留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

アメリカ教育制度

場所により、6か月~6歳までのpreschool、nursery school、またはpre-kindergartenなどの保育教育が提供されます。

義務教育の対象年齢は州によって異なりますが、多くの州では6・7歳から16歳前後までと指定されています。教育システムはK-12と言い、幼稚園は州によって任意ですが、1年生から12年生までの12年間は、無料義務教育があります。小学校 (Elementary/Primary school)と中学校 (Middle school/Junior high) の区切りは州によって異なりますが、1年生から5年生までと6年生から8年生までと分けることが多いです。
高校 (High school) は9年生から12年生までとなります。多くの高校ではAdvanced Placement (AP), International Baccalaureate (IB), Running Start等のアドバンスプログラムを提供しています。また、インターナショナルスクールやScience, Technology, Engineering, (Art) and Mathematics(STEM/STEAM)教育を取り入れている私立高校などもあります。

大学学部課程で取得できる学位は、約2年間で取得できるAssociate Degree(准学士)や約3~4年間で取得できるBachelor’s Degree(学士) (Bachelor of Arts, B.A. またはBachelor of Science, B.S.)があります。Associate Degreeは、community college (コミュニティ・カレッジ、短期大学) などで取得できます。アメリカで学位を取得希望の留学生は負担を軽減するため、先に学費のより低いコミュニティ・カレッジに進学し、その後4年制大学に編入することもできます。大学の学期はsemester(セメスター制、2学期/年)とquarter (クオーター制、3学期/年、夏学期は除く)の2種類あり、大学ごとに異なります。

大学院修士課程では、Masters of Arts (MA)を取得できます。博士課程(PhDプログラム)ではProfessional degreeなど、その他専門的な資格(Doctor of Law, Master of Public Administrationなど)を取ることも可能です。 アメリカ成人の保持学位:BA・BS 4820万人、MA 2100万人、Professional degree 320万人、Doctorate degree 450万人 (2018年 U.S. Census Bureau)

アメリカの留学生受け入れ数は、2018年度に過去最高の1,095,299人を記録しました。留学生はアメリカの大学に在籍する学生のうち5.5%を占めます。2019年度の留学生数は1,075,496でした。

2019年度、最も留学生の受け入れ数が多かった大学は1) New York University、2) Northeastern University (Boston)、3) University of Southern Californiaでした。人気の専攻は1)エンジニアリング、2) 数学・コンピューターサイエンス、3) ビジネス・マネジメントです (IIE)。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。