留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。特殊文字や記号は省略しています。

総合大学(Universitet:university):学士課程、修士課程、博士課程
カレッジ(Hogskola:University college):学士課程、修士課程

スウェーデン政府が公開している大学のリストには、2024年2月20日現在、総合大学(Universitet)、カレッジ(Hogskola)計39機関が掲載されています。
この二つの制度的な違いとして、大学では、博士課程前半で取得できる学位Licentiatexamen、あるいは博士号Doktorsexamenを取得できますが、カレッジでは博士号が取得できません(一部例外を除く)。
また、機関によって提供しているプログラムが異なり、企業、地域などとの密接なつながりを持った独自の教育を展開しているところもあります。

スウェーデンの大学では、ボローニャプロセスの枠組みに基づき、高等教育で取得できる資格について下記の通り、3サイクル制をとっている。

○第1サイクル(First Cycle)
準学士号/短期大学士号
Hogskoleexamen(Higher Education Diploma):2年間(120ECTS)
学士号
Kandidatexamen (Degree of Bachelor):3年間(180ECTS)
※教育学士号は210ECTS

○第2サイクル(Second Cycle)
修士号
Magisterexamen (Degree of Master):1年間(60ECTS)
Masterexamen (Degree of Master):2年間(120ECTS)
上級修士号(修士号と博士号の中間学位)
Licentiatexamen (Degree of Licentiate):2年間(120ECTS)
※上級修士号は、スウェーデン独特の学位で、修士号取得後にさらに大学院で2年間フルタイムの研究をします。より高度の能力を有する人材を求めつつ、博士では能力が過剰すぎるとするスウェーデン企業の要望に応えた学位と言われています。その後、さらに研究を続けて博士号を取ることも可能です。

○第3サイクル(Third Cycle)
博士号
Doktorsexamen (Degree of Doctor):4年間(240ECTS)
Ph.D.(Doctor of Philosophy)
専門職学位
Professional Degree:4~6年
取得単位や修学年数は専攻によって異なります。弁護士、ソーシャルワーカー、医師、エンジニア、教師、獣医などの高等専門教育課程です。

スウェーデンでは、39大学に1,000を超えるプログラムが開講されています。スウェーデン政府の留学情報サイト「STUDY IN SWEDEN」には、次のような専攻分野が掲載されています。

園芸、林業、水産、芸術、デザイン、メディア、経営、行政、経済学、コンピューターサイエンス、工学、ジャーナリズム、コミュニケーション、情報、衛生、医療、人文科学、言語学、数学、材料工学、材料、建築、製造、神学、自然科学、テクノロジー、法学、社会学、社会福祉

学士課程
高校を卒業、または卒業見込み(16歳以上)であることが条件となります。入学条件は大学、学部によって異なるため、志望校に確認が必要です。高校在籍時に特定の科目で優秀な成績を収めていることや、スウェーデンと同等の大学入学資格が求められる場合もあります。また、書類審査に加えて面接や独自の試験などを課す大学もあります。
 
修士課程
学士号を取得し、志望校が要求する語学力を満たしていることが条件です。大学やプログラムによっては独自の入学条件(一定期間以上の職業経験など)を課す場合もあります。
なお、大学を卒業見込みの学生、または同程度の学生でも、入学資格があると認められる場合があります。その場合には卒業見込証明書を入手し、志望大学の学期が始まる前に提出する必要があります。詳細は、希望大学の担当部署へ直接ご確認ください。
 
ストックホルム市立図書館の写真

学士/修士課程(EU・EEAおよびスイス以外からの留学生の場合):
約80,000~295,000スウェーデンクローナ/年(別途出願料900スウェーデンクローナ)
社会科学、人文科学:80,000~110,000クローナ/年
工学、自然科学:120,000~145,000クローナ/年
建築、デザイン:190,000~295,000クローナ/年
博士課程:無料
学生組合会費:50~350スウェーデンクローナ/学期(任意加入)
 
 
奨学金
スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団助成金〔日本語・その他〕
Study in Sweden > Scholarships〔英語〕
 

学士課程/修士課程:オンラインで出願
博士課程:各研究室へ直接応募

(一例)ウメオ大学
・2024年秋学期
募集開始:2023年10月16日
申請期限:2024年1月15日

・春学期
募集開始:2024年6月1日
申請期限:2024年8月15日

春学期の募集はごく一部の課程のみで行われています。秋学期は、二次募集も存在しますが、留学生は一次募集に応募することが推奨されています。

英語で学ぶ課程
多数の英語講義が提供されており、大学および課程により求める語学力の水準に違いがあります。たとえばルンド大学の場合は、以下の要件を設けています。
英語で学ぶ場合は、スウェーデン語の試験の受験は必要ありません。

TOEFL IBT 90以上(ライティング20以上)
IELTS 6.5以上(全セクション5.5以上)

スウェーデン語で学ぶ課程
基本的な英語力に加え、高校卒業レベルのスウェーデン語能力が必要です。大学入学のためのスウェーデン語試験TISUS(Test in Swedish for University Studies)に合格するとスウェーデン語能力の証明になります。この試験は読解・口答・記述から構成され、合否で判定されます。
また、国民高等学校(Folkhogskola)で、特定のスウェーデン語講座を履修することでも認められますが、講義はスウェーデン語で行われます。

大学の課程にインターンシップが含まれていることがあり、大学教育の中で、インターンを経験する人が多い特徴があります。AIESEC、IAESTEなど大学と企業の間で、インターンシップをアレンジする機関も複数存在します。スウェーデンでは、インターンシップを通じて、新卒者の採用をする企業が多いと言われています。
ストックホルム日本人会は、在留邦人の交流イベントや日本式のお祭りなどを開催しています。
EU加盟国からの交換留学性が多く、上位を占めています。2021/2022学校年度では、ドイツからの留学生が最多で、日本からの留学生は270人でした。(出典)erudera, Sweden International Student Statistics

ドイツ:4,166人
中国:2,302人
フランス:2,276人
インド:2,125人
フィンランド:1,951人
日本:270人

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。