渡航・滞在
このページは2024年に調査した内容を掲載しています。ビザや渡航後の在留手続きについては日本国内の大使館・総領事館や現地の出入国管理局に直接最新の情報を確認してください。
ビザの種類
フランス滞在が90日を超える場合
国籍にかかわらず、フランス滞在が90日を超える場合は、出発前に長期学生ビザ(VLS-TS ou VLS-T étudiant)を申請する必要があります。
長期滞在ビザの有効期間は4か月以上1年未満の期間、延長はフランスの各県に申請を行います。
大学への留学や協力プログラムに参加するためにフランスに滞在する場合は、まず選択した教育機関に学生として登録します。教育機関が指定する入学条件を確認し、場合により面接を受けます。
90日以内の滞在の場合は、観光ビザ(申請不要)でフランスに滞在できます。就学の場合もビザの申請をする必要はありません。
テスト生用短期滞在学生ビザ
Le visa court séjour portant la mention “étudiant-concours”
高等教育機関の入学試験や面接のために一時滞在するためのビザで、合格した場合、一時帰国することなく、1年間の滞在許可(更新可)が申請できます。
取得方法や申請場所
留学、交流制度や協力プログラムを通じて渡仏する場合の手順は以下のとおりです。
1.教育機関への手続き:①高等教育機関に登録し、②入学審査を受け、③受講条件を確認します。
2. 滞在が90日を超える場合は、在日フランス大使館経由でビザを申請します。ビザを確認してオンライン申請用のアカウントを作成します。
3.申請書類をアップロードします。
4.アカウント上で進捗を確認します。
渡航認証制度ETIAS(エティアス)
2025年に渡航認証制度ETIAS(エティアス)の導入が予定されており、施行後には、渡航認証の事前申請が必要になります。渡航認証制度ETIAS(エティアス)とは、シェンゲン協定加盟国を訪問する際に必要となる渡航認証制度のことです。
申請手続きは渡航前にオンラインにて行います。申請には、期限が有効なパスポートとクレジットカード、氏名や生年月日、連絡先などの個人情報、渡航情報などが必要となります。
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