留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2025年に調査した内容を掲載しています。

シンガポールの教育制度では6歳~15歳が義務教育期間とされています。6年間の初等教育を終えると、PSLE試験の結果に基づき中等教育へ進みます。
 
中等教育では、短期集中型で学業成績が優秀な学生向けのエクスプレスコースや、学生のペースに合わせた柔軟性のあるノーマルコースに分かれています。エクスプレスコースでは4年間でGCE Oレベル試験(General Certificate of Education Ordinary Level)を受験し、ジュニアカレッジ(大学進学準備校)やポリテクニック(職業専門学校)への進学資格を取得します。一方、ノーマルコースではGCE Nレベル試験(General Certificate of Education Normal Academic Level)を受けますが、ジュニアカレッジやポリテクニックへの直接進学はできません。そのため、これらの教育機関への進学を目指す学生は追加で1年の教育を経てGCE Oレベル試験を受験するか、技術教育学院(ITE)で実践的なスキルを学びながらポリテクニック進学資格を取得することが可能です。
 
中等教育後、ジュニアカレッジに進学した学生は2年間でGCE Aレベル試験(General Certificate of Education Advanced Level)を受けて大学進学資格を取得し、高等教育機関で学士、修士、博士課程まで進むことができます。ポリテクニックに進学した学生は実践的な職業訓練を受け、多くの場合卒業後すぐに就職しますが、優秀な成績を収めた場合は大学への編入も可能です。
 
学事歴は初等教育、中等教育、ジュニアカレッジ、ミレニア学院などは前期が1・2月頃~5月頃、後期が6月頃~11月頃とされていますが、高等教育機関は欧米と同じように前期を8・9月頃~11・12月頃、後期を1月頃~4・5月頃としているところが多いです。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。