留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

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留学先国・地域:カナダ・トロント
留学期間:2020年9月~2024年現在
学校名:トロント大学
専攻名:応用科学工学部材料工学科
留学形態:学士課程への進学(学士号取得)
奨学金:JASSO 海外留学支援制度(学部学位取得型)
 

私が海外大学への進学を強く意識し始めたのは、高校一年次在籍中に経験した米国での交換留学からの帰国後でした。米国の高校に通い多様な価値観を持つ生徒と交流した私は、大学の4年間を海外で過ごし、より多様な価値観を持つ生徒と交流して物事を多角的に見る力を養いたいと感じました。また、米国留学中多くの生徒と交流を重ねたことで、海外の大学に進学し日本では決してできない世界中に広がる人脈を築き、自らの選択肢を増やしたいという強い思いが生まれました。

私がカナダに進学を決意したのは、大学在学中に長期インターンシップができる点に魅力を感じたことと、私が学びたい分野である原子力工学に力を入れていることに魅力を感じたからです。カナダの大学の工学部では、在学中に単位の一環として長期インターンシップに取り組むことができます。このプログラムでは、学んだ内容を実際の仕事に生かすことができ、社会に進出した際に即戦力として活躍できるようになります。

お世話になった研究室のメンバー
私が在学している材料工学科では、一年次から実践的な教育を受けることができます。
1年次には、他学科の生徒とチームを組み、企業が抱えている問題を解決するプロジェクトが必修科目となっています。
このプログラムでは、課題解決のために必要な企画力や、プロジェクトマネジメントなど実践的なスキルを身につけることができます。2年・3年次には、材料工学の専門科目を履修し、専門性を身につけていきます。特に、3年時の必修科目であるデザインプロジェクトでは、チームを組み、CADやFEA(有限要素法)、3Dプリンターを用いて1からものつくりを体験します。そして、4年次には、チームを組み、企業が抱える問題に対し学習した内容を活用して課題解決に取り組むCapstoneに取り組みます。即戦力となれる人材育成が特徴です。

トロント大学に留学し学びを深める中で、私は材料工学がいかに広い範囲で応用されているかを学ぶことができ、学んだ知識を社会課題の解決に生かしたいと考えるようになりました。具体的には、学んだ材料工学の知識を生かして、現在世界各国が抱えているエネルギー問題の解決に取り組みたいです。

私は、自身が経験した留学での学びをこれから進学を目指す中学生、高校生に積極的に伝え、生徒たちの主体的な進路選択に少しでも貢献したいと考えています。そのため、地元・熊本県が主催する中高生向けの進路説明会や、その他団体が主催する進路相談会に積極的に参加し、自身の経験を伝えています。

インターン先の友人と前委員長
海外大学では、日本の大学では決してできない世界中につながる人脈を築くことができます。また、世界から集まる多
様な価値観を持つ生徒と交流を深めることにより、物事を多角的に捉え、既存の考え方に縛られない柔軟な発想法を身につけることができます。

アウトプット>>インプット
私がおすすめする英語の学習法は、「アウトプット重視の学習」です。具体的には、リーディングやリスニングよりも、スピーキングやライティングといったアウトプットを中心とした学習を意識することです。スピーキングやライティング
は日頃の訓練を積まないと成績が伸びにくいです。加えて、アウトプットを中心にするとリーディングやリスニングのスキルも同時に伸ばすことができます。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。