生活情報
このページは2025年に調査した内容を掲載しています。
物価と生活費
スイスは物価が高く、生活費は決して安くありません。
学生のおおよその生活費

住居
学生寮かアパート(個別またはシェア)という選択肢がありますが、学生寮は非常に少ないです。
家賃相場は月700スイスフランです。
EPFLが斡旋するアパートの一つ、Silo Bleuの一人部屋(17~21m2、シングルベッド、キッチン、シャワー、トイレ付き)の家賃は875~1,200スイスフランです。
住居の探し方
食事
外食の相場
レストランのアラカルト料理は20~50スイスフランです。
日本食材店
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Uchitomi(ジュネーブ) [フランス語・ドイツ語]
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Nishi(チューリッヒ) [ドイツ語・英語]
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YumiHana(チューリッヒ、バーゼル、ベルン) [ドイツ語]
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Uchino(ジュネーブ) [日本語・フランス語]弁当やおにぎり、総菜もあります。ジュネーブ市内なら100スイスフラン以上の注文で配達無料。
医療保険、医療上の注意事項
留学生が入れる保険と加入義務の有無
スイスに3か月を超えて滞在する人は、入国から3か月以内に医療保険に加入しなければなりません。ただし、EU/EFTA非加盟国の学生でスイスの医療保険と同等の民間保険に加入している場合には、スイスの医療保険加入が最長3年間(申請すれば+3年間)免除される可能性があります。スイスに入国してから3か月以内に免除申請を行う必要があります。免除申請には、スイスの居住許可証の写し、加入している保険の保険証の写し、入学/在学証明書の写しを提出する必要があります。
加入免除が受けられなかった場合には、
Scorestudies などの民間保険会社のスイス留学生向け医療保険に加入します。
急病等有事の緊急連絡先
警察:117
消防:118
救急車:144
特別救助隊:1414
留学中の保険
治安上の特色・防犯対策
スイスは比較的治安の良い国ですが、外国人が多いことからスリや置き引き等のトラブルが発生しています。持ち物から目を離さない、多額の現金を持ち歩かない、貴重品を携行する際には分散させるなど、最低限気をつける必要はあります。
www.safertravel.ch [日本語]には、注意事項やトラブルが生じた際の連絡先がまとめてあります。
アルバイト
アルバイトの可否
長期ビザを持つ留学生は、在学開始から6か月経過してから、学期中は最長15時間/週まで、学期がない長期休暇にはフルタイムでアルバイトをすることが可能です。アルバイト先の雇用主は、入国管理当局に就労許可申請を出す必要があります。
時給の目安(最低賃金)
スイスで全国一律の最低賃金は定められていませんが、目安として、いくつかの州で導入されている最低賃金は19~24スイスフランとなっています。
知っておくべき現地の文化・風習
一般的な店の営業時間は平日8:30~12:00、14:00~18:30です。チューリッヒやベルンなどの大都市では、木曜など決まった曜日に21時頃まで営業しています。空港や鉄道駅の構内にある店は休日でも営業しています。
言語的な特色
言語的特色
スイスでは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語(レート・ロマンシュ語)が公用語ですが、全てのスイス人が4か国語を話すわけではなく、地域ごとに話される言語が異なります。
多くのスイス人が二つの公用語と英語を話すことができ、観光地などでは英語がかなりの確率で通じます。
現地語の語学試験
ドイツ語試験:ゲーテ・インスティトゥート等の試験。
フランス語試験:fide試験。
お金の管理
銀行口座開設方法
留学生は、学生向けの口座を提供するUBSやPostFinance、Raiffeisenなどの銀行を利用しています。世界最大のプライベートバンクであるUBSのオンラインバンキング口座の開設方法は、次の通りです。
1. UBSモバイルバンキングアプリをダウンロード
2. 本人確認(身分証明書またはパスポート。ビデオ通話または自撮り写真で本人確認を行う。)
3. UBS Accessアプリを有効化(Accessアプリを使用して新しいアカウントにログイン)
クレカ・デビット等キャッシュレスの有用性、両替
基本的には主なクレジットカード(VISA、マスターカード、アメリカン・エクスプレス等)が広く使えます。
両替は、銀行や駅、ホテル、空港等で、円またはドル、ユーロなどからスイスフランに両替できます。
送金
一般的に、日本の一般的な銀行とスイスの銀行間の送金には最大で7~10日を要します。どちらの国でも祝祭日がある場合、または週末を挟む場合は送金が遅れることがあり、取引に為替が含まれる場合はさらに時間がかかることがあります。ほとんどの海外送金には銀行取引手数料がかかります(海外他行あての場合、オンライン申し込みで1件あたり3,500円、店頭窓口で1件あたり7,500円)。近年ではオンライン海外送金サービスWiseが、迅速かつレートも良く手数料も安いため人気を集めています
お金の管理
通信事情
スイスでは4Gおよび5Gネットワークで携帯電話が普及しています。海外用の携帯レンタルまたはSIMカード(現在はE-SIMが便利)も利用できます。
無料Wi-Fiサービスは、多くのホテルやレストラン、国鉄主要駅、チューリッヒ空港で利用でき、また、大手通信業者Swisscom(スイスコム)とMonzoon(モンズーン)等が提供する公衆無線ランサービスのアクセスポイントが、主要施設などに全国で約1,700箇所あります。
インターネット料金は、Swisscomでは1か月あたり約60スイスフランです。
通信アイテム
交通
スイスは鉄道網が発達しており、バス路線も細かく張り巡らされています。
GA Travel Cardは電車、バス、フェリー乗り放題の定期券で、16~25歳には割引があり2等で年間2,780スイスフラン(大人3,995スイスフラン)です。