語学学校
奨学金留学
体験レポート
留学先国・地域:大韓民国・ソウル
学校名:梨花女子大学校
留学期間:2023年1月~2023年2月
留学形態:語学教育院/語学堂(高校在学中)
奨学金:トビタテ!留学JAPAN(高校生等対象)
留学の動機について
Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。
第一志望の高校に合格できず、落ち込んで何も手につかない状態だったとき、塾の先生がトビタテ!留学JAPANに挑戦してみようと誘ってくださいました。元々留学に関心はあったのですが、このときに留学をしようと決心しました。
Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。
幼い頃から家族がK-POPを聴いたり、テレビで韓国のバラエティ番組を見たりしていたので、その影響で韓国を身近に感じていました。中学生になって聞こえてくる韓国語をしっかり理解できるようになりたいと思い、Instagramで出会った韓国人の友人に画面越しに韓国語を教えてもらうようになりました。その友人と仲を深めるうちに、韓国に留学してみたいと考えるようになりました。梨花女子大学校はキャンパスがとても綺麗で憧れの大学だったので、通ってみたいと思い選びました。
Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか。
私がどれほど韓国好きかを理解してくれていたので、全力で応援し、協力してくれました。
留学の準備について
Q. 留学の準備にはどのくらいの期間を要しましたか。
コロナによって留学計画から約1年半ほど遅れての留学になったので、余裕を持って準備ができました。トビタテ!留学JAPANに応募する際に立てた計画に沿って、準備をしたのですが、コロナ禍でほとんど留学ができない状態だったため情報が無く、手探りで進めました。しかし限界があったため、現状でもサービスを再開している留学エージェントに片っ端から連絡し、出願等は選んだ留学エージェントを通して行いました。
Q. 留学情報の収集はどのように行っていましたか。
ひたすらインターネットで検索をかけていました。過去に韓国留学していた方やオンライン留学をしている方のブログなどはとても参考になりました。
Q. 留学中の住まいはどのように探しましたか。
エージェントに紹介してもらった韓国のホームステイ先を紹介してくれる会社とのやり取りの中で、決定しました。大学からの距離や、家族構成なども希望に沿って対応してもらえたので、とても楽しいホストファミリーに出会うことができました。
Q. 語学学習はどのようにおこなっていましたか。
現地では語学教育院で一日3~4時間程度の授業があり、毎日の課題と復習をしていました。特に力を入れたのはスピーキングで、授業中には積極的に発言をすることを心がけ、なるべく多くの人に自分から声をかけ会話をたくさんすることを意識していました。現地でしか、会話でしか得られないスラングや相槌を身につけることができないと感じたので、会話に力を入れて良かったと考えています。
Q. 留学(あっせん)サービスなどは利用しましたか。
利用しました。現地の大学に授業料を納める際などに仲介していただきました。
Q. 留学にはどのくらい費用がかかりましたか。留学の資金調達はどのように行いましたか。利用した奨学金などがあれば、あわせて教えてください。
奨学金の申請準備は、何度も書いては塾の先生と一緒に考えたり、添削をしてもらったりしながら、時間をかけて行いました。また先輩派遣生の方に自身の応募書類を見てもらい、アドバイスをもらうなど、多くの人に作成した書類を見ていただいたと思います。
Q. 準備しておいてよかったこと、また準備しておいたほうがいいことなどはありますか。
現地の言語学習はある程度しておいた方が良いと感じました。留学前に提出が必要な書類は想像以上にたくさんあり、初学者には難しいと感じるものもあるかと思います。
留学中の様子について
Q. 留学中の学校生活はどうでしたか。海外の学校だからこそ苦労することや、逆に学校生活での楽しみなどを教えてください。
私が留学したのは語学教育院という韓国語を学ぶ場所だったので、現地の学生の友人はできませんでしたし、クラスにも日本人しかいなかったのが残念でしたが、日本語ではなく韓国語で会話できる日本の友人ができたことがとても心強かったです。授業は午後にあり、午前中と夕方以降は自由時間だったので、友人と一緒に夕ご飯をやべたり、遊びに行ったりするのが楽しみでした。友人とお揃いの大学のトレーナーを着て修了式に出席したのが良い思い出として残っています。韓国の大学では大学の公式グッズを身につけている人も多く、日本とは異なる文化だと思います。体験できて良かったです。
Q. 学校外の生活はどうでしたか。寮などでの生活や休日の過ごし方、街の治安などについても教えてください。
基本的に自由時間は散歩をしていました。ソウルの地形に強くなりたいと思っていたので、さまざまな場所を訪れ、地名や路線等もよく分かるようになりました。街の治安は良いと思います。怖い思いをしたことは全くないですし、親切な方が多い印象です。
Q. 留学中の生活で大変だったことを教えてください。また、それをどのように克服、対応しましたか。
韓国の住宅には基本的に湯船がありません。今まで、湯船に浸からずシャワーだけで1ヶ月も過ごしたことがなかったので、湯船が恋しくなりました。韓国にはチムチルバンという公衆浴場のような場所があり、ここには湯船があるので、どうしても浸かりたいときにはチムチルバンへ行っていました。
留学後について
Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか。留学前と比べて成長した面はありますか。
留学前と比べると、行動力がついたと思います。現地で生活できる期間は短く限られていたため、すべての時間に意味を持たせたいと考え、毎日2万歩街を歩いて沢山の方と会話したことで、行動力だけでなく語学力も飛躍的に伸びたと思います。今までより時間を大事にするようになり、帰国後も留学中に培った感覚を忘れず、1分1秒を大切に生きています。また国や言語が違っても人との繋がりであることに変わりなく、心を開けばどんな人とでも理解し合えることを学びました。
Q. 留学後の進路について教えてください。
大学では韓国に関して学んでおり、2025年8月から再び韓国留学を控えています。また環境や動物保護にも関心があり、韓国語だけでない多様な内容も学ぶことができているため、とても充実した大学生活になっていると思いますが、高校時代の留学は大学の進路にも大きく影響を与えたと感じています。
Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
留学は良くも悪くも人生が変わる大きな出来事になると思います。その経験をモノにできるかは全て自分次第です。不安な気持ちが大きいと思いますが、きっと大丈夫!外国に足を踏み入れる勇気さえ持っていれば、後はなんとかなります。現地の人は優しい方ばかりです。自分の心を開いて接すれば、現地の人々も必ずあなたに心を開いてくれるはずです。素晴らしい留学体験になるよう、願っています。一緒に頑張りましょう!
韓国の体験レポート一覧へ戻る