留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

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主催した就活イベントの一枚
留学先国・地域:マレーシア
留学期間:2021年11月~2024年11月(予定)
学校名:Monash University Malaysia
専攻名:Bachelor of Arts and Social Studies
留学形態:学士課程への進学(学位取得)
奨学金:なし

私が留学を決意した理由は大きく分けて3つです。
1つ目は、高校在学時に体験した1か月間のアメリカへの語学留学です。この留学を通して私は、日本では得られない経験があることを知りました。こうした経験をより長くすべく留学を決意しました。2つ目は、物価や日本からの旅費がアメリカと比べて安かったことです。両親の年収から考えてマレーシアが秀でていました。3つ目は、父の親友が長期滞在しているためです。不測の事態が発生しても頼る先が存在したのです。以上の3点を以て私はマレーシア留学を決意しました。

マレーシアの中の数ある学校の中でモナシュ大学を選んだ理由は、本校がオーストラリアにある影響で他校と比べて簡単にオーストラリアへ留学することができたためです。留学前の準備は、エージェントに依頼して行いましたが、苦労したのは、必要書類や、支払いの請求が日本のものと比べてかなり散発的に行われる点です。日本とは違った文化をマレーシアが持つ関係上、マレーシアの留学手続きは不測の事態が多いです。最初はストレスがすごいです。相手の時間感覚が自分のものとは全く違うことを覚えて、心に余裕を持ちましょう。

夜のクアラルンプール
日本の高校までの学生生活との相違点として、授業中はディスカッションをメインに進み、板書などは特にしません。必要な単語などは事前に渡される資料を読む必要があり、授業を楽しむためにも予習は必須です。
試験は主にオンラインで行い、選択問題がほとんどです。代わりにレポートなどの課題が多く、授業への深い理解が求められます。
生活環境としては、暑いの一言につきます。一方で室内は冷房が効いていて温度差で体調を崩すことも少なくありません。カーディガンなどの上着を用意するといいと思います。
苦労したこととしては、現地の料理のほとんどが辛いことです。全く辛い食べ物に耐性のなかった私は、毎日口にするもの全てが辛いことに絶望したのを覚えています。しかし、住めば都です。慣れればおいしいです。

留学後の進路として私は現在、日本国内での就職を考えています。これは主に、自分の家族を含めた近しい人々の多くが日本にいるためです。以前、母方の祖父が亡くなった際、帰国できず、近くにいられなかったことを辛く感じました。そのため、いつでもすぐに駆けつけられるよう国内での就職を決意しました。

私が留学で得たものは、日本では触れることの少ない、日本以外の文化へ触れる機会です。あまり日本で触れることのない、宗教や政治的な思想に、多文化、多民族国家であるマレーシアでは簡単に触れることができます。
これを利用して、私は人間関係の構築に並行して、新たな知識を得ることができました。

旧正月、寺院にて
これからマレーシアに留学したい人へのアドバイスはたった1つです。自分の感覚を基準にしないことです。
文化、宗教など違った感覚、主義、主張にあふれているのがマレーシアです。日本人的な感覚を基準に他人を評価することは、自分と違うものを受け入れにくくなり、ストレスや人間関係を狭めることにつながります。

「留学前の対策」
私の語学勉強法は、ひたすら話すことです。私は、留学を決意してからずっと学校の英語の先生をはじめとした英語を話せる人に積極的に話しかけ、経験を積むことで、自身の語学力を身につけました。同じ単語や文法を何回も書くことよりもこちらの方が私にとって効果的で、かつとても楽しいものでした。アドバイスするのであれば、自分が楽しく継続できる方法を模索してください。継続は上達への第一歩です。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。