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教育制度

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教育制度
メキシコの教育はメキシコ教育省(Secretaria de Educacion Publica:SEP)が管轄しています。教育制度は基礎教育、後期中等教育、高等教育からなり、基礎教育と後期中等教育(3~18歳)が義務教育です。
【基礎教育】
幼稚園 3年
小学校 6年
中学校 3年

【後期中等教育】
高校(普通高校、技術高校)2~3年
専門技術学校 3年

【高等教育】
総合大学、専門大学、教員養成大学でおこなわれます。

・学部レベル
高等技術課程(2~3年)
学士課程(4~5年)

・大学院レベル
専門職学位課程(1~1.5年)
修士課程(2~4.5年)
博士課程(4年程度)

出典:メキシコ教育省“Sistema Educativo de los Estados Unidos Mexicanos: Principales Cifras. Ciclo Escolar 2017-2018”、文部科学省『世界の学校体系』より

基礎教育に関する権限は1993年に分権化され、現在はメキシコを形成する32の州政府に託されています。教育基準はすべてSEPの規定に基づくことから、基礎教育の私立学校についてもSEPへの登録、承認を得ることが必要とされています。

高等教育機関に在籍する総学生数は約390万人で、18~23歳の人口の29.5%にあたります。先進国と比較すると中途退学者が多いことが課題です。(メキシコ教育省 “Sistema Educativo de los Estados Unidos Mexicanos: Principales Cifras. Ciclo Escolar 2017-2018.”)
メキシコの留学生受入れ政策
メキシコ教育省は高等教育の国際化を目標に、英語での授業の実施や留学生・研究者の交流促進を進めています。
(2020年1月改訂:禁無断転載)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。