の調査をもとに作成した情報です。ビザや渡航後の在留手続きについては日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。特殊文字や記号は英語のアルファベットに置き換えています。
日本国籍保持者は、90日間まではビザなしで滞在することができますが、留学目的で90日以上滞在する場合は、滞在許可の申請が必要です。出発前に駐日大使館へ申請する方法と、ハンガリー入国後に現地の移民局へ直接申請する方法があります。
日本での手続き
以下の書類を用意して大使館窓口で手続きを行います。また申請には予約が必要です。
申請用紙はダウンロードするか、ハンガリー大使館にメールで請求します。申請書には、パスポートに記載されている氏名、母親の名前(旧姓)、国籍、パスポート番号、住所、職業、予想される最終滞在日、ハンガリーでの住所、出生地と出生国、性別、学歴、残高証明の金額、日付、サインなどを記載します。
一般的な提出書類は以下の通りです。
  • 写真(パスポートサイズ)のものを2枚
  • パスポート(滞在希望期間+6か月以上の残存有効期限があるもの)
  • 滞在目的を証明する書類(留学先教育機関発行の入学/在学許可証)
  • 滞在先を証明する書類(学寮の入寮証明書やアパートの賃貸契約書、その他当面(1~2週間程度)の宿泊先を証明することのできる書類(ホテルの予約証明など)など)
  • 滞在中の費用負担を証明する書類(授業料・奨学金の証明、銀行残高証明書)
  • ハンガリー滞在中の海外旅行保険加入証明書
申請に必要な手続き、書類、注意事項については予告なしに変更される場合がありますので、駐日ハンガリー大使館領事部に確認して常に最新情報を入手するようにしてください。
駐日ハンガリー大使館でのビザ申請受付は、出発予定日の3か月前から5週間前となっているので注意してください。出発まで5週間をきっている場合は、ハンガリー入国後に現地の移民局で滞在許可を発行してもらうことになります。

留学の場合は、多くの滞在許可期間が最長で1年間になります。さらに滞在を延長する場合は、現地の移民局に滞在許可証の延長手続きを行います。必要書類などの情報は、ハンガリー移民局(BAH)のウェブサイトで確認してください。

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ハンガリーでの手続き
現地最寄りの移民局で申請を行います。申請には記入済みのフォーム、3か月以内に撮影した顔写真、下記の提出書類、手続費用(18,000フォリント)が必要となります。申請書を提出する際、申請者は、健康上の理由で移民局に行けない場合を除き、本人が直接申請する必要があります。移民局に行くことが出来ない場合、法定代理人が申請します。

一般的な提出書類は以下のとおりです。
  • 勉学の目的を証明できる書類(入学証明書、学生証など)
  • 語学能力を証明できる書類(語学能力試験の証明書、外国語カリキュラムでの学位など)
  • 学費の支払いを証明できる書類(税務当局が発行した支払証明書など、大学が発行した在学証明書も可)
  • ハンガリーで生活可能であることを証明する書類(奨学金受給の証明書、銀行口座の残高証明など)
  • 包括的な健康保険への加入を証明する書類(海外旅行保険の加入証明またはハンガリーでの健康保険を支払うのに十分な財源の証明など)
  • 有効なパスポート
  • 帰国する際の航空券または航空券の購入に十分な財源の証明
申請書の提出後、生体認証データを含む滞在許可を発行するために、申請者の顔と指紋を登録します。
日本からの留学生は、ハンガリー入国後に現地の移民局で滞在許可を申請する傾向にあります。

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(2020年7月改訂:禁無断転載)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。