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スウェーデン
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住居
探し方
特に、首都のストックホルムや大学都市のウプサラ、ルンド、大都会のヨーテボリ、マルメなどは、より早くに住居探しを始める必要があります。なかなか良い物件が見つからない場合は、学校の近辺にこだわらず、範囲を広げてみるのも一考です。地下鉄やバスで10分ほど学校から離れただけで、状況が変わることもあります。
語学学校などの場合
】大学・大学院の場合
】学生組合は各大学にある全国的な組織で、留学生を含めて、学生が支障なく勉学に専念し、豊かな学生生活を送れるよう多彩な活動をしています。
学生組合に加入するには、学期ごとに約50-350スウェーデンクローナの組合費が必要ですが、住居探しをはじめ、さまざまなメリットがあるので加入することをおすすめします。
ただし、空席待ちに登録しても、ストックホルム、ヨーテボリ、マルメ、ウプサラ、ルンドなどの都市では、何年も待たなければならないこともあります。そのようなときは、民間の不動産屋の利用や、又貸し(sublet、second-hand契約)を検討してみるのも一つの手です。又貸しは、大家さんと契約を結ぶのではなく、現在フラットを借りている人と直接契約する方法です。この場合は、契約期間や家賃に含まれているものなどを必ず確認してください。
ストックホルム学生住居協会(SSSB: Stiftelsen Stockholms Studentbostader)〔スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
Studentboet.se〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 Home > Advice when renting
ヨーテボリでの家探しには以下のウェブサイトを利用すると便利です。
- boplats〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 Boplatsとはスウェーデン語で住居のことです。
- SGS Studentbostader 〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示 Bostaderとはスウェーデン語でアパートのことです。 ヨーテボリ大学とチャルマース工科大学の学生はここから探せます。
家賃
ウプサラ、ルンド、ストックホルム、ヨーテボリなどの歴史ある大学都市では、学生数に対し住宅の数が少ないため、賃料は高めになります。逆に、小規模都市では安く借りることができるでしょう。
通常、家賃には、共用洗濯機代が含まれますが、物件によっては若干の費用が発生する場合もあります。家賃に何が含まれているのか、事前に必ず確認してから契約しましょう。各部屋には、基本的な家具は備わっていますが、シーツ、タオル、台所用品、電球などは個人負担です。個人で揃える手間を省きたい場合、アパートによっては、一式をパッケージとしてリースしていることもあるので確認してください。
スウェーデンの大学では教員、事務局と学生との連絡はほとんどインターネットとメールで行います。宿題や論文の提出もメールです。住居契約の際は、学生用住居は、大学のインターネットネットワークに接続されていたり、無線LANが備わっていたりしますが、民間アパートや又貸しの場合は、インターネット環境を必ず確認するようにしましょう。
費用のレート計算は、外国為替情報ページで確認してください。 ロイター外国為替ページ>スウェーデンクローナ ※リンク先を新しいウインドウで表示
医療・保険
滞在が1年以上の留学生
】ただし、この医療保険はスウェーデンへの渡航中、またはスウェーデン国外での傷害や病気はカバーしていませんので、注意しましょう。
滞在が1年未満の留学生
】医療サービス
病気にかかったら、地域の初期医療クリニック(Vardcentralen)に行くか、大学・大学院生の場合は、所属大学の学生組合ヘルスセンターの医師に相談しましょう。事前に予約を入れる必要があり、初診料として約150~200スウェーデンクローナがかかります。
1177.se〔スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
ストックホルム学生健康サービス(Studenthalsan i Stockholm)〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
スウェーデンで歯科治療を受けると、非常に高額になります。留学が決まったら、出発前に日本で受診しておくことをお勧めします。治療費が一律定額の公立の歯科医院(Folktandvarden)と自費の歯科医院があります。まずは大学の学生組合に相談してみてください。
公立の歯科医院(Folktandvarden)〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
スウェーデン社会保険機構(the Swedish Social Insurance Agency)〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
救急車・警察・消防
救急車、警察、消防要請の電話番号はすべて「112」です。
保険
全学生用
】個人損害保険〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
交換留学生用
】保険のカバー内容は以下の通りです。
- 高度障害給付金、死亡給付金
- 緊急時の医療費、歯科治療費
- 死亡、重病、重度障害などの場合の母国への帰国費
- 個人財産保障
- 第三者賠償責任保険
- 弁護士費用
Student IN〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
学費を支払っている留学生用
】どちらの補償内容が良いかは、所属大学の担当者に相談してみましょう。
- FAS〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
- FASプラス〔英語・スウェーデン語〕 ※リンク先を新しいウインドウで表示
お金
スウェーデンは、世界で最もキャッシュレス化が進んでいる国です。クレジットカードを持っていないと生活できないといっても過言ではありません。現金を受け付けないお店も増えていて、スウェーデン人は100円の支払いにもクレジットカードを使います。
銀行口座の開設
- スウェーデンIDカード
- 住民登録番号(personnummer)
- 有効なパスポート
- 大学からの入学許可証(在学期間が記載されているもの)/学生証
- スウェーデンでの住所
また、大学と提携している銀行もあるため、口座の開設に関しては、まず、学生組合に相談してください。
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携帯電話・インターネット
学生寮でも学生用の民間アパートでも無線/有線LANが備わり、特別の手続きをしなくても利用できる場合が多いです。
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日常の買い物
EU加盟国が増えたことで、スウェーデンでも新鮮で多様な食材が安く手に入るようになり、食生活が豊かになりました。
全国に、COOP(コープ)、ICA(イーカ)、Hemkop(ヘムショップ)、LIDL(リドル)などの大手スーパーチェーンがあり、自炊する学生には便利です。
スーパーやコンビニでも支払いはクレジットカードが主流です。
バー、レストランなどでの飲酒、コンビニやスーパーでの購入は18歳から可能ですが、System Bolaget(システム・ボラシェット)での購入は20歳以上となっていて、購入時には身分証明書の提示を求められることもあります。日本人は若く見られがちなので酒類購入の際は、パスポートなどを持っていくことをおすすめします。
費用のレート計算は、外国為替情報ページで確認してください。 ロイター外国為替ページ>スウェーデンクローナ ※リンク先を新しいウインドウで表示
衣類・靴
真冬でも家のなかでは、Tシャツ1枚で過ごすスウェーデン人が少なくありません。外に出るときは、その上に防寒用のコートを着て、室内でまたすぐTシャツになれるよう工夫しています。夏でも夜は寒くなることが多いので、日本から防寒用コート、セーター、帽子は持って行くようにしましょう。
役所でも会社でもネクタイに背広というスタイルは少ないです。大学では、教授もラフな格好をしています。よほど特別なパーティなどを除き、日常ではさほど衣服に神経を使う必要はないでしょう。
一方、冬場の靴には十分注意を払ってください。街中の歩道もアイスバーンになるため、現地の人でもよく転びます。転んで怪我をしないように、自分にあった、転ばないような靴底のついたものを用意して行ってください。冬場に向けて登山靴を履く習慣をつけるのも良いでしょう。また、現地にてスパイク付きのスノーブーツを購入することもできます。