留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2017年度の調査をもとに、2018年8⽉時点で更新した情報です。特殊⽂字や記号は省略しています。
マレーシア高等教育省は留学生管理のための運用フレームワーク(Operational Framework for International Student Management)を発表しました。学費の返金規則、入学手続きを含むサポートなど、高等教育機関が留学生を受け入れる際に推奨される一定の基準を示しています。2025年までに、留学生を25万人に増やし国際的教育のハブとなることを目標に設定しました。

公共の建物

設定した方針の背景や理由
マレーシアの高等教育制度は、過去数十年にわたって発展してきました。 この10年間だけでも進学率は大きく向上し、研究出版物、特許、制度、教育の質、外国人学生に選ばれる留学先などの重要な点で、世界的に認知されています。
教育省は、教育システムが世界の動向に合わせて進化を続ける必要があると認識しています。複雑で刻々と変化する未来にマレーシアの人材が成長するには、高等教育制度と高等教育機関の運営方法にも根本的な変革が必要です。
達成のための5つの手段
  1. Access(アクセス)
教育省は2025年までに高等教育機関への進学率を48パーセントから70パーセントに引き上げることを目指します。
  1. Quality(質)
卒業生・学校・システムの3つの質の向上を目指します。
  • 卒業生:2025年までに卒業生の就職率を75パーセントから80パーセント以上に引き上げることを目指します。
  • 大学:2025年までにアジアトップ25にランキングする大学を1校、世界トップ100に入る大学を2校、世界トップ200に入る大学を4校にすることを目標にします。
  • システム:研究成果、就学、雇用機会の分野において、U21(国際的な大学連携機関「Universitas 21」)ランキングで50か国中25位を目標にします。
  1. Equity(公平性)
教育省はすべてのマレーシア人がバックグランドに関わらず、潜在的能力を発揮できる環境の提供を目指しています。具体的には、経済力・コミュニティにおいて格差をもつ学生の入学率・修了率の向上を目指しています。
  1. Unity(調和)
教育省は多様性を受け入れられる価値観や経験を学生に提供する教育システムの構築を目指します。
  1. Efficiency(効率性)
教育省は高等教育への投資収益率の最大化と公立校の学生一人当たりに対する政府予算からの拠出金維持を目指しています。

サンウェイ大学

基本的に年齢制限はなく、高等学校の卒業証明書と高校3年間の成績証明書が判断基準になります。学校により基準が異なるので詳しくは各学校に確認してください。
  1. 語学学校(民間/大学付属)
  2. 大学(公立/私立)
  3. 大学院(公立/私立)
マレーシア高等教育省(Ministry of Higher Education)傘下の民間団体であるEMGS(Education Malaysia Global Services)は、マレーシア留学を希望する学生を対象に、総合情報ポータルサイトの運営やビザの申請など一貫したサービスを提供しています。
マレーシアの高等教育機関は主にUniversity、University College、Collegeの3種類の大学に区分されます。この中には国や地方自治体が設置する公立大学、学校法人が設立する私立大学があります。世界中の大学と提携が多く、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなどの大学への編入制度をもつことも特徴です。
学事暦や入学時期は、大学によりセメスター制またはクォーター制など教育システムが異なることから、様々です。一般的な修業年数は、学士課程3年(エンジニアや医学などは5年~6年の場合もある)、修士課程および博士課程は2年以上です。

マラヤ大学

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。