海外留学を考え始めた方や、準備を進めている方にお勧めの基礎情報。
語学や芸術文化など目的にあわせた留学先の情報を調べることができます。

各情報・データは作成・改訂時(2017年1月)における一般的な状況です。実際の状況は、教育機関、地域、あるいは時期によって異なる場合があるため、最新の情報については、各機関および各学校のウェブサイトを必ず確認してください。このガイドではいくつかの教育機関を取り上げていますが、あくまでも一例示であり、特にそれらを推薦する趣旨ではありません。
外国人向け英語コース(ESL:English as a Second Laguage)は、大学・カレッジ付属の語学学校と私立の語学学校で学ぶことができます。
大学・カレッジ付属の語学学校では、主に大学・大学院などへの進学予定者のための英語コースを提供しており、初級レベルのクラスがないところもあります。また、ほとんどの学校が学期制をとっているため、入学時期が決められています。カレッジ付属の学校では、中級以上の語学レベルに達するとアカデミック・コースの科目を受講できる場合もあります。
私立の語学学校は約230校あり、バンクーバーやトロントなどの大都市に集中しています。10~15人程度の少人数で丁寧な指導が特徴です。大学・カレッジ付属の語学学校とちがって、入学時期は決められていません。
国による認定はありませんが、カナダ語学学校協会(Languages Canada)が英語コースの認定を行っており、ウェブサイトでメンバー校のプログラムを検索できます。カナダ教育閣僚協議会の一部門であるカナダ国際資格情報センター(CICIC)のウェブサイトでも語学学校の検索が可能です。
授業料
British Columbia州の場合
 大学付属 2,600~3,700カナダドル/8週間
 私立 600~1,700カナダドル/4週間
滞在費
 ホームステイ 700~950カナダドル/4週間(食事付き)
 学生寮 800~1,200カナダドル/4週間(食事付き)
 アパート 500~1,000カナダドル/4週間(食事なし)
大学付属学校例:Queen’s University School of English (British Columbia州、Ontario)
English for Acacemic Purposes Program *冬季プログラム(2017年1~4月)の場合
【授業料】4,710カナダドル(教材費など除く)/12週間/週22.5時間
【滞在費】ホームステイ:2,880カナダドル/約13週間 (一人部屋・食事付き)、寮:7,750カナダドル/約13週間(一人部屋・食事付き)
私立語学学校例:Canadian College of English Language (British Columbia州、Vancouver)
*2017年の場合
【授業料】集中英語コース:340カナダドル/1週間/週28レッスン(授業時間と受講期間を週単位で選択可能)
【滞在費】ホームステイ:210カナダドル/週(一人部屋・平日2食、週末3食付き)、寮:250カナダドル/週(一人部屋・キッチン付き)

費用のレート計算は、外国為替情報ページで確認してください。 ロイター外国為替レート>カナダ ドル

就学許可証を取得した日本人学生数/総留学生数(高等教育機関(大学・大学院)への留学を含む)
6,900人/336,497人(2015年 カナダ移民局統計による)

カナダの国立公園

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。