留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2025年に調査した内容を掲載しています。

日本国籍保持者は、任意の180日間のうち最長90日まで査証(ビザ)不要でフィンランドに滞在できます(ただし、この90日間はシェンゲン協定加盟国域内の合計となりますので注意してください)。【語学留学】の項で紹介している全国の生涯教育センターや大学のサマースクールなどで学ぶ場合は、この期間の範囲内で受講することになります。
なお、2026年第4半期から、ビザを免除された国民がフィンランドを含む欧州30か国に短期滞在する場合(180日間のうち最長90日まで)、ETIAS渡航認証を取得し、入国時に提示することが義務付けられます。正式な施行日は、運用開始の数カ月前にEUから発表される予定です。
学位取得のために高等教育機関への進学が認められた場合や、すでに取得済みの職業資格を補うための学習、また交換留学などの場合は、在留許可が必要となります。大学への在籍が認められた時点で、すぐに在留許可を申請しましょう。申請が認められた場合、大学に在籍する全期間に対して学生在留許可(学生ビザ)が発行されます。また、申請の際に「Dビザ」を同時に申請し、取得できると、最大で在留許可が有効になる100日前からフィンランドに入国できます。
語学講座での学習のみを目的とした滞在の場合、在留許可は取得できません。
 
申請手数料(学生ビザ)
初回申請(電子申請):450ユーロ
申請者が未成年の場合の初回申請(電子申請):270ユーロ
紙ベースの申請:550ユーロ
申請者が未成年の場合の紙ベースの申請:300ユーロ
 
なお、学生ビザを取得してフィンランドの大学を卒業した場合、卒業後も就労や起業のための期間として2年間の在留許可を申請できます。
 
申請手数料(就労や起業のための在留許可)
初回申請(電子申請):530ユーロ
延長申請(電子申請):170ユーロ
紙ベースの初回申請:580ユーロ
紙ベースの延長申請:430ユーロ


■在留許可の申請はオンラインまたは申請用紙の提出によって行います。詳しくは、下のフィンランドの関連当局に確認してください。

飛行機

渡航認証制度ETIAS(エティアス)とは、シェンゲン協定加盟国を訪問する際に必要となる渡航認証制度のことです。
2026年に導入が予定され、渡航の際に必要となります。申請手続きは渡航前にオンラインにて行います。申請には、期限が有効なパスポートとクレジットカード、氏名や生年月日、連絡先などの個人情報、渡航情報などが必要となります。
  • EU圏内への渡航に必要となる事前渡航認証システムETIASに関する情報を提供

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。