留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

各情報・データは作成・改訂時(2020年2月)における一般的な状況です。教育機関、地域、あるいは時期により異なる場合がありますので、最新・個別の情報については、必ず各機関にご確認ください。このガイドの中ではいくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまでも一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。

私立の語学学校と、大学や専門学校の語学センターなどが開講している公立の学校があります。

1週間くらいの短期コースから長期コースまでさまざまなレベルの多様なコースを開講しています。「読む、書く、聞く、話す」能力を身に着けるための一般的なコースをはじめ、以下のようなコースがあります。

英語コース例
・一般英語・集中英語
・ビジネス英語
・イングリッシュ・プラス(アート、美容、文化、スポーツなど興味があることを英語で学ぶ)
・職業専門英語(法律、医療、ジャーナリズム、観光業など専門分野で使う英語を学ぶ)
・英語検定試験対策コース

費用などの詳細は以下のサイトを参考にしてください。

大学の語学センターや専門学校などが開講しているコースです。大学や専門学校(カレッジ)の施設を正規の学生と同様に使用することができます。ファウンデーションコース(※1)やスタディ・イヤー・アブロード・プログラム(※2)、休暇中のキャンパスを利用したサマースクールなどのコースを提供しています。
(※1)ファウンデーションコース
英国で大学へ進学するためには、通常GCE-Aレベルという統一試験を受ける必要があります。このAレベルを取得していない留学生が大学へ進学するためには、ファウンデーションコースの受講と修了が必須です。
ファンデーションコースでは、大学での授業についていくために必要なエッセイ(論文)の書き方、速読、リサーチ、プレゼンテーションスキル、統計データのまとめ方などアカデミックなスキルを学びます。また、英国の大学は、1年目から専門的な勉強が始まるため、希望している専攻の基礎知識もここで学びます。
ただ、ファウンデーションコースからの進学を受け付けていない専攻や大学があるので、注意してください。
(※2)スタディ・イヤー・アブロード・プログラム
学位の取得はできませんが、1年間現地の学生や留学生と一緒に大学の専門講義に参加できるコースです。一般の学生同様にエッセイの提出や試験があり、単位を取得することができます。ここで取得した単位を日本の大学の単位として認定してくれるところもあるので、在籍校に確認してみてください。

  1.  ファウンデーションコース
    ・開講大学:UCL(University College London)
    ・コース名:Undergraduate Preparatory Certificates
    ・期間:2020年10月5日~2021年6月25日
    ・費用:20,495-21,995ポンド ※専攻によって異なる
    ・滞在費: 大学寮(自炊) 約98~306ポンド/週、大学寮(食事付) 約167~243ポンド/週
    ※部屋タイプによる
     
  2. スタディ・イヤー・アブロードコース
    ・開講大学:The University of Manchester
    ・コース名:the study abroad programme
    ・期間:1年間もしくは1学期
    ・費用:1年間 1,6150ポンド、1学期 8,575ポンド
    ・滞在費:大学寮(自炊)98-150ポンド、大学寮(食事付)135-152ポンド

 

約1,000ポンド/月
※ロンドン中心部、ロンドン郊外など、地域によって異なる

英国の語学学校は、アクレディテーションUK認定制度(Accreditation UK)によって、品質が保証されています。ブリティッシュ・カウンシルとその公認校で組織された団体であるEnglish UKにより、教師、教授法、施設、運営、福祉面などの厳しい審査を経て、認定に至ります。公認校は、ブリティッシュ・カウンシルのウェブサイトより確認することができるので、学校を選ぶ際の判断基準にすると良いでしょう。
認定を受けている学校は、以下のブリティッシュ・カウンシルのサイトを参考にしてください。

※費用のレート計算は外国為替情ページで確認してください。 外国為替レート>ポンド

イギリスの博物館

(2020年4月改訂:禁無断転載)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。