留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2025年に調査した内容を掲載しています。

応募方法はオンラインによる申し込みが一般的です。

1.大学付属の語学学校(Kielikeskus)
 大学付属のランゲージセンターなどが開講しているコースがあります。大学在籍者(交換留学生含む)のみを対象とし、日常生活に必要な語学力を学びながら大学の専門分野に必要なレベルにまで高めるコースと、外部生の受け入れを行うコースがあります。ヘルシンキ大学の場合、2024~2025年度のコースは公開大学のオンライン講座(Zoomによるリアルタイム講義)として開講されています。

(例)
Open uni: Finnish 1A (May), Online teaching 3 cr
期間:2025年5月6日~6月24日(火曜日・木曜日10時30分~12時00分)
授業料:外部生として受講する場合は45ユーロ、ヘルシンキ大学の学士または修士課程に在籍中の場合は無料

2.夏季大学(Kesäyliopisto / Summer University)
 夏季に関わらず通年、約1,100人の外国人留学生を含む約62,000人の異なる年代、経歴をもった学生が学んでいます。短期のプログラムのため、学位の認定はありませんがコースによってはECTS(単位)の取得が可能です。多くの授業がフィンランド語で行われますが、英語で行われるコースもあります。語学、職業訓練、校外学習など各大学が独自のコースを提供しています。なかでも人気なのは、「フィンランド語と文化のコース(Finnish language and culture courses)」です。夏期大学は以下のリンクより検索できます。
 
(例)
Tampereen Kesäyliopisto, Tampere
コース:Suomen kielen alkeiskurssi 1, lähiopetus(フィンランド語初級講座1、対面授業) 
期間:2025年1月14日~4月22日(火曜日17時~20時15分)
授業料:120ユーロ
フィンランド夏期大学協会〔フィンランド語〕

3.フィンランド教育庁(EDUFI)のサマーコース
 
フィンランドの公的機関であるフィンランド教育庁(Opetushallitus / Finnish National Agency for Education, EDUFI)が大学と協力して行うサマーコース「Summer courses in Finnish language and culture」があります。参加対象者は、18歳以上で、フィンランド語を自国の大学などですでに学んでいる人です。授業はフィンランド語のみで行われるため、一番下のクラスでも、CEFR(欧州言語共通参照枠)のA1レベルのフィンランド語が求められます。

(例)
コース:Course II in Finnish language and culture
期間:2025年7月8日~7月29日
授業料:無料(教材と宿泊も含む)
申し込み期限:3月1日(2025年度の場合)
Summer courses in Finnish language and culture 2025〔英語〕
<キーワード解説>CEFR(欧州言語共通参照枠) 〔英語〕


4.その他の語学学校
 フィンランド語でKansalaisopisto(国民成人学校)やTyöväenopisto(労働者教育センター)と呼ばれる全国の生涯学習センターで語学講座が開講されています。フィンランド語のコースは1年を通してさまざまなレベルのコースが開講されています。開始時期、レベルなど自分に合った学校を探しましょう。以下のリンクから検索することもできます。
Finnish Courses.fi 〔英語・フィンランド語・スウェーデン語・ロシア語〕

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。